城北忠明の毎週のトレード戦略 (バックナンバー保存)

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【4月29日(月)〜】 メインシナリオ


これから起きようとしていることを考えると、怖さも感じます・・・私は、相場を考える上で、自分の主観・バイアスというのは取り除いて考えます。期待や願望は抜きにして、各市場の軌道分析から今後を予測するのですが、本当にこんなことが起こるのでしょうか?このままいくと「5月中旬」がターゲットになり、その先の夏に予定されるのが「新円切替」というタイミング・・・
私は、4月月初のメルマガでこう書きました→『4月で大相場が終われば、世の中は急転換すると考えています。今年に入って大きく動いているのは株価だけではないのです』
私は相場を考える上で陰謀論の類は無視しますが、それでも、今年になってから動いていることはわかっていました。ここでの “大相場”という表現に関しては、(中東リスク等で)4月に入ってからタイミングがずれていることや、大相場ではなく“普通の相場”かもしれない、ということをこのnoteで書いていましたが、もしかすると、世界の構造を一変させるようなことが起こり得るのかもしれないと、改めて思い始めています。詳しいことは次の月初メルマガで書こうと思いますが、ここでは一言だけ書いておきます。「絶対に流れに逆らわないこと。そして、同時に “真逆の急転換”を想定すること」。
5月は超重要な一ヶ月になるでしょう。ストップを入れておかないと大変なことになります(こちらも参考に→)。非常に重要な話になるので、詳しくはメルマガの方でお伝えすることにします。

もし私の想定通りになるとすれば、やはりここからは「大相場=最後の打ち上げ花火」ということになり、今のこの動きは「初動」ということになります。そして、その後には「急転換」することになるのですが、何をすれば良いかはその時のタイミングによって異なります。長期的に “これをすれば正解”というのは存在せず、金や仮想通貨も上がったり下がったりして “その時々で強いものに乗る”しかなく、非常に難しい相場になりそうです。ここで予測を書いたところで、すぐ変わるので意味がないでしょう。(※最近は毎日のように想定が変わってしまいます)

何をどう書けば良いかわからないのですが、とりあえず先週の振り返りからしていきます。
まずは週が明けて、即座に判断したことがあります。それが「円安」。そのため、寄り直後にゴールド等は手仕舞いして、“ドル円もドテン買い” しました。1ヶ月前(3月)の時点で「今後ドル円は160円に向かう軌道になる」と書いており、だからこそ “今は日本円で持ちたくない”と何度も言っていましたが、ここでその軌道に入ったという判定に。そのため、私の先週の戦略は基本的に「円安にベット」でした。(=円安で上がる銘柄を買って、下がる銘柄を売る)
しかし、実を言うと、それでもうまくいったわけではありません。例えば、半導体に関しては、週明け以降も売りを継続していました。(※レーザーテックは年初来安値まで下落) 水曜には反発したので、その時点で一度手仕舞いしましたが、それは一時的な「ショートカバー」と考えて 再度売りを入れ、基本的には “ずっと半導体売り” ということです(金曜まで)。そして、買い銘柄は、銀行等の円安銘柄が中心だったのですが・・・まさか「円安なのに円安銘柄が売られる」とは思いませんでした。それだけ日本経済にとって “良くない円安” なのでしょうが、しかし、そうなってしまうと取れる手段がなくなります。円安だから円を別の資産に変えないといけないのに、それでも下がるなら、どうすれば良いのでしょうか・・・
ということで、“円安を想定したポジションなのに負け” ということで、相場を読んで正しい戦略を取っているにも関わらず、私の先週の株トレードは損失になってしまいました。(もちろん、ドル円ロング等でカバーはしていますが、それくらいしかできないことになります。ドル円に関しては156円が当初の目標値だったため、そこで一度利確しています。しかし、その後も需給が上向きだったので、再度ロングを入れました)

今回の相場がきっかけとして何が言いたいのかというと、「株・通貨・債券のトリプル安もあり得る」ということです。もう金融の常識で考えても意味がないのでしょう。ここから考えるのは、ただ「資金が向かう方向にベットする」のみ。しかも、逆方向に大きく動く可能性も高いため、タイミング悪く乗り遅れると、振るい落とされる側になるでしょう。“いつまでこのトレンドが続くのか?次はどこに向かうのか?” これを的確なタイミングで切り替える必要があり、非常に高いトレードスキルが要求されます。果たして、私も無事に乗り切れるのかわかりませんが、普段以上にマーケットの動きに注意を払わなければいけないと思ってます。日本人が休んでいる、GW中の動きは特に油断できません。

それでは、ここで今考えていることについて書こうと思ったのですが・・・ おそらく、今は理屈で説明しても意味がない(すぐ変わる可能性がある)と思うので、すべて割愛することにして、私の現在のポジションと「今週の戦略」だけを書くことにします。
現在、日本株に関しては「買8売2」という感じで、円安を想定したポートフォリオです。セクターでは銀行等が多いですが、実は、先ほどのような展開(=円安株安)の後、どこに資金を移すべきか?と考えた結果、私がたどり着いた答えが・・・「円建てのS&P500(とインド株)」に一番大きく資金を入れるということです。というのも、“円安なのに円安銘柄(日本株)が売られる” のであれば、「円建てで外国株を買う」方が確実だろうと考えたのです。中でもS&P500とインド株が堅調に思えたので、そちらを買いました。(ちなみに、先週は中国株も強かったのでCFDで「上海A50」も買っていたのですが、目標値に達したので利確。その後は「銅」を買おうと思っていたのですが、タイミングが合わず、まだ買えていません。あとは「イギリス株」も買いたいです)
保有の個別銘柄では、ニデックや第一三共なども好調ですが、1つ気になるのが「ケンタッキー(日本KFC)」です。株売却で買収されるというニュースがありましたが、上がるのでしょうか? 一方で、売りで保有しているのが、先週まで主力買いの銘柄だった「電力」。これを現在はドテン売りしているのですが、PTSを見ると北海道電力も大きく下げています。あとは、円安で下がり続けているテック系などですが、以前より何度も空売りしている「SHIFT」はどこまで下がるのでしょうか…
それ以外では、金曜に日経先物を大きく買いました。(日経平均は)「先週が買い場で、5月から急騰」というシナリオが継続なので、ここで “底打ち”となれば、5月SQに向けて「41750円を目指す」と見ています。オプションの手口からは、41750円以外に「36000円を目指す下落」もあり得るので判断に迷いましたが、ここからは、どちらかと言えば「“悪い意味で” 円安で上がる」と見ており、それが「大相場=最後の打ち上げ花火」に至ると考えています。(=金曜終値の38000円付近は、上下どちらに向かうかが分かれる “分水嶺”です)
その他、「ドル円買い」「ビットコイン買い」は継続。米国個別株では、アルファベットは利確してゴールドマン(GS)などを買い。(→ビットコインは日曜夜に利確。その後ドテン売り)

さて、今回は、なぜそう考えているのかの説明は割愛して書かせて頂きました。そして、ここから 今週の想定はというと・・・「ドル一強」です。(=米国株は下落) この週末時点での円安では まだコモディティは下がっていないのですが、ここからコモディティも下がることになればドルに向かうと考えています。(=ビットコインも下がりそうなので一度利確するつもりです。(→日曜夜に利確済) さらに、米国株指数・コモディティのショートを狙うかもしれません)
これに関しては、前回書いた内容が参考になるので、そのまま引用します→
『株だけでなく「ゴールドの上昇も今月まで」と考えており、もしそうなれば、すべての市場が下がって最終的に向かうのは「ドルしかない」という結論になってきます。株もゴールドもコモディティも下落するシナリオを考えれば、それは「金利上昇=ドルに向かう」と思っているのですが、この考え方は間違っているでしょうか? そして、そうなれば5月相場は「円安株安」で市場は停滞・・・円安で上がる日本株に関しては 最後に上がる可能性が残りますが、それでも 市場全体の影響を受けないわけにはいかないので、いずれは下がるでしょう』

先週は円安で日本株が売られたのですが、円安(ドル高)が大きく進むとPBRにも変化が出て、さすがに “割安すぎて” 買われることになる・・・ それが5月の日本株の急騰シナリオの理由なので、まったく良い意味では言っていません。しかし、それでも “乗るしかない”ということで、今は日経先物を普段より大きく買っています。もしかすると、このタイミングに合わせて選挙相場もあり得るかもしれませんし、それだけ、ここが “最後の相場”と考えているのです。
ここからの銘柄選定の基準は、「4月に上がっている株を買う」という考えでいます。4月は、日経平均もグロース指数も下げ相場だったので上昇していた銘柄は少ないかもしれませんが、例えば「銀行等」が当てはまります。あとは現時点では「商社」も買っていますが、それ以外に、私が今月ずっと買い保有してきたのが “一部のREIT” です。先週は三井不動産を空売りしていたくらいなので、必ずしも不動産セクターが良いと言うつもりはないのですが、上がり続けている銘柄は買っているということです。このように、「4月に上がっているものを買って、下がっているものを売る」ようにすれば、円安トレンド時に長めの保有ができる気がします。(※先ほど「円建てS&P500」を買っていると言いましたが、S&P500自体が下がりそうであれば、手仕舞いして「短期米国債」にするかもしれません) 為替に関しては、素直に「ドル円ロング」を継続。為替介入のことは気にしていません。

以上がとりあえず「GW明けまでの戦略」となり、その後は難しくなりそうなので その時の判断になります。通常であれば、“わからなければ何もしない” で良いのですが、今は何もしなければ円の価値が下がるので “何かをしなければいけない”ことになり、それが相場の難易度を上げています。実際のところ、私も先週の相場にはお手上げで、何をすれば良いかわからなくなった瞬間もありました。
(・・・ただ、先週水曜の半導体の上昇が「一時的なショートカバー」でしかないことはわかりました。多くのファンドが一斉に売っていたからです。ここからまた半導体は一旦反発するでしょうが、無理に手を出す必要はありません。このようなボラティリティの高い市場で上下振り回されるよりも、今の明確なトレンドを見極めた方が良いです。先週は、決算続きの高ボラティリティで「売買代金は今年最低」にもなりましたが、“閑散に売りなし” ということもあり、ちょうどここが底だと考えます)

・・・それでは、このnoteはここまでにして、ここからは「月初のメルマガ」の文章を考えることにします。
コロナ以降、何度か書いてきましたが、日本という国は いつでも「世界の金融を支える立場」にあります。これは近代に始まったことではなく、これが常に日本の立場・役割です。もちろん、おとなしい日本人もいつまでも黙ったままではなく、先日には池袋で最大規模のデモ(P条約反対)がありました。しかし、そのことをメディアで一切報道しない(記事が消されたりする)ことからわかるように、これで何かが変わることはありません。
金融リセットとは「通貨価値を下げるだけではない」ということや、「これから社会主義に向かう」ということの意味も、当初は極端な言い方だったと思うのですが、そろそろ理解して頂けるのではないでしょうか。これであらゆる仕事やビジネスは縮小することになり、“トレードスキル”がなければ乗り越えることはできません。これは別に、私が投資を伝えている立場だから言っているのではないのです。誰から見てもわかる形で、今後の世界は本格的に変わろうとしています。
その後、メルマガ配信した内容は、大事なことなのでこちらにアップしました→

【4月22日(月)〜】 メインシナリオ


大変な1週間でした・・・ヘッドラインで動くので予測しても意味がなく、「できることが限られていた」という感じです。結果的にはうまくやれた(若干マイナス程度)とは思うのですが、想定シナリオ通りにはなっていませんので、説明する必要があります。
まず、想定シナリオ通りにならない場合は、2つのケースが考えられます。1つ目は、シンプルに “上がるはずだったのが下がった”というように、完全に間違っていたという場合。その場合はどうにもならず、逆のポジションを取っているのでそのまま損することになります。ちょうど昨年の秋頃が私にとってはそのケースで、下落シナリオのはずが “半導体バブル”によって逆に上昇することになりました。(※実際には半導体を買っていたので損したわけではありませんが、予測自体は間違い) この場合は、想定シナリオが外れたという結果となり「そのシナリオは破綻」となります。
それに対して、2つ目のケースはどうなのかというと、その時期にはシナリオ通りにならなかったとしても、シナリオ自体はなくなっておらず、まだ継続している。軌道がずれたことで、シナリオ通りに動くタイミングが “遅れている”というケースです。今回(前回もかもしれませんが)の場合はそれに当てはまっており、上昇シナリオが先延ばしになっていて、買いタイミングが後ろにずれ込んでいます。一番最初の予定では “早ければ”今月初旬から上昇開始の予定だったのが、中東などの要因で買い場が訪れず、逆に調整が長引いて下落が拡大してしまいました。前回、日経39000円を割った時点でようやく買っていけると思い、そのように書いていたのですが、実際には買えませんでした。一度「75日線が買いポイントになる」と判断して日米ともに買いを入れたのですが、その日のうちにロスカットとなり、その後は買いたくても買えない形に。反対に、増えるのがショートポジションばかりで “主にショートで利益を出していた1週間”です。(ショートを保有しながらロングも増やすのですが、ロングはほとんどロスカットになりました)
つまり、目線は上でも、実際のポジションは “株売り”が中心。特に「グロース売り」はわかりやすいと思います。長期安値を更新したものは売れば良いので(※貸借銘柄の場合)、安値割れしそうな銘柄があれば、アラート設定しておけば見逃さないでしょう。そんな感じでグロースを売りながら、メインのポジションはどうなっていたのかというと・・・結局「ゴールド買い」です。

前回、「ゴールド→株・原油」というのが戦略だと書いており、実際にそのつもりだったのですが、株も原油も下落トレンドで買えないため、消去法で考えるとゴールドしかない。(=ゴールドが良いというより、他が良くないために仕方なく) もしくは “日本円”という選択肢もあり得るのですが、そうなるとキャッシュポジションのままで地合いが変わるのを待つしかありません。
(※株を買うとしても、「電力・ガス」のように指数と逆行するような銘柄ばかりでした。また、米国株口座ではアルファベットがストップにかかってから買えるものがまったく見当たらないので、仕方なくシルバーを買って放置。CFDでは「銅」を買ったりして利益にはなりました)
そして、ようやく「買い判断」になったのが金曜の後場。「イスラエルへのミサイル攻撃は誤報だった」ということで長い下ヒゲをつけたのを確認して、初めて買いの方を多くすることになりました。(注:ニュース報道は茶番だと考えて、マーケットだけを見るべきです)
ただし、まだこの週末時点では (どちらかと言えば)円高という想定をしていたため、指数連動の銘柄は買っていませんし、売りポジションもそのままホールドしています。つまり、“売りはそのままで買いを増やしたので 買い転換になった” というだけです。
ゴールドに関しては買い継続で、新規で原油をショートしました。そして、一時的に“円高”という想定をしていたこともあり、“日経よりは米国の方が買いやすい” と考えて、ダウをロング、ドル円ショートというポジションにしたのが金曜です。(※ナスダックもロングしていたのですが、ナイトでロスカットになりました。半導体が弱いです)

ドル円は154円あたりまで押した後に160円に向かうと(今のところ)考えています。そのタイミングが想定軌道からすればGW明けあたりなので、5月に入る頃から本格的に「円安・日本株高」を考えることにします。それまでは、買い目線であっても、そこまで強い上昇にならないかもしれません。上昇シナリオ自体は継続と考えているのですが、これだけ調整が入ったことで、当初の予定よりも弱くはなっていると思います。・・・ということで、ここで多少のシナリオ修正が必要になります。
まず、こうなってしまうと日経42000円を目指すのは厳しくなりました。(一週間前は確かに可能性があったのですが…) 現在は40000円まで戻れば良いのですが、現実的にはその手前(39500円)までを目標に考えることにします。また、ずっと原油の上昇シナリオを言い続けていましたが、ここまでのタイミングで上がらないのなら シナリオ破綻で良いと思います。現在は原油をショートしていることからもわかるように、金曜の上昇を全戻しした時点で下目線になりました。そして、さらに大きな意味があるのが「グロースの安値更新」です。

私は以前より、買うなら「2月以降に上昇している銘柄」と言ってきました。最初にそのように言い始めた3月の時点では、まだグロース指数も“2月以降は上昇” していたので、グロースも買い候補に入っていたのです。しかし、今のタイミングで「2月以降に上昇している銘柄」というスクリーニングをすると “グロース指数は対象外”になるため、大半の小型株が買えないことになります。ということで、残念ながら「今後の小型株の上昇期待は難しい」という判定に。ここから上昇シナリオに入るとしても、それは金利上昇を上回ることができる大型株に限定されてしまいます。(※さらに、日経平均は半導体の影響が大きいことを考えると、日経平均よりも「高配当ETF」などの方がアウトパフォームしそうです)
以上のことから、これまで言ってきたシナリオは訂正することにします。「(グロースもコモディティも上がるという意味での)何でも上がる大相場になる」という言い方に関しては適切ではなく、当てはまらなくなります。ここから上がるとしても、(原油も除外となり)インフレに勝てる「ゴールド等&大型株だけを買い候補」として考えることにします。

そして、今週~(最大でも)今月中はそれで良いのですが・・・来月になれば、かなり相場状況が悪くなる気がしています。これまで「最後の大相場」と言っていた上昇シナリオが、当初の予定より遅れながらも まだ残っているから今は良いのですが、いざその上昇が始まって終わってしまえば、それ以降は株に期待ができなくなるのです。
そして、株だけでなく「ゴールドの上昇も今月まで」と考えており、もしそうなれば、すべての市場が下がって最終的に向かうのは「ドルしかない」という結論になってきます。株もゴールドもコモディティも下落するシナリオを考えれば、それは「金利上昇=ドルに向かう」と思っているのですが、この考え方は間違っているでしょうか? そして、そうなれば5月相場は「円安株安」で市場は停滞・・・円安で上がる日本株に関しては 最後に上がる可能性が残りますが、それでも 市場全体の影響を受けないわけにはいかないので、いずれは下がるでしょう。この4月の下落相場の場合は “ゴールド”という逃避先があるから私も損失を免れているのですが、ゴールドも下がることになれば、もはや米国債くらいしか選択肢がなく、市場も動かなくなって何もできなくなるかもしれません。(※以前から言っているように、日本よりもアメリカがリスクです。「株売り・債券買い」のポートフォリオになるかもしれません)
そう考えると、やはり今週からは 最後の大相場とまでいかなくても、「最後の相場」くらいなら言っても良いかもしれません。ここで利益を出さなければ、しばらく地合いが戻らない可能性があるからです。

ここまでで書いていないのが仮想通貨のことです。前々から言っているように、半減期のことは関係なく、マーケット全体から考察することの方が何倍も重要です。(=半減期だけで大きな資金は動きません) (他のコインはわかりませんが)ビットコインに関しては 今後はそれほど下がらないと思っており、と言っても、上がり続けると言うつもりもないのですが「買える場面はある」と思っています。現在はすでにビットコインを買い保有しています。本当は “900万円割れ”の買いタイミングを待っていたのですが、そこまで下がらなかったので あきらめて900万円台で買いました。今月中に関しては、ゴールドもビットコインも買いで継続できると思っています。そして、来月からはそれらも含めて全部下がるという想定です。(ですので、それまでに手仕舞いします)

あとは、どうでもいいことかもしれませんが、私のトレード履歴として一応書いておきたいのが・・・実は 「誤発注」で無駄な損失を出してしまいました。数百万円くらいの買い注文を、問題ないと思って成行で出したところ 一桁間違えていて、板がないために特買いになり、案の定、高いところで買ってしまった分が元値まで戻って損失になりました。(しかも、長い上ヒゲが付いたことで、なかなか上がりにくい雰囲気になってしまいました) 後でネットで見てみると「◯◯の材料で買われた」とか書かれていたのですが、単に私の発注ミスです。このようなミスもあるので、やはりなるべく指値注文にしなければいけないと改めて思いました。

(※冒頭に書いたように、先週の収支としては少しマイナスになった程度です。(ほとんど誤発注分の損失かもしれません) 結果的にですが、4月は終始「ゴールド次第」で終わることになりそうです。株で多少利益や損失があっても、ゴールドさえ上がっていればプラス収支にはなる。前回更新時にも『週明けは多少マイナスからのスタートになりそう』と書いていたのですが、実際には、週明けにゴールドが上がったことでプラススタートになっていました。
他にも、今月の1週目(4/1-)は大負けと言っていましたが、その原因は 半導体を買った直後に下がったこともありますが、ゴールドが下がったことも大きな原因です。逆に、2・3週目はゴールドが上がったので特に問題ありませんでしたし、そもそも株の方はまだ買えるような状況になっていませんでした。買い目線で考えていたとしても、実際に買える状況(=上昇トレンドや押し目)にならなければ買うことはできませんし、買ったとしても、逆に動けばロスカットしたり売りポジションを増やすこともあります。このように “優位性にベット” し続けるのが勝つためのトレードですので、必ずしもシナリオ通りのトレードになるわけでもないのですが、それでも、私の現時点の考えと結果をごまかさずに書くことだけは守ります)

現在のポジションが多くなっているので整理すると、日本株は「買6売4」くらいの割合で、買いは「電気ガス・銀行・不動産・重工・飲食など」(サイゼリヤとか買っています)。売りは、安値更新して下がり続けるグロースが中心で、SBGや半導体も空売りしています。
(※前回『もう持っていません』と言っていた半導体ですが、現在は “売り”で保有になっています。そして、金曜ナイトでは半導体が特に下がりました。もしかすると半導体が下がったから買おうと考えた人がいるかもしれませんが、一度下がったセクター・銘柄を買うよりも、次に上がりそうなものを見つける方が期待値が高いです。・・・ただし、最終的にエヌビディアが良い位置(75日線)まで下がったので、ここからは “反発を考えるタイミング” にはなります)
先物に関しては、先週はそれなりに取引して利益になっており、今現在は先物のポジションはないのですが、コールオプションだけ買っています。米国株はダウをロング、個別でシルバー(銀)買い。CFDでゴールドロング・原油ショート、FXでドル円ショートとなります。
ただ、今は一時的な「円高」を考えて週を持ち越しているだけなので、週明けからは「2~3月に上昇の銘柄」で強気買いのポジションを組んでいく予定です。(=買い場という判断) 金曜ナイトの動きを見ても だいたいイメージ通りだったので、週明けからは売りを減らして買いを増やすつもりです。ドル円ショートも終了して、円安になりそうであればメキシコペソをまた買いたいです。(長い下ヒゲをつけていて、非常に買いやすいです)

さて、個人は売っていても、海外は買ってきています。最後の大相場にはならなくても “最後の相場”だと思って、今週の相場には期待します。(※円安の本番は来月だと考えているので、日本株(大型株)が期待できるのは来週以降です。逆に、円安(ドル高)で米国株は下目線になります)
そして、このようにシナリオを考察して予測して楽しめるのも、相場が動いてくれるからこそです。多少損したとしても、相場が動くなら取り戻せるので良いのです。しかし、1ヶ月も経てばマーケット全体が崩れて、出来高がなくなって何もできなくなってしまうかもしれません。そうなる前に “最後の相場” を楽しみたいものです。
(注※ 当面は落ち着くという意味なので、本当に最後だと言うつもりはありません。日経36000円あたりまで下がればまた買っていけると思うのですが、これまでよりも難易度は高くなると思います)

【4月15日(月)〜】 メインシナリオ


(★金曜ナイトに大きな動きがありました。この文章は “金曜引け後”の時点で大部分を書いていたのですが、週明けの雰囲気次第では今後のシナリオも含めて変更する可能性もあります。それを前提としながら、“あくまで現時点での”シナリオを書いていきます。イスラエル攻撃の件は織り込んでいません。ニュース報道は気にせず、マーケット状況のみを見た上での考察になります)

前回は「今年一番の損失を出した週(4/1-)」と言っていたのですが・・・先週はなんと1週間でそれを上回って取り返すことができました。正直、すぐに取り返すのは困難だと思っており、今月後半の展開に期待して“今月中にプラ転できれば良い”(もしかするとそれでも難しいかもしれない)と考えていたのですが、これは嬉しい誤算でした。
ただ、実際のところ、その中身は良いこととは思えません。それは単に“インフレ”だからです。しかし、2020年に未来シナリオをお伝えした時から私の考えは一貫しており、「インフレになるのであれば、それ以上に資産を増やせば良いだけ」と考えています。(そして、インフレの後はデフレもやってきます)
“これから将来に向けてどんな投資をすれば良いか?” 以前そんな質問をされたこともあるのですが、難しいことは考えず、シンプルに“資産の数字”を増やすことを意識すれば良いのです。日本人なら日本円でいいので、その総額を増やす。もちろん、それが本当に意味があることなのかどうか、また、その行為自体が良いことかどうかはわかりません。いずれは お金があってもなくてもあまり関係ない世界になるとは思います。それでも “今はまだ資本主義が続いている” わけなので、今できることとして、資産の数字を増やしておいて損はないはずです。そのためにも、「上昇相場でも下落相場でも勝ち続けられるトレードスキル」を一刻も早く身につけるべきなのです。(=これは仕事よりも重要なことであり、「普通に働くだけでは相対的に貧しくなる」という話は何度もしてきました)

さて、それでは、なぜ大きな損失を一気に取り戻せたのかという話ですが・・・当然のことながら、通常以上のリスクを取りました。さすがに、そうしなければ不可能でした。
前回解説した相場(4/1-)では、「原油にフルベット→金にフルベット」に変えて失敗したのですが、今回もまた同様のこと(原油→金に変更)をすることになり、今回の場合はそれが正解になりました。
週が明けて、寄り時点で原油が弱かったので、持ち越した原油は全部カットして、そのまま “金にフルベット”に変更ということですが・・・正確には、フルベットという表現では足りないかもしれません。これまでと同等のロットではなく、資金管理のルールを破って大きなレバレッジをかけて金に張りました。(銀プラチナも少し) そのような状況下で株のトレードもしていたわけですが、株でうまく含み益が出ていたとしても、金が少し下げただけでその利益を帳消しにするくらい「ゴールド次第」のポートフォリオになっていました。(=先物CFDも含めて数億円規模の買いポジションになっていたと思います)

“ルールを破って”とは言いましたが、もちろんそれだけ確信があったからですし、また、対象がゴールドなので変動幅は知れています。株であればそこまでのリスクは取れないのですが、先週の相場は「SQまでは不安定。SQ後から買い」という想定だったこともあり、株には手を出せないからこそ余計に “すべてゴールドに張った”ということです。
また、前々から「今は日本円で置いておきたくない」と書いてきましたが、やはりドル円152円を抜けてきました。(=そうなると思っていました) 今回のゴールド買いは “円建て”がメインだったので円安でもプラスになり、結局、この急激なインフレのおかげで(額面上は)大きなプラスにできたということです。

(※少し説明しておきます。前回の持ち越しは原油エネルギーメインだったわけですが、それはその時点で“金より原油の方が良い”と思っていただけで、“金が良くない”と思っていたわけではありません。(コモディティ全体が上昇という想定です) そのため、週が明けて「原油が弱い」とわかった時点で、すぐに考えを変えて金に入れ替える判断ができました。
ただ、『来週以降から“ゴールドよりも原油”になっていくと想定』と前回書いていたように、前回更新時の来週=つまり今週(4/15-)からは、本格的に “ゴールドよりも原油”になってくると考えています。そして、株に関しても「SQが終われば買い」という判断でしたので、ここからは買うことができます。以上のことからまとめると、今週の戦略は「ゴールドを利確して、株・原油に資金を移す」ということになります)

先に大まかな流れを書きましたが、「ゴールド次第」だった1週間を、なんとか大きなプラスで乗り越えることができて一安心しています。(※このようなトレードは決して真似しないで下さい)
もともと「SQが終わるまでは不安定」という想定でしたので、株の方は、買うとしても「電気・ガス、資源、一部半導体」くらいでした。(※電力会社は一通り買っていました) それらを選んだ理由は、指数が下がる局面でも強かったからです。“指数の方は上がってもまた下がる” と考えていて、実際にその通りの動きでした。(=↑↓↑↓) オプションの手口を見ていると、「ゴールドマンが日経39000円割れ」を狙っていたのでSQ値でそこまで下がる可能性がありました。しかし、大口全体では上目線だったこともあり、結果的にはそこまで下がらずに終わりました。
SQさえ終われば、あとは「最後の大相場に突入」というのが4月の想定シナリオです。日経42000円を目指す上昇軌道に入り、これで「年始から続く上昇相場がクライマックスを迎える」という想定です。(=最後の打ち上げ花火)

当初、この上昇軌道は“GW前”に終わると見ていたのですが、4月序盤の展開が弱かったこともあって軌道にずれが生じています。そのため、上昇が終わるタイミングが“GW後”になるかもしれません。
実際どうなるのかは、ここからの展開を見て判断することにして、とにかく今週以降考えるのは「上方向」。銘柄選定としては「2~3月上がった株なら上がる」という考えです。(=以前説明した通り) また、これは同時に、「2~3月上がっていない銘柄は厳しい」ということを意味します。そのため、“2月以降に下がっている銘柄は売り対象” になります。
実際、私もここからは“買い”と言いつつも、ショートポジションをいくつも持っています。例えば「SHIFT」は以前から頻繁にショートしていました。金曜の大きな下げに関しては、残念ながらストップにかかった後の急落だったので取れていないのですが、目線自体は合っているということです。

現在の保有銘柄については、やはり前回書いたように「長期の底打ち」したような中小型株が多くなっています。これまで下がり続けていた銘柄が (週足・月足という)中長期レベルでの反発が見られるということで、今まで買わなかった(買えなかった)ような銘柄ばかりが保有で並んでいます。大型株は銀行・証券くらいで、半導体はもう持っていません。
ただ、これはこの週末時点で一時的に「円高」を考えているからです。このポジションで週をまたいでいるのは “円安が落ち着く”と見てのことで、実際に円高方向に動いた後は、より幅広い銘柄を買っていけると思います。(=インフレ銘柄以外も買えることになるので、それなら中小型株の方が上昇幅を取れると思います。長くかかりましたが、ここに来てようやくトリクルダウンということでしょうか)
個別のことを少し書いておくと、「小林製薬」は再度買っていました。このように何らかの悪材料で下げて底打ちした銘柄は、あとは上がるだけなので買いやすいです。ストップ高になる銘柄もありました。その他、金曜に2つ決算をまたいでいて、PTSを見る限りでは1つはプラス、1つ少しマイナスになっています。

現時点では、まだゴールドのポジションが大きすぎて株の全力買いにはなっていないのですが、今週から「ゴールドを利確して株と原油にシフト」していきます。前回も書いたことですが、原油の上昇はまだ初動段階で、ここから上抜けすれば大きな期待値が取れます。(それが経済にとって良いこととは言いませんが…)
その他、仮想通貨に関しては、前回持ち越しのビットコインは一度利確しており、再度レンジ下限まで下がるのを待っています。今週下がればまた買うつもりですが、これは “仮想通貨が買い”というよりも、今週以降は“何でも上がる相場”だと考えているからです。(※ちなみに半減期のことは一切考慮しません。トレードにおいて、誰もが知っていることは判断材料になりません)
為替の方は「メキシコペソ買い」を継続していましたが、先週急騰したので大きな利益になりました。そして、このあたりで一旦円安が落ち着くと考えて金曜に利確済み。円安局面になればまた買います。

・・・と、ここまでが「金曜引け後」に書いていた内容になります。(途中で書き直すのが難しかったので、そのままの形で公開しました)

上記を書いた後、金曜ナイトに入ると、地政学リスクでマーケット全体が下落に転じました。その時点で(一時的な円高を考えていたので)日経先物のショートポジションがあったのですが、これはプラス。米国株をいくつか買っていたのですが、次々とストップにかかり、今は「アルファベット」だけ残っています。
そして、私にとって一番大きい動きが、この時点で “ゴールドの大半を手仕舞いした” ということです。まだ少し残っているので、残りは週明けに手仕舞いしますが、一度このような形になると、しばらくはゴールドは触れません。(※一回目の上昇なら入るべきですが、二回目の上昇を狙うとなると確度が下がります) 今後1ヶ月くらい様子見になるかもしれませんし、本格的に下抜けするのであればショートを狙うかもしれません。どちらにしても 今週でゴールドは利確していく予定だったので、“これは予定通り”ということにします。(※当面は、上でも下でもない想定で考えます)

ここから先のことは週明けの動きを見なければわかりませんが、大局観は変わらないと思っています。というのも、金曜引け後、上記を書いた段階で唯一気になっていたのが「ゴールドマンが日経39000円割れを狙っている」という点でした。SQ結果が上方向だったので、このゴールドマンの売りが本当になくなったのかどうか判断できませんでした。しかし、ナイトで実際に39000円割れを達成したので、この事実は(今後の展開にとっては)プラス要因と捉えることにします。ここで39000円の目標がなくなれば、あとは上を見れば良いからです。(※このように、ゴールドマンの場合は “何かを知っている”ケースがよくあるので無視できません) ここから実際に上への仕掛けが入ってくれば、「ここが絶好の買い場」であると同時に、シナリオ通りの展開になると言えるのではないでしょうか。
米国株に関しては、S&P500ロングを狙って逆指値買いを入れていたのですが、約定せず下がってしまいました。三角持ち合いを完全に下抜けしてしまうと厳しいのですが、現時点で見ると、S&P500よりもナスダックの方が良さそうなのでナスダックを買うかもしれません。ナスダックはまだ崩れていませんし、ナスダックが上がるのであれば日経平均も上がることでしょう。もともと「ゴールド→株・原油」というのが今週の戦略でしたので、月曜からの展開が楽しみです。ここで上昇するのであれば、今後の決算期待もあって今週~来週は積極買いの戦略で良いと思っています。
(※一点、わかりにくいのが為替です。金曜の引けでは一時的な円高を想定したポートフォリオにしたつもりです。その円高というのが “152.5円あたりまで押す”と見ていたのですが、22時頃に一瞬で達成した後に反発してしまいました。私としては、週明けまでその水準が続くと思っていたのですが、これで一時的な円高が終わったのかどうか?判断が難しいです。今の為替はドル円だけ考えても難しく、実際には「円高・ドル高」という状態なので、為替のことはあまり予測しないことにします)

もしここから上昇局面に入る場合・・・その後(GW前後)の展開に関しては、為替次第でどうなるか変わってきます。ここでまた円安(金利上昇)に動くと思っているのですが、そうなれば米国は下げても日経は上がるということになりますし、(今度は)コモディティも弱くなると思います。(=2月以降続いたコモディティ相場はそこで終了)
そして、その時点で「年始から続いた大相場は終わり」ということで、いろいろ逆転すると考えているのですが・・・いずれにせよ、それは来月の話です。まずは今週~来週が強気相場になるかどうかがポイントです。私自身は週明けは多少マイナスからのスタートになりそうですが、先々週の大負けを取り戻しただけで、十二分に満足しています。ここからさらに利益を伸ばして、GW以降は無理せずトレードを休む感じでも良いと思っています。
月曜の雰囲気はかなり重要です。ニュースよりもマーケットを見るようにしましょう。いつでもマーケットが正しいです。

【4月8日(月)〜】 メインシナリオ


木曜まではうまくいっていたのに金曜で大負け。今年一番の損失を出した週になってしまいました・・・前週からの持ち越しは『半導体・不動産・原油が全体の7-8割』と書いていました。『日経4万円を割らない限りは上がり続けそう』と書いていたのですが、これは逆に言うと、4万円を割ったことで週明けから “下目線”となりました。4/1(月)に配信したメルマガでも『朝から売り転換』とお伝えしたのですが、一時的に売りポジションの方が多くなりました。(※不動産株はその時点で手仕舞いとなり、不動産上昇は一旦終了という判断。そして、実はこのタイミングで原油も手仕舞いしてしまいました。そのまま持っていれば良かったのですが…)
月曜はマイナスでしたが、その後のトレードはうまくいっていたのです。原油にベットにしていた分をゴールドに切り替えて「週の中盤のポジションは、ほぼゴールド」となっていました。この判断は正解で、株の損失分をゴールドの上昇でカバーしてプラス維持できていました。木曜まではこのようにうまく乗り切っていたのですが、木曜に増やした買いポジションが金曜には大きなマイナス。特に半導体が下落して大損となりました。月曜がマイナスでも、木曜にはソシオネクストがストップ高するなどして取り返していたはずなのに、それが台無しになった金曜日でした。(中東情勢が原因)

さて、前回、中期的な目線として「株もコモディティもビットコインも上昇」と書いていました。少し前は「“円安”インフレ」と書いていたわけですが、為替に関係なく“株もコモディティも上がる状況”というのはつまり、(シンプルな意味での)「インフレ」になります。
この“インフレ”というマーケットの雰囲気を理解した上で、いずれ書こうと思っていたのが「戦争シナリオ」です。台湾で地震があった後も防衛関連株が上がっていたりしましたが、それでも、まだ考えなくても良いと思っていました。(※株価上昇の後で良いと思っていました)
しかし、突然の中東リスクから戦争を意識する雰囲気になってきました。そこで、今の私のポジションを先に言っておきますと、「原油にフルベット」です。株に関しても “エネルギー関連株”がメイン。そして、あとはビットコインです。
(=仮想通貨は前回更新時点でイーサリアムを持っていて、それを “明日にでも売る予定”と書いていましたが、実際に月曜の朝一で利確しました。その後、仮想通貨が下がったので、水曜にビットコインを買いました)

原油にフルベットということですが・・・なぜこのようにしたのかというと、金曜の下落後に株を買っていこうとしたのですが、買える銘柄がほとんどありませんでした(※買いポイントよりも下がってしまっているため)。だからといって日本円のまま置いておくのが正解とは思えないので、思い切ってすべて原油に張ったという感じです。(ですので円建てです)
エネルギー関連以外では半導体銘柄が1つ。そして、なぜか強かったのでケンタッキー等の飲食、中小型株もいくつか買いました。あとは、インフレに弱い銘柄を空売りしています。
インフレに強い・弱いというのは、2-3月に上がっているかどうかで判断しています。(※だから前回 “2-3月に上昇していない銘柄は厳しい”と言いました) その点で考えると、やはり前回説明したように「エネルギー関連」になるのです。(それ以外には「半導体」も強いはずだったのですが、金曜で大きくロスカットとなり、1銘柄しか残りませんでした。後場にソシオネクストが上がっていたようですが、気づかなかったので買い戻すこともできませんでした。なお、電力株もいくつか持っていたのですが、金曜引けで手仕舞いしたので持ち越していません)
そして、為替では「メキシコペソ買い」になります。一部ストップにかかったのですが、再度ロングしています。(これに関しては、円高になれば終了となります)

このように、今回も先週の見立てと同じことを書いていますので、もし先週の時点から「原油買い」を続けていれば そこまで損失もなかったはずなのですが、残念です。ごまかさずに正直に言いますが、今回に関しては見立ては合っていたにも関わらず大きく負けた週になりました。
(※現在は再び原油にフルベットなので、ここから上抜けするような上昇があればすぐに取り戻せるのですが…。ここまではゴールドが強いですが、来週以降から “ゴールドよりも原油”になっていくと想定します。ゴールドは先週すでに十分なところまで上がりましたが、原油に関しては長期波動から見て “まだ初動”に思えるからです。ただし、逆に動けば確実にロスカットします)

さて、前回、4月相場のシナリオとして「最後の大相場」ということを書きました。“株もコモディティも仮想通貨も何でも上がる相場” ということです。今回、日経4万円を割る下落となり、もうそのシナリオはなくなったと思われるかもしれませんが、私の中では変わらずに進行中です。というのも、事実として、少なくとも金・原油・仮想通貨は上昇しているので、その部分ではシナリオと合致しています。となると、あとは株の調整終了を待つだけです。
私の今の株ポジションは “買い”が多めですが、これは “下げすぎた分のリバウンド”を狙った買いのつもりです。そのため、週明けからは再度売り目線にするつもりで、日経先物で金曜ナイトの引け成りでショートを入れました。
まだ数日くらいは不安定だと思うので すぐには手を出さず、一通り買いポジションを投げるような展開になってから買い出動するつもりです。(=今はまだ個人が買っています。もう一回くらい下に仕掛けて個人の買いを投げさせて、海外が買い始めれば上昇ではないでしょうか) “SQが終われば海外の買いが入る” と考えて、急いで買わなくても「週が終わるまでに買いポジションを持てば良い」くらいで考えています。そして、来週以降から本格上昇となって「最後の大相場」に向かうイメージです。

もともと前回も “すぐに強い上昇にはならないかもしれません”と書いていたように、すぐに上がるとは思っていませんでしたし、実際のところ、毎日のように想定シナリオが変わる週でした。というのも、なぜ上がっているかわからない・誰が買っているのか見えてこない、不可解な動きが多かったからです。(月初要因?) だから先週は株メインでは取引せず、資金の大半をゴールドに移しておいたのです。株を買うとしても「住友鉱山」のような銘柄が中心でした。
(※なお、前回書いた「さくらKCS」は連続ストップ高が続き、最大で「1週間で2倍近く」まで上がった後に“急落”でした。その他、「小林製薬」の上昇はわかりやすかったので、再度買って利確しました)
先週は特にグロースが悲惨で、ついに “年初来安値を割る”まで下がってしまいました。ただ、グロース銘柄を空売りしていても、そろそろ利確ポイント(=底値圏)に達したことで、空売りできる銘柄が見当たらなくなってきました。そうなると、このあたりが“大底”ということで、そろそろ反発期待できる気がします。正直、直近の相場は「プライム市場だけ見れば良い」と言えるくらい、スタンダード・グロース市場には資金が入らなかったのですが、ここが起点になって雰囲気が変わりそうです。

・・・というわけで、現在は原油・エネルギーにベット(株は買いが多め。ナイト引けで日経先物ショート。その他ビットコイン買い)ということで、それ以上は今のポジション・戦略について書くことがありません。(※どちらかと言えば円安に思えるので “円建て”の原油買いです) 週明けからは一時的に下目線にして、週を終えるまでには「押し目買い」というのが今週の戦略です。何を買えばいいかわからない人には、S&P500なども良い押し目になっていると思います。(※今月の戦略に関しては前回更新を参照)
そう言えば、これでわかって頂いたと思うのですが・・・以前より「あるラインを割れば急落する相場なのでストップ必須」という言葉を繰り返していました。強い相場でありながらも下落シナリオが存在しており、先週はそのラインが4万円付近だったということです。(=だからそれを割った時点で下目線になりました。今は再び4万円を更新するかどうかを見極める必要があり、それを明確に超えれば強い上昇になるでしょう)
私自身も、もしストップを入れていなければもっと大きな損失になり、すぐには取り返せないレベルになっていたかもしれません。先週は確かに損失になりましたが、もちろん十分に取り返せる範囲なので、今月後半の相場に期待しています。
(※全体的な下落で損をしましたが、前回内容を読んで頂ければ 目線自体は合っていることがわかって頂けるはずです。ちなみに、もし今月大きく上昇する展開になれば、その上昇の最後は “打ち上げ花火”のように「金も原油も含めた全市場が天井」をつけることになり、その後の相場はすべて “逆転”すると思います。それは「インフレからデフレ」という展開なのですが、それでもいずれはどこかにマネーが向かうことになり、それが日本になる可能性がある・・ということは書いておきます。陰謀系などで金価格はどこまでも上がり続けると思っている人がいますが、そんなことはありません。暴落局面では金も売られます)

最後に。前回「フォロワー1.2万人のTwitterアカウントを失った」という話をしました。1から再スタートしてみましたが、やはり同じようにはいかず、条件が違い過ぎて厳しいと感じます。
また、このnoteが参考になっている方は「スキを押しておいて下さい」と言いましたが、特に反応がなかったので今後はもう少し簡易に書いていくことにします。再びモチベーションが上がるまではご了承下さい。(※このnoteを始めてもう少しで2年になりますが、もしかすると やめることになるかもしれません)

【4月1日(月)〜】 メインシナリオ


3月相場が終わりましたが、振り返ってみると “すべて想定通り”と言って良いくらい大局観と噛み合った1ヶ月になりました。3月に入った段階で「最初は強いけれどもSQに向けて下落。米国SQを終えれば上昇」というのが、前回更新時までのシナリオ。その後、先週に関しては「週明けから逆方向に動いて、押し目を拾う」という戦略でしたが、その通りに当てはまりました。(=特にグロース指数がわかりやすいですが、週明け直後から下落し続け、最終の金曜日に上昇して終わりました。前回 “グロースが強いのは予想外” と言いましたが、やはりグロースは弱かったということです)
銘柄選定に関しても、銀行・不動産・エネルギーなど、事前に書いていた内容がそのまま当てはまっていたと思います。あまり動かなかったり下落もあったのでマイナスとなる週もありましたが、売り買いのタイミング判断はほぼ完璧で、最終的には満足のいく結果になりました。

このように3月のトレード自体はうまくいったのですが、実は先週、大きなショックとなる出来事がありました。トレードとはまったく関係ないことなのですが、先に触れておかないと書き進めることができないため、先に書いておきます。何があったのかというと、「これまでメインにしていたTwitter(X)のアカウント(フォロワー1.2万人)を失った」ということです。最初は特に大きな問題があったわけでもないのですが、その後の手続きの方でミスしてしまい、そのままログインできなくなってしまいました(復旧不能)。“お金を失った” ということであれば後で取り戻せばいいのですが、“1万人のフォロワー”というのは取り戻すことができません。正直、始めたタイミングが良かっただけで、今から頑張っても再達成は無理です。お金だけではどうしようもないこともあります。大切にしていたアカウントなのにショックで、私の情報発信に対するモチベーションはかなり下がってしまいました・・・
このような話を最初にさせて頂きましたが、もし助けて頂けるのであれば、こちらのアカウントをフォローして頂ければ嬉しいです。“1から始めるのは辛い” というのが本音ですが、とりあえず明日4/1から投稿を開始します。

さて、なかなか気持ちを切り替えることはできませんが、話を切り替えることにします。前々回・前回と続いていた想定は「円安インフレ」というものでした。そのため、前週からの持ち越しに関してはこのように書いていました→
『保有銘柄は「銀行」「不動産」「エネルギー」など、インフレで上がる銘柄ばかりを全力買いしています。別の言い方をすれば、“高値更新した銘柄” を片っ端から買ったような感じです。個別銘柄ではディスコも。(※前回書いたように、やはり銀行は買うことになりました。メガバンクではなく地銀ですが) その他、“円建て”でS&P500も大きく買いました。』
そして、その後の戦略がこちら→
『ストップを浅めに設定しておくことで、寄り時点で自動的にポジションを落とすようにします。「キャッシュポジションを増やしておいて今週の押し目を拾っていく」というのが現時点での私の戦略となります。“今週が再度の買い場”という判断で、週末までには大きな買いポジションになるようにしたいです。』

・・と書いていたように、実際に週明けの寄り時点でほとんどのポジションを手仕舞いしました。そして、初日の月曜の相場は、売りも買いもほとんどできなかったように記憶しています。買いたい銘柄は上がりきって、売りたい銘柄は下がりきって、新規ポジションを取るタイミングが見つからない。しかし、火曜日になると権利日に向けて高配当銘柄などが上がってきた感じです。「銀行」「電力」「不動産」あたりはずっと持っていました。ですが、権利日を過ぎると、そこから次の相場に。かなり久しぶりにIPOを触ったタイミングもありました(※利益にはなっていませんが)。グロースを買って銀行・自動車などドテン売りしたりして、売りポジションの方が多くなる時もありました。その時には、買いよりも売りによる利益の方が大きかったかもしれません。そして、最終の金曜日には4月相場に向けて大きく買い。現在のポジションとしては「半導体」「不動産」「原油」が中心で、小型株もそれなりに買っています。(金曜ナイトは海外が休場のため、アルゴも含めてほとんど動きませんでした)

先に大きな流れを書いてみましたが、実際には、最終の金曜以外はあまり日本株の取引をしていませんでした。(=権利日や年度末要因で、上げたとしても下がるのがわかっていたため。優待クロスはしましたが) それでも、日本株以外で何かできることはないかと考えた結果、「ゴールド」「S&P500」に円建てで資金を入れることにしました。特にゴールドが急騰しましたが、このタイミングは事前にわかったので十分に利益を取れました。そして、現在は「原油」に大きく資金を入れています。

実際の収支では、初日が少しマイナススタートで、途中は微益や微損、最終日で大きくプラスで取り返して終わったような感じです。(※配当は入るので、そちらもプラスです)
途中でストップ高もあったと思うのですが、売ったり買ったりのタイミングだったのでストップ高も間違えて売ってしまいました。それでも1つ久しぶりに大きく取れたのが「さくらKCS」。これは2日連続ストップ高となり、今現在も保有しています。最初のストップ高(1148円)で1000株打診で買っただけなのですが、PTSも含めると「数日で35%の上昇」となっています。週明けの寄り後の勢いを見て、利確か追加買いか判断したいと思います。他には不動産セクターはずっと強く、住友不動産や霞ヶ関キャピタルなど多数の銘柄保有(※“何の企業かわからず買っていると不動産関連だった”というケースが多々あり)、あとは「三菱重工」も比較的長く持ち続けて好調な銘柄です。(※分割で誰にでも買いやすくなり、配当落ちでも高値更新しました)
そして、権利日の後からは「半導体」を増やしています。4/1からディスコとソシオネクストが日経平均に採用されるということで どちらも持っていたのですが、ソシオの方は金曜引けで手仕舞いしました。(※ディスコは売買代金1位でした。他に半導体では日本マイクロニクスなど保有) その他、珍しいところでは「日本テレビ」を上抜けで買いました。

・・・というわけで、先ほども書きましたが、「半導体」「不動産」「原油」が全体の7-8割を占めているようなポートフォリオになっています。(ほぼ買いのみで、一部地銀も買い直しました)
あと、一応書いておきますが、例の問題で急落していた「小林製薬」も底打ち判断して買っていたのを、金曜引けで利確しました。需給から見ても短期の戻りはあると思うのですが、今日明日の話ではないので一旦ポジション整理のために撤退。また改めて入るかもしれません。
日本株以外では、CFDの方で「ダウ」「原油」をロング・・というより、金曜が休場ということに気づいておらず、そのまま動かせず週を終えました。(S&P500は為替ヘッジなしで保有)
日経先物はロング。米国株は、前回エヌビディアを買ったと書いていましたが、途中で利確したので現在はノーポジション。月曜からまた大きく買っていきます。仮想通貨はイーサリアムをまだ持っていますが、明日にでも上がれば売るつもりです。(※その後、ビットコインを買うかもしれません。今月の地合いが良い間なら仮想通貨も上がると見ているため)

さて、前回更新までずっと「円安インフレ」ということで “金利上昇”をテーマに高配当銘柄など中心に手を出していましたが、権利日を過ぎた時点で次の相場に移ったと考えています。それでは、次はどう考えているのかというと・・・「最後の大相場」です。基本的に株もコモディティも上がる。中小型株も上がりやすく、地合い全体が良くなると考えます。
(注: “最後の”というのは、年始からの大きな上昇波動が終わるという意味での“最後”です。今年最初の上昇が1~4月で終わるということで、その先の相場のことはまだ何も考えていません。誤解のないようにお願いします)
以前より「4月からが本格的な上昇」と言い続けてきたように、4月になれば新規マネーが入って何でも上がっていくと考えます。マーケットを見ていない人からすれば、年始からずっとインフレで株価が上がっているように思うかもしれませんが、“そうではない” ということを以前より説明してきました。
最初は「半導体バブル」であって、インフレではありません。その証拠に、不動産もコモディティも下がり続けていました。しかし、何週間か前に “不動産が底打ち”ということを書きましたが、そのタイミングからは不動産が上昇し「円安インフレ」となります。底打ち判定から反発した不動産は なんと今年の最高値まで一気に上がりましたので、絶好の買いチャンスだったということです。このように「半導体バブル」→「円安インフレ」という流れを事前にお伝えすることができましたが、この両方に共通して言えるのは、“何でも上がるわけではない” ということです。(=半導体バブルであれば半導体、円安インフレであればインフレ銘柄を買わなければ勝てない相場です)
これは、グロース指数の推移を見ればわかりやすいです。「半導体バブル」に関しては昨年の秋から言ってきたことなのですが、それでは、この半年間のグロース指数はどうだったのかというと・・・実は、まったく上昇していません。今年になって少し上がったと言っても、それは昨年後半に下がった分が戻っただけ。これだけ強い相場なのに、小型株メインの投資家は利益を出せていないのです。しかし、そんなグロースもようやく “上昇”と言える段階に入るのが、この4月だと考えます。

この毎週更新noteの中でも、私が “グロース買い”と書いたことはほとんどなかったと思います。買ったとしても短期のみで、1週間も継続保有できていません。しかし、この4月はようやく中期的に(数週間~1ヶ月)買える期間だと考えています。業績の良いもの、好材料を控えているものなどを素直に買っていけるのではないでしょうか。大幅に利益を出せるタイミングです。
基本的には「この2~3月で上昇した銘柄」なら買って大丈夫だと思っています。(※指数が上がっても上昇しないものはさすがに厳しいです) 中小型株でなくても、「重工」「ディスコ」はまだまだ強そうなのでホールドするつもりですし、指数で言えばS&P500も堅調でしょうし、ドイツ株も引き続き注目しています。金・原油などのコモディティも含め、とにかく全力で買うべき局面だということです。セクターでは「半導体」「エネルギー」が良いと考えます。(=2~3月に継続して上がり続けたため)
為替に関しては、ドルに対しての円安円高というのは言い難く、一番明確でわかりやすく動くとすれば、少し前から流行っている「メキシコペソ買い」でしょうか。(注:今週の話ではなく今月の話をしています。今週すぐに強い上昇にはならないかもしれません)

まとめると、「強気で何でも買っていく」というのが私の今月の投資戦略となります。(=手口から見ても、日経4万円を割らない限りは上がり続けそう) 前々から言ってきた「非常に良い地合い」になるということですが・・・これが、今年1月から続いた大きな上昇相場のクライマックス、総仕上げになると考えます。ジェットコースターと同じで、大きく下がる前には一番大きく上がる必要があります。この4月で株価指数もコモディティも “最後の大相場になる”というイメージなので、大きく急騰して上ヒゲをつける場面が来ればすべての投資は終了。それまでの相場で増やした利益を確定して、すっきりした気持ちでGWを迎えたいところです。(その後しばらくは地合いが落ち着きそうです)

最後に、前回少し書いたので「優待クロス(つなぎ売り)」についても触れておきます。こちらのサイトを見ると、3月の逆日歩の結果が書かれています。(※制度信用で空売りすると “逆日歩”が発生するリスクがあるのですが、それでも私は制度信用で優待クロスしています) 前回、一般的に馴染みがありそうな優待銘柄をいくつか挙げましたが、その中ではアトムが2400円・上新が1170円かかっていることになります。この逆日歩が損失リスクということなのですが、それ以外は大きな逆日歩はないので十分プラスになっていることがわかります。(※ただ、アトムの優待金額は2000円なので、そこまでの損失でもありませんし、上新の優待金額は2200円なので、これは逆日歩でも差し引きプラスです。ただし、中には何千円と逆日歩が発生するケースもありますので、知りたい場合はこのサイトで過去事例を見てみて下さい。クオカードの優待だと損することが多い気がするので、制度信用では避けた方が良いかもしれません)

・・・以上、Twitter(X)の件でモチベーションが下がっているのですが、とりあえず書き終えることができました。もしよろしければ、こちらのTwitter(X)をフォローして頂けると助かります。
また、最近、この毎週更新のnoteに関しても、どのようなスタンスで続けるのが良いか悩むことがありました。読んでいる人にとって役立つ情報源として書くのが良いのか?それとも、私個人のトレード履歴と戦略だけを淡々と書くのが良いのか?もし、これを見て少しでも参考になっていることがあれば、ハートマークの「スキ」だけ押して頂けると嬉しいです。とりあえずこの1週間、桜でも見ながら気持ちを切り替えたいと思います。お金では手に入らないものがあります…

【3月25日(月)〜】 メインシナリオ


『ここが買い場』と言っていた通りに大幅上昇!日経平均は最高値更新!円安を想定ということで、シナリオ通りの展開になりました。ただ、正直なことを言いますと、高値更新するほどの強い上昇になるとは思いませんでしたし、円安でグロースは厳しくなると思っていたのですが、実際には“グロースも強かった”という点に関しては予想外でした。
いずれにせよ買いタイミングは合っていたので、もちろん大勝ち・・・と言いたいところですが、これだけ大きく上がった割には、大勝ちと言うほどではなく中程度の勝ちという感じです。その理由は、20日(祝日)だけ若干警戒してポジションを抑えたことと、基本的にはバリュー中心で考えていたためにグロースの上昇にあまり乗れなかったというのがあります。(それでも前週のマイナスは十分に取り返しましたが) それでは、順番に振り返ってみたいと思います。

前週からの持ち越しは売り買い同程度で「電力・エネルギー」「不動産」「商社」が多いと書いていました。(※すっかり忘れていたので書いておいて良かったです) 月曜で覚えているのは、強い上昇スタートだったので、すぐに売りポジションがなくなってほぼ買いのみになりました。そして、この日に関してはグロースも買っていくことになり、「さくら」「住石」「三井E&S」のようなボラティリティの激しい銘柄も買ったことで大きな利益になりました。(※さくらはストップ高でしたが、三井は翌日ロスカット) また、半導体銘柄を、エヌビディア決算後に初めて買いました。レーザーテック・ディスコといった大型のみですが、それでも、ずっと手を出さなかった半導体を買えたというのは1つの相場の変化です。日経平均の急騰とともに、このような大型半導体も大きく上昇。この月曜→火曜の利益が、先週の中で一番大きかったと思います。(=先ほど書いたように 先週は“グロースの上昇に乗れなかった”のですが、この月曜日だけはグロースに乗れたからです。ちなみにレーザーテックは金曜には上場来高値ということで、半導体に対するセンチメントがここで変わった可能性があります)

火曜日の時点では、再び円安想定のポジションになっており、日銀報道から円安に動いたためにさらに利益を伸ばせました。が、ここから先はあまり上手いトレードとは言えません。翌日の祝日やFOMCを警戒することで買いポジションを落としたのと、一番の損失になったのが、マネックスのショートです。一応説明しておきますと、私はイーサリアムの買い保有をしています。しかしながら、先週は “仮想通貨が下がる想定”だったこともあり、そのヘッジ目的もあって仮想通貨関連であるマネックスを大きくショートしたのです。実際に19日も20日も仮想通貨は大幅下落しており、このポジションは正解だと思っていたのですが・・・祝日が明けて21日の朝を迎えると、仮想通貨が大きくリバウンドしており、このショートが損切りで終わることになりました。わずか数時間前、FOMCの直前までは仮想通貨は暴落して利益になっていたはずなのに残念です。ヘッジのつもりで大きなロットを入れていたこともあり、この損失が先週の中で一番大きな損失だったと思います。下がっていたイーサリアムが持ち戻したのは良かったのですが、もう少しだけ反発を待ってくれれば良かったのですが・・・(=もともと祝日明けの寄りで精算する予定でした)
そして、21日(木)はグロースも含めた全体が大幅上昇ということで、本来であればここはグロースを買えた場面だったのですが、その日は買っていません。というのも、私は基本的に「翌日の相場」を考えて、今日の買い銘柄を選定します。翌日(22日)にはグロースは下がる想定だったため、この日に買ったのはバリューのみ。そのため、21日(木)のグロース上昇に乗れていません。(※結果的に翌日22日は下落でしたので、想定自体は合っていました) 最終日の22日(金)は前場下がっていたので様子見して、後場から大きく買っていきました。

現在の保有銘柄は「銀行」「不動産」「エネルギー」など、インフレで上がる銘柄ばかりを全力買いしています。別の言い方をすれば、“高値更新した銘柄” を片っ端から買ったような感じです。個別銘柄ではディスコも。(※前回書いたように、やはり銀行は買うことになりました。メガバンクではなく地銀ですが) その他、“円建て”でS&P500も大きく買いました。米国株上昇でドルも上昇と考えていたのですが、実際には金曜の引け後から少し下がっているので、週明けにはマイナススタートとなりそうです。(※ナイキの決算が悪く、ダウが下がりました。日本株はグロース先物の方が大きく下げています。私はグロースを買っていない分、まだ助かっているとは思います)
先週は (米国SQを終えたので)「米国株を買う」と言っていましたが、実際にいくつか買いました。それをある程度利確した後、金曜の時点で余力ができていたので、何か良い銘柄がないか探した結果、このタイミングで「エヌビディア」を買うことにしました。長く持つつもりはないのですが、とりあえず含み益にはなっています。
CFDの方では、先週はいろいろな取引をして損切りもしながら、米国指数買いなどの利益は大きかったです。そして、最終的に週をまたいで残ったのが「ドイツ株ロング」。米国株が下がってもドイツ株は上昇しており、これは順調に利益を伸ばしています。(=スイス利下げをきっかけに欧州も利下げ予想のため?) そして最後に、以前より保有のイーサリアムは継続中。これは途中の上下は気にせず、月末までホールドするというプランです。

・・・ということで、現時点では “円安インフレ”を想定したポートフォリオになっています。しかしながら、これが今週も続くと考えているのではなく、今週の週明けからは逆方向に動いて「軽く調整する」と考えています。先週これだけ強く上昇したわけなので、月末リバランスもかなり出てくると思われます。私自身は、おそらく週明け早々にポジションを大きく縮小することになり、あとは週のどこかの押し目を待つというスタンスになると思います。下落というほどではなく “上昇中の軽い押し”を考えるということですが、基本的には今週はあまり大きな動きにはならない気がします。(下がったところで買っても、すぐには上がらないかもしれません)
以前より言い続けているように「上昇の本番は4月」と考えているのですが、先週の段階ですでに大きく上がったことに関しては予想外でした。ただ、先週の動きを振り返って考えると、この株価上昇が良いことなのかどうか、複雑な気持ちがあります。前回、『相次ぐ賃上げも含めて、将来的な“悪性インフレ”を考える必要もあるでしょう』と書きましたが、これが現実味を増したような感じです。こうなると、買いは買いでも、買う理由が違ってきます。“買わなければいけない” “買うしかない”という状況になっていくかもしれません。
まずは今週、軽く調整するのかどうか。ストップを浅めに設定しておくことで、寄り時点で自動的にポジションを落とすようにします。「キャッシュポジションを増やしておいて今週の押し目を拾っていく」というのが現時点での私の戦略となります。“今週が再度の買い場” という判断で、週末までには大きな買いポジションになるようにしたいです。(※イーサリアムは月末に手仕舞い予定)

この先・・・もう少し時間軸を延ばした話をしておきますと、先週の高値更新で大きくシナリオが変わりました。今後の日経平均は 42000-3000円あたりまでは上昇すると見ています。4月になれば機関投資家が動き始め新規マネーの流入もあって、一段高を期待します。(=暴落シナリオはあるのですが、よほど大きなイベントがなければ下がらないような状況で、強いサポートが働いています。下がらないなら上がるのでしょうが、もし何かが起こってそのサポートを割れば大きな下落に繋がるため、常にストップは入れておかなければいけません)
ドル円に関しては、今回高値を軽々と超えたことで、今後は「160円を超える軌道」に入る可能性があります。(メインシナリオではなく、可能性という話です) ここから一旦ドル円が下がるとして、どこで下げ止まるのか?その位置によって今後の軌道シナリオが変わってきます。現在の為替は、単純に円安・円高とは言えなくなっており、ドルに対しては円安でも他の通貨に対しては円高だったりもします。予測難易度が高くなっているのですが、もしも160円を超えるようになると、やはり別の意味で警戒しなければいけなくなります。先ほど書いたように「日本円を持っていてはいけない=株を買わなければいけない相場」ということです。なお、仮想通貨に関しては、ドルが強い間は下落想定となります。(つまりインフレ対策になりません) そして、原油も下目線で考えます。(こちらは円建てでは上がる可能性もあります)

さて、日銀会合の後には「利上げで円高になる」というニュースをよく目にしましたが、私はマーケットだけを見て円安想定のポートフォリオを継続していました。不動産に関しては、下がるどころか はっきり「底打ちした」と言いました。私のポートフォリオでも不動産はメインに組み込んでおり、実際に上昇したことで大きく利益を伸ばしています。
前回も書いたので詳しくは書きませんが、「ニュースではなくマーケットを見なければいけない」と繰り返しています。日銀やFRBが考えることはわかりませんが、マーケットが考えることなら、マーケットを見れば何となくわかります。そんなマーケットに従っていれば、“材料は後から”ついてきます。マーケットに対してのみ忠実にして「資金が動く方向にベットする」ということを意識しておけば、トレードにおいて間違いようがありません。トレードの答えは、マーケットにしかないからです。
(=もっともらしい理由を知りたければ専門家が後付けで解説してくれますが、それを知ったところでトレードで勝てるわけではありません。そのような内容は “誰でも知っている”と思って、むしろその逆の方向に張った方が期待値は取れます。利益を出したいのであれば、求めるべきは期待値。頭が良い人が理屈で考えた方向の “反対側”に期待値が発生します)

・・・最後に、追記しておきたいことを書いておきます。先週の大きな値動きを見て思ったのですが、「日経225先物」などを取引している人はくれぐれも注意して下さい。もし今年の相場で大きな利益になったと感じるのであれば、“それが逆に動けば同じだけの損失になる” ということを十分に想定して下さい。ボラがかなり大きくなっているため、ポジションを取れるからと言ってロットを増やすと、すぐに追証になるケースも今後出てくると思います。実際のところ、一般的な人の感覚だと「ミニ1枚でも十分」かもしれません。理解していない人が先物を取引する場合は “必ずミニ1枚から始めて” どれくらいの値動きでどれくらい資金が増減するのかを確認して理解するようにして下さい。(=上でも書いたように、今の相場は強いのですが、サポートを割ると急落に繋がる状況になっています)
そして、最後の追記ですが、今週は「3月末の権利日」があります。1年の中でも、3月権利日の銘柄が一番多いです。たくさんの優待があるので、私も今月は30銘柄くらい “優待クロス”する予定です。と言っても、妻に任せているので何が貰えるのかは理解していないのですが、ざっと見た感じでは「やまや、トリドール、アトム、カッパ、王将、大戸屋、マツキヨ、サンドラッグ、エディオン、上新」あたりは一般的に使いやすいのではないでしょうか。(※“優待クロス(=優待のタダ取り)” に関しては、下のコラムに書いています。たまに損しても、トータルではほぼ確実にプラスになると思います)

【3月18日(月)〜】 メインシナリオ


今は「日本よりも米国がリスク」ということで、警戒していた米国のメジャーSQが終わりました。ここまでがリスク警戒ということなのですが、これは“金利上昇”になるため、先週狙うとすれば「ドル買い」と言っていました。「調整を期待し、上がってもまた下がって底固めしていく」というような見立てでしたが、実際にその通りに激しい動きだったのではないでしょうか。日経平均の終値で比較すれば、1週間で約1000円幅の下落でしたが、その間にも上げ下げを繰り返し、指数も為替もAIで動かされているような状況でした。(そのため “上がれば次は下がる”というのが想定できました。基本的に手を出さない方が良い相場です)
・・・というように、“イメージしていた通り”と言えばそうなのですが、わかっていても難しい相場なのは間違いありません。私自身は、トレードの方向感はずっと “ニュートラル”という判断にして、流れに合わせて確実にわかりやすいものだけ売り買いするようにしていたのですが、それでもロスカットの連続。下がったから次は上がると考えて大きく買っても、また下がる。毎日微損を繰り返して、結局、一週間の収支としてはマイナスで終わっています。ただ、幸いなことに、買い狙いをしていたのはバリュー銘柄ばかりです。火曜にはグロースが急騰し、その上昇にはまったく乗れなかったのですが、その後の展開を見れば乗らなくて正解でした。(=上げている銘柄を見れば、そうなることがわかっていました。高値を取っていく上昇ではなく、下げすぎた分のリバウンドでしかなかったからです。“乗れなかった”というより、あえて“乗らなかった”と言った方が正しいです)
先週のグロース銘柄を触っていた人は悲惨だったと思います。ストップ高だと思ったら翌日はストップ安という感じで、絶対に勝てない相場です。(=日経平均は25日線あたりで踏み止まっても、グロース指数は75日線まで下がってしまいました) 私は基本的に円安想定だったこともあり、「バリュー買い・グロース売り」が一貫した戦略でした。そして、前回 “注目する”と言っていた電力・エネルギーセクターの上昇にも、多少は乗れました。(※それでもトータルでは損失なのですが)

詳しい解説に入る前に、もう1つの損失について書いておきたいのですが、それが仮想通貨です。(=現在はイーサリアム買い) 実は、仮想通貨は「木曜が天井で、その後下落する」ということは直前にわかりました。もし今の保有がビットコインであれば、そのタイミングで完全に撤退したところです。ただ、イーサリアムは “今月下旬まで保有する”というシナリオだったので、(チャート上では下落でも)そのままホールドにしています。以前であれば、ここでビットコインをショートしたのですが、前回それで損失を出してしまったこともあり、今回はやめておきました。ただ、他に何かないかと考えたところ、現物のビットコインがわずかに端数分が残っていたので、それを木曜のうちにすべて売却しました。大した額ではないのですが、それだけ「ビットコインの一旦天井を考えていた」ということです。ただ、ビットコインに関してはここが天井という判定でも、イーサリアムはこの後に上がると見ているので、もう少し我慢して持ち続けます。(※今月中に上がらない場合は売却します) このイーサリアムが週単位ではマイナスとなっていますので、こちらも先週のマイナス収支の理由の1つということです。

さて、先に全体の話をしましたが、先週のような「ヘッドライン相場」は苦手です。以前、ロシアのウクライナ侵攻の時に損失が続いたこともあり、本来であれば、ヘッドラインで動きそうな時は参加しない方が良いのかもしれません。突然のニュースなんて予測不能なので、これが得意な人はいないと思いますが、少なくとも対策として心がけておかなければいけないのは、「ニュースで言われている方向にはついていかない」ということです。そのようなニュースを使ってマーケットを振り回しているだけで、大口はそれとは逆のポジションを取るタイミングです。“下がったのなら買い、上がったなら売り”を考えなければいけません。(※私自身、マイナス金利解除等のニュースは見ずに、マーケットの動きだけ見ていました。トレードで勝つには、理屈で考えるよりもマーケットに合わせることが重要です)
・・・しかし、それでも難しいことです。このような相場で手を出すのであれば、“そのニュースの影響を受けない銘柄” を見つけて取引するのがポイントでしょう。全体の動きに釣られて上がったり下がったりする度に、その時々のチャンス銘柄を探す。ロスカットされる度にその繰り返しです。ただ、実際には面倒なことなので、やはり「様子見が無難」なのでしょう。

それでは、ここから細かく振り返っていきますが・・・月曜には大きく窓を空けてギャップダウンからの下落スタートでした。何年かぶりの大幅下落だったようですが、その週明けの寄り時点では、私自身はほぼ影響ありませんでした。多くの人は買いポジションばかりだと思うので損失だったかもしれませんが、私は「買6売4」の持ち越しで、さらにその時点では円高想定で銀行等がメインだったので、大きな増減はなし。ただ、“ここで円高は終わり”という判断になったので、長く持ち続けた銀行株はすべて手仕舞いとなりました。(=ニュース報道は気にせず、ドル円の軌道を見ての判断です。その後、銀行株を一部ドテン売りもしました)
先にも書いたように、私の先週のメイン戦略は「円安」でしたので、これがそのまま当てはまりました。(=先々週は円高にベットなら、先週は円安にベットになります) 本来であれば、これで銘柄選定が合ってうまくいくはずなのですが・・・そう簡単ではなかったのは、指標も挟んでアルゴの動きが激しかったからです。前週から持ち越していたドル円ロングも、途中でストップにかかり再度ロングし直してからの利確だったため、大した利益にはならず。買いを増やしてもロスカットが続き、現時点では “売り買い同程度”で持ち越しています。構成銘柄は、電力・エネルギーもありますが、それより目立つのが「不動産」「商社」です。(=REITも底打ち判定になります) 買いは円安で上がるバリュー銘柄ばかりで、逆に 円安で下がるテック系などを売ってポジション調整しています。金曜引け後に円安が進んだこともあり、これで週明けプラススタートになってくれればありがたいです。金曜ナイトでは、米国SQに備えてS&P500とナスダックを軽くショートしてみましたが、それほど下がらなかったので週明けすぐに手仕舞いします。(※日経先物もショートしていたのですが、途中でロスカットになりました)
先週を通して見れば「円安ドル高」の一週間だったかもしれませんが、株の動きはそう簡単ではありません。一言で “円安”と言っても、単純にドルが上がって円が下がっているのではなく、ドルも円も金利上昇なので、その相対で考えないといけないからです。「東京電力が出来高1位」になる日もあり、事前に予測していた通りだったとはいえ、それが経済にとって良いこととは言えません。相次ぐ賃上げも含めて、将来的な“悪性インフレ”を考える必要もあるでしょう。

さて、微益・微損ばかりで目立ったトレード結果もなく、特に書くこともありませんので、ここからは今週の戦略の話をします。米国SQを終えて、今週からようやく「買い」。ここが買い場・・・という判断なのですが、前回までの内容から修正しておきたいことがあります。この1週間でかなり想定シナリオが変化してしまい、買いは買いでも、グロース買いはまだ厳しいかもしれません。当初の予定では、ここから「非常に良い地合いになる」ということでグロース(中小型株)狙いのつもりだったのですが、金利が落ち着くまでは、まだバリュー株中心の方が良さそうです。
米国SQを終えたことで、ここからは米国株も買っていこうと思っているのですが、今考えている条件でスクリーニングすると “高配当銘柄”が候補になってきます。例えば「米国高配当ETF(VYM)」というものがありますが、良い銘柄が見つからない場合はこのようなETFを買うかもしれません。(金融セクター(XLF)も良いかもしれません) 今週以降・・遅くとも4月になれば金利が落ち着いてくることを想定して、そうなってから日米ともに中小型株買いにシフトしようと思います。いずれにしても、ここまでの目線は “ニュートラル”だったのが、ここからは“上目線”にはなります。買いを増やすつもりですが、銘柄に関しては金利次第ということです。ドル円も149.5円あたりまでは上昇と見ていますが、それが反転して円高に向かうタイミングで全体的な上昇相場になるのかもしれません。
そう言えば、「半導体」に関しては、一時的に空売りはしていましたが、まったく買っていません。エヌビディアもまだ下落が終わったかどうかの判断ができないのですが、金利が落ち着けばまた買える展開が来るのでしょうか。とりあえず、今はそれよりも “金利上昇”がテーマなので、メガバンクはまた買うことになるかもしれません。

もう1つ、今回注意しておきたい点があるのですが・・・“ここが買い” というよりも “このあたりが買い”と言った方が適切になるかもしれません。というのも、ここから上昇するとしても強い上昇トレンドではなく、ジグザグしながらゆっくりの上昇になりそうだからです。それでも、4月に入れば状況が変わり、GW前まで順調に上がると想定しています。ただし、日経4万円到達前とは違い、今は暴落シナリオが出始めています。年内?どこかで大きく下がるということは念頭に置きながら、それまでは積極的に買い進めるタイミングだと考えます。いつどんな動きがあっても大丈夫なように、常にストップを入れておくのは必須です。
(※何度も書いていることですが、本来であれば、昨年秋に景気後退入りで下がるはずのタイミングがありました。しかし、それが “半導体バブル”によって先延ばしされたのです。今はその半導体が弱くなったことで暴落シナリオが再燃しつつあるのですが、現時点ではそれよりも「SQ明けの買い」を優先することにします。ただ、3/20(祝日)だけは念のため警戒します)

・・・以上。最後に、改めて追記しておきたいのは「ヘッドラインに翻弄されないこと」です。もちろん、私自身が翻弄されていないわけではありません。その度に損しています。ただ、少なくとも「ニュース等の内容を見るよりもマーケットを見ること」にしています。どんな情報が流れたとしても、マーケットは先にそれを織り込み、事実となって確定すれば、もうその材料は終了となります。ニュースの内容を見て円安や円高を考えるのではなく、上がるとすればどこまでなのか?どこまで上がれば次はどうなるか?ということを事前に考えなければいけません。ずっと円高が続くことも、ずっと円安が続くこともありません。どんなトレンドでも必ず終わりがあります。もしわからなくても、「ニュースは逆に捉える」「マーケットを見ない人の意見は逆指標」ということを基本にすれば、大きく間違えることはないはずです。普通一般の人が知れるような情報通りにマーケットが動くはずがないからです。(今であれば原油が上がりそうなニュースが出ていますが、そうなると逆に動くことを考えたいです)

【3月11日(月)〜】 メインシナリオ


「SQにかけて調整」「ドテン売りを考える」と言っていたメジャーSQ週が終わりました。久しぶりの調整局面ということで、ようやく狙い通りのショートで利益になりました。1月・2月と連続してSQで振り回され、何度ショートで入っても利益にならず、逆に大きな損失になっていたのですが、その損失分をここで取り戻せたという感じです。
このように“下目線”自体は合っていたわけですが、さすがにメジャーSQだけあって、わかっていても簡単な相場ではありませんでした。(JPモルガンは上を狙っていましたし、上か下か?直前になるまでわかりませんでした) そして、単純に下がるのではなく大きな上げ下げが繰り返されたので、私も先物ショートよりも “プットプション”を多用して対応しました。(※先物だと、うまく取れない場面があったため)

先週の動きでわかりやすいのは大きな円高(ドル下落)ですが、ずっと何度も「銀行」と言い続けていただけあって、銘柄選定では正解。ストップ高もあったり、売り買いのタイミングがほぼ完璧にうまくいき、連日プラス推移できていました。・・・が、最後の最後、金曜だけは本当に難しく、前場まで前日比プラスだったのに 引け時点にはマイ転して終わってしまいました。ただ、この日の一番大きな損失の原因は前日にあり、前日に大きく空売りしていた銘柄が20%以上急騰して踏み上げられていたのです。(それがなければ金曜も損せず終わったかもしれません) その銘柄は、金曜朝にストップが剥がれた時点で売りポジションをロスカットした後、逆にそこで“ドテン買い”すると、その後はストップ高で止まりました。この話だけでもわかるように、金曜の相場は、売ったり買ったりで忙しい一日でした。
(※この文章は金曜夕方に書き始めているのでまだ覚えているのですが、もともと“下目線”だったので朝の時点では「買5売5」くらいでした。しかし、徐々に強い上昇になることで、気がつけば「買9売1」くらいの割合になってしまいました。“下目線”であるにも関わらず、条件に合った売り銘柄が見当たらないため、なかなか売りポジションが取れなかったのです。しかし、後場から崩れ始めたことで、買いポジションのストップがかかると同時に売りポジションを増やすことができて、最終的に今現在は「買6売4」くらいで終えています。前場まで “買9”だったわけなので、この分のロスカットで “後場で損失が増えた”ということです)

最後に多少損失を出してしまいましたが、それでも1週間を通じて見れば十分に“大勝ち”と言える結果なので満足しています。空売りの20%踏み上げがあったことを除けば、失敗や反省点も特にありません。なので、ここからはうまくいった話ばかりになっています。興味ない方は読み飛ばして下さい。
(※前回、川崎汽船のことを書いていましたが、特に何もなく寄りで手仕舞いでした。その後(週の途中から) 海運3社はドテン売りしていました。トヨタ系を買ったり電力を買ったりする場面もありましたが、結局一貫して継続できたのは“銀行買い”でした)

まず、前週からの持ち越しは「買9売1」で“大型株中心”でした。週明けの寄り時点(日経平均4万円超え)で8割方の買いポジションを手仕舞い。月曜はこれで一気に現金(日本円)比率が高くなったのですが、日経4万円を割ってくると、方向感がなくなって売りも買いもできなくなったと記憶しています。(※全体が利確売りの雰囲気だったこともありますが、私自身があまり相場を見れなかったこともあります) ですが、火曜にはグロース中心に積極買い。非常に強い上昇相場となり、材料が出ただけでストップ高が連発していました。(私もいくつかストップ高がありました) その後は再度銀行を買い進めて、やはりポートフォリオの中で一番多いのが銀行になっていました。(※金融セクターという意味なので証券・保険も含む)
・・・というわけで、円高が進んだ先週の相場で大勝ちできた理由は、一部の強いグロース銘柄を除けば、ほとんど銀行のおかげだったと言えます。(※ストップ高があっても、その利益分は空売りの踏み上げで帳消しになったような感じなので、銀行がなければ十分な勝ちにはなりませんでした。特にみずほが強かったです)

さて、銀行、銀行、銀行・・と、毎週のように言い続けてきましたが、これでわかって頂いたと思います。ここは「半導体よりも銀行」なのです。もともとSQということで (日経平均は)下目線という考えでした。日経が下がるということは、半導体が下がるということです。これまで “半導体が上がれば日経平均が上がる”という状況でしたが、それは逆に言えば “日経平均が下がれば半導体は下がる”という意味でもあります。だとすれば、日経先物を売り仕掛けされた場合に一番のリスクになるのは半導体ということで、私は先週は半導体には手を出さず、むしろ半導体銘柄を1つ空売りして終わりました。
(※金曜の引け間際、ラスト数分前に崩れてきたのを見て、さらに大きく売り増ししました。そもそも半導体は、以前から持っていた日本マイクロニクスが残っていただけで、エヌビディア決算後でもほぼ手を出していません。(※AIは買いましたが) やはり決算前に一度利確が入った時点で、私の中では半導体相場が一旦落ち着いた可能性も感じて買いにくく、それよりも他の銘柄に目を向けていました)
というわけで、今の私のポートフォリオは「銀行・証券・保険・建設」などを多く買い保有しながら、グロースを売っています。

円高が続いた為替相場でしたが、前回このように書いていました→
『現在のドル円を見る限り、149円台から反発後の目標値=150.5円付近を達成したので、次は“149円割れ”を目指す軌道になってきます』
実際に149円を大きく割ることになりましたが、それでも本当にそうなるかどうかの自信はありませんでした。それはなぜかと言うと、マーケットの相関から考察すれば、はっきり円高とは言えなかったからです。(=現在のリスクは日本よりも米国にあると見ており、そろそろ米国市場が調整に入ると考えていました。しかし、もしそうなれば円高よりも円安になる可能性があるため、為替の方向が判断できませんでした。テクニカルでは円高でも、ファンダでそうならない可能性があったという感じですが、いつも言うように ニュース等は一切関係ありません)
そのため、為替に関しては円高に動いている間はポジションは取っていなかったのですが、金曜夜に75日線まで下がった時点では「ドル円ロング」しました。(※正確に言えば、ロングした後に雇用統計で下がったのでロスカットし、その後、再度入り直しました)
ここまで下がれば “ドル円を買っても良い”と思えるので買ったのですが、ここからの軌道想定では、148.6-7円あたりまで戻した後に “146円台に向けた下落”を考えています。

さて、このように「ドテン売り」や「銀行買い」など、前回書いていた通りの戦略だったのですが、1つ予定していなかったトレードがあります。それが「ゴールド買い」。ゴールドが高値を抜けて、間違いなくわかりやすい“買いタイミング”だったので、大きく買いました。(=金曜に利確済み。つまり、為替のポジションは取っていなくても、株売り・銀行買い・ゴールド買いで “円高”に対応していたことになります)
そして、仮想通貨についても書いておきます。前回、イーサリアムを買ったと書きました。「ビットコインは上昇が続かないが、イーサリアムは上昇余地あり」という判断理由でしたが、それは正解だったと言えます。ビットコインの上昇は頭打ちしても、イーサリアムは高値更新して上昇しました。これからが上昇本番だと考えているので、そのまま今月下旬まで持ち続ける予定です。

それでは、ここからが今週の話になりますが・・・以前から言い続けているように、「3月中旬まで下目線」です。日本のSQは終わっても、今週には米国のSQがあります。そして、今は日本よりも米国リスクを気にしていることから、今週も引き続き「株売り」は継続します。(※金曜夜に米国株指数が上抜けしたと思って買ったのですが、結局下げたのですべて損切りしました)
今のポジションをまとめると、日本株は “買6売4”という割合(銀行等買い・グロース売り)。そして、日経先物ショートとプットオプションを持っていて、大きな利益になっています。それ以外にはドル円ロング、イーサリアム買い。
金曜の夜中0時を過ぎてからも日経平均は大きく下落したため、“銀行買い”のポジションでも週明けマイナスに転じる可能性はあります。大丈夫だと信じたいですが、どうでしょうか。(※PTSでは0時の時点で銀行はプラスでした。半導体は大きく下がっているので、そちらは十分な利益でしょう)

今週に関しては、マーケット全体が調整に入ると想定して「株もコモディティも下がる」と考えています。そうなると、ドルが買われる可能性・・・そして、それ以外の逃避先として「仮想通貨に資金が向かうシナリオ」も考えています。
市場全体が下がる時には、逆に上がっている銘柄・セクターが目立つのでわかりやすいです。“半導体だけ”というように、一部の銘柄やセクターに資金が集中する展開を想定します。(※再び半導体買いになる可能性もあります) 相場を読むためには、今下がっているから下がる・上がってるから上がる ではなく、次にどこに資金が向かうか?ということを早い段階で察知しなければいけません。実際にはマーケット動向を見てマーケットに合わせるだけですが、電力・ガスには注目しています。(そしてグロースは売り)
もし今週が調整局面になれば、久しぶりに想定シナリオと合致してくることになります。そうなれば 来週からは「非常に良い地合いになる」ということで、全体的に買える展開に。中小型株をメインに積極的に買い進めるようにして、そのままGW前までの上昇相場を期待しています。まずは今週、十分に調整(底固め)するかどうかがポイントです。
(※全体的な上昇相場になれば、仮想通貨からは資金が抜けて株の方に資金循環すると見ています。そのため、仮想通貨(現在はイーサリアム)を買うのは今月までのつもりです)

最後に、少し書いておきたいことを追記しておきます。前回、スーパーマイクロコンピューターがS&P500に採用されたことを書きましたが、日経225の方でも、ディスコとソシオネクストの採用が決まりました。これでますます「株価指数=半導体」の傾向が強くなったことになります。日経平均が最高値更新と言っても、その中身は従来とは別物になっていきます。以前は、朝起きると一番最初に金利のチェックから始めていましたが、今は金利・為替よりもエヌビディアやSOX指数の方が重要かもしれません。(実際、東京エレクトロンがダブルトップのような形になった時点で「日経平均の天井」を判断しました) マーケットはこのように移り変わりますので、それに合わせて見立て(想定)も変えていくだけです。

今年に入ってから、当初は「節分天井・彼岸底」を想定していたのに、“半導体バブル”によってシナリオと噛み合わなくなってしまいました。しかし、もしここで半導体が調整したのであれば、それは事前の想定シナリオ(=彼岸底)に近づくことになります。そうなれば、今後の予測もしやすくなるかもしれません。
今週からは “夏時間”にもなりますが、ひとまず今週の相場は様子見することにして、調整を期待して待ちたいと思います。今週は上がっても下がるような展開で底固めできれば、その後からは「強気買い」を考えます。まだ相場は終わりません。円高になってからが本当のバブルです。(※場合によっては今週金曜の引けから買うかもしれません)

【3月4日(月)〜】 メインシナリオ


日経平均4万円達成!現物ではなく先物のみですが、今回は完全にその方向にベットできたので恩恵があります。(※前回の高値更新時は半導体だけだったのであまり恩恵がありませんでした。しかし、今回の上昇は半導体だけではありません。後ほど解説します)
現時点では、指数連動の大型株中心のポートフォリオになっています。しかし、前回書いた内容を読み返してみると、『今週はあまり積極的なトレードはしない』『無理なトレードはせず』と書いていたので、まったく予定とは異なっています。ただ、これだけ日経平均の指数に対してはっきり「強気買い」の判断をすることができたのは、“金曜の朝”になってからでした。前々から「日経4万円は超える」と見ていましたが、それでも、どのタイミングになるのかははっきり言えませんでした。というのも、その判断をする直前まで「4万円超えを狙う手口と、大きく下落を狙う手口が、まさに綱引き状態」・・・4万円を超える可能性があると同時に、ここが急落の起点となる可能性もあり、どちらに向かうのか判別不可能でした。だからこそ、私も上がる・下がると明言することができず、『方向感については時間軸によって違ってくるので、その時に考える時間軸で向かう方向についていくのが正解』としか書けなかったのです。
最初、週明けの時点では “向かう方向” についていった結果、中小型株買いのポートフォリオになっていました。(=日経平均は上がらず、グロースが急騰していたため) そのポジションを、その後、的確なタイミングで大型株メインに入れ替えることができたのですが、そのタイミングがわかったのは “ドル円の軌道を見て”の判断です。詳しくは順番に説明していきます。

まず、先週は以前からの “最高の地合い”を継続していました。前週引けで手放してしまった「三井E&S」も遅れて買い直して大きく上昇でしたし、持ち越した「enish」も、“倍”とまではいかなくても、それに近いような上昇だったと思います。他にも、グロースが立て続けに上昇していて、途中段階・途中参加も含めると “ストップ高がいくつあったのかわからないくらい”です。(=追加買いしようとすると、ストップ高で買えなかったりしました)
また、これは完全にラッキーでしかないのですが、以前より持っていた「ケンタッキー(KFC)」が大幅上昇でした。(=もともとは中長期目線で、チャートの形がきれいだったので1000株買って放置しておくつもりでした。それが急騰したので一旦利食いしました) それ以外にも、小型株なので銘柄名は書きませんが、数十%の上昇銘柄がいくつもあり、前回・前々回と同様、グロースにとって “最高の地合い”に思える展開でした。
ただ、このような相場でも、徐々に「月末リバランスを見据えた下目線」を考え、だからこそ “売り”もある程度増やしていました。そして、水曜の時点では「次は円高への展開」を想定したため、全体の7割くらいが “銀行ばかり”のポートフォリオになっていた気がします。ただ、その「円高=銀行」という想定とポジション自体は合っていたのですが、それでも市場全体が下落したこともあって、木曜だけ前日比マイナスだったと思います。(※ただ、株はマイナスでも その日はビットコインが急騰しており、そちらである程度カバーできました)

「木曜に円高」という想定をしていたのは、月末リバランスを考えてのことです。指標発表もあって夜中にドル円150円割れ・・・でしたが、日付が変わって3月に入ると再びドル円は上昇しました。最近は為替が想定通りにいかないので書きませんでしたが、ドル円の軌道分析では「もし円高方向に動いた場合の下値目標は149.2円あたり」で考えていました。1日(金)の朝にドル円を確認すると、ちょうどその下値目標に達してから反発しているのを確認し、さらに、それに加えて「月初のETF買い」という材料・・・それらが判断理由となって「ここからは上昇する」という目線に変更となりました。(=上と下の綱引きは「上」が勝つという判定です。この時点で、以前から持っていたプットオプションは精算して先物ロングをしました)
そして、「ドル円149.2円をつけた後には150.5円に戻る」というのが軌道シナリオだったので、その時点で買うべきなのは「ドル円上昇→円安銘柄」ということになります。もともと “銀行ばかり” 残っていたのですが、それをさらに追加買いして、他にも “円安で上昇する大型株”で押し目になっているものを買えるだけ買っていきました。(※「ヘッジなしのS&P500」も押し目判断で買いました) その結果、完全に大型中心のポートフォリオとなり、これは当然ながら指数に連動しますので、“今回は” 日経平均高値更新の恩恵がありました。

(※以上の説明からわかるように、今回の日経上昇に関しては “半導体”による押し上げではありません。もし半導体が強いのであれば私のポートフォリオにも半導体が多くなるはずですが、今現在残っている半導体は「日本マイクロニクス」と「東京エレクトロン“デバイス”」くらいです。ですので、今回の上昇に関しては “半導体ではなくインフレ”と言って良いでしょう。(ただ、週の最初のグロース買い段階ではAI・半導体をたくさん買っていました。それが週の中盤で銀行等に変わったという感じです)
最近はこのようにずっと “銀行”に注目していますが、この1週間の相場を見れば理解して頂けると思うのです。“円高でも銀行。円安でも銀行”・・それなら「ずっと銀行を持っておけばいい」ということになるのです。以前よりメインで持っている「UFJ銀行」も好調ですし、他にも「九州フィナンシャル」が急騰しています。すでに手放したものもありますが、先日より九州関連銘柄(九州電力など)をいろいろ買っていて、その中でも一番が「九州フィナンシャル」でした。銀行以外で前週から持ち越していたもので言えば、「三菱重工」「三菱地所」なども強かったです)

株以外のことを書いておくと、前回持っていた中国株・ドイツ株は今は利確済み。金や原油、さらには大豆などを売ったり買ったりしたのが小さくロスカットとなって、CFDはノーポジション・・・ だったのですが、金曜ナイトで原油が上抜けしたタイミングで約定しており、今は「原油ロング」があります。(※ドイツ株は、強い上昇が続いたので持っておくべきでしたが…)
為替に関しては、149円台からドル円をロングしていたのですが、目標としていた150.5あたりで利確しました。あと、金曜朝に入った「日経先物ロング」もナイトで手仕舞い。下から上まで、一日で1000円近い値幅を抜けたと思います。
そして、非常に調子が良かったのがビットコイン。前回 『5波上昇によるレンジ抜けを狙う』と書いていましたが、その想定軌道の通りに大きく抜けました。そのビットコインを利確した後、昨日「イーサリアム」を買いました。今後は、(※仮想通貨を買うのであれば)ビットコインよりも他のコインの方が良いと思っています。というのも、ビットコインは当初想定していた高値に達したので、これ以上はあまり期待できなくなってきます。まだもう少しは上がると思いますが、上げても利確が入りやすく、そうなると仮想通貨トレーダーは他のコインに目を向け始めると思います。(すでにそうなっているかもしれません) と言っても、私はアルトコインには興味がないので、ここでイーサリアムにしたということです。
以前より、ビットコインは “上昇が続かない”と言ってきましたが、イーサリアムであれば最高値がまだですし、しばらくは上昇余地がありそうです。つまり、ビットコインを取引していた時は “買っても短期”だったのですが、イーサリアムであれば このまましばらく(1ヶ月程度?)ホールドできると思います。仮想通貨を頻繁に売り買いするのは効率が良くないこともあり、もうビットコインは買う気がなくなっていたのですが、ここからは “イーサリアム”に変更することにして、もう少し仮想通貨トレードを続けてみます。

繰り返しでまとめますと、今は大型株中心のポートフォリオです。(=銀行が多め。それ以外には原油・イーサリアム買い) 9割は買いポジションですが、下がっているグロース銘柄をいくつか打診売りもしています。1つ気になる銘柄としては「川崎汽船」。海運の中で、なぜか川崎汽船だけ急騰していたので買ってみました。理由は不明、ここからどう動くのでしょうか。(※ちなみに海運は数日前まで空売りしていました)
「日経平均4万円を狙う仕掛け」は以前より存在していたため、どこかで “必ず達成する”と見ていましたが、そのタイミング判断ができたのは “金曜朝”になってからだと言いました。この4万円の水準ではロスカットも多く入っていると思われるので、今後踏み上げによる上昇もあるでしょう。金曜ナイトではドル円が下がりましたが、日経平均は上がっています。とりあえず週明けには現物でも4万円達成するのでしょう。

さて、ここまでが振り返りで、ここからが今週の戦略になるのですが・・・まず最初に書いておきたいのは “半導体”のことです。金曜ナイトで、SOX指数が再度上昇しました。これまで繰り返してきた傾向として、“半導体が上がると想定シナリオが否定され成立しなくなります”。残念ながら これが前提となりますので、半導体が上がれば全市場が上がることにもなり、そうなると結局 “その動きについていく”しかありません。ただ、まだSOX指数が先日の最高値を超えたわけではありませんので、ここから上昇が継続するかどうかはわかりません。高値を超えればシナリオは破綻してしまうのですが、ここからSQにかけて考えているのは、一時的な調整局面です。(※以前から言い続けている通りです)

これまで、「日経平均が高値更新した後、グロースに資金が回ってグロース上昇」というパターンが続いたので、今回もそれを期待して中小型株を狙っていく個人投資家も多いと思います。しかし、私は今回はそうならないと考えており、ここから上昇する前に “米国市場が下がる必要がある”と考えています。ただ、このシナリオは何度も否定されているので自信はありません。この調整では「米国株だけでなくコモディティも下落」を考えているのですが、もうそうなるのであれば “ドル上昇”が条件になります。しかし、現在のドル円を見る限り、149円台から反発後の目標値=150.5円付近を達成したので、次は「149円割れ」を目指す軌道になってきます。(=149.2→150.5→149以下というのが想定軌道でした)
半導体も為替もどうなるかわからないのですが、いずれにしても「SOX指数が高値更新するかどうか」は重要なポイントになりそうです。高値を抜けて上昇するのであればそちらについていきますが、そうならない場合には、今度こそ “米国市場の調整”になる可能性はあります。そして、そうなれば日本のグロース上昇も厳しくなります。

以上のように、“どうなるかわからない”というのが前提になりますが、当初の考えでは、「ここからSQにかけて調整に入ることで“売り”。そして、3月中旬になれば良い地合いになるので買い」というのが想定シナリオです。もしこの3月初頭の時点で日経4万円を達成していなければ判断が難しくなっていたのですが、週明けに現物でも4万円達成すれば “一旦の達成感”は少なからず出てくるので、ここで天井をつける可能性は(以前よりは)高くなったと思います。
それでも “3月後半にはまた上がる”とは思っているのですが、“今週”の投資戦略の話としては、ここからは「ドテン売り」を考えたいと思います。まずは買いポジションを精算して先物でショートを入れたいですし、原油ロングに関しても手堅く利確することにして、先日までの高値に戻るようであれば、ショートも検討します。ゴールドに関しても、金曜ナイトで上抜けしたように見えるのですが、“それがまた戻る可能性”というのを考えます。いずれにせよ、為替次第・半導体次第ということになるでしょう。
振り返ってみれば、結局のところ、1月に続いて2月もバブル相場が継続したことになります。ここからの3月相場に関してはメジャーSQまでは警戒して、次に積極買いするのは3月中旬だと(今のところ)考えています。(その時には中小型株を狙います) その先、中長期のイメージとしては、4月後半までは上昇相場となり、GW前には下落でしょうか。それまでは、大きな下落リスクは見られないと考えています。

最後に少し追記ですが・・・「スーパーマイクロコンピューター」がS&P500の構成銘柄に追加されるとのことです。私が最初にこの銘柄に注目したのは2022年のことで、これまでに何度も取引してきました。(ボラティリティが大きすぎるのでロットは小さめですが)
この話を見て改めて思ったのですが、以前 “ゴルディロックス相場”の説明をしたように、「わからない人はS&P500や指数を買っておけば良い相場」だと本当に思います。結局、指数の中に半導体のような強いセクターも含まれますので、それを上昇が続く限りホールドしておくのが一番安定している “銘柄選定”だと思うのです。実際のところ、指数をアウトパフォームし続ける銘柄を探すのは難易度が高く、こんな上昇相場なのに勝てていない個人投資家も多かったりします。そして、もしこのような指数が下がる時が来れば、それはそれ以外も含めた “すべての市場が下がる時”です。(※金・仮想通貨も、何を買っていても下がります)
どこかで長期の天井(=長期下落の起点)をつけると考えているのですが、バブル相場は想定を超えていくものなので本当に読めません。「常にストップは入れてついていくのみ」で「その上昇に従ってストップ位置を引き上げていく」という戦略が正解だと思います。ずっと上昇が続くわけではありませんが、まだしばらくは続くと思いますので、稼げる間に稼ぐことにしましょう。

(※なお、何度も書いていますが、私自身が “理想として目指すトレード”というのは、「連日プラス推移させること」です。そのためには、後で上がると思っていても、明日下がりそうであれば一旦手仕舞いしたり、銘柄を入れ替えたり、買いだけでなく空売りを入れたりもします。このように手数をかけている理由は、私が「相場観を維持しておきたいから」でもあります。(=明日プラス推移ができれば、その日の相場観は合っていたということです。そして、これさえ意識していれば、トータルで負け越すことはありません。ちなみに相場観とは “資金の流れを読むこと”だと考えており、投資は その資金の動く方向にベットさえすればうまくいきます)
指数を買って保有するだけだと、頭を使わないので今の相場がわからなくなり、そうなると “今後の相場”が読めなくなってきます。それはトレードスキルが落ちることを意味するので、将来的なマイナスにもなりかねません。今は良かったとしても、10年20年にわたって相場の世界で生き残りたいのであれば “トレードスキルは必須” です。損切りなしで勝ち続けるのは不可能、買いっぱなしで勝てるのは “今だけ”です。詳しくは、こちら(正しいトレード)をよく読んで心がけるようにして下さい。そして、昔から言っていることですが、最終的には、投資以外で(十分な)収入を得られる手段はなくなっていきます)

【2月26日(月)〜】 メインシナリオ


「日経平均が史上最高値更新」ということで、普段マーケットを見ていない人まで、このことに触れているのを目にしますが・・・影響力のある人(プロ含む)が間違った解説をしているケースも多いので注意しましょう。今の相場には指数も為替も意味がなく、マーケットを見ていない人が語れるほど単純な相場ではありません。(=本当の景気は良くないからこそバブルになります) 前回の解説がそのまま当てはまりますので、理解していない人は読み直してみて下さい。
さて、前回は『全力買いで最高の地合いを迎えることで、1月同様にバブル相場での大勝ちができました』と書いていたのですが、再度、それを繰り返したような展開でした。『100%全力買い』で迎えた月曜は、今年一番の“最高の地合い”となり、今年一番の利益になった1週間でした。2月は最初の二週で失敗を繰り返してしまいましたが、これで完全に取り返したと言えるでしょう。(※私も失敗から学んで、引き続き “日本株トレードだけをメイン” にすることにしました。そして、それ以外で多少損失を出してしまったのも、前週と同様です。詳しくは後述)
さて、先週は金曜が祝日だったので4営業日のみ。そして、この文章を書き始めているのが金曜日ということもあり、まだトレードの記憶が十分に残っていたりします。月火水木の4日間だけのことなので、今回は “1日ごとに”振り返って解説してみようと思います。(※それぞれの日がまったく別の相場になっていたので、まとめて説明するのが難しいというのもあります)

まずは19日(月)。グロースが大幅上昇!ということで、やはり新興株が強いと利益幅も違ってきます。大型から小型にシフトする展開で、それに合わせてポジション入れ替え。これまでずっと「一部の銘柄だけ上がって大半が下がる状況」が続いていましたが、この日は逆に「一部の銘柄だけ下がって大半が上がる」という展開でした。(=日経は上がらなくてもグロースは上昇) このような相場であれば誰もが利益を出すことができます。そして、前週からの持ち越しで一番大きかったのが「UFJ銀行」だと書いていましたが、この日は銀行株が大幅上昇。狙い通りの展開になってくれました。少し前まで空売りしていた「あおぞら銀行」はドテン買いをしていて、こちらも非常に良かったです。(※半導体は下がったので、前週で手仕舞いしていたのも大正解)
前回書いたように、“市場全体への資金循環”を考えれば、半導体が下がるのは必要なことです。“これまで業績が良かったのに上がらなかった銘柄” が正しく評価されて上がるような感じで、まさに理想の相場。これこそが、本来あるべき相場でしょう。半導体によって、どれだけ市場がおかしくなっていたのかわかります。このような相場がずっと続いて欲しいと思いました。
ただ、前回書いていた戦略はこうでした→『週明けから下目線になります。寄りの様子を見て買いポジションを精算して、まずはプットオプションでも買って、そこから徐々にドテン売りを狙っていきます』『買うとすればコモディティになりそうなので、今週の戦略としては“株売り・コモディティ買い”と言ったところでしょうか。為替も、どこかで円高への転換を想定しています』
これに関しての詳しい説明も必要なのですが、とりあえず寄り時点の判断では、まだ「買い判定」でしたので、下目線になるのは翌日に変更となりました。つまり、私の中では1日ずれたという感じです。そのため、この日はまだ買いメインで終了。ナイトは米国が休場ということで、ほとんど動かなかったと思います。

次に20日(火)。1日ずれたことで “ここが相場転換日”という認識でした。ここでの転換というのは「円安→円高」を考えていたので、ポジションを大きく入れ替え、最終的には「買5売5」というように 売り買い同程度になりました。(※大きく売りに傾いたのですが、この日の騰落数を見ると 値上がり702:値下がり899なので、適切だったのかもしれません)
引けでプットオプションも買い。また、ここまでは(前週からの持ち越しで)「円建ての金」でしたが、ここからは円高を考えたので「ドル建てゴールド」に入れ替えました。(※以前から書いているように、為替の相関が不自然なため、円高時には為替ではなくゴールド買いで対応しています)
すると、ザラ場終了直後にドル円が150円割れまで急落。これで「円安→円高」というシナリオが的中したのですが、利益として反映されるのは翌日となります。(ザラ場終了後に動いたため。この日の前日比はほぼ変化なしでした)
そして、もう1つ、この日の引け後に大きかったことがあるので書いておきます。前週からの持ち越しで、『100%全力買い』と言いながらも正確には “2つだけ打診売りがある”と言っていました。そのうちの1つが「AIメカテック」なのですが、その後 追加売りしたことで、この時点ではそれなりの売りポジションになっていました。この銘柄が、引け後に「ワラント発行」してPTSで急落。翌日にはストップ安で、最終的に「20%以上の空売り利益」となりました。ワラントに関しては私も過去に数回は買い保有で損失を出していますが、これは完全に“運”なので回避できません。今回は空売りしていたので利益となって、少しはワラント損失を取り戻したと言えるかもしれませんが、それでも過去の損失額の方が大きいです。だとしても、今回はラッキーだったということで履歴として書き残しておきます。
夜には連休明けの米国市場が動き始め、ここで米国株はすべて手仕舞い。(=下がったので前週比では損失でした) CFDもいくつか取引した気がしますが、細かいロスカットで忘れました。

続いて21日(水)。夜(日本時間翌朝)は、運命のエヌビディア決算です。エヌビディア次第で日経平均が上にも下にも1000円動くようなイメージでした。完全にギャンブルになってしまうので、この日は “ポジション全体の縮小”を考えました。実際に、日経もグロースも下落・・・ということで、かなり決算が警戒されていたのがわかります。そうなると、引け際には逆に “(安くなって)買える銘柄”の方が多くなり、最終的に この日は(ポジション全体は縮小しつつも)「買6売4」くらいで、買いの方が多くなりました。(※もし引け前に上がっていれば、売りの方が大きくなっていたと思います)
この時点でここまで警戒されて下がっているのを見ると、かなり織り込まれたということで、明日は「ほぼ確実に上がるのでは?」と思っていました。それでも、株は追加で買いたくなかったので、「ここからは円安」と考えて豪ドルとドル円を買いました。(同時に、ゴールドは手仕舞いしました)
あと、この日は「中国株(上海A50)」で大きく利益になった日です。以前より、中国株はチャート的には買える形でしたが、日米が強い間は、他との相関を考えると条件が悪く買えませんでした。この日はエヌビディア警戒で日米から資金が抜けていたので、中国株が上昇したということです。ただ、中国株はまだ長期では買えません。本格的に上がるのは日米がクラッシュしてからだと思うので、しばらく先でしょう。この週末現時点では まだ保有していますが、あくまで短期のつもりです。(※それ以外にはドイツ株も買っています。こちらも現時点で大きな利益に)

そして、22日(木)。この日が日経平均の史上最高値更新なのですが・・・私自身はそこまで大きく儲かっていません。結局、エヌビディア決算に関しては問題なく上方向に急騰。「エヌビディアが上がればナスダックは上がり、東京エレクトロンが上がるから日経平均も上がる」・・これがすべてです。(=全部“半導体指数”ということです。そのため、日経平均が高値更新したというよりも “半導体が高値更新した”と考えた方が適切です。今の日経平均の数字自体には何の意味もなく、もしエヌビディアが下がっていれば日経の高値更新もありませんでした)
この時点では買いポジションの方が大きくなっていたので、日本株では十分にプラスです。半導体銘柄は避けていたので持っていませんでしたが、「日本マイクロニクス」だけ残っていました。しかし、ここで1つ大きな失敗があり、それは夜中~朝にかけての話です。前日の株ポジションが買いに傾いていたこともあり、“もしも万が一” ということを考えて “ナスダックショートを逆指値”で入れておいたのです。基本的には大丈夫だと思っていたのですが、“これ以上下がると急落になる”というポイントを割るとまずいので、念のため発注していたのです。それがなんと・・本当に底の底、下ヒゲの先のところで売り約定してしまっており、“朝起きるとそのポジションが大きく含み損”でした。すぐにロスカットしましたが、大きなロットだったこともあり、この損失が足を引っ張ってしまいました。この日の昼休み中に日経平均が史上最高値更新したわけですが、グロースは急落していたので下がっている銘柄も多く、月曜の相場の方が断然良かったです。(=多くの個人投資家がそう感じたのではないでしょうか)
金曜は祝日なので、この日が週の最終日でした。ポジションとしては「買7売3」くらいで、強い相場であるにも関わらず売り銘柄は残っています。(騰落数を見ると、値上がり1082:値下がり518なので適切なのでしょう) 買い保有で目立つのは「銀行・証券・工業・鉄鋼」など。再度メガバンクも大きく買いましたが、これは主に「低PBR」を意識して選定したからです。(=低PBRの銘柄がわからない場合には「PBR1倍割れ解消ETF(2080)」というものもあります。市場下落の影響を受けずに堅調に推移しているのがわかるはずです)
そして、引け後にPTSを眺めてみると、クレーンの報道もあって「三井E&S」が20%上昇しています。これは直前まで持っていたのですが、木曜引けで手仕舞いしてしまいました。木曜の1日だけでも26%も上昇しており、三連休があるので一旦利確しておこうと思って手仕舞いしたのですが、さらにここまで上がるとは思いませんでした。なんと「約1週間で株価2倍」ということで、もともと業績が良いのでウォッチしていたのですが、すごい上昇です。最後の20%上昇には乗れませんでしたが(※手仕舞いするか迷いました)、これまでの利益だけでも十分です。もちろん、(以前もありましたが)反落すれば大きいので、このような銘柄は絶対にストップ必須です。(=上ヒゲをつけて下がる時にはショートを狙いたいです) それ以外に 「enish」が12%近く上昇しています。これは理由不明でしたが、先日まで下がっていたのが急に上がったので、とりあえず買っておきました。新作ゲーム発表が材料のようです。(=このような急反発というのは、必ず何かあります。何もなしに反発するはずがありません) PTSを見る限りでは買いも売りもうまくいきそうです。
そして、ナイトでは米国株を買い直したのですが、ここでは半導体は避けて高配当銘柄にしておきました。(=下がればすぐ撤退するつもりで 浅めのストップを入れています)

・・・以上、ここまでで4日間の相場を振り返りました。今年に入ってずっと言い続けていることですが、こうして解説してみても、どれだけ半導体(エヌビディア)の影響が大きいかわかります。日経平均を見るよりもエヌビディアの方が重要です。今 半導体に向かっている大きな資金が、どう動くかを考えなければいけません。
株のポジションに関しては上記で書いた通り(銀行など)ですが、それ以外には「円建ての原油」を買っています。CFDでは「中国株」と「ドイツ株」。そして、「ビットコイン」もレンジ下限で買いました。明確な押し目ではないので半ロットだけの買いで、一度でも上抜けすればすぐに決済します。あくまで“一時的な急騰狙い”なので長く持つつもりはありません。(※4時間足の5波上昇によるレンジ抜けを狙います)

さて、ここまで日ごとに詳細に説明した理由というのは、「半導体(エヌビディア)次第で左右される」ということをお伝えしたかったからです。そして、それさえなければ、当初のシナリオ(目線)が間違っていないことを理解して頂きたいからです。
前回想定していたのは「円高で株下落」ということでしたが、その起点として考えた20日(火)には実際に「円高で株下落」となっています。本来ならこの流れを継続するというのがシナリオだったのですが、21日(水)夜にエヌビディア決算があったことで、まったく別の相場になってしまったということです。(ですので、決算以降の現在の相場は予測不可能ですし、前回の予測に関しても、あくまで決算前までの話です)
指数だけを見ても何もわかりませんが、半導体・AI以外は大して上がっていなかったり、グロースが完全に下がっているのを見ると、やはり半導体を除けば「株は下目線」で合っていたと思うのです。どれだけ指数が上昇したとしても、銘柄選定を間違えると何の恩恵もない相場だということです。
そして、今の私は「この半導体がいつ崩れるのか?」を考えています。エヌビディアのチャートを見ると大きく窓を空けており、非常に不安定な形です。少なくとも (現時点で)ここから買いたいとは思えません。

・・・という文章を “金曜昼”の時点で書いていたのですが、翌朝、金曜ナイトを終えたのを確認してみると、エヌビディアもナスダックも少し微妙な形になってきたようです。これはちょうどイメージしていた通りの展開なのですが、ここからは、金曜の動きも踏まえて書いていきます。
(※金曜ナイトでは、「日経先物ロング」していましたが利確撤退しました。それ以外では 「ゴールド」が新規買いで約定しました。
あと、以前から言ってきた「日経とダウが逆転」に関しても達成しています。だからと言って特に意味はないのですが、一応書いておきます)

エヌビディア決算、日経最高値更新の一連の急騰に関しては、“勢い”によるイレギュラーな動きだと考えています。これが一旦落ち着いたとして、その次の展開で考えていたのは、「“これまで持っていた人の利確売り” と “乗り遅れていた人の新規買い” の両方が入ってきて、はっきりしない動きになってくるだろう」ということです。
私自身も、ここからは相場に合わせるだけのつもりですが、おそらく利確を進めてポジション縮小していく気がします。現時点で、株以外には原油・ゴールドを持っていますが、それらも早々に撤退を考えて 今週はあまり積極的なトレードはしない方針です。(もし注目するとすれば銀行・電力でしょうか。グロースはまだ買いづらいです)
なお、プットオプションは含み損のまま持ち続けており、週明けにはさらに追加する予定です。(※オプション推移からは「日経4万円は超える」と見ていますが、あるポイントを割れば大きく下がるような状況です。方向感については時間軸によって違ってくるので、その時に考える時間軸で向かう方向についていくのが正解でしょう)
基本的には “半導体はわからない=指数はわからない”ということを前提として、ここからの投資戦略は「(明確に)上がる銘柄を買って下がる銘柄を売るだけ」になります。
(※私自身は一度下がった半導体をこのタイミングで買う気はなく、今保有する半導体株は(おそらく)「日本マイクロニクス」のみです。実は、現在 中国株・ドイツ株を買っているのも、半導体の影響がないため 比較的安定しているという考えがあるからです。これは別に半導体を買わないという話ではなく、今ではないということです。確実性の高いタイミングがあれば、再度買うとは思います)

“上がる銘柄を買って下がる銘柄を売る” というトレードの結果、買いが多くなるのか売りが多くなるのかはわかりません。確度が高ければロットを増やし、確度が低ければ減らします。日経平均が上昇したとしても、下がる銘柄の方が多ければ、私のポジションが「売りメイン」になる可能性は十分にあります。(※週の終わりには、月末リバランスもあって下目線になりそうな気はします)
そして、いずれ3月中旬あたりになれば、また気にせず買っていけるようになると思います。その時には “非常に良い相場”になるはずで、それまでの間は “半導体次第ではっきりしない” というのが私の見解です。もはや日経平均には何の意味もないどころか、「日経平均=半導体が下がった方が他に資金が流れる」という意味では、“日経平均が下がってくれた方が良い相場” だと言えるかもしれません。(=“下がった方が良い”なんて、どれだけ いびつな状況なのでしょうか…)

いずれにせよ、個人的に失敗もあった2月相場でしたが、何とか十分な利益は出せましたので、あとは無理なトレードはせずに残り4日間を終えたいところです。
そして、次回は3月相場・・メジャーSQに向けての考察をすることになりますが、また荒れるのでしょう。単純に考えて、日経2万円と日経4万円では「2倍」の差です。それはつまり “倍のボラティリティ”が発生し得るということで、1日に1000円幅動くことも珍しくなくなってきます。「リスクもリターンも同じだけ大きくなる」ということで、それに合わせた資金調整をしなければ、儲かる一方で大損の可能性も高まるので注意して下さい。数年前と同じ感覚のままトレードするのは危険です。
(※それでも、トレードというのは “ボラティリティがあってこそ” のものですので、トレーダーとしては嬉しいことです。数年前はトレードから離れていた時期もありましたが、今は参加して楽しいと思えるのは、これだけ相場が動いてくれるからです)

【2月19日(月)〜】 メインシナリオ


前回いろいろ書いたのですが、“もうシナリオを考えても意味がない”ということで、『エヌビディアが上がり続ける限りすべての相場は堅調』『ここが買い場』『とにかく買い』『全市場が上がるしかない』というのが最終的な見立ての結論でした。2月最初の二週間は余計なことをして満足な結果を出せませんでしたが、ここで大きく取り戻すことができました。そもそも最初の二週間も、通常の株トレードだけならプラスで終えていたのに、先物(指数)等で振り回されて損失を出してしまっていたのです。先週はそれをやめて株トレードだけに集中することで良い結果になりました。(最初からそうしていれば良かったのですが…) いずれにせよ 「全力買い」で最高の地合いを迎えることで、1月同様にバブル相場での大勝ちができました。
ここから説明するにあたって、私の先週のポジション推移を言った方が説明しやすいので書いておきます。次のような順番で推移しました。「(1)半導体買い・それ以外売り」→「(2)半導体買い・グロース買い」→「(3)大型株中心買い(半導体以外)」

前週の日経平均の終値36897円だったのが、先週終値はなんと38487円。ものすごい上昇で、バブルの史上最高値は目前。実際には、構成銘柄も経済状況も何もかも違うので比較自体は意味がないことなのですが、それでも数字上の “歴史的瞬間”を株トレーダーとして迎えられることは大変ありがたいことです。ただ、前回更新時(1週間前)の時点では、この水準まで上がるとはまったく思えませんでした。「上がる」ということはわかっていても、いつ・どこまでなのか想像がつかず、考えていたことは、ただ “向かう方向にベットする”ということだけです。なぜわからなかったのかというと、いつものように大口が仕掛けて動くような相場ではなく、本格的な“実需”で資金が入って動く展開になっていたからです。シンプルに「買われるから上がる」というだけです。
それでも、連休明けの火曜に大幅上昇した段階では「確実に史上最高値を取りに行く」という方向が見えてきました。私からすれば、強い上昇相場となる確信を得たのは、この日になります。(※前回更新の「日曜」時点では不明でした)

さて、日経平均はそうであっても、グロース指数(中小型株)の方はまったく状況が違っていました。というのも、やはり前週から続く「半導体だけ」という相場が続いていたからです。前回も書いたように、“一部の銘柄だけが上昇して半分以上の銘柄が下落” という構図。(=4銘柄だけで押し上げていたところ、私はその3銘柄の保有を継続。「東エレ」は時価総額十数兆円が数日で20%も上昇に) そのため、私のポジションも「(1)半導体買い・それ以外売り」となっており、1000円幅の上昇相場であるにも関わらず 売りポジションも同じくらい持っていました。半導体はさらに追加買いする一方で、空売り銘柄もたくさん増やしていました。(=例えば 「LINEヤフー」は情報漏洩問題が出る前から空売りしていましたし、「あおぞら銀行」も以前から空売り継続していました)
月曜は祝日。週明け火曜の時点では日経平均は38000円となり、ドル円も再び円安に振れてきたことで、「インフレで株価上昇」という意見をよく目にしました。しかしながら、そう言っているのはマーケットを見ていない人の意見であり、トレードをしている人間からすればそうではないことはわかっていました。これは「インフレではなくバブル」です。もしあなたが “投資”に関わっていきたいのであれば、この区別は明確しておいて下さい。
以前から説明してきたように、この段階で上昇したのはあくまで「ほぼ半導体のみ」(あとは低PBR)。昨年の秋もそうでしたが、半導体の上昇によって事前のシナリオが破綻することになり、想定が外れたのです。もし半導体がなければ、当初の想定通りに株価は下落していたと思います。そして、これが “インフレではない証拠”として、不動産やREITは下がり続け、金やエネルギー、小麦や大豆などのコモディティはずっと下落・・・ このマーケット状況だけを見れば、「インフレどころかデフレ(まるでリセッション)」のような雰囲気です。円安になっている為替の方が不自然であり、本来なら円高になるはずなのにならないので、だから “為替がよくわからない”と言っていたのです。(※もちろん円安要因は理解し、チャートからも円安に向かいそうなのはわかりますが、それだと他の市場との相関が噛み合わないので違和感がありました)
ということで、マーケットを見ていればわかることですが、これはインフレで上がっているのではありません。もしこの時点で「インフレで株価上昇」と言っていれば、それは素人の意見だとわかります。(※本当の景気は良くないからこそ、一部のセクターにしか資金が向かわずバブルになりやすいのです)

話を戻して、この火曜水曜では「(1)半導体買い・それ以外売り」でしたが、このあたりから次の展開を想定していました。次というのは、「(2)半導体買い・グロース買い」です。“まずは大型株が上がり、その次に中小型株が上昇する” という話は、昨年から何度もしてきました。(=今年狙うべきは「日本株グロース」だと言いました)
この(1)→(2)の転換点として、“円高に振れるタイミング” を待っていました。すると、15日(木)からドル円下落開始。この動きがトリガーになると判断して、そこからは「グロース買い」に変更。この毎週更新noteでトレード履歴を書いてきた中でも、久しぶりに「グロース買い」と書いた気がします。実際には、これまでグロースを買っていないわけではないのですが、買うとしても一部銘柄だけで、“何でも買える”という状況ではありませんでした。(=材料や為替が理由で買えるというだけで、全体的なグロース買いではありませんでした) というわけで、久しぶりに全体相場での「グロース買い」ができたことで、ここで「(2)半導体買い・グロース買い」というポジションになりました。
(※あと、このタイミングで金が下がったので、ずっと狙っていた「金」を大きく買うことにしました。ただ、CFDでの(ドル建て)ゴールドは下落の形になっていたため、ここでは「“円建て”の金」を買いました。25日線タッチで非常に良い買い場でした)

やはりグロースが買える相場になると、利幅がまったく違ってきます。以前 “グロース市場の半分の出来高”になることもあった「QPS研究所」も今回初めて買いました。すると「買った翌日には30%上昇」でしたので、とんでもない動きです。「さくらインターネット」「ウェルスナビ」も20%以上、他にも10%、20%上昇の銘柄がいくつも出てきました。もちろん途中で細かい損切りもたくさんしていますが、最終日の金曜には、これまで牽引してきた半導体に利益確定の売りが入り、その資金が他に流れて市場全体が上昇。ようやく待ちに待った最高の地合いがやってきました。グロース指数は大幅上昇してレンジを抜け、ついに上昇相場に入りそうです。今後は「大型株→小型株」の展開になってくるでしょう。“月足”から見ても、上昇は始まったばかりです。
この時点で私も半導体は利確することにして、一時的に「(大型もグロースも)全部買い」という状況に。日経平均は史上最高値を目指すわけですが、そこに至るプロセスでは「円安」になると見て、久しぶりにドル円と豪ドルもロングしました。しばらく為替は触らないつもりでしたが、ここでは素直に「円安にベット」です。(※半導体はまだ上がる可能性もあったのですが、一度利確が入った銘柄を買うよりは、“これから新規で上がろうとする銘柄” を買う方が確度が高いため、他を探すことにしました)
このタイミングで、とにかく買えるだけ買いました。確かに、日経平均だけを見れば史上最高値付近では売られることがわかっています。(=個人や海外が買っても、年金が売ってきます) それでも、個別銘柄を見ていけば、“ここから上抜けして買える株”がたくさんあるのです。だとすれば、指数のことは無視して、買えるものは買うしかありません。これまで何度も空売りしていた不動産株もここからは買い。多くの銘柄を買いましたが、なぜか三菱系が目立ちます。(注※ この上昇だけを見れば “インフレ”と言っても納得できます)
最終的に、円安で下がりそうなグロースは利確することにして、引け時点では “大型中心のポートフォリオ”になりました。(=特に一番大きいのが「UFJ銀行」。買えるだけ買った・・と言えば大げさですが、それくらいの気持ちで最大限の買いを入れました) これで「(3)大型株中心買い(半導体以外)」というポジションとなり、先週は終了しました。

・・・さて、ここまでが1週間のトレード履歴で、“全力買い”のポジションになっています。(=正確には、長期線を下抜けした銘柄を2つだけ “打診売り”しているのですが、それは小さいロットでしかないので「ほぼ100%買い」と言って良いでしょう)
それでは、先週の話はここまでにして、ここからはどう考えるか? 前回更新時ではシナリオが破綻してまったくわかりませんでしたが、ようやく半導体も少し落ち着いたことで考察することができます。今週の展開で考えたのは、「週明けに史上最高値をつけて、そのまま39000円あたりまで勢いつけて上がれば、そこからドテン売り」というものです。予定では 「週明けの寄りで買いポジションの大半を解消し、天井をつけた銘柄から空売りしていき、1週間かけて売り長にしていく」という考えでした・・・。 が、“考えでした” という表現にしたのは、金曜ナイトの米国市場の動きが思ったより弱かったからです。本来なら、ナイトで上昇することで “週明けは上昇スタートになる” と思っていたのですが、実際に週明け時点でどうするかは、寄りの需給を見て判断することにします。
(※現在 ファストリの信用倍率は「0.11」ということで、信用売り残がかなり溜まっています。上昇を目指す燃料としては十分ですしオプションも上を向いていることは確実なのですが、GPIF(年金)と思われる売りがかなり強いので警戒もされるとは思います)

米国市場は月曜が休場ということもあり「連休前の売りが入った」とも考えられるのですが、半導体も少し落ち着きそうに思えます。先週は、米国株が全体的に下がる場面もありました。そのタイミングで私も米国株を買っていくつもりでいくつか買いを入れたのですが、結局、どう見ても「エヌビディアだけが相対強い」ということで、大半をエヌビディアに集中させることにしました。金曜ナイトでは再び米国市場が下落となりましたが、エヌビディアは下落寸前で踏み止まっています。しかし、スーパーマイクロコンピューターは完全に下抜けしてしまい、少し持っていたのですがストップにかかりました。そうなると、半導体もそろそろ終わるかもしれません。(=今後のシナリオから考えれば、その方が噛み合うのですが)
21日のエヌビディアの決算が注目されていますが、私は火曜に米国市場が始まれば米国株は全部手仕舞いするつもりなので、決算の時点では持っていないでしょう。エヌビディア次第で世界の株式市場が大きく動きます。良くも悪くも、このあたりが次の相場の起点になる気がします。

話を戻して・・・“週明け開始直後かどうか” も、“史上最高値を付けるかどうか”も、わからないのですが、予定では「週明けから下目線」になります。寄りの様子を見て買いポジションを精算して、まずはプットオプションでも買って、そこから徐々にドテン売りを狙っていきます。
それ以外には、買うとすればコモディティになりそうなので、今週の戦略としては「株売り・コモディティ買い」と言ったところでしょうか。為替も、どこかで円高への転換を想定しています。(=だからコモディティが上がるという考えです) コモディティは、ここまで下げ続けてきたものが多いので、この反転タイミングを狙うのは期待値が高いと思います。
ここから先の相場全体のイメージでは、「2月中は弱く、3月からは買っていける」と考えています。(※あくまでマーケットに合わせることが最優先ですが、今は“100%買い”の状態なので、それよりは確実にポジション縮小させます。ちなみに円高で大型株は売りでも、小型株は買える可能性があります)

一応、ビットコインのことも書いておきますが・・・先週中には「買いタイミングは来ない」とあきらめていたので、事実として “完全に無視してチャートも見ませんでした”。(それよりも株に注力していました)
ここまでのビットコインの上昇は、あくまで半導体バブルと同様、イレギュラーで例外的な動きです。もともとシナリオにはない動きなので、ここで上がったとしても手が出せませんでした。しかし、今週からは「コモディティ買い」ということもあって、どちらかと言えば買っても良い時期になるのですが、それでも、チャート的にタイミングが来なさそうなので、実際には “まだ買いたくても買えない” と思います。ここから半導体が下がれば、ビットコインの動きも落ち着いて、まずは “保ち合い”になるのを待ちます。その後、ある程度 下値を固めるようになってから買いを検討で良いのではないでしょうか。目安は700万円あたり。ただし、以前書いたように、仮想通貨は「買っても、急騰すれば利確します」。上昇が長続きすることはないと思えるからです。
(=今後買うのなら株を考えた方が良いです。好地合いで良い銘柄がたくさん出てくるでしょうし、仮想通貨が上がるなら半導体株も上がると思います)

最後にまとめます。今はほぼ100%全力買いのポジションで、円安を想定した大型株中心のポートフォリオです。一番大きいのがUFJ銀行。日経先物も金曜ナイトに少し買いました。あとは円建ての金買い、為替は豪ドルロング(ドル円は金曜夜にストップにかかりました)。米国株はエヌビディアが中心で、週明けには日米ともに株はドテン売りを考えます。為替の方も短期のつもりなので、すぐ撤退します。(=今週どこかで円高転換すれば、“今月中のドル円は下落波動” に入ることになります)
買うとすればコモディティを検討。そして、3月SQに向けて調整局面に入ると見ているのですが、どうでしょうか・・・ 現時点では下がるような気配はなく 日経4万円を目指す雰囲気もあるのですが、それも史上最高値をつけるか、米国が崩れれば変わってくると考えています。
(=もし3月に向けて下がれば、その後は再び上昇する(戻る)というイメージ。半導体の影響で大幅に予定が変わって(狂って)しまいましたが、多少は「彼岸底」に向かうと思うのですが…)

それでは、最後の最後に、追記しておきたいことを書いておきます。
改めて、今回の半導体バブル(ついでに仮想通貨上昇)の展開には驚きました。『エヌビディアが上がり続ける限りすべての相場は堅調』とまで言ったわけですが、そのエヌビディアの上昇は、今年に入ったタイミングから始まっています。ですので、先ほど説明した (今の株価上昇は)「インフレではなくバブル」という点に関しては再認識しておいて下さい。別に投資をしないのであればどんな理解でもいいのですが、マーケットに参加するのであれば、ここは区別して正しく認識するべきです。(=もしドル円だけ見て「インフレで上昇」と言っている人がいれば、それはマーケット全体を見ていない証拠なので、その人の意見は参考にしない方が良いでしょう)
それにしても、史上最高値目前というのは感慨深いものがあります。私はコロナショックの後、日本株だけ低迷していた時期に “今後(ほぼ)確実”とまで言ったことが2つあります。その1つが「日経平均の最高値更新」で、もう1つが「日経とダウ数値の逆転」です。いずれも、その時はまったく程遠い状況でしたが、いよいよ目前にまで迫ってきました。
(※為替に関しては確実とまでは言っていません。状況次第で変わりやすいためです。ちなみに、その後に“確実”と言ったことは、「株価がいずれコロナショック安値を目指す下落軌道になる」ということです。そのシナリオは現在(半導体のおかげで)先延ばししている最中なので まだ考えなくても良いと思うのですが、もしそのような大きなショックが来れば、その次の上昇波動は今の水準よりさらに大きな上昇規模になるでしょう)

今の相場は理屈で考えても仕方なく、「上がるなら買う・下がるなら売る」だけです。逆に、理屈で考える人がこの大相場に乗れていない気がします。(=業績や材料よりも需給がすべて) 今週で日経平均の史上最高値を達成するかどうかはわかりませんが、いずれにしてもこの大きな資金移動によって相場環境は変わります。以前から言い続けてきた “大型株→小型株”というシフト、そして、グロース指数が長いレンジを抜けたのは大きいです。具体的には「金曜に上抜けした分は一旦戻した後、レジサポ転換してから再上昇」というイメージで考えているのですが、もし実際に今週から調整に入れば、その後の上昇相場は非常に稼ぎやすいのではないでしょうか。日経平均も含め、これまでの高値を軽く超えていくと思います。前回書いたように、大きなリスクは当面見当たりません。(=今月調整しても一時的なものです。今後の資金循環のためにも、半導体の一旦下げは必要です)
・・・その他、オマケみたいなものですが、最近は “株主優待”が注目されていて「株主優待をつけるだけで株価上昇」というケースが増えています。このような前例ができれば、追随する企業も当然増えるでしょう。一時期、海外投資家が中心になって “株主優待よりも高配当”という傾向になったかもしれませんが、新NISAで日本人投資家が増えることで、また事情が変わったかもしれません。私自身は、株主優待取得に関しては妻に一任しているのですが、妻が喜んでくれるのでありがたいことです。
(※詳しくは、下の方のコラムで「株主優待のタダ取り(2022/12/19)」について書いています。ドラッグストア等の優待だけで、最低限の生活必需品は揃うくらいです)

【2月12日(月)〜】 メインシナリオ


SQ週が終わりましたが、とんでもない相場でした・・・。これを書くにあたって前回更新の内容を読み返してみたのですが、前回書いた文章を読んで頂いた方が参考になるかもしれません。そう言いたくなるくらい、同じ失敗をしています。
先に正直に打ち明けますと、前週比マイナスとなりました。と言っても、日本株トレードはかなりうまく利益を出すことができ、80~90点の出来で満足しています。それでも失敗したのが、またしても日経先物(指数)。そして、もう1つ、ビットコインをショートで入って10%ほど踏み上げられて含み損・・・だったのが、これを書いている途中(日曜朝)でロスカットとなりました。

そもそも先週のメインシナリオとして考えていたのはリスク警戒で、ここで多少の調整が入ることを想定し期待していました。そのために考えていた戦略が「株売り・ゴールド買い」。まずは “ゴールド買い”の方から書いておきますが、月曜に75日線まで落ちてきた場面があったので、“絶好の買い場”という判断で大きく買い→上昇したところで利確。ロットを大きくしていたこともあって、十分な利益を出せました。その後は最終的に円安(ドル高)に進んだこともあってチャンスがなくなりましたが、再度75日線まで下がれば大きく買いたいです。ゴールドは、今後もしばらくは“押し目買い”目線を継続します。(※ドル円ショートも一度入ったのですが、微損で撤退しています)

そして、株の方ですが、ご承知の通り 先週の相場は高値更新(米国は最高値更新)。調整どころか、強気相場を継続中です。つまり、想定シナリオとは噛み合っておらず、完全に破綻していることになります。細かく分析して考えてトレードするよりも、ただ買い保有していた方が儲かっているという状況で、非常に悔しい限りです。なぜこんなことになったのか?何が起きているのか?解説する必要があるのですが・・・ 結論から言いますと、一週間前と現時点では、まったく違う相場になってしまっています。今後の相場予測というのは、今ある条件に基づいて考察するわけですが、その予測をするにあたっての条件(材料)が変わってしまっている。例えば「節分天井・彼岸底」というシナリオは、一週間前の時点では確かにメインで考えることができました。しかし、今は同じ条件下ではなくなっているため、よくわかりません。前提条件が変わってしまうと、分析して考察したところで意味がないのです。
具体的に言うと、当初考えていたシナリオというのは「円高」がメインファクターになっています。軌道や相関から分析した今週の想定も「日経↓ 米国・金↑」ですが、これは円高による展開になります。しかし、実際の相場を見る限りではドルが下がるようには見えず、そうなると “まったくわからない” というのが正直なところです。

このように、予測しても意味がないのであれば “ただ相場の動きに合わせる”しかありません。それでは、先週の私がどのようなトレードをしたのかを、実際の相場の変化とともに振り返ってみます。(注※“トレード自体はうまくいっている”という内容の説明になりますが、リスク警戒でロットを抑えていた週なので、額としては大したことがないということはあらかじめお伝えしておきます)
まずは週明けの動きで印象的だったのが、大企業の好決算が相次いだことです。特にトヨタが上方修正で高値更新。三菱商事は5000億の自社株買い。直近まで持っていた株が軒並み好決算で上昇しているのを見て、買いポジションを縮小してしまったのを後悔したりもしました。それでも少しだけ残っていたのが「ローソン」。TOBによるストップ高で十数%上昇しました。
(※以前シダックスがMBOで上場廃止になった時も持っていて利益になりました。その際も言ったことですが、このような動きは今後も増えて上場企業の数は減っていくはずです。賃上げで中小企業の数が減ることは言うまでもありませんが、コロナ後に確定していた未来シナリオ(=新しい資本主義)が進行中です)
そして、何と言っても半導体です・・・「エヌビディアが上がり続ける限り、すべての相場は堅調」ということで、半導体がここまでの想定や分析を無意味にしたと言って良いかもしれません。実際に、半導体銘柄を持っているかどうかで先週のパフォーマンスはまったく違ったでしょう。例えば最終の金曜日、日経平均はかろうじてプラスで終わっているのですが、これは(ARMの上昇を受けた)ソフトバンクGが百何十円か押し上げていたので、もしそれがなければマイナスで終わっていたことになります。週全体で考えても、半導体中心の一部銘柄が上げていただけで、プライムの騰落数はマイナスだったりグロース市場も下げ続けていた印象です。

つまり、ここで言いたいのは、半導体を除けば「株売り」の戦略も間違いではなかったということです。先週、私が予定していたトレードは、基本的には「株売り」のつもりでしたので、売り銘柄を中心に増やしていきました。実際に下げる銘柄はたくさんあり、空売りだけでもプラス収支になっています。決算を売りでまたいで10%利益になったものもありますし、最終日の金曜で印象に残っているのが、「海運」や「不動産株」の売り。REITも空売りしていましたが、日経平均が上昇してもそれらが下がっているのですから、やはり「売り」戦略は間違っていないと思うのです。(※基本的にREITと日経平均は相関しています。REITが下がるなら日経も下がる方が自然です)
一方で、このように空売りしながらも日経平均は堅調に推移しているので、強く上がっている銘柄はある・・・ ということで、売りポジションを持っているからこそ逆に、買いも増やしていくことはできました。(※売りを持たない状態で買いだけを増やすのは、リスクに感じました) その買いというのが、必然的に「半導体」となります。“代表的な半導体銘柄は一通り買った”と言えるくらい、半導体だけで10銘柄くらい保有になっていました。木曜は「4銘柄だけで日経平均500円押し上げ」とのことでしたが、そのうちの3銘柄(SBG、アドバンテスト、東エレ)は持っていました。このように「一通りの半導体銘柄+任天堂・SBG」あたりが、私のメインの買いポジションだったと思います。というわけで、当然のことながら日本株トレードは買いでも売りでも十分な利益になり、トレード自体は非常にうまく対応できたということで満足しています。
(※この週末現時点のポジションは、買いの方は大きな変更はなく半導体ばかり残っていますが、売りの方が引け間際に縮小することになりました。ロットを抑えていたのでポジション規模は小さいのですが、結果的に買いが多く残っています。金曜に東京エレクトロンの決算でPTSが4.69%も上昇しているのを見ると、週明けにはまた利益が増えそうです)

ここまでの話だけでも、結局「ほぼ半導体」ということがわかるでしょうし、相場の雰囲気も “半導体かそれ以外か”で、まったく異なるはずです。“日経平均が700円上がっても半分以上の銘柄が下げている” のであれば、株を買っても損している人が多いことになり、これは「半導体買い・それ以外売り」という昨年秋にも経験した相場状況です。 私自身はこのような相場は得意ですので、多くの人が損失を出していてもうまくいきました。今回も、このようなトレード内容に関しては正解だということになります。
(補足※ 今回の取引をしていて思ったのですが、よく考えると、資金がない人にとっては大型の半導体株を買うのは厳しいのではないかと思います。というのも、東エレなど1単元で数百万円必要となる銘柄も多いからです。そのような人には、以前も紹介した「半導体ETF(2644)」が良いかもしれません。これなら1株から買えますので、資金のない人でも半導体相場に乗ることができます。半導体以外も上がってくれる相場であれば特に問題ないのですが、もし再び “半導体だけが上がる”という局面がやってきた場合、“資金がないと買える銘柄がない”ということにもなりかねません。その際には、このETFの買いを検討しても良いかもしれません)

さて、以上の話だけで終われば良いのですが・・・このような日本株トレードの利益を帳消しにする損失を、日経225先物&オプションで出してしまっています。ただ、これは良いことか悪いことかわかりませんが、あくまで “株の方で順調に利益になっていたからこそ” やってしまったという部分もあります。つまり、株で利益が出ていなければやっていなかったと思うのですが、“指数トレードでは 積極的に売り” に向かいました。
もともとSQ目標を36000円あたりで考えていたわけですが、今思い返してもひどい相場だったと思います。いつものSQだと言えばそうなのかもしれませんが、例えば「37500円と35500円の両方に向かう可能性がある」というようなイメージです。もし現値が36500円の時に “1000円上昇と1000円下落”の可能性が同時にあったとすればどうするか?それを今の軌道の動きや仕掛けから考察するわけです。そして、私はもともと先週は下目線で考えていたこともあり、売りだけを狙って何度も入っていました。(先物ショートだけでなくプットオプションも) 結果的にはSQ値が37000円を超える上昇だったので損失を出してしまったのですが、そこに至るまで、この一週間を通して「短時間で数百円動く」のを繰り返していました。火曜だったと思うのですが、昼休みに数百円下がり、ようやく下抜けしたと思ったら、その直後には全戻し。「わずか1時間で数百円の往って来い」です。何度もポジションを取る中で、細かく利確を入れても損切りの方が大きくなり、トータルでは大きな損失となりました。「日経平均はレンジ継続で難易度が高い」ということは前回も書いていましたが、それでも下抜けが想定シナリオだったためにチャレンジしてしまいました。
今この動きを振り返ってみて思うのは、先物・オプションによる仕掛けやショートカバーというよりは、実需の買いが入っていたのだろうということ。相次ぐ好決算や半導体の上昇で、“相場自体がまったく別物になった”ということです。・・・以上を反省点として、今後の対策としては、やはりレンジ局面での参加は控えるのが良さそうです。「(トレンドが出て)わかりやすい相場だけ参加する」という、何度も書いている当たり前のことを改めて徹底しようと思いました。(※仮に入るとしても、ロットは抑えるべきでした)

次にビットコインに関してですが、このシナリオも破綻してしまっています。ビットコインは「(12月からの)レンジを継続する」というのがメインシナリオであり、“買いを考えるのは600万円割れ水準。そのあたりで買って、上がれば利確する”というのが、以前からのトレード戦略でした。そして、前回『ここからは久しぶりにショートするかもしれません』と書いていたのですが、レンジの上限に達したというタイミング判断でショートを入れました。これがそのまま踏み上げられたことで、10%ほどの損失。(これを書いている途中で確定となりました) 先ほどの先物と合わせて、こちらも先週の負け越しの原因です。こうなったからには仕方ありませんので、もし今週押し目をつければ次はロングを検討します。
これを書いている途中に高値更新でロスカットになったので文章を書き直しているのですが、それでも、この急騰後に上ヒゲをつけたところではショートを狙いたいタイミングでした。(=高値更新にストップを置いて。すでに達したため取り消しますが) 今後のビットコインに関しては、シナリオが破綻した時点でよくわからなくなっているのですが、もし “大局に変更がないとすれば”、私が考えているのは「上がっても長続きしないだろう」ということです。暴落はなく、今のような急騰はあると思うのですが、「上がってもまた戻る」を繰り返すと思っています。これが、株とは異なる部分です。株でもビットコインでもコモディティでも、当面はどちらかと言えば上方向だと思います。しかし、その中でも「上昇が長く続くのが株や金で、長続きしないのがビットコイン」という分類になります。(=上がるか下がるか?で言えば上がるのでしょうが、上がり続けるか?と言えばノーということ。大きな上昇波動は先月で終了したと考えているためです)
そのため、もしビットコインのトレードを考えるのであれば、「安い時に拾って、上がれば利確する(=持ち続けない)」という戦略を私なら考えます。とは言え、それよりも株の方が安定性・継続性が高いわけなので、「それなら株を買えば良い」というのは以前から一貫している考えです。いずれにせよ、先週のビットコインの上昇に関しては完全に想定外なので、ここでは買いを入れる気にはなれません。(※今週後半に下がれば一時的に買うかもしれませんが。ちなみに、半減期のことは誰もが知っていることなので考慮しません)

最後に・・・ここまで一気に書いてみましたが、今の相場に関してはとにかく「シナリオが噛み合っていないので考察してもよくわからない」というのが本音です。そして、今年に入ってからの相場を振り返って考えると、“今後もこのような展開を繰り返すかもしれない” と思ったりします。「ゴルディロックス相場になる」という意見をどこかで見かけたのですが、私もそのような雰囲気を感じています。(※ゴルディロックス相場=景気が過熱も冷え込みもしない適度な状況にある相場のこと)
各企業で好決算が続き、ラッセル指数も上がってきました。金利上昇しても影響なく、エヌビディアはまだ上がりそう。下がるはずの局面で下がらないのであれば、上がるのでしょう。株もドルも、少し下がっても上がるのだから、それだけ強いのだと思います。売っても買われるのであれば売りで入ることはできず、買いしかできません・・・
というわけで、今後しばらく、このような相場が続くかもしれません。そうなると、はっきり言ってしまうと、“細かく相場分析して売り買いを繰り返すよりも、何も考えず買ってホールドしていた方が利益になります”。もっと言えば、下手に投資知識のある人よりも、“何もわからないからインデックスを買ってるだけ” の人の方がリターンが上回る可能性もあります。ですので、トレードに自信がないという人はそれで良いのかもしれません。(特に円建ての米国株)
それでは、これがいつまで続くのか?ですが、まだリスクとなる局面が見えてこないので、数ヶ月は続きそうです。しかし、これははっきり書いておきますが、長期のシナリオから考えた場合には、“急落する軌道シナリオ”が明確に完成しつつあります。今のところ、それは年内のどこか(おそらく後半)だと思います。今上昇すればするほど、その下落の幅は大きくなり、最終的には「コロナショック安値」を目指す波動になります。それでも、これは今すぐという話ではなく、そのタイミングが “昨年から先延ばしされている” ということです。私としては、今月の局面を何事もなく乗り越えれば、とりあえず今年前半くらいまでは「買いのみ」で考えれば良いと思っています。先週のような下落想定していた相場でも、上がる銘柄があるのであれば、それを買っておけば特に問題ありません。もちろん、中には下がる銘柄もあるとは思うのですが、基本的には買い戦略だけを考えて「上がっている銘柄だけをバイ&ホールド」しておけば、着実に資産を増やせる相場だと思います。なお、このようにジワジワと上昇が続く相場での転換サインは、完全に下抜けすること以外に、「大きく急騰して乖離が広がったところで転換」となるパターンもよくあります。どこかで突然急騰するタイミングがあれば、一度利確しても良いかもしれません。
インデックスに劣後してしまうと悔しい気持ちもあるかもしれませんが、私自身も気持ちを新たに、これからの相場に臨もうと思います。その際の変更点としては、ここまでは毎日銘柄を入れ替えるように売り買いしていたのですが、地合いが良くなればそれは必要ありませんので、時間軸を延ばしていくことを意識したいと思います。以上、予測分析の意味がなければ何の参考にもならないかもしれませんが、いずれ変わるかもしれませんので今後ともよろしくお願いします。

(※一応、当初のシナリオも書いておきます。基本的には「相場に合わせるだけ」のつもりなので参考にして頂く必要はありませんが、予定では、先週をもって『無理に参加しなくても良いと思います』と言っていた相場は終了。そして、ここからが “大型売り・小型買い” のつもりでした。日経平均に関しては “彼岸底”まで下がるイメージで、反対に、米国株やグロースは上昇するというシナリオ。ですので、「ここが買い場」という判断で (日経は下がっても)相場の雰囲気は良くなるという考えです。ただ、今は半導体など前述の理由によってシナリオ自体が破綻。半導体やドル円が下がらない限り、日経平均も下がらないのでしょう。だとすれば、(日経も含めた)全市場が上がるしかないのかもしれません。
それでも、今から半導体を買うよりは、出遅れた銘柄を買う方が期待値は高い気がします。(※半導体が悪いという意味ではありません) 年始から冴えない中小型株やグロース指数も、ここからは期待していますので、「大型株→中小型株」というシフトが起こるかどうかを注視していきたいです。ラッセルは上がってきましたので、米国株も積極的に買っていきます。とにかく買い。押し目があれば買い。そして、“日経平均(指数)は高難易度” というのが私の考えです。
・・・ただし、もし“明確に” 日経の下げが確定した場合、その時には売りを狙います。というのも、以前37000円付近に到達した際、『ダブルトップで下落という形が一番綺麗な気もします』と書いたように、それが1つのシナリオだからです。果たして どうなるでしょうか? わからない部分があるからこそ相場は面白いです)

【2月5日(月)〜】 メインシナリオ


『ここで無理に参加しなくても良いと思います。今週は乱高下するでしょうし、買いを考えるのは来週からで良いのではないでしょうか』とわざわざ言っていた1週間が終わりました・・・ 週足で見ても日経平均は少しの陽線、グロースは陰線。レンジで上げ下げを繰り返すような相場で、非常に難易度が高かったと思います。“無理に参加しなくても良い”と言いつつも、ボラティリティがあってトレードチャンスはあるので、私自身は参加することになりました。それでも、結果的には余計な失敗もしていまい、金曜の引け時点のトータルでは若干のプラス程度。まずはそのあたりの振り返りからしていきたいと思います。

木曜までは、連日プラス推移できていて順調でした。しかし、金曜に大きく前日比マイナスになってしまい、それまでの利益を飛ばす結果になりました。日本株のトレードだけで言えば うまくやれていましたし、前週から持ち越していたゴールド、ビットコインもしっかり利確(ビットコインは下がったところで再度買い)。それ以外にも、週の冒頭でダウを買っており、それが連日の高値更新でプラス。上げ下げ繰り返す相場でありながらも、“今日買った株を明日には売る”ような感じでポートフォリオを入れ替えることでうまく対応できました。
それでは、何が失敗だったのかというと日経225先物です。前回更新の段階で「乱高下する」というのは想定できていたことです。それでも、目の前のオプションの動きから見てチャンスだと思い、普段の何倍もの大きなロットで勝負に出てしまいました。もちろん、それだけ自信があったからなのですが、それは「FOMC後の下げ」の局面においてです。この下落をショートで取れていたことで、翌朝の木曜には大きな含み益になっていました。しかし、その後、金曜にはそれが “全戻し”に・・・これが痛手となり、金曜に前日比マイナスとなってしまいました。大きなロットだったこともあり、これ1つで利益の大半を飛ばしたということです。

このように数字上の結果では失敗でしたが、それでも、もともと「乱高下」を想定していたこともあり、この動き自体に違和感はなく納得しています。先週の動きは仕掛けが激しく、毎日(もしくは数時間ごとに)判定が変わるような相場でした。5日線を挟んだAIの動きを想定しつつ、“逆の逆の逆”くらいを考えた上での「FOMC後の下げ」勝負だったのですが、その後の全戻しまでは読めず、判断が甘かったです。(=下抜けを期待したのですが、“やっぱりレンジだった” という点では納得です)

というわけで、“日経平均(指数)”で考えると 難易度の高い相場だったことになります。これが原因で大幅に利益を減らしてしまいましたが、それでも (それ以外の)トレード全体ではうまくやれていましたので、そのことを書いておきたいと思います。
全体としては為替も激しく動いた乱高下相場でしたので、随時ポジションを入れ替えて対応していました。バリュー・グロースの割合も、売り・買いの配分も、毎日変わりました。(=そうしなければ連日プラス推移は難しかったと思います) そのような慌ただしいトレード内容でしたので、一言で説明することはできません。ただ、その中でも半導体の動きは重要だと考えていました。「半導体が下がって→日経平均が下がって→大型株が下がる」という流れがあったりしましたが、それでも、すべての半導体が下がるわけでもなく、例えば「レーザーテックやエレクトロンは売り、ソシオや日本マイクロは買い」というような感じになりました。(※金曜にソシオネクストが8%上昇しましたが、その時点では利確済みだったため その上昇には乗れませんでした)
週の途中段階の細かいことは忘れましたが、全体的に意識していたことは、指数の動きは難解だからこそ 「指数に影響されない銘柄を売り買いする」ということでした。先ほど例に挙げたレーザーテックであれば 指数に合わせて下げていましたが、ソシオネクストの場合は指数に関係なく上昇が続いています。他にも任天堂なども上昇が続いており、ずっと買いホールドでした。ですので、実を言うと、指数で考えるから難易度が高いだけであって、指数を無視すれば 決して悪くない地合いだったと言えます。(だからこそ、指数(日経先物)以外では きちんとプラス推移のトレードができていました) 株の場合、たくさんの銘柄(投資対象)があるのですから、探せばいくらでもチャンスがあります。指数や為替だけを見ていると難しい相場でも、正しく銘柄選定さえしていれば、安定して資産を増やすことは可能です。
また、指数に連動する動きであっても、“指数に対してアウトパフォームしているもの” がないかを探します。先週の相場で気づいていたのは「PBR1倍割れETF(2080)」です。日経平均が上下している中、こちらは堅調に推移していました。(ですので、このETFをそのまま買ったり、それに関連する銘柄を探していました。テレビ局銘柄には乗れませんでしたが…)
一方で、下落局面ではファストリをショートしていました。ご存知の通り日経平均への寄与度が高い銘柄ですが、実際のところ “ファストリによって下げるケース”もあり、それなら日経平均よりもこちらをショートする方が有効だと考えたりしました。

もともと先週はそこまで強気で参加するつもりはなかったので、基本的には小さいロットでの売り買いでした。それでも、相場が激しく動くということは、それだけ頻繁にトレードチャンスがやってくるということです。そのため、エントリー回数が多くなって銘柄数が増えていくことで、結果的に全体ではそれなりの資金量でのトレードになっていました。そして、特に金曜の後場では「円高はここまでで、ここから一旦円安」という想定をしたこともあり、その時点で下げていた銘柄を拾っていくことで大部分の銘柄を入れ替えました。
銘柄数が多いのでセクターは様々ですが、週を終えた現時点では、建設・不動産・銀行・通信・テック・ゲームなど内需系が残っています。ほぼ買いばかりですが、金曜ナイトで日経が上がったこともあり、週明け早々には利確すると思います。(その後下落想定)

・・・という感じで、買ったり売ったりということで、これを読んでもよくわからないと思いますし何の参考にもならないと思うのですが、他にもトレード履歴として一応書いておきます。
CFDに関しては、(小さいロットで)前半はダウ買い→利確、ナスダック売り→微益撤退など。前週から持ち越していたゴールド買いに関しては、“時間軸長め”と言っていたので そのまま持っていても良かったのですが、レンジ上限に達したので一度利確しました。(※仮にそのまま持っていたとしても、まだ建値は割っていません) また上がると見ていますので、週明けには再度買うつもりです。
また、原油が下抜けしそうだったので軽くショートしてみたところ、雇用統計後に大きく下げてくれました。下げ余地はあまりないので、そろそろ利確します。
ビットコインに関しては、前回更新の時点で “そろそろ利確タイミング”と言っていました。実際に利確し、その後には下がりました。そして、予定していなかったことですが、良いところまで下がったので再度買い、昨日で利確しました。(=これが週末に利益になったので、もし本日までを1週間で考えるのであれば、それなりにプラスで終わることができました)
今後のビットコインは、前回・前々回にも書いたように「レンジを継続」だと考えています。今がレンジ上限なので、ここからは下ということです。12月最初から続いた“買い”判断でしたが、ここからは久しぶりにショートするかもしれません。(※買うとすれば600万円割れ)

その他、為替に関しても触れておきますと、前回 “為替がわかりにくいためゴールド買い” と言っていました。もともと先週の目線自体は「円高ドル安」だったのですが、ドル円のトレードだと難易度が上がるので代わりにゴールドを買っていたわけです。ここに来て、ようやく通常通りに円高に動いてくれました。だからこそ(雇用統計の結果に関係なく)ここから円安に動くことが軌道で予測できました。とは言え、まだ為替は影響する要素が多すぎて難しいことは変わらないので、引き続き 為替よりもゴールドで取引しようと思います。(※金曜ナイトの動きに関しては一時的なものだと考えているので、この動きが続くとは思いません)

それでは、今週に関しては どのように考えているのかというと・・・ 実は、今週もまだ下目線で警戒しています。前回 『買いを考えるのは来週からで良いのではないでしょうか』と書いていたのですが、(グロースは下がりましたが)結局、十分な調整が来なかったことになります。そのため、改めて今週が調整になることを想定して「(積極的な)買いを考えるのは来週からで良いのではないでしょうか」と書いておきます。
基本的に堅調な相場であることは間違いないので、そこまで強く警戒しているわけではないのですが、SQ週ということもあって今週も荒れるとは思います。(※すぐ変更になるかもしれませんが、現時点の目標値は36000円あたり) 私は週明けには今の買いポジションは手仕舞いすることにして、今週1週間を通じての戦略としては 「株売り・ゴールド買い」で対応しようと考えています。(※あくまで指数での話です。指数に影響しない個別株は買うつもりです)
今現在の考え方としては、米国株指数の軽い調整(下落)を待っている状況です。(=例えば25日線までの調整) もしかするとメタの7兆円の自社株買いで市場全体が変わった可能性もあるのですが、とりあえずGAFAMの決算は出揃ったわけです。もしもこれらが出尽くしで今週が調整になれば、来週(だと火曜になってしまうので、できれば金曜引け)からは強気買いしていきたいです。その際には、何度も言ってきた“大型売り・小型買い”ということなので、大型株や日経平均は下がるかもしれません。(=グロース指数が反発上昇で、日経平均に関しては「節分天井・彼岸底」のイメージ。つまり相関で考えれば円高でしょうか?チャートを見れば円安になりそうなのですが)
・・・以上。難しい相場が続くこともあり、毎日のように想定も変化しています。読んで頂いても何の参考にもならないかもしれませんが、現時点での私の考察を一通り書いてみました。

【1月29日(月)〜】 メインシナリオ


『これまでとは逆の“大型売り・小型買い”』『先週とフラクタルな形』『急落して、そこが押し目になる』と書いていたことが、そのまま当てはまる展開だったと思います。シナリオが噛み合って想定通りの流れが続いていますので、引き続き同じようなことを書くことになります。(※重複内容が続きますがご了承下さい)
前回、このように書いていました→『日経平均に関しては、今週が直近の最高値をつけて来週からは下落という想定。今週の終わりにはポジション縮小(もしくは売り戦略)する予定ですが、これまで下がり続けた小型株に関しては、逆に買えるものも出てくると思います』
このシナリオを継続するということですが、前回更新時とは数日ほどズレが生じています。そのため、当初の予定では「(先週は)ポジション縮小して終了」のつもりだったのですが、軌道にズレが生じたことで“金曜が押し目”という分析になっています。ですので、実際の私のトレードは「金曜までは売り戦略→金曜後場でドテン買い→強気買いポジションで終了」になりました。そして、おそらく「週明けからドテン売り」になるはずです。
数日ズレただけですので、“先週押し目をつけて上昇して、その後下落”というシナリオ自体に変更はありません。ただし、誤解のないように何度も繰り返していることですが、これはあくまで“日経平均の話”です。つまり、年始から急騰した“日経平均に連動する大型株”に関しては「週明けの高値をつけたところで下落トレンド入り」と考えるのですが、一方で、小型株(グロース)はそれとは異なります。小型株の場合でも2月に入れば一時的に下がると思うのですが、それでも、中期的には買っていけると思います。あくまで “大型売り・小型買い”が全体のトレンドということです。

というわけで、私の先週のポジションもまさに“大型売り・小型買い”でした。年始に人気で買われていた高配当銘柄は売り対象となり、週の中盤からは売りポジションの方が大きくなりました。(=商社・不動産などショート、日経先物も大きくショートしていました) ただ、それでも金曜だけは前日比マイナスになりました。というのも、仮に売り買い同程度の資金量で“大型売り・小型買い”していたとしても、大型株と小型株では変動幅が違いますので、同等のヘッジにはなりません。(=大型売りの利益よりも、小型買いの損失の方が大きくなります) それでも、もちろん“買いのみのポジション”よりは遥かにましですので、この大型売りのポジションのおかげで全体の損失は小さく抑えられたことになります。
(※週足で「日経平均は陰線↓、グロースは陽線↑」で終わっています。つまり、日経平均の方がグロースより下がっていたということで、“大型売り・小型買い”はトレード戦略として正解でした。今後のチャートもそれが顕著になってくるでしょう)

・・・というように “大型売り・小型買い”のポジションで継続していましたが、金曜の引けで売りポジションの大半は精算。今現在は、小型株(グロース)買いだけが大きく残ったポートフォリオです。(※日経先物では金曜後場でドテンロング、コールオプションも買いましたが、先物は金曜ナイトで利確しました)
前回『日経平均に関しては、今週が直近の最高値をつけて』と書いていた通り、実際に最高値を付けることになりました。37000円手前でしたが、これはちょうど想定していた水準です。今週に関しては “早い段階で日経平均が天井をつける”と考えてドテン売りするつもりですが、ダブルトップで下落という形が一番綺麗な気もします。そこからは、ここまで大幅上昇した反動ということで、“押し目もなく(下抜けして)下落トレンド”を想定。中長期的には今後は “大型株売り”となります。一方で、小型株に関しては「米国株(というより金利)次第」と考えているので、米国株が堅調であれば買い、そうでなければ基本的に様子見のつもりです。

さて、米国株のポジションですが、前回更新時には「大きくナスダック買い(個別ではマイクロソフト買い)」とお伝えしていました。これは大正解で、大きな利益になりました。急騰後、木曜に上ヒゲをつけたタイミングですべて利確。その後はダウを少し買ったのですが、そちらも利確済み。米国株にはまだ上昇余地はあると思うのですが、日本株の方が大きく買いポジションに偏っていることもあって、一旦手仕舞いしています。そして、そのままCFDはノーポジションでも良かったのですが、ゴールドが底堅く見えたので買うことにしました。強く上昇すると考えているわけではないのですが、“これ以上は下がりにくいだろう”という判断での買いです。(※時間軸は長めで、まだ利益になっていません)

一点、説明しなければいけないのがビットコインです。前回更新時(1/21)に『おそらく今日明日には買うと思います』と書いており、実際にその日に買いました。そして、実を言いますと、このnoteを更新した直後だったこともあって『買いました』という“追記”もしました。しかし、その後、その追記部分を削除しました。これに関して、ごまかすような意図はまったくなかったのですが、追記を削除した理由は “ロスカットで撤退したから”です。
以前より、このような “追記”の仕方が難しいと感じています。実際のところ、このように週末時点で考察していても、週明けには想定自体ががらりと変わることが多々あります。そして、あまりにも変わった場合に、以前は “追記”という形で修正したこともあるのですが、そうすると、その追記から変更した場合には、また “さらに追記”が必要となってしまいます。
今回の “ビットコイン買い”の追記に関してであれば、“ロスカットしました”という追記が必要になり、さらにその後は “木曜に再度買い直した” のですが、さすがにここまで追記を繰り返すわけにはいきません。
そのため、どうしても後出し要素が生じるのは仕方ないのですが、やはり「1週間分をまとめて書く」という形に統一したいと思います。(※私自身は、失敗や間違いをなるべく書き残すようにしたいと思っています。ごまかす意図は一切ありませんので、どうかご了承下さい)

いずれにせよ、一度撤退した後、さらに下がってから買いましたので、「ビットコイン買い」というポジション自体は変わりありません。なかなか上昇しないので想定が外れたかとも思いましたが、無事に上がってくれて一安心です。
そして、ビットコインに関して、前回このように書いていました→『その後(中長期)のビットコインに関しては、ここで上昇してもまた600万円付近まで戻り、しばらくは“この上下幅でのレンジで動く”というイメージで考えています。ですので、もし今後どうしてもトレードしたいなら、“600万円付近になれば買って→上がれば利確。また下がるのを待って・・”ということの繰り返しで良い気がします。ずっと買いホールドしたところで、上昇が続くような時期ではないでしょう』
引き続き、この考え方で継続することにします。ですので、実際に上昇した今は “利確するタイミング”になります。そして、ビットコインが「12月から年末年始にかけて上がる」と言ってきた上昇波動がこれで終了となるので、今後しばらくは魅力がなくなります。(※もし良いところまで上がればショートは検討します)
そもそも普通に株が上がる地合いであれば、ビットコイン(仮想通貨)を買う理由は特にありません。チャートを見比べても、株とビットコインのどちらが上昇・下落しているかは誰が見ても明らかです。どんな投資であっても、利益を得るためには資金の流れに合わせなければいけません。下がっている市場からは資金を抜き、上がっている市場に資金を移す。投資というのはそれを続ければ良いだけですので、くれぐれも根拠のない煽り情報に振り回されず、マーケットを見るようにしましょう。

次に、為替のことも書いておきますが・・・為替(ドル円)に関しては、かなりわかりにくくなっています。円高になるべきタイミングで下がらないので、そうなると、何らかの別要因があるのかもしれません。(※詳しく調べていないので確証はありませんが、海外からの日本株買いの際の “為替ヘッジ”も影響するのでしょうか。だとすれば、相関が崩れるのも無理はありませんし、本来下がるべき局面で下がらないなら “今後は上がる”と考える方が妥当なのかもしれません)
前回、『そこまで為替を重視しなくても良いのかもしれません』と書いたのですが、今の相場においては それが答えなのだと思います。それでも、先週に限っては『円高に動くことを想定』と考えており、実際に私もドル円ショートを2回入ったのですが、なかなか下がらないので、その後は逆にロングを数回試すことになりました。トータルの損益としてはややマイナスで終わってしまい、今の為替は方向が難しいのでしばらく触らないことにします。(※ユーロドル等で考えても良かったのですが、ドル円以外のチャートをあまり見ていないこともあって、その代わりにゴールドを買うことにした次第です)

・・・ここまでで、一通りのことは書いたと思います。 まとめますと、今の私の日本株ポジションは、グロースばかりを大きく買い。そして、実を言いますと、グロース銘柄の大半はチャートと出来高のみの判断で買っているため、実際にどんな企業なのかわかっていないものも多いです。週明けからは “全体的に下目線”で考えているので、この買いポジションは早々に利確予定。冒頭で説明したように “押し目が数日ズレた”という考えですので、週明けに高値をつければポジション縮小(または売り戦略)する予定です。ここまで上昇を牽引してきた半導体も下がり始めていますし、今週は月末リバランスにFOMCもあります。2月に入れば一旦の調整を想定することにして、その後からは再び“大型売り・小型買い”で継続できると考えています。(※米国指数次第となります)
いずれにせよ、11月からずっと続いてきた強気相場なので、このあたりで調整は必要です。強く上昇した銘柄ほど利確売りが入ることになるので、ここで無理に参加しなくても良いと思います。今週は乱高下するでしょうし、買いを考えるのは来週からで良いのではないでしょうか。
ビットコインはそろそろ利確で、CFDではゴールド買いのみ。「ゴールド買い・大型売り」をメインにして、(今のポジションを縮小した後)積極的なトレードは小休止することにします。
(※前回書いていた内容について、一応触れておきます。「さくらインターネットを3000円で拾い、3500円あたりまで戻せば十分」と言っていたことに関してですが、結果的には再び4000円超えまで上昇しました。私自身は3500円を超えた段階で一旦利確。さらに上がりそうだったので再度買い、その後に利確しています)

以上となりますが、大部分では先月(年明け前)から書いていたシナリオ通りに進んでいると言えます。“これまでと逆になる”という話を繰り返してきましたが、実際にそうなりました。
「日経平均は上がっても多くの銘柄が下がる相場」が、「日経平均が下がっても多く銘柄が上がる相場」になるということですが、木曜がまさにその通りの展開でした。(=大半の銘柄が上がっているにも関わらず、日経平均は上昇せず) そして、このような相場状況になると、日経平均が上がる・下がるというのは、株が買える・買えない(地合いが良い悪い)とは関係がなくなります。日経平均が下がったとしてもグロース指数が堅調であれば、投資自体は非常にしやすい環境になるということです。“これまで強かった大型株を売りながら小型株を買っていく” という戦略が、引き続き有効になるのではないでしょうか。
(※念のために “日経平均限定”で書いておきますと、そろそろ売り燃料もなくなってきてショートカバーにも期待できなくなっています。(=まずは売りが溜まらなければ強い上昇になりません) オプション手口も直近では下方向。そう考えると、37000円前後が当面のピークで、あとはどちらかと言えば下がっていくことになりそうです。ちょうど「節分天井」と重なりますし、ここからの日経平均は売りの方が期待値が高いかもしれません)

最後に。思いついたことを追加で書いておきます。
先日、「プライム150」(2017)という新ETFがスタートしました。日本を代表する企業で構成される指数ということで、日経平均との比較に興味があります。また、ETFと言えば、日本の半導体関連ETF(2644)も以前よりチェックしています。個別銘柄がわからない人は、このようなものを取引しても良いかもしれません。
また、前回「バブル」に関する話をしましたが、中国株や香港株の長期チャートを一度見ておくとイメージしやすいと思うので、ぜひ確認してみて下さい。バブル相場はどのように上昇して、どのように終焉するのか?上がり続けるものはなく、大きく急騰したものほど大きな急落になります。(例えば、不動産はリスクが高まった場合に すぐに手放せる(売れる)わけではないので、下落スピードも早くなります)
この上昇相場で儲かっている人たちが全員、損失になるタイミングも “確実に”やってきます。まだしばらくは大丈夫でしょうが、今年後半にもなれば状況が変わってくるかもしれません。米国株もどこかで崩れることになります。

さて、これでようやく2024年の最初の一ヶ月が終わります。株価上昇もすごいことになりましたが、世の中的にも動きがあり、たった1ヶ月の出来事としてはいろいろありすぎました。またメルマガでも書こうと思いますが、これからの世の中は「何もかもがひっくり返る」ようなことになっていくと考えています。正直、お金(資産)を増やすことなんて、どうでも良くなるかもしれません。それでも、現時点では このような投資情報を伝えることで見てくれる人がいて、メッセージを届けることもできるわけなので、続けられる限りは続けていきたいと思います。

【1月22日(月)〜】 メインシナリオ


先週も引き続き、前回書いていた通りの展開(=リスクオン継続)でした。それでも “今年初の押し目”や“上昇銘柄の変化”もあって、非常に面白い相場です。(※ちなみに相変わらず「海外買い・個人売り」になっているので日本人投資家は儲かっていないようです。いつでも“個人の逆が正解”ということで、海外投資家と同じポジションにしなければ投資では勝てません) 私自身は、トレード自体はうまくいっているのですが、大きな損切りもありました。振り返りながら書いていきたいと思います・・・

まずは大きな利益になったトレードから。前回の持ち越しではエネルギーセクターが多いと言っていましたが、その中で一番ロットを入れていたのが「住石ホールディングス」でした。それが大幅上昇でストップ高となり、なんと「1週間で40%近い利益」で利確できました。これは昨年から通してもトップ5には入るトレード利益でした。(※その後、増し担保となったので再度買ってみたのですが、そのトレードはロスカットで終わりました。判断が甘かったです) その他にも “海運”も前週から持ち越していて上昇率が高かったのですが、まだ打診買い程度のロットだったので利益の額としては小さかったです。(※打診だったので前回更新では書きませんでした) そして、週の後半には半導体買い。金曜にどれもが急騰したのですが、特に「アドバンテスト」の利益が大きかったです。4兆円企業とは思えない上昇とボラティリティでした。
一方で、大きな損失もあります。増資による希薄化で十数%の損失になった銘柄が1つ。また、年始から保有で大きな含み益になっていた「出前館」が決算で急落。ストップ安になる前には撤退できましたが、それまでの含み益が吹き飛びました。
そして、これも正直に書いておかなければいけません・・・前回更新時に『S&P500とナスダックを大きく買い』と書いていましたが、これが残念ながらロスカットになりました。ストップにかかったのが木曜夜だったのですが、実際には、ロスカットの直後には反発して持ち戻すことになりました。その後、しっかり上抜けを確認できた段階で(つまり、ロスカットの後に大きく上がってから)「ナスダックだけ再度ロング」しました。もしロスカットせずそのまま持ち続けていれば損失もなくプラス利益になっていたということですが、それでも、このロスカット判断が間違っていたとは思いません。もしそのまま下抜けしていれば明確な下落トレンド転換となり、取り返しのつかない大損失につながります。仮に今回助かったとしても、次に同じような局面があった場合に助かるとは限りません。今回はストップにかかりましたが、そのトレード自体は間違っていないので後悔はありません。
(※もしこれが逆だと、それが利益であっても反省すべきことになります。というのも、利益になるか損失になるかに関係なく、トレーダーが勝ち続けるためには “正しいトレードを徹底すること”の方が重要だからです。そのため、極端な話ですが、もしも間違ったトレード(=ルールに反したトレード)によって利益を得たとしても、それはむしろ反省して改めなければいけないことです。
例えば、よく例に出しますが、仮想通貨をずっと持ち続けていて現在プラスになったという人がいたとして、そのトレードが正解だとは到底思えません。というのも、途中で「ピークから半値」まで落ちた局面があったわけです。それは現時点で持ち戻したから良かったものの、今後また同じことにならないとは限りません。つまり、そのようなトレードをし続ける限りは「資産が半分になるリスクがある」という認識を持たなければいけないのです。だからこそ、もし最後まで資産を守って増やしたいのであれば、どんな投資であっても“損切りは不可欠”。損切りせずに投資の世界で生き残ることはできません。こちらにも書いているように、正しいトレードを理解して徹底するようにして下さい)

米国株(指数)に関しては、『年末年始の下げが“良い押し目”』という見解を前々回より書いています。今回は損切りがありましたが、それでも米国株の買いタイミング自体は間違っておらず、この見解も合っていたことになります。
今年に入ってからの米国株指数のトレードは、(前回書き忘れていたのですが)年始に下げた後に一度軽くロングで入って利確しています。その次にロットを引き上げてロングしたものが今回の大きな損切りに。そして、その後に“ナスダックだけ再度ロング”して、現在は十分な含み益となっています。ここまでの流れをトータルで合算して、ようやく(今年の米国株トレード収支は)少しプラスです。
今年はまだCFDで大した利益になっておらず、日本株の方で大きく稼いでいるということなのですが・・・とにかく今は日本株が強すぎます。もちろん、その理由の1つが“円安”ということですが、それでも、先週は前週とは違った変化がありました。それが「SOX指数(半導体)の上昇=最高値更新」です。実質、これによってナスダックが上昇し、日本の半導体&日経平均も上昇したと言って良いでしょう。
そう言えば、前回更新時に買い保有していた米国個別株もほとんどストップにかかってしまい、結局、今は米国株ポジションの大部分を「マイクロソフト」に集中させる結果になっています。今週からは全体的に上昇していくと期待しているのですが、今の時点ではまだエヌビディアやマイクロソフトなど一部の大型で牽引しているのが実状だということです。(※指数が最高値更新したとしても、金利上昇が続いているので全体では弱いです。ラッセルも下落トレンド継続中)

さて、“強すぎる日本株”の話に戻りますが、冒頭でも書いたように、大まかな部分では前週と同じです。引き続き、円安継続による「大型株買い・グロース売り」・・・それでも、先週は1つ確かな変化がありました。それがSOX上昇・ナスダック上昇をきっかけとした “グロース指数の反発上昇”です。
年始(もしくは年末)の段階から、「円安で日本株バリュー買い → 円高で米国株・グロース買いへのシフト」という話をしてきました。まだ為替がついてきていないとはいえ、今回グロースが反発したことで、着実にその方向に進んでいるように感じます。

為替に関して、前回言及しませんでしたが、今は “円安要因の方が圧倒的に多い”ということは承知しています。一般の情報で知れるようなことは承知した上で 円高シナリオを書いていたつもりですが、それでも “思っていた以上に円安が強い”ということは認めなければいけません。(※少しくらい円高に動いても良いはずなのに、未だ無反応なため) 今後のシナリオを考える上で為替(ドル)の動きは重要なので、誤解のないように 丁寧に書いていくことにします・・・
まず、『148円に向かうシナリオもまだ消えていません』と言い続けてきたように、ドル円148円に至る軌道の可能性は以前からずっと残っていました。そして、なかなか円高に振れないからこそ、先週の段階ではどちらに動くかの判断ができませんでした。(=少しでも可能性があるならロングorショートで狙いたいと書くのですが、わからなかったので先週のトレード戦略の中では為替に関して触れていません) しかし、今回 ずっと意識してきた目標値=ドル円148円を回収したことになるのです。そうなると、ここからの目線は“下”を考えることになり、この段階でようやく「ドル円ショートを狙いたい」と言えることになります。
とは言え、先週の時点ではまだエントリーするには早いと思っていました。その理由は、この値に到達するまでの円安の勢いが思ったより強かったためで、まずはこれが落ち着かなければいけません。(※少しずつ上昇して148円に達したのであれば逆張り的にショートエントリーでもいいのですが、今回は勢いがあったので、はっきり上ヒゲが出るまで待つということ。147円台前半まで下がらないと方向が確定できません) また、ここまでの軌道推移を見て改めて分析すると、仮にここから円高に振れたところで、あまり期待値が取れないことにもなりました。具体的には、前回の状況なら143円までの下落幅を狙えたのですが、今は145円台までしか狙えません。さらに、これは大きな変更点にもなるのですが、中長期的に「円安シナリオが継続する可能性」が以前より高くなっており、この数週間だけで今後の為替予測が大幅に変わってしまうことになりました・・・
それでも、とりあえずの話になりますが、今週に関しては円高に動くことを想定。そして、その後しばらくの動きとしては、円高トレンドというよりも、せいぜい「140円台のレンジを継続」のように思えます。これ以上先のことは、不確定要素が多すぎて考察できない領域になるので今は考えないことにします。(※こうなると、様々な軌道パターンの可能性が出てくることになるのです)

さて、私の先週のポジション推移をまとめると、「前週から強気の買いポジションで持ち越していたのを、火曜の引けでほぼ利確し(ショートを増やし)、木曜の押し目で再度買い。そして、金曜引けには再び強気の買いポジションで終了」となっています。現在の保有株は、相変わらずの大型株以外に、半導体やグロースが前回よりも増えています。少なくとも、一週間前のような円安インフレ銘柄ばかりがメインではなくなっています。(テック系が多いかもしれません)
そして、年始からここまでは(多少増減しつつも)基本的に強気買い姿勢でしたが、来週からはリスクオフを考えることにして、今週末にはポジションを小さくすることになりそうです。
(※個別銘柄について1つ書いておくと、話題の「さくらインターネット」を3000円で拾ってみました。安値を割ればカットすればいいだけなので、リスクリワードの高いトレードになるという判断です。これで3500円あたりまで戻せば十分です)

前回、『日経平均36000円は目標値として見えています。この36000円台がピークとなり、その後に急落するというのが今のメインシナリオ』と書いていました。実際に36000円に到達してザラ場高値36239円、そこから急落したので想定通りだったと言えます。火曜の朝10:30だったと思いますが、「中国からの日経ETF買い停止」による急落は驚きましたが、値としては、もともと天井をつけてもおかしくない値です。(※それでも急だったのと、少し買い増した銘柄もあった後のタイミングだったので私は多少損失になりました)
他にも、“木曜の引け値”は非常に重要なポイントでした。オプションの手口から見て、「木曜の引けが35500円が超えるか超えないか」というのが、その後上昇するか下落するか決まる分水嶺になっていて注視していました。実際には引け値では超えなかったのですが、“引け直後(ナイト前)”に超えたことでリスクオン継続が確定。一応、私としては7-8割方そうなる想定でしたので、直前に売りポジションを手仕舞いし、ほぼ買いポジションのみにはしていました。「初押しは買い」という言葉もあるように、やはりこの押し目は買い判断です。・・・ということで、再び強気の買いポジションにして週を終えています。
(※金曜ナイトで日経先物ロングもしていたのですが、就寝前に利確しました。ナイトの引け際に先物が36300円まで上昇しているようなので、ここは一旦の天井になりそうです。週明けは大型株の一時利確からのスタートを考えます)

ここでビットコインに触れておきます。『ビットコインはETF承認の上昇で利確したので、再度の買いタイミング待ち』と前回書きました。市場全体が崩れるのは来月からで考えているので、今月中はまだ再上昇の可能性が残っているという判断です。「買うとすれば600万円付近」で考えていたのですが、あまり仮想通貨をチェックしていなかったこともあり、現時点ではまだポジションを取っていません。それでも、今週は “大型からグロースへのシフト”に合わせてビットコインも上昇しそうなので、そろそろ買いたいです。(※おそらく今日明日には買うと思います)
その後(中長期)のビットコインに関しては、ここで上昇してもまた600万円付近まで戻り、しばらくは「この上下幅でのレンジで動く」というイメージで考えています。ですので、もし今後どうしてもトレードしたいなら、「600万円付近になれば買って→上がれば利確。また下がるのを待って・・」ということの繰り返しで良い気がします。ずっと買いホールドしたところで、上昇が続くような時期ではないでしょう。
というのも、これはビットコインに限ったことではありませんが、昨年11月からしばらく強い相場が続いてきたので、来月あたりで調整が必要だと思います。2月に調整すれば、3月あたりに仕込んでおいて、“春には上昇”というような感じでしょうか。トレードというのは、ボラティリティの高い時期に利益を出して、動かなくなればじっと待つしかありません。もし来月に株の調整局面が来れば、その時にはコモディティに資金を移すことを考えています。(※株が強い間は株を買って、株が弱くなればコモディティに資金が向かうのでは?という考えです)

それでは、最後にまとめます。
今週、少しでも円安が落ち着くことがあれば、その段階でようやく「円安で日本株バリュー買い → 円高で米国株・グロース買いへのシフト」を考えるタイミングになります。先ほども書いたように、金曜ナイトで日経先物36300円まで上昇したので、週明けの大型株は一旦利確が入るタイミング。もしここで利確が入って少し下がれば、先週とフラクタルな形になってくるかもしれません。“急落して、そこが押し目になる”ということなのですが、今週の火曜には日銀会合もあります。仮に一時的に押すような展開になったとしても、リスクオフを考えるのはまだです。「(1)円安で日本株バリュー買い → (2)円高で米国株・グロース買い→(3)リスクオフで調整(買うならコモディティ?)」という順番の流れを考えるとすれば、1→2になる時期が少しずれ込んでいて、これが今週という想定。そうなれば、2→3でリスクオフになるのは来週以降だと考えます。
現在の私の保有株は、大型以外に半導体・グロースが増えたと言いましたが、それでもまだ “指数連動銘柄のみ”に限定しています。ですが、今週からは本格的に幅広い銘柄を買っていけることに期待します。日経の上昇に反して下がり続けていたグロースはたくさんありますし、ゴールドやビットコインもこのあたりが押し目になるでしょう。もちろん、それには “ここで円安が落ち着く”というのが条件であり、それがトリガーになります。ただ、今は円安要因が多すぎるので、もしかするとそこまで為替を重視しなくても良いのかもしれません。それよりも、“米国株さえ崩れなければ大丈夫”だと基本的には考えています。
というわけで、現在はナスダックを大きくロング中。今週いっぱいはこのようにリスクオン継続を考えて、来週からはリスクオフに備えます。(※日経平均に関しては、今週が直近の最高値をつけて来週からは下落という想定。今週の終わりにはポジション縮小(もしくは売り戦略)する予定ですが、これまで下がり続けた小型株に関しては、逆に買えるものも出てくると思います。(※ビットコインも同様) つまり、これまでとは逆の「大型売り・小型買い」にするということで、全市場がリスクオフだとは考えていません)

・・・トレード戦略の話は以上となります。ここからは、少し追記しておきたいことがあります。
前回も書いたことですが、やはり米中からのマネーが日本に入ってきているのが明らかです。日本人は米国株やオルカンを買っているかもしれませんが、海外は積極的に日本株を買ってきています。私は、初心者の人が投資を始めるにあたって、一番最初に知らなければいけないのが「バブル」に関する知識だと考えています。(だからこそ、バブルの話は初期の段階で必ずお伝えすることにしています)
これまでに何度も説明してきた話ですが、バブルの正体というのは「大きなマネーの移動」です。シンプルに言って、これによって1つのバブルが終わると同時に次のバブルが始まることになります。つまり、新しいバブルを起こすためには、古いバブルを終わらせる必要があるのです。例えば、かつてのインターネットバブルが終わって、そのマネーが中国に向かい(中国を世界の工場にすることで)中国バブルが起こりました。そして、その資金が引き上げられればバブルは終了となり、大きなマネーは、次のバブルの市場に移動します。
このように、大きなマネーの循環によってバブルは引き起こされ、そして、必ず崩壊します。要するに、これから日本にマネーが集まるのであれば、その後の “バブル崩壊”もセットになるということです。バブルで大きく資産を増やしたとしても、最終的には “それ以上に”資産を失って終わるということですが、そう考えると、“新NISAで誰もが投資に参加する”というのは、かつてのバブル時の風景と重なります。というより、それを狙っての開始タイミングなのでしょう。皆さんはこのような情報をお読みなので大丈夫だと思いますが、もし周りでまったく投資の知識がないという人がいれば、せめてこちらの内容だけでも読んで理解してもらって下さい→「本当の投資
なお、大きいバブルとまでいかなくても、大中小様々なミニバブルというのは常にあります。もしそれらを事前に回避したいのなら、ニュース等の一般情報は無視、もしくは逆に考えることです。そして、それよりも “実際の資金の流れ”を見ることです。結局、すべてのバブル(上昇)を作り出すのはマネー以外にありません。どこで誰が何を言っていようと、マネーの動きこそがもっとも確実な正解で、嘘はありません。だから私は「ニュースよりもマーケットを見るべき」だと言っています。まずはマネーが動いて、それが形になってからニュースや情報になり、そして、誰もが知ることになります。一般の人が知るようになれば すでにタイミングとしては遅いので、普段マーケットを見ていない人が言うようなことはすべて “逆指標”として考えれば良いのです。
これからやってくる大きなチャンスとリスクは表裏一体です。正しい投資の知識、そして、トレードスキルは必ず身につけて欲しいと思います。くれぐれも、これまでの上昇相場で“買いっぱなし”でうまくいっただけの人や、“これを買っておけば良い”というような人の話を参考にしないで頂きたいです。投資というのは、基本的には「負ける(損する)ようにできている」のです。

【1月15日(月)〜】 メインシナリオ


「SQ週だから」という一言では説明がつかない“異常な相場”です・・・先週は月曜が祝日でしたが、その後はっきり「買い」ということで、このように書いていました→ 『年末年始はそこまで強い買いポジションを取れませんでしたが、この三連休明け(火曜)からは積極的に買いを増やし、今週・来週はそのまま買い継続できることを期待しています』
また、日経平均が33000円台前半で長いレンジが続いていた頃から『(1月SQに向けて)日経平均34500円を目指す』と言ってきました。先週更新時点では三連休だけ警戒して少しショートを入れていましたが、月曜夜からはもう大丈夫だということでCFDでロング。そこからは想定通り…ではなく、“想定以上” の強い上昇。さらにはビットコインETF承認による急騰もあり、私としては完全に大勝ちの1週間となりました。
1月SQ値は、なんと36025円!実際の日経平均が到達したわけではないので “幻のSQ値”とのことですが、誰もここまでは想定しなかったでしょう。大口も読めず、大口もロスカットで踏み上げられているのが見ていてわかる展開でした。私も新値を取った時点で35000円は見えていましたが、35500円にもなると少しドテンショートも入れたくらいなので(→即ロスカット)、ここまでの上昇はまったく考えられませんでした。(※いつ買ったかも忘れて (マイナスだったので)あきらめて放置していた1月限コールポジションが、まさかのプラ転しました)
投資歴の長いベテランの人でもこれは想定外のようで、“上がりすぎなので下がる”と考えてショートで入った人も多いようです。しかし、もはや確率論を超えている相場なので、私は “テクニカルを無視した需給判断のみ”で買い継続していました。(=上がり続ける限りはバイ&ホールドが私の原則)

というわけで、「34年ぶりの高値」と言っても 実際には誰もが勝てる相場とは言い難いでしょう。日本人は米国株(指数)を買っている中、アメリカや中国人が日本株ETFを大きく買っているということで、“大型株中心の上昇”です。(=中国からの買いは過去最高水準。東京証券取引所の時価総額は上海証券取引所を抜き返し、中国から日本への逆転は明確です。数年前から言ってきた「米中からの資金流入によって日本株バブルになる」というシナリオが現実になりました…)
私のトレードの考え方はこちらにも書いているように、「上がるなら買う、下がるなら売る」ということです。つまり、上がっている銘柄しか買い保有しないので、必然的に大型株ばかりの買いポジションになりました。一方で、これだけ強い相場だったにも関わらず、いくつかのグロース銘柄はショートで保有もしていました。(=これは先週時点でも書いていたことの継続です)
ここで何が言いたいのかというと・・・ 去年の相場から続いて、個人投資家の多くはこの上昇に乗れておらず 大して恩恵がないのでは?ということです。しかしながら、それでも “これが相場”なので、もし今後もトレードで勝ち続けたいのであれば、ここで利益を出せなければ厳しいでしょう。投資の基本はこちらに書いているように、考えるべきは理屈(理論)ではなく「上がるか下がるか(=需給)」です。そして、それを適切にトレードに反映させるために必要なのが、正しいトレードスキル&ルールなのです。

さて、この相場について詳しい解説をする前に、先にビットコインのことを書いておきたいと思います。ビットコインに関しては、『(1月中盤まで)乱高下したとしても上目線で継続』、ただし『ETFのニュースに対しては逆張り』と書いていました。まず、ETFのことは誰もが知っていることなので、これを材料として期待して投資する段階ではありません。株でも同じことが言えますが、一通り誰もが知って織り込まれた時点で、その材料は今後の上昇要因として考えるものではないのです。むしろ逆に考えるべきことなので、『ETFのニュースはノイズ』『ETFの好材料で上がれば売り・悪材料で下がれば買い』と解説していました。
今回 “ETF承認”となったので、当然 上がったところで売り(=事実売りの利確)です。ただし、その売りが落ち着けば、また『(1月中盤まで)乱高下したとしても上目線で継続』の流れに戻るので、ここからは再度の買いタイミングになると考えています。(※急騰した時点でドテンショートしても良かったのですが、あまり相場を見ていなかったためタイミングを逃しました)
前回も説明しましたが、ビットコイン(仮想通貨)が完全に崩れるのは、株式市場と連動したタイミングだと考えています。今のマーケット自体は“リスクオン”なので(どちらかと言えば)まだ上目線で、1月中盤を過ぎたあたりから来月に向けてリスクオフに傾くという展開を想定しており、そうなれば完全撤退すべきだと考えています。これまで、ビットコインに関して 事前にお伝えすることができた流れでは、「12/3に買い判断→年末の600万円付近までの調整→ETF承認で700万超え」ということで、この上下を取るだけでも十分な利益になりました。この後からの上昇波動を狙うとしても、それを利確した後は、しばらく仮想通貨は触る必要がないと思います。(※マーケット全体が停滞して、上がるとも下がるとも言えないため)

話を戻して・・・先週の“異常な相場”を、改めて思い出しながら振り返ってみます。
まず、週明けの最初は「任天堂」が好調でした。新NISAの影響を考えた場合に、初心者が株を買うのだから「馴染みのある日本を代表する株になる」ということは容易に想像がつきました。そのため、一般消費者向けの商品・店舗のある企業の株を選んで買っていたのですが、その中でも任天堂が新機種のニュースもあって急騰しました。他にも「良品計画」も決算で上昇しましたし、不動産銘柄も強かったです。一方で、しばらく買い保有していた「造船」をドテンショートしたタイミングもありました。小型株のことは書かないでおきますが、大きな利益で記憶に残っているものは以上です。相場全体で言えば、あれだけ日経平均が暴騰したにも関わらず、グロースはほとんど上昇せず 多くの銘柄が下がっていたりします。
このような状況を振り返って考えると、実は、何も考えず “誰でも知っている会社の株を買った初心者”の方が今はうまくいっているのかもしれません。しかしながら、それは現時点の話であって、それが今後も続くはずがありません。長期波動から見た場合に、今の急騰は急落の前触れです。前回、『2月SQ・3月SQ値は、今よりも下を想定』と書いたように、来月に向けては下がる・・“年始の水準よりも下がる”と見ています。1月中盤までは大丈夫だと思うのですが、その後に崩れるタイミングに関しては若干読みづらいです。というのも、最近書いている内容の繰り返しになるのですが、「これまでの逆になる」と考えているからです。

「これまでの逆になる」ということに関しては、為替(金利)で考えるのがわかりやすいです。“これまで”というのは「円安で大型日本株の上昇」でした。続いて、それが「円高で米国株・グロース上昇」に転換するタイミングを以前から待っており、その具体的なタイミングを、ドルの動きから判断するつもりでした。参考までに、前回このように書いていました→
『為替(=円安)も当初想定していた目標値まで上がったので一旦落ち着くと思いますし、そうなれば米国株もグロースも買えることになり、日経平均も仮想通貨も上がると見ています。(=このタイミングになって、ようやく久しぶりに米国株を買えます。長らく調整するのを待っていました)ということで、“1月中旬まではこのようなリスクオンの展開” を考えます』
基本的には、これ↑が1月相場の見立てということです。前回の更新時点では円安銘柄がメインだったわけですが、結局、先週もそのままの流れで継続となりました。ただ、それでも引き続き “円安(ドル高)が落ち着くタイミング”を待っていたところ、11日(木)のドル円146円で上ヒゲが出たので、そのタイミングでようやく米国株を買いました。(=指数ではS&P500とナスダックを買い) 現時点でまだほとんど利益になっていませんが、今のところ「ここが米国株の買いタイミングになる」と考えているので、今週からは米国株の上昇シナリオを期待しています。日本株のグロースに関しても金曜に増やそうとしたのですが、そちらはまだチャートが整っていないものが多く、先週の時点ではどうしても大型株が多く残りました。特にエネルギーセクターが目立っています。ただ、おそらくこれは一時的なことで、今週からはグロースが好調に転じるような展開を考えています。と同時に、大型株は逆に下がり始めることになり、日経平均も今週が一旦の天井になる気がします。ただ、米国株が上がるのであればまだ崩れるということもなく、本格的に崩れるのは来週以降~来月に向けての流れになると思います。先ほど説明したように “円高になるかどうか” がポイントなのですが、まずはドル円143円までは下がると見ています。(※143円では一旦反発しそう)

このように、以前から何度も書いている内容の繰り返しばかりですが、今後は(為替の影響で)上がる・下がるとは一概に言えなくなってきます。(=おそらくこれまで相場を牽引した大型株・日経平均が下がって、小型株・米国株が上がる展開) そして、来月に向けて相場全体が弱くなっていくようなイメージでしょうか。
ずっと言ってきた「年始からの上昇」に関してはわかりやすいタイミングだったので、ここで強く買い向かうことで十分な利益を出すことができ、私としてはもう満足しています。ここから数ヶ月くらい調整が続いて利益を出せない相場になっても別に構いません。一応、現時点では「日経平均36000円」は目標値として見えています。この36000円台がピークとなり、その後に急落するというのが今のメインシナリオになります。新NISAの利益で喜んでいる人も、その下落局面でマイナスに転じるのではないでしょうか。正直、年始からここまでの展開が特殊だっただけで、上がり続けるようなシナリオはまったく考えられません。ただ、そうは言っても “想定外の資金流入が続いている”ということも確かな事実なので、必ず想定通りになると言うつもりもありません。一つのシナリオに固執し、それだけにこだわるのは厳禁です。想定シナリオを立てても、実際のトレードは相場に合わせるだけです。
(※当初思っていたよりも円高が進まないのは、「新NISAによる外国株買い(=円売り)」もあるからでしょう。このようなイレギュラー要因があると正確な予測が難しいのですが、軌道から分析する限りでは中長期的に円高に向かう可能性が高いと思っています。まずはドル円143円、139円に至る流れを確認して、その時点で改めて考察することにします。そのあたりでは一旦反発すると思いますし、その後148円に向かうシナリオもまだ消えていません)

さて、まとまりが悪いかもしれませんが、これで一通りの内容は書いたと思います。
先週の投資戦略では はっきり「買い」と言えたのですが、今週途中~来週あたりからは徐々に「銘柄による」としか言えなくなります。ただ、それでも前回も書いたように、『米国株に関しては年末年始の下げが“良い押し目になった”』と思っています。昨年秋に下がるはずの局面を下がらず乗り越えたことで、今後しばらくはリスクもなく堅調に推移するように見えるのです。年始からここまでは日経平均だけが強かったわけですが、ここからは、それ以外にも資金が向かうことを期待しています。
というわけで、現在のポジションをまとめると、S&P500とナスダックを大きく買い、米国株も買い。日本株に関しては ほぼ買いのみの強気ポジションで、現時点ではまだエネルギーなどの大型株が多いですが、円高ドル安になれば徐々にグロースにシフトしようと考えています。(※下目線になるのは来週以降) ビットコインはETF承認の上昇で利確したので、再度の買いタイミング待ち。ゴールドや原油に関しては、先週 一時的にロングして利確もしましたが 今はあまり触るつもりがありません。コモディティを考えるよりも、株を買う方が期待値が高いためです。(=株が強い間は コモディティに資金が向かわないと思います)

・・・以上。もしトレードで大きく稼ぎたいのであれば、今回のような強い相場に乗ることが重要です。このようなチャンス相場は年に何回もありません。例えば、ショック相場では売りが売りを呼び、“どこまでも下がり続けるような状況”になったりしますが、今回の局面はそれとは逆。34年ぶりの新値を取るような強気相場では、買いが買いを呼ぶ展開になります。売りで入っていた人(大口含む)の強制ロスカットによる急騰があれば、もはや理屈は通用しません。オプション取引代金も見たことのない状況で、テクニカルも役に立たずオーバーシュート。このような場面では、“ただ素直に需給方向についていく” のが正解になります。(=苦しい思いをする人の逆方向に相場は動く) 今回の場合は それが上昇だったわけですが、いずれは「急落」局面も必ずやってきますので、改めてこちらに書いたように「上がるなら買い・下がるなら売り」を徹底するようにして下さい。(=常にストップを入れることも推奨します)
投資というのは、究極的には「上がるか下がるかを期待値で考えること」です。新NISAに限らず、これまで何も考えず買っていた人は “売り”を考えていないので、長期下落局面になれば損失を拡大し続けることになります。昨年の暮れから「年始の上昇」ばかり言ってきましたが、それが終われば、その後には “相場の転換点”が近づいてきます。ここまでの相場で儲かった人も、今月後半からは気を引き締めていきましょう。

【1月8日(月)〜】 メインシナリオ


年が明けて最初の更新です。年始のご挨拶はメルマガの方でさせて頂いたので割愛しますが、新年早々、様々なことが起こっています。(※note限定の読者の方は今年もよろしくお願いします)
何から触れれば良いかわからないくらいなのですが、日本だけでなく世界でも大変動が起きようとしています。私は昨年2023年に「何もかもが変わった」と言いましたが、その意味が明らかになるのが今年、そして来年・・・ところが、もしかすると “日本人は何も気づかないのかもしれない” とも思うようになりました。今現在もほぼすべての日本人は日本で起きていることだけに釘付けとなっています。もちろんそれは仕方のないことなのですが、そのニュースの裏側で何が起こっているのか?メルマガの方でも「当たり前のことが当たり前ではなくなる時代」と言ったように、これから世界が激変するレベルのことが起こる可能性があります。目の前で起きていることというのは、確かに緊急かつ重大であることは間違いないのですが、もし少しでも余裕があるのであれば、これからの世界の変化にも目を向けてみて下さい。人間、誰もが日々起こる出来事に “喜怒哀楽”といった感情を刺激され影響されて生きていますが、私自身は、そこから離れて生きることを これまで以上に意識していきます。そうしなければ、本当に重要なことが見えなくなるからです。目に見えていること(世界)だけがすべてではないのです・・・

さて、それでは話を変えて、相場の話をしていくことにします。
前回更新は12/24で、それから2週間が経過したことになります。当初の予定では「年内に買いを仕込んで、年明けからのご祝儀相場の上昇で想定通りです」と言いたかったのですが・・・決してそんな単純ではなく、一筋縄ではいかない相場でした。
まず、2週間もありましたので、途中で想定が変わってしまうことは仕方ありません。それでも、12/24の更新時点、週明けの12/25、大納会12/29、為替CFDが動き始める1/2、大発会1/4、1/5(金)の引け時点、その夜の雇用統計・・・ それぞれにシナリオに影響するようなことがあり、正直 ここまで変わってしまうとは思いませんでした。直前に想定して対応できたこともあれば、想定外だったこともあります。結果的にはうまくいくことができて新年のスタートとしては満足しているのですが、1つ1つ振り返りながら解説していくことにします。
(※もう過ぎたことなので、私の単なるトレード履歴でしかありませんが、ここまでの経緯と考え方だけでも伝わればと思います)

まずは大まかなところで、事前に想定できたこと・できなかったことに分けて整理していきます。想定できたことというのは、「年末年始の円安展開」「仮想通貨の年内下落→年明け上昇」「新NISAで高配当・グロース上昇」です。一方、想定外だったのが「年末の米国株下落(特に半導体)」「年始、円安なのに日経平均下落」です。
それでは順番に解説しますが、「年末年始の円安」に関しては明確でした。根拠はドル円140円付近での週足レベルでの反発。(=もともと140円割れあたりで反発する想定シナリオを書いていました) 普段であれば、ここは100%の自信を持ってドル円ロングしていたところですが、年末年始でポジションを持ちたくないこともあって今回はやめておきました。ただ、目線はあくまで円安だったので、万が一フラッシュクラッシュのようなことが起これば買いたいと思って、“ドル円139円ロング”の指値だけは入れていました。(→約定はせず) この時点では「まずは144円までの円安を想定しており、いずれは147円台(148円手前)に向かう軌道になる」と考えていました。(=そこまで上がれば中長期でドル円ショートしたい水準です)

次に、「仮想通貨(ビットコイン)の年内下落→年明け上昇」。これは事前にお伝えできていた部分で、このように書いていました→『600万円割れで追加買いをしたビットコインについてですが、少し軌道が崩れていたこともあって、ETF関連のニュースで吹き上げたタイミングで一度全部利確してしまいました。“乱高下しながら年明けまで上昇”という考えに変更はないのですが、少し荒れそうなので、改めて年内の安くなったところで拾い直します』
実際に、年内に600万円割れまで下がりましたので、再度の良い買い場でした。そして、年明け直後から急騰ということで、的確な予想だったと思います。ただ、ビットコインに関しての大事な考え方として、「ETF関連のニュースはノイズ」というものがあります。そのため、「ETFの好材料で上がれば売り・悪材料で下がれば買い」はトレードの基本になります。(前回も “吹き上げたタイミングで利確”と書きました) 年始もそのようなニュースで大きく動くことになりましたので、上げたタイミングでは一部利食いし、1/3の“ETF非承認”のニュースで下げた時には利食いした分を再度買い戻しました。
このような、一連の年末年始ビットコイン(仮想通貨)上昇シナリオですが、私がはっきり「買い」と書いたのが12/3のことでした。その翌日から今の上昇相場がスタートしたことになるので、タイミング判断は完璧です。しかし、この上昇シナリオを考える上ではETFの材料は考慮していないため、だからこそ “ETFのニュースはノイズ”なのです。「ETFの好材料で上がれば売り・悪材料で下がれば買い」というトレードを途中で挟んでいるので少々ややこしいですが、それでも「12月から1月上旬にかけてビットコイン(仮想通貨)上昇」というのが、何ヶ月も前から言い続けている大きな流れです。実際には、その後の細かい部分で時間軸に変更があり、最初の段階では “年始から下落”の予定だったのが、今はもう少し下落タイミングが先延ばしになっています。というのも、今後のビットコイン下落というのは株式市場と連動して起こると考えているのですが、(年末年始の数々のイベント影響によって)株価の軌道が変わったことで、おそらく “1月中盤以降になる”と考えています。つまり、それまではビットコインは乱高下したとしても上目線で継続とします。ただし、繰り返しますが、これはETF材料は考慮していないため「ETFのニュースに対しては逆張り」です。

最後に、「新NISAで高配当・グロース上昇」「年末の米国指数下落(特に半導体)」「年始、円安なのに日経平均下落」をまとめて書きます。
新NISAの実需買いに関しては、“12/28の新NISA初日に確認できた” ということを年始のメルマガでもお伝えしました。新NISAの影響に関しては様々な意見がありましたが、私がマーケットを見る限り “確実に影響はあった”ということです。そして、その資金がどこに向かうのか?ということに関しては、やはり誰もが考える高配当の大型銘柄(日本を代表する企業)は当然として、グロース市場にも少しの資金が向かうだけで十分な影響はあります。これで「新NISAで高配当・グロース上昇」は想定通りということなのですが、実際に私の年末時点=年越しのポジションがどうだったのかと言いますと・・・ 当初は『年内安くなったところで買い』と言っていたわけです。しかし、年内に大きく下げる場面が特になかったため、確かに「高配当・グロース買い」ではあるのですが、ポジション全体の規模としてはあまり増やせませんでした。なかなかタイミングが合わず、予定していた半分程度の買いで留まったという感じです。そして、基本的には “年末年始に円安”と考えていたため、円安で下がるような銘柄は年内最終日に外しました。
さて、問題となる「想定外」はここからです。一番の想定外だったのは、年末年始の米国株下落・・・特に半導体の下落です。
『年末年始に円安(ドル高)に振れることがあれば、そこが米国株の押し目となり買い場だと考えます』と事前に書いていたように、もともと円安は想定していたからこそ、米国株も少しは下がることは想定していました。ところが、半導体が完全に崩れて、連日続落する展開までは考えていませんでした。(=米国株指数を少しロングしましたが、即ロスカットになりました)

前回更新(12/24)以降の私のポジション推移を説明しますと、まずはゴールド・原油ロングは早い段階でストップにかかって撤退。12/28の新NISA初日に向けては、グロース買いを増やしていきました。ですが、(先ほども書いたように)年末年始に円安展開を想定していたのでリスクを考えてグロースを減らし、“円安で上がる大型株がメイン” で年を越しました。しかし、その中には大型の半導体銘柄もいくつか含まれていたのです。そして、年末の米国株下落、さらには震災の影響もあったのでしょう、大発会の日本市場は大きく下落からのスタートとなり、持ち越した買いポジションの大半が寄りでロスカットとなりました。その日の値下がりランキングの上位に半導体銘柄が並んでいたことでもわかるように、半導体の買いが足を引っ張ったことは言うまでもありません。大型株であれば円安で上がると思ってのポジション構成だったのに、これは想定外。いきなりのマイナスから新年がスタートしました。ただ、最初にポジションの大部分がなくなってしまったことで、そこからは強い銘柄を次々に買っていくことにしました。それが「高配当とグロース」になります。たまたま運が良かったことに、一番資金を入れていた銘柄が10%近い上昇になったり、半導体でもストップにかからなかったソシオネクストが大きく上昇、その後は日本市場が強く反発したことで含み益を伸ばすことができ、結果的にはなんとか新年初日をプラスで終えることができました。
この相場状況を見ていて感じたのは、「昨年とは逆」ということでした。これまで何度も書いてきたことですが、昨年は “一部の銘柄セクターだけ”で押し上げたような時期が多かったです。例えば、日経平均が上がっていても実際には多くの銘柄が下がっていて、半導体のような一部の銘柄だけ上がったりしました。(=半導体が上がることで日経平均自体は上がるけれども、多くの銘柄が下がる) その逆ということはつまり、「半導体が下げることで日経平均自体は下がるけれども、多くの銘柄が上がる」ということです。本来であれば、(一部だけ上がるよりも)こちらの方が健全で理想の相場だと言えるのではないでしょうか。ということで、もし半導体の下げさえなければ、普通に強い相場だったようにも思えます。ですので、「(新NISA買いが入って)年始から上昇」という考えも、必ずしも間違いではなかったのではないでしょうか。
・・・こうして、明らかに新NISAの強い買いが入った大発会1/4は終了。そして、その翌日1/5には新NISA買いの影響も落ちる&円安ということで、グロースのポジションを減らすことにしました。さらに、その夜の雇用統計に向けての需給判断では「やや下」となったため、売りポジションを少し増やしてこの週末を迎えています。

以上のように、この2週間の中でかなり銘柄を入れ替えて対応していたことになります。株価指数のトレードでも、ロングもショートもしていてプラス収支にできています。(※例えば、1/2にはCFDが取引可能だったので日経をロングして利確しました)
途中経過の説明は省いて(細かいことは忘れたこともあり)、現在の保有ポジションを見てみると、商社・鉄鋼・メガバンクなどの高配当や円安銘柄などが残っています。一方で、一部の半導体やグロースをショートしています。(※それでも買いの方が断然多いです。持ち株の1つでTOKYOBASEの月次が良くてPTSで上がっています)
週明けの月曜だけ先物の祝日取引ができないこともあって多少警戒しており、金曜ナイトの雇用統計で上げたところで日経先物ショートを入れました。このショートに関しては “月曜限定のヘッジ”のつもりなので、火曜の寄りで手仕舞いすると思います。(その他、同様のタイミングでゴールドをロングしたり、146円からのドル円ショートをして利確など)

さて、さすがに年末年始はいろいろありましたので、振り返りだけで長い説明になりました・・・
それでは、ここからどう考えるかですが、この週末の現時点では「やや下」という目線ですが、これはあくまで月曜(祝日)を見越してのものです。つまり、“三連休に限っては” リスク警戒なのですが、連休明けから円安も落ち着けばリスクオンになると想定しています。
というのも、年末年始の米国株の下落が、ちょうど良い調整になったと思うのです。正直、それがなければまた話は違っていたのですが、ここで調整があったことで「直近の三連休明けからは買っていける展開」になりそうです。為替(=円安)も当初想定していた目標値まで上がったので一旦落ち着くと思いますし、そうなれば米国株もグロースも買えることになり、日経平均も仮想通貨も上がると見ています。(=このタイミングになって、ようやく久しぶりに米国株を買えます。長らく調整するのを待っていました)
ということで、“1月中旬まではこのようなリスクオンの展開” を考えます。以前より『日経平均34500円を目指す』と書いてきましたが、(想定外のイベントが続いたので)当初の想定よりは若干弱くはなったとはいえ、それでもまだ「34000円を超える可能性あり」と見ています。完全に下目線(売りメイン)に移行するのは、その後で考えることにします。(=2月SQ・3月SQ値は、今よりも下を想定) 年末年始はそこまで強い買いポジションを取れませんでしたが、この三連休明け(火曜)からは積極的に買いを増やし、今週・来週はそのまま買い継続できることを期待しています。

・・・以上。冒頭にも書いたように、2024年早々にたくさんのことが起こりすぎました。しかし、今年から来年にかけてはそのような時期なのだと思います。昨年、コロナが終わって浮かれているような人たちを見ていて、私には “違和感”しか感じませんでした。私からすれば、むしろ “ここからが本番”のような感覚だったからです。
ただし、相場に関しては年始のメルマガで書いたように、「景気が悪くなったとしても、金利さえ落ち着けば買っていける」ということで、「実体経済と株価は切り離して考える」というのは重要なポイントです。

ちなみに、年末年始に時間があったので、私自身の昨年の取引履歴を抽出して分析していました。昨年の私の利益は、半導体と銀行セクターが大きく、それに次いでエネルギー関連が大きかったです。このことから考察できるのは、昨年は “一部のセクターだけで牽引する局面”が多かったことで、必然的にテーマが偏ってしまったのだと思います。(=銀行しか上がらない、半導体しか上がらない、電力エネルギーしか上がらない というような場面があり、その時にはそれらを買う以外に利益を出す手段がありませんでした。だからこそ利益となるセクターが偏ってしまったということです)
この一連の流れが「逆になる展開」になるのであれば、今後は(一部ではなく)幅広い銘柄が上がることになります。つまり、日経平均(大型株)が下がったとしても、幅広く小型株が買えるのであれば、トレードでの利益は出しやすいと思うのです。このように、今年は円安ドル高が落ち着くことで、これまでとは違った相場展開に期待したいです。(注※ドル円は短期的には148円付近まで戻す可能性はあります)
そして、今年の私のトレードの課題としては、「自信のある銘柄には大きくベットしたい」と思っています。上記の説明内でも “年末に一番資金を入れた銘柄が10%近く上昇” と書きましたが、他の銘柄よりも資金を入れたのは、もちろんそれだけ自信があったからです。しかし、一番資金を入れたと言っても せいぜい2-3倍にしただけなので、もっと大きく入れても良かったと思っています。ちょうど1年前の年始になりますが、「日本製鉄に全財産入れてもいいくらい(自信がある)」と書いたタイミングがありました。振り返って確認してみると、まさにそこが初動の起点となって1年間上昇が続いたわけですが、このような明確な取引チャンスというのは、見ればわかります。めったにあるわけではなく年に数回あるかないか程度かもしれませんが、もし今後そのようなタイミングがあれば、次は大きくベットしたいと思います。逆に、当たり前のことですが、方向感がわからない時にはロットを小さくするのは当然です。
何が言いたいのかというと、“どれだけ大きな資金があったとしても、いつでも全力でトレードできるわけではない” ということです。無理なトレードをしたところで、資金が大きければその分リスクも増すだけです。私も投資経験が長くなってきたこともあり、「確実だと思えるタイミングでは、分散ではなく集中投資で良い」と思えるようになりました。初心者の段階では小さい資金から少しずつ引き上げていくべきですが、投資戦略全体の資金効率を考えれば、“選択と集中” は大事な戦略だと改めて考え直しました。
今年は、昨年よりも良い投資タイミングが増えることを期待したいと思います。景気後退が確定したとしても、市場のどこかにマネーは向かい、そこには何らかのバブルが発生するものです。

【12月25日(月)〜】 メインシナリオ


年内最後の週となりました。海外投資家もクリスマス休暇で薄商いになります。先週から徐々に上目線になりながらも、本格的に買いたいのを我慢して待っていたのですが、ようやく今週が私にとっての“買い場”で、ここからの掉尾の一振、年明けの上昇に期待しています。(ここまで需給が上向きでも入らなかったのは、リスクリワードが合わなかったからです。週明けに下げれば、そのタイミングで買います)

先週の日本株に関しては、「日銀会合後の動きが例外でイレギュラー」と考えるとわかりやすいです。日銀会合の時点での需給は、あくまでニュートラルでした。にも関わらず、会合の後に急激な円安・・・ここはさすがに私も「買い」を入れることになりました。(※ちなみにこれは予測できず、事前に方向を当てるのはギャンブルでしかありません) ですが、もともとの需給はニュートラルだったわけなので、“上がっても すぐに下がる” ということが想定できました。
あまりポジションを増やしたくなかったこともあり、先週の私の買いは「レーザーテック・信越化学・川崎汽船」の3銘柄が中心。それ以外は日経先物で対応することにして、普段より大きいロットで「ロング→その後ドテンショート」。日銀会合後のこの往復だけで1000円幅くらい取れた気がします。これが先週の一番のトレード利益でした。
そして、為替に関してですが、先週は『143円あたりから中長期の円高に向けたドル円ショートを狙いたい』と書いていたのですが、会合後の円安の動きで、軌道が変わることになりました。それでも円高(ドル円ショート)は狙っていたので、19日(火)に上ヒゲをつけたところでショートで入りました。ただ、当初の想定とは違っている展開なので深追いはせず、早めに利確。ドル円は少し触りにくい形になったので(マイナススワップも大きい)、それよりもゴールド(と原油)を考えることにしました。
ゴールドに関しては前回、『長期的には少しずつ値を戻していくと見ています。(買うかもしれません)』と書いていたのですが、為替が触りにくくなったこともあって買うことにしました。長期目線なので大きなロットで買い。また、同じタイミングで原油もロング。今後、一部利確したりもすると思いますが、ドルが弱い間は買い目線で長期継続します。
(※ドル円は、前回書いたように140円割れ付近を直近の目標に考えます。ただ、これから数年という長期間であれば「ドル円100円付近」まで下げる軌道シナリオが出てきています。円安シナリオが完全になくなったわけではないのですが、今後メインとなる可能性が高いのは「長期円高(ドル安)シナリオ」になります。このように日本円が上がるのであれば、今後は必ずしもインフレとは言えないでしょう)
あとは前回600万円割れで追加買いをしたビットコインについてですが、少し軌道が崩れていたこともあって、ETF関連のニュースで吹き上げたタイミングで一度全部利確してしまいました。“乱高下しながら年明けまで上昇”という考えに変更はないのですが、少し荒れそうなので、改めて年内の安くなったところで拾い直します。

ざっと書きましたが、以上がトレード履歴となります。タイミング判断がうまくいったので特に問題もありません。現在の日本株ポジションは売り買い同程度。グロースで下がり続けている銘柄はまだ多いですし、不動産やREITが下がっているのは気になります。「三井E&S」を少し買い保有しているのですが、PTSで11%上がっているようです。日本株以外では、先ほど書いたようにゴールド・原油買い(どちらもロット大きめ)となります。
そして、ここからの戦略としては、今週だけではなく年明けまでを考えなければいけないわけですが、ここははっきり「買い」。閑散相場で下がりやすいので、今週下げる場面があれば全力で買っていきます。そして、年明けには「日経34500円を目指す」というイメージです。(その後は下落想定)
(※一応書いておきますが、米国株でフェデックスの決算後の急落が気になります。昨年フェデックスショックがあったように、景気を先取りする面があるからです。ただ、ここからは景気後退だから株価下落ではなく、景気後退になれば今後の利上げはないということになって “株価が先に上がり始める”という展開も考えなければいけません。見るべきは実体経済ではなく金利の動きです)

・・・特に書くこともありませんので、今回は以上となります。また、年明けとなる次週も1/4・1/5の2日間だけで何も書くことがありませんので、「次回更新は1/7(日)」にしたいと思います。おそらく、そのあたりから下目線になると思うのですが、まずは今週しっかり買いを仕込んで、年始の上昇には乗りたいところです。新NISAによる資金流入に期待しています。
(注※ この下目線というのは日経平均の話です。円高(ドル安)になった場合、日経平均は下がっても米国株やグロースは“買い”で考えますので誤解のないようにお願いします。もし年末年始に円安(ドル高)に振れることがあれば、そこが米国株の押し目となり買い場だと考えます)

そして、「2024年の相場展望」に関しては、新年のメルマガでまとめてお伝えします。未登録の方はぜひ登録しておいて下さい。数ヶ月前の見立てからまったく変わっており、今後の長期運用にも影響する “大きなシナリオ変更”をお伝えすることになりそうです。
それでは、今年も1年間、毎週途切れることなく継続することができました。私の個人的な相場観・投資戦略ではありますが、読んで頂ける方がいるから続けることができます。今年もお世話になりました。皆様、良い年をお迎え下さい。

【12月18日(月)〜】 メインシナリオ


前回このように書いていました→
『日本株に関しては金曜の引け時点では「上目線」ということだったのですが、翌朝にナイトの結果を確認すると32500円までは上昇したようです。ここまで戻したのであれば週明けには上昇スタートになりそうで、そうなれば 、その後から “売り”を考える流れになりそうです』・・・
実際に、週明けは大きくギャップアップからのスタートとなりました。(=前週終値32307円で翌週始値32665円) 売られ続けて下落が止まらなかった前週金曜の時点で、需給を見て「買い」にこだわっていたのは正解だったということです。持ち越していた先物買いのポジションは、節目になっていた日経33100円で指値を入れておいたところで利確・・・すると、その後はというと、大きく下げに転じることになりました。この「33000円を超えると下落」というパターンは先週何度も繰り返すことになり、結局、私の先週を通しての印象としては「上がらないし下がらない」ということで “何もしようがない1週間”でした。(=大きく上がるならショート・下がるならロングを入れたいのに、その水準まで動かないということ。私の経験上、このような相場で無理に取引しても良いことがありません) オプションも変化せず先物だけで上下という感じでしたし、方向感がないのでポジションを大きく落としてほとんど様子見(=小さく打診買い程度)になっていました。あと、IPOを見ていてもひどい値動きでした。

そんな週だったので、トレード履歴として書くことも特にありません。(ポジション自体が小さいため、利益も損失も大したことがありません) そして、「そう言えば、最近しばらくグロースを買っていません」・・ということを書こうと思っていたところ、金曜には少し買う展開になりました。(グロース先物も一時的に買いました) 確認してみると、12月に入ってからずっとグロースは下げ続けていたようです。どうりで、最近の買える候補銘柄が大型株ばかりだったわけです。逆に、空売り銘柄にはグロースが結構含まれており、パーフェクトオーダーで下げているのを“売りホールド”していた銘柄も多かったです。(その一部が金曜で手仕舞いになりましたが、それでもまだ売り継続で残っているものがあります。グロースだから上がるというわけでもないのでしょう)
・・・ここまでが金曜引け時点の話です。その時点でこの文章を書き始めていたのですが、ナイトに入ったところで変化がありました。明らかに下への方向感が出てきたので、夕方頃に日経先物をショート。夜間さらに下げたのを見て追加ショートしました。

先に現在のポジションを書いておきますと、全体はかなり縮小しつつも、日本株は売り買い同程度。ただ、先ほど書いたように先物で大きくショートしたので、全体としては売り長となります。もともと先週は『売りを考える』と書いていた通り、前回更新時よりは売りの方を増やして終えたということになります。あとは、前回『ビットコインは一旦下がると見て ある程度利食いしたのですが、下がればまた追加買いします』と書いていました。実際に狙っていた水準(600万円割れ)まで下がったので、そこで再度大きく買いました。上がればまた追加分は手仕舞いして、下がれば再度買い・・ということをすると思います。ビットコインは、このように上下しながら年内は上がるという考えです。(=トランアングルを作って上抜け) 下落転換を考えるのは年明けで良いと思います。

さて、先週の動きで書かなければいけないのが、FOMC後の円高(ドル安)と米国株のことです。これがはっきり言えば想定外であり、今後の大きなシナリオ変更にもなるかもしれません。というのも、私が一貫して言い続けていたのが「米国株の崩落」というシナリオだったからです。しかし、現時点で言えば、そのシナリオはほぼ消滅することになりました。
前回、『週明けからは米国市場を中心に下目線で、株は売り戦略(ビットコイン・ドル円は買い)にしていきます』と書いていたわけですが、ここで想定していた展開になっていません。ダウでもナスダックでも、下がるなら売りたいのに下がらないまま上がり続け、ついには高値を超えて、むしろ “買いたくなる形”にもなってきました。(少なくとも何度も33000円で跳ね返される日経よりは買えます) ただ、実際に買うにはまだ日柄的に早いので、今週いっぱいは待つつもりです。今週の展開で、これが間違いのない動きなのかを見極めて「来週から買い」ということにします。(※場合によっては金曜引けで買う可能性も)

この解説をするにはドル円で説明するのが良さそうです。前回は“145円から上がる”と考えていたので、ドル円ロングを狙うという考えでした。そして、実際に月曜にはロングで入りました。それを146円超えたところで利確。その後は指標が続くため、念のためポジションを外しておきました。その後、私はどちらかと言うと「ドル上昇・米国株下落」という展開を待っていたのですが・・・ なんと 逆に動くことになりました。そうなると何も手を出せません。先ほどの日本株とは違った理由で、想定通りではないので “何もしようがない”という状況でした。(※ただ、金曜がゴトー日で変動があったので一時的にドル円ショートして、これは大きな利益になりました)
私が当初想定していたシナリオでは「先週はドル円上昇、今週から下落開始」と考えていたので、今回のドル円(米金利)の動きは判断が難しいです。米国株の動きも含めて よくわからなくなっている部分もあるのですが、一応、当初の予定通りに今週は「143円あたりから中長期の円高に向けたドル円ショート」を狙いたいと思います。本来であれば “150円近くまで上がってから130円を目標としたショート” をしたかったのですが、この位置から下がるのであれば140円割れあたり(139円台)が目標になるかもしれません。それでもやってみる価値はあるので検討します。なお、まだ上昇シナリオが完全否定されたわけではないのでストップは必須です。
(ちなみに現在のドル円の想定為替レートが139.97円とのことです。そして、企業は130円でも業績達成が十分可能のようなので、この水準であれば為替は悪材料になりません。株を買う場合、そこまで為替リスクを考えなくて良いということです)

さて、話を戻して、米国株に関しては想定外の動きだということです。決して弱くはなく、十分に強いことはわかりました。半導体も間違いなく強いです。メインシナリオが否定されたことで別のシナリオに変わったので、来週からは再度「買う」と思います。しかし、今週だけはもう少し見極めが必要だと思っています。というのも、今の上昇に関して、1つ考えられるのが “ショートカバー”だということ。年末はタックスロス・セリングということで確定売りが出るわけですが、それは買いポジションならもちろん売ることで損失確定。しかし、売りポジションの場合は買い戻しすることで損失確定・・となる可能性もあり、歴史的高値圏にあった米国株の場合は、買いよりも売りポジションの方が多かったことも考えられます。根拠のない考えかもしれませんが、このような “売りポジション解消によるショートカバー”はあり得るのではないでしょうか。それ以外にも “アメリカSQに向けた動き” というのもありますし、以上のような意味で、今回の上昇が一時的な動きである可能性も残っており、念のため今週に関しては様子見します。 正直なことを言うと、「今週下がった方が来週から買いやすく、もし今週も上がる場合にはシナリオと合致しないので手を出しにくい」というのが本音です。
(※今ここで下がらないのであれば、年明けの下落が大きくなるのかもしれませんが・・・。ちなみに、タックスロス・セリングのことですが、日本市場においての海外の売りは先週で終わりということになります。だから金曜にグロースが上げ始めたのも関係あるのかもしれません。あと、私はFOMCでの利下げの話は考慮していません。何かあればすぐ変わることだからです。私はあくまで実際の軌道や相関を見た上での考察をしています)

・・・というわけで、まとめると、前週から持ち越しの買いポジションを解消した後は、ほとんど動きがないので静観していた1週間。多少ドル円を触ったくらいで、大きなトレードというと、600万円割れでビットコインを追加買いしたことと、金曜ナイトで日経先物を大きくショートしたことくらいでしょうか。あとはお試し程度の小さいロットなのですが、金曜ナイトでゴールドのショートが約定していました。一時的にドル(米金利)が上がったからなのだと思いますが、おそらくこれは数日で手仕舞いになりそうです。日銀会合がきっかけになるかわかりませんが、その後どちらかと言えば円高(ドル安)になるとすればゴールドは上昇でしょうか。すぐには上がりにくいと思いますが、長期的には少しずつ値を戻していくと見ています。(買うかもしれません)
現在の日本株の保有ポジションも全体的にはかなり縮小していて、売り買いは同程度。売りも買いも、大型株ではなく小型株中心。気になるところでは、10月には買いで持ち続けた吉野家・ゼンショーが、今は長期線も割っていて売りで持っています。それだけ相場が変わったということでしょう。臨機応変に合わせるしかありませんが、今後のグロースには期待できそうです。今週だけはまだ下落リスクがあると考えて念のため様子見ですが、来週からは今年最後の「クリスマスラリー」「掉尾の一振」を期待した積極買いをするつもりです。(=今週下がってくれた方が買いやすいのでありがたいです)

最後に、そろそろ1年間のトレードを振り返る時期になり、私も自分の取引履歴を見ながら研究していました。昨年2022年のことを思い返すと、一番もったいない損失が “為替介入”による損失でした。直前まで100万円以上は含み益があったので気にせずそのままにしていると、突然の為替介入で数百万円の損失になって驚いたことがありました。その時、突然の大変動もあり得ると勉強になったので、これを機に「すべてのポジションに必ずストップを入れる」というルールを徹底したのでした。やはり突発的な災害等もあり得ますし、ロシア侵攻の際に損失になったこともありますし、気づいた後に手動決済では遅くなるケースも多々あるので、「常にストップを入れる」というルール作りをしたのは正解でした。確実にカットしたい位置でカットできるのはパフォーマンス面でも良くなりますし、また、結果的に「それによって保有銘柄を増やせる」というメリットもありました。(=ストップさえ入れておけば、たくさん銘柄があっても放置できるため)
しかしながら、今年2023年の履歴を見返して気づいた課題というのが、実は、銘柄を増やすことで決算などの見落としが多く、それが原因でストップ安となるような大損失が目立っていました。確かにストップ高もいくつもありましたが、ストップ安の損失の方が上回っていたかもしれません。ですので、これを回避するだけでも、残る損益が随分と変わってきます。
なので・・・私の来年(というか今後)の改善点というのが、やはり改めて「ポジションを絞ろう」と思いました。これまでは “期待値”だけを考えて 少しでも利幅を取れると思ったものはどんどん売り買いエントリーしていたのですが、より慎重になって絞った方が、無駄なトレードがなくなってパフォーマンスを上げられると判断しました。(=十分に引き付けてからのエントリーにして、エントリーポイントから乖離すれば手を出さないことを徹底)
以前も書きましたが、どんなことでも失敗というのは課題になり、課題というのは今後の改善点になります。皆さんも、これまでのご自身のトレードの中で、良い部分もあれば悪かった部分もあったと思います。その中の悪い部分を改善していけば、投資のパフォーマンスを上げることは可能ですので、ぜひ参考にしてみて下さい。また来年から難しい相場になると思いますので、うまくトレードできるように引き続き精進していきます。

あと、気になるニュースとして一応書いておきたいことがあるのですが・・・「イオングループで9月に続いて12月から“値下げ”」とのことです。去年も今年も、どれだけの人がインフレ、インフレと騒いでいたでしょうか? noteの記事にも残っていることですが、私が “インフレになる”と言っていたのはコロナ初期の頃のことで、去年から私は「今後はむしろデフレ」だと言っています。はっきり言って、誰もがインフレを言い続けている中で、“デフレ” なんて言っている人は誰もいません。(少なくとも私は知りません) しかし、例えば小麦価格は数年間上昇した分はすでに全戻ししていますし、原油価格も昨年後半から下落。そして為替も円高になれば、どう考えてもインフレなどではなく、それを言うなら “むしろデフレ” と言ってきた意味も伝わると思います。そして、これだけ「マーケットが逆転していること」を理解して、今後の投資戦略を考えなければいけません。今目の前の物価が上がってるからインフレだと単純に考えるのではなく、次にどうなるかを察知して先に動かなければ投資で利益を得ることはできません。ニュースではなく実際のマーケットを見るから先に気づくこともあるので、だからこそ私はいつも「ニュースを見ても役に立たない。マーケットを見るべき」だと言っています。マーケットを見ていない人の意見は、何の参考にもならないのです。(そのような意見は “逆指標”として見れば良いでしょう)
そして・・・「ドル建て日経平均は高値更新」ということで、いよいよ日本市場への資金の流れが変わるということも実感して頂けるのではないでしょうか。もちろん新NISAによる資金流入もあります。金や米国株に関しては、数値上では上がると思うのですが、為替でマイナスになれば投資妙味が下がります。日本人にとっては投資のやり方を変えるべきタイミングだということです。

【12月11日(月)〜】 メインシナリオ


メジャーSQを通過しましたが、「SQ週」の想定を超える とんでもない相場でした・・・私の過去の投資経験の中でもトップクラスに激しい値動きで、十分に “◯◯ショック”に近いものがあると感じました。これをお読みの皆さんは大丈夫でしょうか?
先週末の時点での私のポジションは「ナスダックショート、ビットコインロング、日本株は売り多め」でした。まずは何と言ってもビットコインの急騰! “年内の仮想通貨は強い”というのは先月からずっと言ってきたことです。そして、日本株の方は下落スタート、ナスダックも下落して、完璧な展開でした。他にも「原油は下目線、ゴールドは上目線」と言っていましたので、こちらも正解。想定通りにシナリオが噛み合っていました。週の前半までは・・・
振り返ると、日経平均は「月火↓水↑」でしたが、ちょうど火曜から水曜に変わるポイントで売りから買いポジションにシフトしました。良い押し目になっていた銘柄がたくさんあったので、次々に買っていくと かなり大きい買いポジションになりました。水曜には大幅上昇したので、予定通りの動き。“下と上の節目を両方回収”ということで、「いつものSQらしい1週間でした」と、このnoteで書くつもりでした・・・ そうです。私のイメージでは、あくまで先週は「一旦下げた後にSQに向けた上昇で終わる」という想定だったのです。しかし、木曜になってから急落。それでも、私の中では“SQに向けた上昇”という考えでしたので、買いポジションの半分がストップにかかった後、再度 買い直し。しかし、木曜ナイトと金曜ザラ場でさらに急落ということで、久しぶりに「逆に張って失敗」という結果になりました。もちろんビットコイン等は順調なので全体で見ればそこまで手痛いわけでもないのですが、日本株のトレードだけを見れば、普通に「大負け」の1週間。9・10・11月と(細かいことを除けば)大部分がうまくいっていたので、こんな大負けはいつ以来なのか思い出せないくらい久しぶりの失敗でした。 (大口同士の綱引きが激しく、オプションも急な動きでした。私もコール・プット両方使って対応し、オプションでは少し利益で終えています)
ただ、それでも、その時点の手口からは日経32000円を割ることは考えにくく、需給読みでは確実に「上」という判断なのです。通常であれば、これだけ急落して週の最終日、さらに夜には指標発表、政界でも不安材料・・となると、多くの人は買いを控えそうです。だからこそ “むしろここは買うべき”と判断して、買っていこうと思ったわけですが、どの銘柄からも資金が抜けるかのように売りが降ってきて下落し、買えそうな形をしている銘柄がほとんどありませんでした。一つだけ半導体銘柄で買えそうなもの(ラインで反発して下ヒゲ)があったので、そこに資金を大きく投じました。(※本当はレーザーテックをメインにしたかったのですが、微妙な動きで判断が難しかったので 引けまでに大部分を手仕舞いしました)
買っても買ってもストップにかかるため、ポジション全体が小さくなり、最終的には「銀行や保険」くらいしか残りませんでした。(電力・エネルギーも残っていたのですが、なかなか上がらないので手動で手仕舞いしてしまいました) 逆に、売りポジションが増えることになりました。(前回例に挙げた「資生堂」はまだ売り保有しているのですが、いつまでどこまで下がるのでしょうか…)
ということで、買いたいのに買いポジションが残らなかったため、引け後に日経先物で大きくロングすることにしました。いざとなれば雇用統計後の時間帯でも撤退できる ということもあってです。
・・・以上のように、日本株に関しては金曜の引け時点では「上目線」ということだったのですが、翌朝にナイトの結果を確認すると32500円までは上昇したようです。ここまで戻したのであれば週明けには上昇スタートなりそうで、そうなれば 、その後から “売り”を考える流れになりそうです。
その他、この流れで書いておきますと、ナスダックのショートは火曜の下げで利確しており、その後、金曜にダウのショートを持っていたのですが、雇用統計後の動きで逆に動いたのでロスカットしました。ゴールドは週の最初にロングして、上がったところで長い上ヒゲをつけたのでドテンショート。微益撤退して今はノーポジションです。原油は下目線なので売りで入っていたのですが、なかなか落ちないのでロスカット。引き続き、原油は売りを狙っていきます。

さて、この急落の要因は「円高」です。ドル円に関しては、以前からこのように書いていました→『ドル円は145円付近(144円?)までは下がる可能性あり。それ以上下がるのは 一度上がった後でしょう』
ということで、144-145円がいずれ到達を意識していた水準です。しかし、その水準に至るまでの軌道シナリオが複数存在して判断が難しかったため、先週の為替は触るつもりがありませんでした。ですので、今回の急激な円高タイミングでのトレードはしていません。(※細かいことを言えば EAの自動取引で少し取れていたようでが、それはここでは除外することにします)
この下落よりも、下がった後の “円安方向への反発”の方が取りやすいと考えていたので、今週はそれを狙います。正直、このまま140円を割る展開になってしまうと その先の軌道が読めなかったのですが、ちょうど起点となる「145円」にぴったり戻ってきたので、ここからであれば予定通りのシナリオを立てることができます。まずは今週は「円安方向へのロング」を検討。それがどこまでになるのかは実際の動きを見なければわかりませんが、その次に「円高方向に動く時に中長期のショート」を狙いたいです。(←以前書きましたが、長期で見た場合には “12月がドル円の天井”となり、来年以降は円高進行という想定です)

・・・という話からわかるように、ここからまずは「円安ドル高」を考えています。それはつまり、金利上昇で「米国株の下落」を意味します。
時間軸が異なるので伝わりにくいですが、12月相場に関しては最初から一貫して“下落想定”です。それでも、為替の影響で日本株は一時的に優位になるタイミングがあると考え、それが今だと考えています。
12月相場のイメージについては「11/27」に全部書いていますので、そのまま引用します→
『とりあえず “今週(注釈:先々週のこと)の戦略”で書くのであれば、上がった後は「売り戦略」がメイン。そして、もし買うとすれば「金・ビットコイン」ということで、ちょうど “10月後半と同じ雰囲気になる” と考えています。その時期に上がっていた銘柄であれば買っても良いのかもしれませんが、それでも半導体は弱くなるのかもしれませんし、やはり素直に “株売り”に優位性がある気がします。逆に「株↓ビットコイン↑」ということで、ビットコインは強気買いしていきます。以前 “11月安値で買い”と言っていたのですが、そこまで下がらなそうなので、今のレンジの低い水準からは買おうと思います。そして、年内のビットコインは今年の最高値を超えて上昇するというイメージです。(=そうなれば来年から下落)
中期的な話をすれば、次の株の買い場は12月中旬あたりで考えています。クリスマスを過ぎればヘッジファンドが来年の相場に向けての買いを入れ始めるので、それに向けてです。(=クリスマス「後」に上がるのがクリスマスラリーです。前ではありません) また、日本株は年が明ければ新NISAも含めた買いが入るので、その前には(年内に)十分に買いを仕込みたいです。(→年明けは、個人の買いが一通り入った段階で「売り」を考えます)』

以上の引用で書いたように、基本的には「株↓金・ビットコイン↑(原油は↓)」というのが当初から想定している流れです。ただし、その中でも日本株は上がる場面があるだろうから “その時だけは買いたい”という話で、それが先週のメジャーSQの流れでした。(=SQで乱高下が予想できるので、下がったところからの反発を買うということ)
実際には想定を超えるひどい値動きだったわけですが、何とか金曜でメジャーSQを通過し、雇用統計も終わりました。先ほども書きましたが、これで週明けにリバウンドすれば 再度「下目線を再開」することにして、ここからは「米国株の崩落待ち」となります。(=ドル円はロング。日本株は銘柄次第ですが、連れ安に注意) そして、ここが今株を買っている人にとっての最後の逃げ場になると考えています。実際に下落が始まれば、あとは上の引用で書いていた通り、“クリスマス付近が買い場になる”と見ています。今週に関して言えば、ここから買っていくよりは (上がってからの)売りを考えるタイミングだということです。(※例えばチャートを上下反転して考えればいいと思うのです。どちらに期待値を取れるでしょうか)

・・・さて、先週を振り返りながら、ここまで一気に書いてみましたが、改めて考えても 大変な相場でした。“SQで上目線”という考えがなければ、私もポジションを取らずに静観していたと思いますし、基本はそうすべきだと思います。(雇用統計が終わって、週が明けてから対応するのが 本来は正解でしょう)

続いて、ここからは仮想通貨(ビットコイン)のことでも書いておきます。
仮想通貨の上昇に関して、考えるべきは「株と逆相関」ということです。逆に、これ以外のことは 上げ下げの理由として考える必要がありません。どうしても仮想通貨を取引している人というのは、マーケットの知識がない人が多いです。(=普通に知識があれば、仮想通貨ではなく株を取引しているため) そのため 仕方がないのかもしれませんが、仮想通貨に関する解説の多くは、マーケットを無視した的外れな意見ばかりです。

とりあえず、以下は「11/12」の引用です。1ヶ月前の時点で、このように説明しています→
『ここで、とりあえずビットコイン(仮想通貨)のことを書くことにします。前々から言い続けているように、「ビットコインは株と逆相関」というのが重要なポイントです。それを踏まえれば、ビットコインや仮想通貨自体を考えるよりも “株の動き”を考えることの方が大事です。(細かい動きは無視して)大まかには「株↑ビットコイン↓」か「株↓ビットコイン↑」かどちらかを考えるということです。(※もし株も仮想通貨も上がる時があれば、普通に株を買えば良いと思います)
前回、ビットコインを買うとすれば「11月の安値(=株は高値時)」だと言いました。日本株の方は先に下がりそうなのでややこしいのですが、ナスダックに関しては今回上抜けしたので、もう少し上昇が続くと思います。(※後で解説します) その株の上昇時にビットコインは反対に下がって安値を付けると思うので、そこがビットコインの買い場。その後は「年内の仮想通貨は強い」と見ており、そこからの上昇波動では買いによる利益を出せると思います。逆に言えば、年内の高値でしっかり利確しておかないと、年明けからはビットコインは下落波動に入ると思います。(=年末がドテンショートするタイミング?)
要するに、11月のどこかで株が天井(ビットコインは安値)を付ける。そうなれば、年内は「株↓ビットコイン↑」ということです。(※年明けからは、ビットコインだけが下落というよりも、マーケット全体が弱くなりそうです) 思い返せば、昨年の暮れには仮想通貨は下落していました。その時には私もビットコインをショートしていることを伝えていましたが、年明け(つまり今年)から “ビットコインは買い”だと言いました。実際に そこから仮想通貨は上昇したわけですが、今年に関しては「昨年の反対」をイメージすればわかりやすいと思います。(=2022年末↓2023年↑2024年始↓) “今年の暮れにビットコインが上昇すれば、年明け(2024年)からは下落”ということです。』

以上が、1ヶ月前(11/12)の見立てでした。当初の予定では 11月に「株↑ビットコイン↓」となってビットコインが下がる想定だったのですが、下がるはずなのに下がらないということは、“それだけ強い”ということになります。ですので “その後は急騰することになる”と考え、当然 “年初来高値も更新する”と見て、そのことを何度も書いてきました。
以前アンケートを取ったところ、私の読者の方には、仮想通貨を取引している人は少ないようです。それだけ他の投資の知識があるということだと思うのですが、もちろん無理に取引する必要はありません。やはり何度も言うように “不利な投資”にはなるからです。今後の税制改正はわかりませんが、それは置いておいたとしても、そもそもが「1年で半値になる投資対象」なのです。それを理解すれば 資産の大半を入れてはいけないのは当然ですし、下落に転じれば必ず利確・損切りもしなければいけません。
「含み益は幻」「利確して(税金も差し引いて)初めてあなたの利益」というのは投資の基本となる考え方です。例えば、「持っていた銘柄が2倍になっても、そこで利確せず戻ってしまえばゼロ。さらに下がることになれば、結局 (途中で倍になっていても)その投資ではマイナスだった」ということです。だからよく言われるように、“利確は正義” なのです。

これは、すべての投資で言えることです。何十年でも投資の世界で生き残るために、一番最初に学ぶべきが「バブル」だと言ってきました。今はまさに “歴史的な転換点”で、何十年という超長期で続いたバブルが終わろうとするタイミングだと私は見ています。低金利でお金の価値が下がり続ける時代であれば、どんな投資でも資産を増やすのは比較的容易なのですが、それが逆転すれば、ほとんどの投資で資産を失うことになります。(=あらゆる金融商品が下がるため) これまでの投資の成功方法は、すべて過去のものだということです。長期で持ち続けて価値が上昇した資産でも、“利確”しなければ下がることになるのです。

昔、「金持ち父さん貧乏父さん」という本がありました。この本の内容は作り話で “実話ではない”ということは有名な話ですが、そもそもその本に書かれたような内容で投資で成功することはできません。それは海外の一定の前提条件を満たした場合の事例だからです。(だからなのかわかりませんが、プロ投資家の間では この本の著者に対しては否定的な意見が多く、「実際の投資では失敗している」という話も聞いたことがあります) 資産構築の考え方の基礎としては良いのかもしれませんが、本当の意味で通用する “正しい投資”を学ぶことはできないと思います。
ここで私が何を言いたいのかというと、「上がり続けるものはない」ということです。“買うだけ” なら誰でもできるからこそ、誰もがそれでうまくいくはずがありません。利確・損切りしない投資は、やってはいけません。資産を守るために損切りは必要不可欠で、上がる・下がると信じている時点で、その投資は正しくないのです。その時々での正解を選択し続けないと、いつか “バブル崩壊”で資産を失う結果になるということです。
このような (ある意味最悪の)タイミングで、日本ではこれから「新NISA」が始まることの意味を考えなければいけません。金融の歴史において、いつの時代も食い物にされていたのが日本と日本人。日本は常に“金融の犠牲”となるポジションなのだから、うまい話が来るはずがないのです。おそらく、これからは「普通に投資をすれば資産を失う時代になる」ということなのだと、私は考えています。
(※ただし、それでも当面は日本市場には期待していますし、投資の知識・トレードスキルさえあれば問題ありません。「新NISA対策」については後日メルマガでもお伝えします)

・・・今回は以上となります。一応改めてまとめますと、今の私のポジションは、日本株は一部半導体を中心として銀行・保険などの買いが残っています。売りもそれなりに保有。日経先物を大きくロング、ビットコインロング、という感じです。(=ビットコインは一旦下がると見て ある程度利食いしたのですが、下がればまた追加買いします) そして、週明けからは米国市場を中心に下目線で、株は売り戦略(ビットコイン・ドル円は買い)にしていきます。
(※今のダウの上昇には違和感しかありません…。ゴールドに関しては、あれだけ長い上ヒゲをつけたので誰から見ても天井のサインで、当面は手が出せません。だからこそビットコインの方に資金が向かいます。ビットコインは乱高下しながらも年内は上昇でしょう)
さて、私も久しぶりに損失になった1週間だったので、気持ちを切り替えたいと思います。皆さんはどうでしたか?何か感想でも頂ければいいのですが・・・ そう言えば、以前用意したアンケートフォームがありました。よろしければ こちらからメッセージでも頂ければ嬉しいです。

【12月4日(月)〜】 メインシナリオ


12月になりました。先週は何も問題なく“理想通りのトレード”ができて満足しています。(前回のように運悪くストップ安のようなこともありません) ただ、前回この場で書いた内容を確認してみると、実際には “予定になかったトレード”をしていたことになるかもしれません。
前回はこのように書いていました→ 『今週大きく上がった後からは逆に「株↓ 金・ビットコイン↑」で考えていくことになります。米国株は手仕舞いして中長期目線でのナスダックのショートを検討します』
確かに、週明けからは「株↓」を考えて売りを増やしていくことになりました。ビットコインはドテン買いしましたし、ナスダックの天井ショートも捉えることができました。先週の日経平均を確認すると “週明け直後から下落”という展開だったので、この戦略で正解だったと言えるのでしょう。ただ、完全に株を下目線で考えていたのかというとそうでもなく、実際には(ナスダックショートを除けば)株は買いの方が大きかったです。というのも、結局は以前と同様に「半導体買い・それ以外売り」のポジションに落ち着いていたからです。いつものレーザーテックを中心に、SCREEN、TOWAなどを大きく買い。というわけで、「まだ半導体を買っていた」というのが実際のところです。
そして、株と同じくらいメインでトレードしていたのが、「ドル円ロング」でした。これは当初考えていなかったことなのですが、今の相場は “為替次第”の部分もあり、それなら素直にドル円を取引した方が期待値が取れると考えました。(※また、株の方は “月末リバランス”もあって難解な動きを繰り返しており、それもあって為替が優位に見えました) 通常より大きなロットで取引して、結果的に十分な利益を出すことができました。今の私は株が中心なので、普段は為替に時間も資金も投じていないのですが、久しぶりにFXで大きな利益になった週でした。

さて、普通にうまくいった週は特に書くこともないので、何を書くか迷うのですが・・・ 以前、今の相場のことをこのように表現したことがあります→
『上目線の人が“ほら、上がったでしょ”と思えば下がる。下目線の人が“ほら、下がったでしょ”と思えば上がる』
これについて少し説明しようと思うのですが、相場の波動というのは、「推進波」と「修正波」の二種類に分かれます。推進波というのは、わかりやすい“トレンド”のことで、やはりそのような局面で取引するのが、トレードとしては簡単であり理想です。(=長期の推進波になると、誰がトレードしても利益を出しやすい相場になります) 一方、そんな推進波もいつまでも続かないので、その次の推進波がやってくるまでの間は「修正波(調整波)」で継続することになります。修正波の形は様々ですが、この修正波の動きを分析することで、次の波動の展開を予測することになります。この修正波の時期は、基本的には “ジグザグで推移”することになるので、どうしてもトレードの難易度は上がります。今の相場はそんな“修正波”で継続中なので 上げ下げを繰り返すことになり、“上がると思ったら下がる・下がると思ったら上がる”ことになるのです。(※面白いことに、このような場面では「相場予想を外す人」が増えます。プロでも判断を間違えやすいのです)
このような相場の特性を理解した上で取引するのは、個々の自由です。私は理解した上で短期でトレードしています。例えば、1週間の間に “円高想定→円安想定”とポジションを切り替えたりします。このように途中でポジションを入れ替えないと(軌道がジグザグなので)資産額が上下することになるからです。(※私にとって “理想のトレード”というのは、毎日少しでもプラスで推移させることです) このような相場では、人によっては損切りが多くなって、なかなか資産を増やせないかもしれません。

ここで何が言いたいのかというと、やはりトレードするのであれば「推進波(トレンド)を狙った方がやりやすい」ということです。わざわざジグザグの難しい局面で投資しなくても、わかりやすいトレンド時に投資をした方が難易度は低くなりますし、結局、トレードが上手い人というのは、その判断(判別)が上手いのです。(※難易度の低いトレード=期待値の高いトレードを狙ってするのが、トレードの上手い人です)
そして、今現在の相場で言うと、日経平均(指数)やドル円の場合はまだしばらく上げ下げを繰り返すことになります。私のように短期で取引しても良いのですが、上げ下げを繰り返す以上、一概に上がる・下がるとは言えません。どうせなら、そのような難しい投資をするのではなく、もっとわかりやすい投資対象(銘柄)を探した方が良いかもしれません。そこで一例を挙げると、今の半導体銘柄であれば上昇トレンドが続いていて取引しやすく、だからこそ私もメインで取引していたということです。そして、これから “わかりやすいトレンド”になりそうなのが、ナスダックの下落だと考えています。そのため、前回更新時点で「ナスダックのショートを狙いたい」と書いていたのです。(※つまり、今は「ここから上がったとしてもトレンドにはならず、下がればトレンドになりやすい」ポイントなのです。だとすれば、売りと買いどちらを狙う方が取引しやすいかは明白です)
12月中旬かクリスマスあたりまでの私の基本戦略は、「ナスダックのショートをメインで持ちながら、日本株やドル円を売ったり買ったりする」ということになりそうです。当初、金・ビットコインも上昇波動になると思っていたのですが、今現在の判断としては、上がるとしても “荒い動き”になりそうで、ずっとホールドし続けるかどうかはわかりません。おそらく途中で利確を入れたり、ロットを増減しながら買いを入れることになる気がします。(※金はそこまで上昇余地がないので、ビットコインの方が期待できます。昨晩(土曜深夜)トライアングルを上に抜けたようです。前々から言っているように、年内のビットコインは強いという想定です)

話を戻しますが、上記の説明で 私が“半導体買い”を続けている理由を理解して頂けるはずです。例えば「レーザーテック」を見れば、高値更新し続けて上昇しているので、途中で売る理由がありません。このような銘柄は何も考えずバイ・アンド・ホールドで良いのです。そして、これが下向きに転じた時にはドテンショートします。これだけ強い上昇トレンドで続いた銘柄は、その後の下落(急落)も明確でわかりやすいからです。(※だからレーザーテックは私にとって相性の良い銘柄で、ロングでもショートでも、これまで一番利益獲得してきた銘柄かもしれません)
反対に、下落トレンドの例も挙げておくと、比較的長くショート保有しているのが「資生堂」です。これはレーザーテックとは逆で、安値更新が続いているので買い戻す理由がないのです。下落の勢いが弱くなれば利確のストップを浅めに変更することにして、ストップにかかった時点でトレード終了となります。(※それ以外にも、下落が続いている銘柄はグロースにたくさんあります。ただ、レーザーテックも資生堂も そろそろ利確時だとは思います)
正しいトレードというのは「上がるものを買って、下がるものを売る」と、こちらでも解説しています。こうしてトレンドに合わせたポジションを持つようにすれば、どんな場面でも (指数の動きがわかりづらくても)資産を増やせることになります。
そして、今後の展開でナスダックがそのような下落トレンドに入ると想定しており、事前の波動分析から、天井の第一候補としていたポイントが16200ドルでした。そこで指値を入れていたところ、ショートが約定しました。その後、実際に下がって、下落がより明確になったと判断したポイントでさらに追加売り。高値を更新するまでは、このままホールドするつもりです。
(※ちなみに、現在 ダウは非常に強く、年初来高値を更新しています。前回、米国指数でロングしていたのはナスダックではなくダウだったわけですが、その判断理由もおわかり頂けると思います。買うならダウ、売るならナスダックということです。ただ、ダウもこれ以上上がるのであれば、そろそろショートしたくなる水準ではあります。長期軌道から考えても、これが “最後の上げ”に見えます。このまま上がり続けるのは難しいのではないでしょうか)

さて、今の私のポジションをまとめると、日本株は「半導体買い・その他売り」ですが、金曜の時点で少し売りを増やしました。ナスダックのショートが一番のメインポジションで、あとはビットコインロングとなります。
(※ドル円ロング・原油ロングも持っていたのですが、金曜夜の時点でロスカットになりました。一応書いておきますと、この “原油ロングの損切り”が 先週一番の損失でした。逆に言えば、それ以外のトレードはほぼうまくいったと思います。なお、この動きを見て「ここからの原油は下目線」に変わりました)
今週は、再び「日本株買い」をしていきます。(=今の売りポジションは減らします) 最近何度も言っていますが、“日本株は相対的に強い” です。為替さえ崩れなければ(米国が下がったとしても)買い判断で大丈夫だと思います。少なくとも年内は買いを中心に考えて、年明けから売りを考えます。
その他、今週は「原油は下目線、ゴールドは上目線」ということで、良いタイミングがあれば入るかもしれません。ドル円や日経平均(指数)に関しては、まだ上げ下げを繰り返すと見ているので、上がる・下がるとは単純に考えない方が良いと思います。
(※ビットコインは年内強い想定。ドル円は145円付近(144円?)までは下がる可能性があると前回書きました。それ以上下がるのは 一度上がった後だと思いますが、いずれにせよ上下しそうなので、その時々で判断するしかありません。
ちなみに、長期の為替相場に関しては この数年続いたような極端な大変動にはならず、ある程度落ち着いてくると思います。そうなれば、そこで期待できるのは「日本株グロース」だと考えています。世界の資金が日本市場に向かうシナリオは十分にあり、これは今になって言うのではなく、コロナ初期の頃から言ってきた展開です。海外の株価が軒並み上がって日本だけが取り残されていた時期に、「日本もいずれ最高値更新は確実」だと言いました。それ以降、何度もその話を繰り返していますが、ダウと日経の数値が逆転するのも時間の問題でしょう。とは言え、“何でも上がる” という意味ではないので誤解のないようにお願いします)

今回は以上ですが、最後に、少し思うことを書いておきます。(※このnoteの最後に書いている「始めた理由・目的」にも関連することです)
私はこのように自分の投資判断や相場観について書いていますが、これが合っているかどうかには固執していません。多くの人は、予測(予想)が合っているかどうかばかり気にしがちです。しかし、もし本当に投資の世界でうまくいきたい・トレードスキルを上げたいのであれば、合っていることよりも間違ったことの方が重要です。なぜかというと、合っていることというのは、特に何も変更することもなく そのままでいいので、今後の課題にはなり得ません。それよりも大事なのは間違って失敗したことの方で、“その失敗の頻度や損失を減らすこと”こそが今後の重要な課題になるからです。(これは人生のどんなことにも当てはまることです) いつでも大事なのは、うまくいったことよりもうまくいかなかったことなのです。
投資の“先生”と呼ばれる人の中には、いかに自分が勝っているか・正しいかにこだわる人がいますが、常に正しく常に勝ち続ける人はいません。負けや過ちを認めることが人間的にも大事なことだと考えているので、だからこそ私は自分の失敗も正確に書き残すようにしています。このnoteは、そんな自分の反省も含めた“トレード履歴”ですので、そのような意識で今後も続けていきます。
うまくいくことばかりではなく、失敗と試行錯誤の繰り返しだからトレードは楽しいのです。もし これが楽しいと思えない人は、こちらで書いたように “暴落待ち” の長期投資だけすれば良いと思います。

【11月27日(月)〜】 メインシナリオ


前回更新時では「円高想定」のポジションで、短期目線のドル円ショートもしていました。そんな先週は、祝日があったので4営業日のみ。それでも為替が途中で円安に切り替わると想定していたので、そのタイミングでの銘柄入れ替えがあり、トレードとしては忙しい週でした。「グロース買い→ 半導体や大型買い」のように入れ替えた後、金曜引け前には再度「グロース買い」にして週を終えたのですが、どうなるでしょうか。
先週1週間の動きを振り返ると、日経平均は下げて上げてあまり動かず。一方、“グロースは上昇”ということで、前回時点で『グロースが買いで、ナスダックもまだ上がる』と言っていたのは正解でした。ただ、今の現時点ではナスダックではなく「ダウをロング」していたり半導体を一部ショートしていたり、最近なかったポートフォリオになっています。

売ったり買ったりの一週間だったので、どんなトレードをしていたか一言では言えません。前週から持ち越したポジションのうち、ショートは寄りで手仕舞いして、すぐに“ほぼ買いのみ”にした気がします。「円高→円安」のタイミング判断は的確にできたので、自分自身のトレードとしてはほぼ完璧でした。「円高→円安」のタイミングで、ドル円ショートを利確した後にユーロ円ロング。これは自信があったので大きいロットで入り、利益も大きく取れました。(※利確済み) 想定と違ったのは “下目線のビットコインが思ったより下がらない”というくらいで、それ以外は想定通りだったと言えます。
ところが・・・「ワラント発表でストップ安」の銘柄が1つあり、それなりの資金を入れていたので大きな損失に。これによって、他のトレードがうまくいっていたにも関わらず、あまり利益を残せない週になってしまいました。市場に参加する以上、これは仕方ないことなのであきらめています。ストップ安もあればストップ高もありますので、リスクを受け入れた上で期待値の高いことを繰り返すだけです。
というわけで、実際には大して利益を出せていないのですが、“自分ができるトレード”としては満足しています。(※トレーダーとしては、利益の大小よりも自分のトレードができたことの方が達成感が大きいです。これが逆だと(どれだけ利益が出ても)不満と反省ばかり残ります)

さて、「円高→円安」を想定した後でしたが、今現在は再度 円高想定のポジションになっています。グロース買いだけでなく、海運やニトリ、久しぶりに鉄鋼も買っています。(※基本的には「10月に売られていた銘柄を買い」という考えだったため、10月にずっと売り続けたenishを買っておいたところ、材料が出て上昇しました)
ただ、株のポジションがそうなっているというだけで、為替のポジションは持っていません。というのも、今後の軌道シナリオ候補が複数あって、まだはっきり定まっていないからです。いずれはドル円152円も超えると思っているのですが、それまでに上も下もありそうで 現時点で判断するのは困難です。(※例えば145円あたりまで下がってから上がる可能性があります。本格的な円高トレンドになるのは一度上がった後だと思います)
とりあえず 今は為替を触るよりもゴールドの方がわかりやすいと考え、現在はゴールドを大きくロング。含み益も大きくなっています。そして、冒頭でも書きましたが、米国指数に関しては半導体がそろそろ終わりだと考えたため、ナスダックではなく“ダウをロング”しています。これは強気のポジションで、含み益も大きくなっています。
・・・という状況なのですが、今週、週明けからは一転すると考えます。ここまでは日経平均も「個人売り・海外買い」の構図が続いていたので、上がるしかありませんでした。いつも言うように「下目線が増えれば増えるほど上がる」ということですが、そろそろ売り手があきらめて踏み上げによる一段高があれば、そこがバイイングクライマックスの天井になると考えます。(=売りポジションが清算されてから下落開始)
つまり、週明けに上昇すれば、そこからは完全に“下目線”で考えます。ですので、今の保有も早々に売ることになると思います。12月には税金対策の利確売りも入りますし、半導体が弱くなりそうなのでナスダック中心にショートしたいです。(=長期的に見ても、売り期待値が高い位置です) 米国が下がれば日本も連れ安にはなると思うのですが、日本株に関してはそこまで悲観していません。やはり相対的には強く、以前話した「日経とダウ数値が逆転する」というのもいずれ実現する気がします。(※米国株は夏の時点で“ピークをつけた”と言いました) 再び円安になれば日経平均は上がり、米中から抜けた資金が日本に入れば それが円高要因になり、こうして為替が安定すれば日本株は(相対的に)強くなると思います。
ただ、とりあえず “今週の戦略”で書くのであれば、上がった後は「売り戦略」がメイン。そして、もし買うとすれば「金・ビットコイン」ということで、ちょうど “10月後半と同じ雰囲気になる” と考えています。その時期に上がっていた銘柄であれば買っても良いのかもしれませんが、それでも半導体は弱くなるのかもしれませんし、やはり素直に “株売り”に優位性がある気がします。逆に「株↓ビットコイン↑」ということで、ビットコインは強気買いしていきます。以前 “11月安値で買い”と言っていたのですが、そこまで下がらなそうなので、今のレンジの低い水準からは買おうと思います。そして、年内のビットコインは今年の最高値を超えて上昇するというイメージです。(=そうなれば来年から下落)
中期的な話をすれば、次の株の買い場は12月中旬あたりで考えています。クリスマスを過ぎればヘッジファンドが来年の相場に向けての買いを入れ始めるので、それに向けてです。(=クリスマス「後」に上がるのがクリスマスラリーです。前ではありません) また、日本株は年が明ければ新NISAも含めた買いが入るので、その前には(年内に)十分に買いを仕込みたいです。(→年明けは、個人の買いが一通り入った段階で「売り」を考えます)

・・・以上。一貫性がないのであまり参考にならないとは思いますが、まとめると、今は(どちらかと言えば)円高想定の株買いポジション。日経先物を少しロング。ダウ・ゴールドを強気でロング、ビットコインショート。そして、今週大きく上がった後からは逆に「株↓ 金・ビットコイン↑」で考えていくことになります。米国株は手仕舞いして(ゴールドに換えて)中長期目線でのナスダックのショートを検討します。

なお、このように事前に “シナリオを想定” しているから、実際にそうなった時にポジションを取れるのです。当たるかどうかは別としても、想定シナリオがなければ目の前の動きに合わせるだけになってしまい、今のような難易度の高い相場では上下に振り回されて損失を重ねることになります。コロナバブルのように何でも上がる単純な相場はもう来ませんので、しっかりマーケットを見極めながら適切なトレードをするようにして下さい。もし判断が難しければ、下げ局面では一切手を出さずキャッシュで待つようにして、私と同じようなタイミングで買えば良いと思います。
(※私は、今週で長期ポジションも解消して金(ゴールド)などにするつもりです。金もまた下がると思うのでずっと持つわけではありませんが、まずは“無難に金”ということです)
・・・それでも、最終的には自己判断でお願いします。(推奨もしていません) 私も、こうして書いても、後で考えを変更することが多々あります。今日は買い判断しても翌朝には気が変わって売りということもあるくらいです。あくまでマーケット優先で、思い込みや固執は厳禁。「マーケットは常に正しい」です。必ずストップも入れることにしましょう。

【11月20日(月)〜】 メインシナリオ


『“今は銘柄次第”ということで、一概に上がる・下がるとは言えない状況』と言っていましたが、説明していくのが難しい1週間です。読んで頂いても何の参考にもならないと思うのですが、私のトレード履歴という目的のために書いておくことにします。
先週末の時点では「日経33000円からは売り戦略」の予定でした。先に言いますが、この考えを変更したつもりはありません。目線は明らかに下・・であるにも関わらず “上がり続ける相場”ということで、仕方なく買いポジションの方が多くなってしまいました。例えば、買いと売りを同程度持っていたとしても、売りは次々にストップにかかることで、必然的に買いばかり残るということです。
前回、ゴールドショート、原油ロングを持ち越していたのですが、どちらもロスカット。特に原油ロングは大きく持っていたので、損失も大きくなりました。・・・というように、事前の想定とは噛み合わない1週間でした。
株全体の話として、指数に関して言えば、とにかく「個人が売りすぎ」という一言に尽きます。このような状況では下がりようがありません。私も、本来なら売り目線なのに、個人が売っているのがわかる以上、積極的に売りを多くすることはできず、最大でも売り買い同程度で、売り長になることはありませんでした。(※この考えは現在も継続中で、本当は売り目線なのに “売り買い同程度”にして週を終えています)
こうなると (先物CFDで)指数をショートする際の難易度が非常に高く、“下がるはずなのに下がらない”というパターンの繰り返し。(ショートで)大きな含み益があっても翌朝にはマイ転したりして安定しないため、少しの微益で撤退して、指数を売買するのはあきらめました。

やはり最初に書いたように、『“今は銘柄次第”ということで、一概に上がる・下がるとは言えない』という見立てが適切だと思います。イメージ的には、「上目線の人が“ほら、上がったでしょ”と思えば下がる。下目線の人が“ほら、下がったでしょ”と思えば上がる」というような感じです。これは、「本来なら下がる局面なのに“個人が売っている”」ということで起こる現象だと思います。このようにAIアルゴが仕掛けてくるだけのことなので、理屈で考えても仕方ありません。だとすれば、どうすべきか?その場その場の相場に対応するか、もしくは、小さい動きでは狩られないところにストップを置くかです。私はもちろん、日々の相場に合わせたトレードをしていきました。

さて、このように当初の想定とは違って “噛み合っていない相場”なので、普通なら大失敗で終わってもおかしくないのですが・・・実際には、そんな失敗を大きく上回る利益になりました。それはすべて「半導体のおかげ」です。買いポジションの大半が半導体銘柄だったのですが、そのどれもがすごいことになっていました。あとは、ビットコインがわかりやすいタイミングだったので、ショート→ロング→ショートでうまく利益に。(現在もショート中) また、先々週からホールドしていたユーロ円ロングも急騰して大きな利益に。(※ユーロは15年ぶりの高値とのことです。金曜下がったところで手仕舞いとなり、そのタイミングでドル円ショートが約定しました)

それでは、ここから細かい話をしていきます。(繰り返しますが、私の履歴のために書いているだけなので興味のない方は読み飛ばして下さい)
この1ヶ月くらいの間、半導体ばかり言い続けてきました。特に先月は下げ相場でしたが、それでも「買うとすれば半導体」という感じで、半導体銘柄は外せない状況が続いています。そして、結局のところ、今の相場も “半導体などの一部の銘柄だけで押し上げている” というのが実状で、それ以外の銘柄では下げているものも多いです。そのため、指数だけ見れば“非常に強い相場”に見えるのですが、半導体等を触っていない人にとっては、それほど恩恵を受けていないかもしれません。だからこそなのですが、私の“売り目線”という考えも必ずしも間違っているわけでもなく、売り候補となる銘柄もたくさんありました。(※また、先物の週足ではわずかに陰線で終わっているので、どちらかと言えばマイナス週だったことになります) というわけで、「センターピンである半導体を買いながら、それ以外を売る」というのが一貫したポジション構成で、あとは地合いに合わせて売り買い増減しながらバランス調整していた感じです。
そんな半導体ですが、前回更新の時点ではまだ小型株には手を出さず、大型株が中心でした。具体的にはいつものレーザーテックや東京エレクトロンなどでしたが、週明けからは小型株も買える雰囲気になってきたので、徐々に小型株にもシフトさせました。実を言うと、私が半導体銘柄の中で一番注目していたのが「TOWA」でした。そして、月初の時点では、その1銘柄に大きな資金を集中させていました。・・・が、なかなか上がる気配がないので手仕舞いしてしまい、その後、上がりそうになったので買い始めるとストップにかかり、また買ってはストップ・・・というのを3回ほど繰り返してしまい、どうも相性の悪い銘柄のようです。ロスカットした直後に急騰することも多く、現在の上昇にもまったく乗れていません。(今も保有せず) もし月初から今でも持っていれば “今年一番の8桁利益”だったのですが、長年やっていると合わない銘柄はあります。残念ですが仕方ありません。
ただ、TOWAを最初にロスカット(というより、上がらないので自己判断で撤退)した時に、次に資金を投じたのが「日本マイクロニクス」でした。TOWAほどのロットではないのですが、それでも、それに次ぐロットを入れて決算をまたいだところ、寄らずのストップ高に。これが一週間で40%くらいの利幅になり、先週の一番大きな利益となりました。(※利確済み) 他にも、ディスコ、アドバンテスト、野村マイクロ、AIメカテックなど、半導体関連はどれもが10%、20%の上昇で好調でした。あと、ショートしていたのは主にグロース銘柄ですが、今のような相場でも(下落で)利益になったものは意外と多かったように思います。

そして、金曜の時点ではポジション入れ替えのために半導体の大部分を手仕舞いし、今は半導体がメインではありません。(一部は残しています) 今のメインは何かというと、金曜の寄りから大きく買われていることに気づいたので、日本郵政・ゆうちょ・日本郵船などを買っています。売りでは不動産など。つまり、こうして残った保有を見る限りでは「円高想定」というポートフォリオになっています。意図していたわけではなく、マーケットに合わせるとそうなったのですが、その日の夕方頃、実際に一斉に「円高」に動きました。ここから 一時的に円高という流れなのでしょう。
(※上にも書いたように、この金曜夕方に動いたタイミングで “ユーロ円ロングを決済してドル円ショート”しています。ただ、これは本格的な下落波動ではないのでまた戻ることになり、ドル円の天井ピークが来るのは12月になる?と(今のところ)考えています)

以前、このようにも書いていました↓
『1「米国指数・日経ともにまずは上昇」→2「米国(と日本株グロース)は上昇でも日経平均は円高で下落」→3「米国・日経ともに下落」』
この流れから言うと、今週からは円高で「2」になるのかもしれません。また、「株↑ビットコイン↓」になるという話もしていましたが、その展開にも当てはまる週になると思います。(※そして、今月のどこかで株が天井をつければ、次は「株↓ビットコイン↑」を考えます。ビットコインはこの上昇波動で今年の最高値を目指す。そうなれば来年からは下落でしょう)

ひとまず、今週に関して言えば円高になりそうなので、ここからはグロースが買いで、ナスダックもまだ上がると考えます。(現在ロング中) ナスダックのチャートを見れば、いつ下がってもおかしくない危うい形なのですが、それでも「最後の上昇」を作るために上がっていくシナリオを想定しています。そして、もしここで実際に上がれば、その次の展開で、来月からは長期の下落局面に突入。この下落に転じる起点となるのは、半導体(SOX指数)が下がり始めたタイミングです。(=半導体が崩れると全部崩れるため。今週のエヌビディア決算も注目) そうなれば、半導体銘柄はすべてショートの対象。ただ、このタイミングでドルが再上昇することになりそうで、その場合は円安銘柄だけは上がるかもしれません。(そのため、日経平均は上がる可能性も)

いずれにせよ、ずっと修正波で推移する相場なので、上げ下げを繰り返して難しい地合いが続くと思います。こうして予測展開を説明するにしても、一貫性がないのではっきり言えず、難しいです。それでも、来年になれば さらに難易度は上がるでしょうから、ますます “トレードスキル”が必要不可欠になってくると思います。前回、歴史的なインフレが終焉することで、「投資しても資産を失い、投資しなくても資産が減る時代になる」と言いました。不景気になり、多くの企業が倒産するでしょう。そんな世の中で そもそも投資をすべきかどうかも疑問で、これからの長期投資というのは、何をすれば良いかわからないくらい “正解”というものがありません。“その時その時の正解があるだけ”なので、このような相場でも参加するかどうかは個々の判断です。適当な投資をすれば、資産を減らす結果にしかならないでしょう。(私も長期の買いポジションは解消するつもりです)
なお、“トレードスキル”と言いましたが、一番確実性が高いのは、FXの短期トレードで小さい利益を積み重ねることだと思います。中長期のトレードになると、ファンダメンタルも含めた “相場観”がなければ厳しくなります。(※もしくは、本当に誰もができるもっとも最適な戦略は「お金を大事に節約すること」です。景気が悪くなればお金の価値は高まります)

それでは、最後にまとめておきます。現在のポジションは、日本株は売り買い同程度(一時的に円高想定したポートフォリオ)。ナスダックロング、ゴールドショート、ビットコインショート。いずれもロット大きめで保有。あとは短期目線でドル円ショート。原油も下抜けでショートを検討しています。(※注文していたのですが約定しませんでした)
基本的な考え方としては、ここからは「株に資金が向かう時」で「それ以外から資金が抜けていく」という仮説を立てており、今週は株買いの割合を増やしていく予定です。そして、何度も言いますが、これは “米国株の最後の上昇”となり、この上昇の後から景気後退に入るというシナリオで考えています。(※当初はスタグフレーションを想定していたのですが、原油が下がれば “デフレ”の方が雰囲気が近い気もします。戦争が起こるとすればその後ではないでしょうか)

【11月13日(月)〜】 メインシナリオ


決算シーズンで、さらにSQ週・・・“らしい動き”と言えばそうなのかもしれませんが、私もストップ高にストップ安と慌ただしい1週間でした。そして、大まかな見立ては合っていても、細かい部分ではイレギュラーによって外れるのは仕方ありません。私も完全に満足のいくトレードができたとは言い難いのですが、それなりにはうまくやれたと思います。(後ほど書いていきます)
そして、これまでは比較的想定通りの動きが続いていたのですが、このあたりから難しくなってきます。「今日上げても明日は下げる」というように、短期の動きだけを見ていると翻弄されて対応できないと思います。この毎週更新のnoteでも、細かいことは書いても仕方ないので(※すぐ変わってしまうため)、大まかな想定だけ書いておきたいと思います。

まず、先週末の時点での雰囲気を思い出してみて下さい。マザーズ改めグロース250指数もようやく上昇に転じ、多くの投資家が“小型株の買い場”ということで積極買いを始めたと思います。それでも、私自身は「大型株中心」「大半が半導体」だと言いました。そして、先週の相場を見てきた人なら、これが“正解だった”というのをわかって頂けるはずです。確かに私も小型株も少しは買いましたが、それは1-2日程度の一時的なつもりでした。このnoteで“1週間を通じての戦略”として書くとすれば、“まだ小型株ではない”ということです。さらに、大型株の中でも堅調に推移するのは半導体くらいだろうと考え、「大半が半導体」にしたのです。
1週間を通じて見れば、グロースも結局は反落となりましたし、日経平均もグロースほどではなくても伸びない展開。700-800円幅くらいを上げ下げしたのでしょうか?これだけ動けば、上下ともに翻弄される人が出てもおかしくないですし、上目線を言い出す人、下目線を言い出す人、極端な意見が続出するのも当然だと言えます。ただ、トレードの基本は「市場で上目線の人が多くなれば売り、下目線の人が多くなれば買い」。これさえ意識していれば、大きく間違えることはないと思います。(=暴落論が出てきた時は安心して買えました)

さて、そこで半導体なのですが、例えばいつものレーザーテックを見れば、大きな売買代金で上昇が続いて終わっています。また、私が“大型株”と言っていたのは主にユニクロだったのですが、SQ値を引き上げるために先物主導で動くのであれば、値嵩株を選ぶべきという判断です。こちらも正解で、日経を牽引する上昇ということで“SQらしい相場”でした。このような銘柄が私の主軸だったのですが、実際には、これらをずっとホールドしていたわけでもなく、途中で利確を入れたり増減したり下手なトレードをしてしまいました。それ以外の銘柄では、決算を見落としていてストップ安で損したり、逆にストップ高もあったり、判断を間違えて損切りしたものをまた買い直したり、マイ転とプラ転を繰り返しながら動きの激しい日々でした。ミスが多くて もっとうまくやれたはずなので、満足はしていません。ただ、誰にとっても難しい相場だった割には、銘柄選定も含め、うまく乗り越えられたと思っています。
(※水曜には銀行株が一斉に暴落した場面がありましたが、そこは“絶好の買いチャンス”ということで久しぶりに銀行株を大きく買い。翌日以降に戻したので、その大半を金曜引けで手仕舞いしました。
ちなみに、ストップ高になったのはシダックスです。買われているのがわかったので買い始めていて、さらに買い増ししようとしたところで特買いになり、そのままストップ高になってしまいました。どうやらMBOで株式非公開になるとのことです)

このように(指数に関係なく)“今は銘柄次第”ということで、一概に上がる・下がるとは言えない状況です。それでも、まずは直近で考えるのは「円安インフレ」だということを前回書いていました。先週末の時点ではドル円150円を割っていたのですが、やはり想定通りに再び150円を超えて円安が進んできました。この流れに乗ってドル円ロングでも良かったのですが、私はユーロの方が期待値が高いと考え、月曜から大きめのロットでユーロ円ロングしています。ストップを引き上げながら、上昇が続く限りはホールドすると思います。
一方で、想定が外れたのがビットコインです。先週末時点ではショートしており、これは“早い段階で手堅く手仕舞いする”と書いていたように、早めの利確はしました。その後、一旦反発するのはわかっていたのですが、その反発が意外にも上値を超えてきて、これに関しては想定外でした。

ここで、とりあえずビットコイン(仮想通貨)のことを書くことにします。前々から言い続けているように、「ビットコインは株と逆相関」というのが重要なポイントです。それを踏まえれば、ビットコインや仮想通貨自体を考えるよりも “株の動き”を考えることの方が大事です。(細かい動きは無視して)大まかには「株↑ビットコイン↓」か「株↓ビットコイン↑」かどちらかを考えるということです。(※もし株も仮想通貨も上がる時があれば、普通に株を買えば良いと思います)
前回、ビットコインを買うとすれば「11月の安値(=株は高値時)」だと言いました。日本株の方は先に下がりそうなのでややこしいのですが、ナスダックに関しては今回上抜けしたので、もう少し上昇が続くと思います。(※後で解説します) その株の上昇時にビットコインは反対に下がって安値を付けると思うので、そこがビットコインの買い場。その後は「年内の仮想通貨は強い」と見ており、そこからの上昇波動では買いによる利益を出せると思います。逆に言えば、年内の高値でしっかり利確しておかないと、年明けからはビットコインは下落波動に入ると思います。(=年末がドテンショートするタイミング?)
要するに、11月のどこかで株が天井(ビットコインは安値)を付ける。そうなれば、年内は「株↓ビットコイン↑」ということです。(※年明けからは、ビットコインだけが下落というよりも、マーケット全体が弱くなりそうです) 思い返せば、昨年の暮れには仮想通貨は下落していました。その時には私もビットコインをショートしていることを伝えていましたが、年明け(つまり今年)から “ビットコインは買い”だと言いました。実際に そこから仮想通貨は上昇したわけですが、今年に関しては「昨年の反対」をイメージすればわかりやすいと思います。(=2022年末↓2023年↑2024年始↓) “今年の暮れにビットコインが上昇すれば、年明け(2024年)からは下落”ということです。

さて、ここからは株の話に移りますが、先ほど“銘柄次第”と言ったように、今の相場はかなり複雑度を増しています。上でも下でも、すべてが連動して同じ方向ならわかりやすいのですが、このあたりから日本株(日経平均)と米国指数が別々の動きになりそうなのです。ただ、どちらにしても「12月は下落相場」になるとは思います。日米で異なるのは「下落が始まるタイミング」です。
まずは日経平均ですが、これは先月からずっと「11月限SQ32500円」を目指す動きを考えてきたわけです。それを達成した後、次の展開では「12月限に向けての下げ」を考えることになります。現時点では私はまだ大きく買いポジションを持っていますが、保有銘柄は半導体や一部銀行・エネルギー、大型ディフェンシブなどが中心です。上がるとは考えても、何でも上がるとは考えていないということです。あとは先物CFDでも少し日経ロングしているのですが、週明けからは一転して「売り戦略」に入ります。というのも、日経33000円付近というのは、上がった場合に想定していた天井ポイントだからです。ここからであれば “絶好の売り場”ということでドテンショートすることにして、プットオプションも買いたいです。
一方で、米国株(ナスダック)の場合は違っていて、ここからさらなる上昇に入ると見ています。その理由はマイクロソフトの高値更新です。実は、何週間か前に米国株の買いを考えた時、私が真っ先に買ったのがマイクロソフトでした。というのも、その時の米国市場はまだ下落基調が続いて買えそうな銘柄がなく、その中でほぼ唯一、買える形をしていたのがマイクロソフトだったのです。逆に言えば「マイクロソフトくらいしか買えるものがなかった」ということなのですが・・ その後の動きを見ると、まさにその“マイクロソフトがナスダックを牽引して引き上げた”と言えます。(=その初動で乗れました) そして、そのナスダックが市場全体を押し上げるのだとすれば、「今の相場はマイクロソフト次第」と言っても良いかもしれません。マイクロソフトが反落すればナスダックも反落ということですが、このマイクロソフトが上に抜けたのでまだ上昇が続くということです。(※マイクロソフトは途中で買い増しもしており、今の私の米国株で一番大きなポジションになっています)
先週末の時点では、ナスダックを大きくロングしていると言いました。これは(上下振り回された日本株とは違って)大きな利益になりました。少し下げたところで利確したので、今はナスダックのポジションは持っていないのですが、“マイクロソフトの買い”が実質それと同等のポジションだと言えます。
今週から日経は売り目線になるので、反対に、米国株や米国指数を買うことでバランス調整しようと考えています。原油が上がりそうなので、ダウでも良いかもしれません。また、日経平均だけで考えれば売りであっても、米国指数さえ強ければ日本株の個別株で買えるものはたくさん出てくると思います。ですので、グロースを買うならここからかもしれません。私は、素直に“強いものを買って弱いものを売る”という形で、売り買い両方を織り交ぜていくと思います。
(※原油に関してですが、金曜の夜中にロングが約定しました。安値割れにストップを入れてホールドしてみます。一方で、ゴールドはショート中。それ以外では細かいですが、上海A50を軽くショートしています)

・・・以上。これでトレード履歴も含めて、だいたい説明できたと思います。まとめると、今は日本株や先物等を大きく買っていますが、週明けからは下目線。米国株はマイクロソフト中心に買い。ユーロ円ロング、原油ロング、ゴールドショートという感じです。
ただ、今の相場は難解でシナリオ変更もしやすく、細かい動きまではよくわかりません。また、この1週間で大きく軌道が変わってしまったこともあり、今後の長期シナリオもわかりにくくなっています。そのため、前回「円安インフレのピーク」という話をしたことに関しては、一旦保留にさせて下さい。ドル円はこの後に下がったとしても また上昇し、ドル円(円安)のピークを言うとすれば12月になるかもしれません。とにかく12月には下落相場(株↓ビットコイン↑)を考えますが、その後のシナリオは実際にそうなってから考察することにします。
(※というのも、米国や中国から抜けた資金が次にどこに向かうのか?を考えると、日本が選ばれる可能性もあり、そうなると日本株が相対的に強くなるかもしれないのです。本格的な円高は、海外からの日本株買いによって起こります。もし円高・株高になれば、それは日本市場が強くなることを意味します。以前、“日経平均とダウの数値が逆転するかも”という話をしたことがありますが、本当にそうなるかもしれません)
いつも言うことですが、上がったから上がる、下がったから下がると考えていると、生き残れない相場だと思います。今上がった(下がった)とすれば、それはどこまでで、次はどうなるのか?というのを考えながら資金を動かさなければいけません。今後 “コロナ安値を目指す長期下落局面”に入れば、買いよりも売りが優位になる時期になります。考えてみれば、来年からは新NISAも始まるわけですが、その個人の買いは狙われやすいかもしれません。(=新NISA前に仕込んで新NISA後に売られる) やはり来年以降は厳しい相場になりそうです。

【11月6日(月)〜】 メインシナリオ


下げ続けて暴落論も溢れる10月相場の中、「上目線の中での一時的な下目線」「10月中が買い場」「11月に入れば上がる(日経32500円に向けて上昇)」と言い続けた1ヶ月でしたが・・・これでシナリオ通りになったと言えるでしょう。前回、唯一?想定から外れていたドル円に関しても、「まだ下がるのは早い」「もう一度150円を超える」と言っていた通り、こちらも150円を超えました。それ以外にも「ビットコインの天井=株の底」ということで、実際にビットコインが急騰した後に天井をつけて株が急騰しました。ここまで完璧に当てはまっているのを見ると、やはり相場全体が当初のシナリオ通りに進んでいると感じます。

まずは全体的な解説をしておきますが、11月限に向けた上昇というのは、私の中でほぼ確定的でした。だからこそコールオプションまで買っていて、すでに買値の何倍にもなっています。結局、海外は「先物を売りながら現物を買っていた」という状況で、やはり個人に投げさせるための10月だったのでしょう。悲観論が溢れるのもそのためです。このように相場の本質を見抜かないと、目の前の動きに翻弄されて損するだけです。今どんな相場で、次はどうなるのか?を先に考えて行動しなければ勝つことはできません。
その中で特に重視していたのがビットコインでした。ビットコインは“株と逆相関”で「ビットコインの天井=株の底」というのはメルマガでもお伝えしていましたが、先週はそんなビットコインの「上昇待ち」でした。ずっとこのタイミングを狙っていて、実際に11/2に急騰したことでドテンショートしました。(=上ヒゲ部分で利確→新規売りできており、待ち構えた甲斐があります)

先にビットコインについて書いておきます。前回も書きましたが、ここで天井をつけたということは、「ここを上限としたレンジ推移」をメインシナリオで考えます。レンジの下限については、これから付けていくことになるのですが、今月の安値が今後の下限になると思います。というのも、「ビットコインの天井=株の底」なのであれば「株の天井=ビットコインの底」となり、おそらく今月が株のピーク(=ビットコイン底)になると考えるからです。“11月に株は急騰する”と言ってきましたが、もし実際にここで急騰するのであれば、それはその後の “大きな暴落の始まり(起点)”となります。ここまでは「株↓ビットコイン↑」で、ここからは「株↑ビットコイン↓」。そうなると、また「株↓ビットコイン↑」になる転換点がやってくる。だからビットコインはそのレンジの範囲内の推移になるということです。
その先のビットコイン(仮想通貨)の動きはまだ読めず、それは今月の下限がどこになるのかで軌道シナリオが異なってくるからです。仮想通貨を取引したい人にとっては、今月の動きは非常に重要でしょう。基本的には、(前回も書きましたが)仮想通貨単独で考えても仕方なく、それよりも “株との逆相関”を考える方が大事です。前々から説明してきたことですが、“ビットコインは株と逆相関”という点においては手を出す価値はあります。もし株と同様の動きなのであればビットコインよりも株を買うべきなのですが、そうではないので、株が下がっている時には(他に代替できる投資対象がないこともあり)買っても良いと考えます。この数ヶ月、私が頻繁にビットコインのことを書いているのはそれが理由です。本来であれば、素直に株だけ買える地合いが理想なのですが、相場に合わせるしかないので仕方ありません。トレーダーとしては、期待値が高いもの=資金が向かう対象にベットするだけです。(※ビットコイン以外では、金でも代用できる場面があったので買っていましたが、ここからの金は弱くなりそうなので手を出しにくいです)

金(ゴールド)の話になったので、これから直近(今週)の相場の話をします。
メルマガでも書いたのですが、今は「円安インフレのピーク」に向かうための上昇波動になります。そして、それは「悪い株価上昇」だと言いました。その次の展開のことを考えると、まったく良いとは思えないのです。
「円安インフレのピーク」ということは、ドルとゴールドの天井になります。ここまで、ドルとゴールドが同時に上昇することで “円建ての金価格”が過去最高を超えたりしましたが、この流れの天井をつけるのが今週になるかもしれないと考えています。考えてみて欲しいのですが、過去最高ということは「金融の歴史上の天井」だということです。そして、それは “インフレの終焉”を意味します。もちろん、これは現時点での仮説でしかないので、そうならないかもしれません。しかし、「仮」の可能性であったとしても“歴史上の転換点”だとすれば、それは壮大な時間軸での大きなシフトだと思えないでしょうか?“お金の価値は下がり続けて金価格は上がり続ける”という常識が変わる・・・ これは、これまで通用してきた投資が通用しなくなって「すべての逆転が始まる」ということです。もしかすると、その大きな転換点が今週になる“かも”しれないとすれば、これほど重要なタイミングはないのではないでしょうか?(※前回、「11月は今年で一番重要な月になる」と言ったのですが、それどころか “貨幣経済の歴史で一番重要な月になる”可能性もあるということです。拡大し続けてきた経済が縮小のサイクルに入れば、さすがに世の中の雰囲気も変わることでしょう)

それでは、そんな「円安インフレのピーク」がどこかを考えるためには、ドル円の天井を見極める必要があります。ドル円は以前より「152円を目指す」ということを言ってきました。(だから先週150円を割った時に、“下がるのはまだ早い”と言ったのです) そして、現時点で言えば実際に152円付近まで上昇して折り返したので、ほぼ的中したと言えるのですが、実は今の私の判断ではまだ上昇継続中と考えていて、現在の目標値は「ドル円153円台」で考えます。(※前回の調整がなければ152円で良かったのですが、調整が入ったことで軌道が変わりました) そして、おそらく この時に日経平均も天井をつけると思います。(=日経平均はいずれ円高で上昇するシナリオもあるのですが、特に状況が変わらない限り “ここが今後の日経平均の高値”として考えることにします。なお、ずっと目標にしていた32500円はCFDですでに到達済みですが、今は33000円を見ています)
そして、前回も書きましたが、ここからの株価予測は少々ややこしいことになります。「ドル円の天井=日経平均の天井」だったとしても、米国株価は天井ではなく、むしろここから(ドル安=金利安で)上がるからです。そのため、日本株でも為替が影響しない銘柄セクターであれば、米国市場が堅調なら上がると見ています。円高で日経平均が下がったとしてもグロースは買える可能性がありますので、上がる・下がると一概に言えなくなることはご理解下さい。
それでも、米国市場が崩れれば全部下がりますので、前回書いた以下の文章を一部書き換えて再掲載します。
1「米国指数・日経ともにまずは上昇」→2「米国(と日本株グロース)は上昇でも日経平均は円高で下落」→3「米国・日経ともに下落」。
今の上昇は1だとして、今週で「1→2」への転換。「2→3」に変わるのが今月中というイメージです。

複雑な話になってきて、どう説明すればいいのかわかりませんが・・・正直なところ、(陰謀的な話は無視して)純粋なマーケット分析をする限り、「金融市場に限界」がきているように見えます。これまで「ドル円のピーク」と言い方をしてきましたが、実際のところ私が意識して見ているのは、ドル円というより “ドルインデックス”です。要するに「ドル価値のピーク」を考えているのです。ドルのピークで、金価格のピーク・・・
それでは、ドルという通貨の価値が下がることで “株価”という数字だけは上がるとして、それは良い株高だと言えるのでしょうか?おそらく、結果的には市場全体が上がるのではなく、“一部の市場だけに”資金が集中して向かうことになる気がします。(そして最後は暴落) つまり、もし“資産を増やしたい”と考えるのであれば、これからの投資は、その資金が向かう先を的確なタイミングで見極めながら、自己資金を動かし続けなければいけないことになります。ある時は株、ある時は仮想通貨、ある時はコモディティ、ある時は債券や現金・・・
さて、こんな時代に、誰が最後まで資産を守れるのでしょうか?やればやるほど資産を失って脱落していく人が出るのは必然です。「投資をしても資産を失い、投資をしなくても資産は減る」・・この場合にどちらを選択するのが良いかは人によると思います。私は以前より「トレードスキルが必要になる」という言葉を繰り返していますが、(言葉そのままの意味で)「投資が必要」だとは言っていません。ちょうど先ほど知ったのですが、バフェット氏が大きく株を売って「手元資金が過去最高になった」というニュースがありました。やはり長期ならこれが正解・・・おそらく大半の人は投資なんてせずに、節約してお金を大事にした方が良い気がします。そして“コロナショック安値まで下がった時に初めて投資する”ようにするのが、今後もっとも高確率で資産を残せる方法だと考えます。(※ちなみにさらに長期で言えば、その安値も割ると考えます。あり得ないと思われるかもしれませんが、実際に分析すればそうなるのです)
多くの人が資産=お金を失うからこそ、お金の価値が相対的に高まります。それくらい厳しい世の中になるかもれないというのが、今のマーケットを見て私が感じることです。

大きな話になってしまったので、直近の話に戻すことにします。改めて、今の相場の話です。
先のことはともかくとして、今現在は上昇に向かう時なのではっきりと「買い」です。ずっと下がり続けていたマザーズ指数(※この名称もようやく終了して今後は“グロース250指数”となります)も上昇に転じて、好地合いとなりました。最近の指標イベントは(多すぎて)考えても仕方ないので気にしていませんでしたが、アップルの決算に関しては意識していて、やはり決算後に下げています。しかし、これさえこなせば明確に底打ちとなり、あとはアク抜けで上昇しかないと考えます。
全体的に上がる相場なので、ここで小型株を買い判断する人も多いとは思います。私ももちろん小型株も買い始めていますが、それでもまだメインは大型株で、特に「大半が半導体株」になりました。そして、これまではロットを落とした取引をしてきましたが、ここで久しぶりの“最大限の買いポジション”になっています。日本株だけでなく米国も底打ちという判断で、米国指数ではナスダックを大きく買い、米国株もたくさん買いました。(週明けに少しでも下がれば、さらに追加で買いたいです)
前回、「日経先物を30700円で大きく買い、コールオプション買い」など書いていましたが、それも未だホールド中。想定通り日経32500円に達し、週明けには大きな利益になるはずです。日経平均は、ドル円の天井までは上目線で、その後は下目線なので、その転換タイミングでポジションを入れ替えるつもりです。入れ替え後は米国株やグロース中心の買いポジションとなり、米国株が天井をつけるまではそれを継続予定です。(※場合によっては円安銘柄は空売りするかもしれません。金曜(祝日)の動きを見る限りでは ドル円が下がっても米国上昇につられて日経も上がっていますが、ドル円148円台にもなれば、さすがに影響して下がると思うからです)

ここで、個別株の細かい話をしておきます。このような強い相場なのでほとんどうまくいっているのですが、“トレード履歴”として書いておかなければいけない失敗があります。
今回失敗した銘柄は「IDOM」です。週刊誌で不正の記事が出たことによるストップ安・・・これに被弾しました。中古車業界の実態は知っていましたが、それでも“中古車”というセクターには買いを入れたいタイミングだったので買っていたのです。ただ、これは完全に“運が悪かった”としか言いようがなく、突発的なことなので避けることもできません。一応、最初大きかったロットを、少し減らそうと思って半益した直後だったのですが、それでも損失額の方が大きいです。(※ちなみにストップ安ではありましたが、ストップが剥がれた時に全売却はできました) その後、プレスリリースが出て持ち戻していますが、それでも、逃げ遅れた人がまずは手仕舞いすると思いますし、それが一巡しなければ改めて買えるようになりません。もう相場全体の地合いも良くなりましたし、他の銘柄に目を向けることにします。
あともう1つ、現時点で確認できる保有銘柄の失敗として、川崎汽船がPTSを見る限りでは損切りになりそうです。海運3社の中では良いと思ったのですが、海運自体がやはり弱いです。(決算に関しても、織り込み済みなのでしょう)

さて・・・「11月には上がる」と言い続けて実際に上昇しましたし、もう特に書くことはないと思いつつも、いろいろ書いてしまいました。
改めてまとめますと、現在は日本株は大半が半導体買い。米国指数はナスダックを大きく買い、米国株も多数買い。ゴールド買い、ビットコイン売り。
そして、“今週の戦略”としては、ドル円や金の天井を見極めて、長期目線でのショートポジションを取りたいです。そのタイミングでは円安銘柄は利確を考えて(場合によってはドテン売り)、大型株から小型株へのシフトを検討。基本的には金利安ということで米国買いが中心。(※ビットコインショートも、早い段階で手堅く手仕舞いすると思います。下目線ではありますが、一度急落すれば そこから先の下落勢いは落ちると考えるため)
今回は先のことをいろいろ書いて複雑になりましたが、今週だけを考えれば以上です。VIXも金利も下がり、しばらくは銘柄選定さえ間違えなければ買い中心で利益を出しやすい相場でしょう。ちなみに、今回書いたようなシナリオの転換点に合わせて、YCCや戦争等など起こる可能性もあるということは書いておきます。(大きな転換には、何らかのイベントがきっかけになることがあるからです。マーケットに合わせて材料がついてきます)

【10月30日(月)〜】 メインシナリオ


「上げ下げを繰り返して結局31000円に戻る(ただしマザーズは下げ。金曜ナイトを含めれば日経も下げ)」という一週間でした。先に私の状況を書いておきますと、“金とビットコインのおかげ”で何とかプラスにできたのですが、金曜に株買いを増やしたため週明けはそれがマイナスになりそうです。
(※正直、金・ビットコインがなければ先週マイナスだったかもしれません。今の私は“金・ビットコインのポジションが大半”なので、株が下がるよりもそれらが下がる方が損失が大きいです。金曜夜にゴールドが下がっていたので損失を覚悟していたのですが、翌朝には逆に急騰していたので一安心でした。なかなか難しい相場で、私も運良く助かっているだけだと思います)

前回更新時点では “日経31000円で買い”と書いていたのですが、週明け早々に相場を確認すると下に向かうことがわかったので、週の最初の段階では売り目線を継続してのスタートでした。そこからは(株に関しては)“下がったら買い”くらいしか言いようのない状況で、ほぼイメージしていた展開です。前回書いていたこの通りだと言えます→
『週明けに個人が買えばまた下がる展開になって、すぐには上がらない。だからこそ、結局「月末までこの雰囲気が続くのでは?」という想定をします。(※日経平均は良くても、米国指数がすぐに上がらないのも影響します) その頃になれば、そろそろ個人が買いをあきらめて悲観的になるので、そのタイミングで大口の買いが入って底打ち・・・というシナリオです』

実際に、個人は相変わらずナンピン買いが続いている様子なので、これから追証も発生すれば大底が近づきます。上記で「米国指数がすぐに上がらないのも影響します」と書いていたように、株式市場は結局 “米国次第”なのですが、先週はナスダックが “割ってはいけないポイント”を割ってしまいました。そのため、前回更新時よりもリスクが増していると言えます。引き続き今週もこのような相場になるでしょうが、それでもそれは「今週まで」と考えています。仮にFOMCで下げたとしても「11/2のアップル決算」を過ぎれば上がることになると思います。(ですので上昇の本番は来週になりそうです)
一応説明しておきますと、現在の株式市場においてはナスダックが重要です。日経平均に関しても、実質「ナスダック×ドル円」のようなものなので、ナスダックが下がれば どうしても影響を受けます。(それでも円安なら相対的に下がらないという感じです) このナスダックが持ち戻せば がらりと状況が変わりますので、その意味でもアップル決算が大事です。決算が良いか悪いかは関係なく、この結果さえ出れば “材料出尽くし”ということで底打ちになるのではないでしょうか。そして、その翌週(三連休明け)からは上昇という流れを想定します。(※逆に言えば、それまでは大して動かない気がしますし、米国指数は売り戦略でもいいくらいです)

ここ最近は『上目線でも短期では下目線』だと言い続けてきました。“11月SQ32500円を目指す上昇”と言ってきましたが、今、悲観論が溢れて雰囲気が悪くなっているのは、個人に売らせて大口が仕込むためだと思います。ただ、それでも個人がなかなか売らずに買いを継続するため、当初『短期で下目線』だったのが さらに後ろに延びて『中期で下目線』になってしまったという感じです。本来であれば このあたりでもう少し下がってくれるのが理想だったのですが、私もそろそろと思って金曜に買いを入れることにしました。と言っても、まだ大部分がゴールドですし余力は十分にあります。今週 日本は三連休があるので、その直前(木曜の引け)には手仕舞いで下がる場面があるかもしれません。ですので、残りを最大限に買うすればそのタイミングで良いかと今のところ考えています。

さて、前回このように書いていました→ 『純粋なリスクオンで株を買っていけるのは今週からになりますが、今週は基本的に長期買いできそうな銘柄を見極めてピックアップすることにして、来週(月末まで)で最大限の買いポートフォリオを組めればと思います』
まず、先ほど書いたように、“純粋なリスクオンで株を買っていけるタイミング”は後ろにずれてきています。そのため、“長期買いできそうな銘柄を見極めてピックアップする”ということも、まだできません。ですので、とりあえず金曜に買いを入れた銘柄も、ユニクロ・レーザーテック・日本郵政のような大型株が中心で、それ以外にはエネルギー・銀行株もいくつか入りましたが、グロースに関してはまだまだ買える状況にありません。逆に、(そのつもりはなかったのですが)グロースで売り約定するものがいくつか出てきました。そのため、まだ本格的な買い目線とまでは言えず、売りもある程度含まれている状況です。いずれは小型株も買える雰囲気になるとは思うのですが、場合によっては このまま大型株中心の上昇相場になる可能性もあります。(※ずっと「グロースの買い場」だと言い続けてきたことに関しては、そうならない可能性もあるのでここで訂正させて下さい。今は明らかに小型株から資金が抜けているので、出来高が増えなければ買える状況になりません)
“大型株中心の上昇相場”と言えば、確か火曜だったと思うのですが、PTSで気になる銘柄が上がっていました・・「ムサシ」です。陰謀界隈でおなじみの企業(海外ではドミニオン)ですが、もしかすると選挙が意識されているのかもしれません。そうなのであれば、ここからの急騰シナリオも納得できます。

話の流れで現在の保有銘柄について書きましたが、この10月相場で苦しい思いをしている人も多いかもしれません。ただ、私の最近の銘柄選定基準を言うと、「10月に上がっているものを買って、下がっているものを売る」というものでした。ですので、最初からこのように選定しているため、買い銘柄でも10月の下落はほとんど影響していないのです。そして、やはりこのような相場なので必然的に売り候補の方が多くなり、小さいロットであっても“銘柄数”が増えてショートポジションが大きくなった・・という話は前回も書きました。
指数が下げ続けていても、逆行で上がっている銘柄は探せばあります。(途中の押し目で売ったり買ったりはしていますが)比較的長く持ち続けている銘柄でメジャーなものを言えば、サイゼリヤ・吉野家・ゼンショーなど。チャートを見れば10月はずっと上昇が続いていますし、サイゼリヤは途中でストップ高もあったはずです。
一方で、ショートする銘柄は探さなくてもたくさん目に入ります。例えば、今PTSを見ると、Aimingが決算で20%以上下落しています。この銘柄もショート候補にしていたのですが、これ以上売り銘柄を増やしたくないという理由で入らなかったのですが、やはり下がりました。同じような銘柄で、enishはずっとショートしています。多くの個人投資家にとっては厳しい相場なのかもしれませんが、「10月に上がっているものを買って、下がっているものを売る」という銘柄選定をしていれば、かなり損失も軽減できたのではないでしょうか。

トレードというのは「いつ買っていつ売るかがすべて」です。どれだけ良い銘柄であっても下がっているなら買いでは利益にできませんし、どれだけ悪い銘柄だとしても、上がる時に買っていれば利益にできます。つまり、銘柄にこだわらず、今現時点での期待値の高い銘柄を探せばいいのです。(※「銘柄に惚れるな」という格言も) そして、地合いの悪い時には、むしろそれが見つけやすいです。セクターで絞ってもいいですし、値上がりランキングを見ても良いです。上昇が少ないからこそ、逆に目立ちます。こうして良い銘柄を見つけてリスト化しておけば、あとはチャートでタイミングを計ります。100銘柄見て見つからないなら200でも300でも見れば良いですし、私は週に1回、それくらいを対象にしてスクリーニングしています。(※上がっているかどうかの判断だけなら1秒でできます)
ちなみに、それだけの銘柄を見ていれば、今のマーケット全体の雰囲気もわかります。それは今まさに目の前で起こっていることなので、ニュースであったり誰かの相場解説よりも早くて確実な情報です。私は、これから11月に入れば「インフレがピークに達する」と想定しています。ドル円が150円を超えて金価格も高値更新した今がインフレの最高潮で、その後は長期下落に転じるという流れです。すると世の中はどうなるでしょうか?“円安で物価高”でも、株価さえ上がるならそれほど経済にとって悪いことではないのですが、この雰囲気のまま“デフレ”に入ってしまうと、かなり大変な世の中になりそうです。コロナ直後から言ってきた「不況の始まり」ということで、そんな時代でも収入を得るためには “トレードスキルが不可欠”になることでしょう。

話がずれてしまいましたので、改めて整理していきます。
今の私のポジションは「金とビットコインが大半」です。金に関して、前回は“円建てで買った”と書きましたが、現在はドル建てでも増やしています。ビットコインは想定通りに大幅上昇してくれました。もう言わなくても大丈夫だと思いますが、ニュースや材料は関係ありません。今のビットコインにとって一番重要な要素は「株との逆相関」という部分です。だから私も頻繁に取引しているということを以前書きましたが、このビットコインが天井に達したところが株の底になります。(※裏側のマネーが仮想通貨を通じて表側に出てきます。それが仮想通貨が作られた理由であり役割です。その最後の仕上げとして好材料を用意したのではないでしょうか) これで高値付近まで戻れば絶好のショートタイミングになるので、そろそろドテンショートを狙います。そして、ビットコインが下がれば来月からは株に資金が移動するという流れです。今後のビットコインは “株が下がればまた上がる” という感じで、“今の水準を高値としたレンジ” で推移するのではないでしょうか。今回の上昇でかなり軌道が変わったので、以前「今後の上昇シナリオはあり得ない」と言っていたことに関しては撤回します。あくまで複数シナリオの1つでしかなく、可能性は低いままですが、今後の軌道次第では来年上昇も “不可能ではなくなった”ことは言っておきます。
(※今回ビットコインは ETFの件で急騰しました。毎度のことながら、このようにニュースで急騰すれば利確するタイミングです。ですので、私も上で利確した後、下がったところで再度買いを入れています。ちなみに仮想通貨業界ではETFで盛り上がっていたりしますが、実のところ市場規模が小さいのでどちらでも良いことです。ゴールドのETF同様に上がる要因になるとか、売り仕掛けができるから下がりやすいとかありますが、それよりも他の市場との相関性や金利の方が何倍も重要です。価値とは常に相対的なものでしかないので、仮想通貨単独で考えても仕方ありません)

「株は上下しながら下落継続」「金・ビットコインは上昇」・・・というのは想定通りだったのですが、これまでの想定から外れているのがドル円です。“ドル円は152円に達するまでは下がりにくい”という想定でしたので、150円を少し超えただけで下げに転じるのは、まだ早いという印象です。これから本格的な下落波動に入るためにも、“もう一度150円を超えてくる”気がします。若干 軌道が変化しているので152円ではなく151円になるかもしれませんが、そのあたりで確実な天井をつければ、そこから円高が始まるという流れです。ドル円ショートを狙うならそのタイミングでしょう。チャートの形に合わせて、何らかの材料が出るのかもしれません。
「11月がインフレのピーク」という話を先ほどしました。そして、ここからは株と為替を組み合わせての考察になりますが、“日経平均が32000円付近をつけるのとドル円が天井をつけるタイミングが同じ”になるかもしれません。話がわかりにくくて申し訳ないのですが、“11月SQ32500を目指す”というのは、あくまで大口のオプションターゲットから推測する目標値です。しかしながら、チャートを見る限りでは、32000円か、もしかするとその手前が天井に見えます。いずれにしても、その天井が11月になるので、11月をピークとして市場全体が下がると見ています。
細かいタイミング(時期)については、これまではほとんど為替が動かなかったので米国も日経も同じ考察で良かったのですが、ドル円が下がり始めると(為替を考慮で)区別して考える必要が出てきます。ですので、これから11月以降で考えられるシナリオは次のような順番で考えます。「米国指数・日経ともにまずは上昇」→「米国は上昇でも日経は円高で下落」→「米国・日経ともに下落」という流れです。とりあえず10月の今は買っていくタイミングなので買いだけ考えることにして、その後のことはその時に詳しく書くことにします。ここからの動きを見なければ細かい予測もできませんし。(ちなみに円高局面でも、米国指数が上がるなら小型株は上がるかもしれませんし、実は “円高で日経平均高”のシナリオもあるのですが、複雑になるので今は考えません)
そう言えば、これを書きながら、米国の個別株のことも考えなければいけないことに気づきました。ずっとドルが強く米国株が弱いのでドル資金(MMF)のまま放置していたのですが、今週から久しぶりに“米国株買い”も考えることにします。(基本的には指数と連動して上がり、テクニカルで期待値の高そうな銘柄を探します。その他、非常に細かいことですが、一時的にiDeCoも株から金にしていたので、ここで再度、株に戻します)

・・・ここまでまとまりなく書きましたが、原油のことを書いていないので付け加えることにします。原油は先週末の時点で弱いと感じていたので “ドテン売りも検討する”と書いていたのですが、週明け早々すぐにドテン売りになりました。これが (期待していなかったのですが)意外とうまくいき、十分な利益になりました。今は改めてドテン買いしており、それはなかなか上がらなかったのですが、金曜深夜にゴールドとともに上昇したようです。日本株の個別でもエネルギー関連は買っているので、今は上がってくれるとありがたいです。(※今後の原油に関しては、上昇要因も下落要因もあるのでよくわかりません。一旦下がると見ていますが、その後はドル建てで上がったとしても、円高になれば円建てでは下がるのかもしれません)

最後にまとめますと、現在のポジションは金・ビットコインが大半で、株は大型株中心に買い・グロース売り。日経先物でも30700円前後で大きめのロットで買い、11月限コールオプション買い、あとは原油買い。今週の予定としては、ビットコインを売って株を追加買い、米国株買い。金を売ったりドル円ショートするのは来週以降で考えます。(※金とドルはもう一段の上げを期待するため)
「11月はインフレのピーク」ということで、ここで上がれば上がるほど、次の大きな暴落に繋がります。先にマーケットが動いて、ニュースや材料は後からついてきます。11月は「今年で一番重要な月」になると思いますので、ここでの投資判断は間違えないようにしましょう。ここから始まる下落波動では(最終的に)コロナショック安値に向かうことになるので、10月相場で損失を出している人は、来年以降さらに厳しくなるかもしれません。くれぐれも退場することのないように、正しいトレードスキルを身につけるようにして下さい。(興味のある人には有料で公開しています→

【10月23日(月)〜】 メインシナリオ


一般的には難しい相場なのかもしれませんが、ありがたいことに私にとっては手法が噛み合ってうまくいっています。(※私は1日の間に細かく行ったり来たりすると損失が重なりますが、上でも下でも一方向に向かうと利益にはできます) 9~10月はうまくいきすぎているくらいなのですが、先週に引き続き今年の利益を更新できています。「10月は絶好の買い場になる」と言い続けていますが、ここで下がれば下がるほど、11月の大きな利益に繋がります。多くの投資家は苦しいかもしれませんが、これまでお伝えしてきたシナリオ通りになっていると言えます。

前回書いた内容をそのまま引用します→
『今週は「底に向けての下げ」を考えた売りメインの戦略にして、月末までの安値で買いを仕込めば良いと思っています。(※上目線でも短期では下目線。すぐに上がるという話ではなく、完全に雰囲気が良くなるのは11月だと考えて、それまでに買いメインのポートフォリオを作ります。たくさん買いたいので、ここで十分に下がってくれれば良いのですが…)』

ということで、先週は基本的には売り戦略でした。『上目線でも短期では下目線』と書いているように、今はあくまで上目線の中での調整なので、暴落するような地合いではありません。(悲観論が溢れても気にすることはありません) そうは言っても “短期では下目線”ということで、先週はこの下げがどこまで続くのかを見極めるタイミングでした。そこで波動分析して想定した下値が日経31000円・・・ というのを書くつもりだったのですが、なんとすでに金曜ナイトでぴったり31000円に到達してしまいました。そうなると、売りはここまでで、ここからは買い転換となります。ただ、上記引用でも書いたように、“完全に雰囲気が良くなるのは11月”です。そのため、31000円到達による反発で上がってもまた下がって、結局 “底打ち”を当てるとすれば月末になるのでは?と考えたりします。どちらにせよ11月には急騰で、場合によっては「先月からの下げを全戻し」する可能性もあります。仮に33000円まで戻すようなことを考えれば、今の水準でも十分に底値圏ではあります。私は大底を狙いたいので全力で買うのはもう少し待ちますが、それでもここからは「中立→買い目線」になっていきます。そして、もし11月に大きく戻した場合、次の12月には暴落レベルの下落波動となり、その時には (今は強い)ドルやゴールドなども全部下がるような展開になるのではないでしょうか。(※ここからどれだけ戻すのかによりますので、まだ確定ではありませんが)

上記が大まかな流れですが、もう少し補足していきます。
9月の時点では「10月中旬が買い場になる」という想定で書いてきました。ただ、実際には10月中旬はまだ売り目線が続いていたので、買い場が予定よりも後ろにずれていることになります。その変更理由としては、“個人が買っているから”です。一旦、個人の買いが終わらなければ相場は上がりません。(=個人が買っていることがわかれば大口は売ってきます) おそらくこの流れは今週も継続して、週明けに個人が買えばまた下がる展開になって、すぐには上がらない。だからこそ、結局「月末までこの雰囲気が続くのでは?」という想定をします。(※日経平均は良くても、米国指数がすぐに上がらないのも影響します) その頃になれば、そろそろ個人が買いをあきらめて悲観的になるので、そのタイミングで大口の買いが入って底打ち・・・というシナリオです。
大前提として、大口はずっと11月SQでは上を見ています。ゴールドマンもコールを買っており、手口全体で考えると「11月SQは32500円あたり」をターゲットにして目指しそうです。ですので、それに向けての買いポジションを構築するのが今月末までの戦略ということです。私も、このタイミングであればコールオプション買いを検討します。

私がいつも最優先に考えるのが金利の動きです。基本中の基本ですが、金利が上がっている時に株なんて買うものではありません。(※投資を知らない人はこちらを読んでおいて下さい) 今月の最初に「(10月は)金利が上がって→ 債券に資金が移って→ 金利が下がる展開を待つ」という話をしました。実際にその後 金利上昇しましたが、これがピークに達すれば、“あとは下がるしかない”ということで、そこが最大の買いチャンスになります。
金利が高い時であれば、買うとすれば(高金利を上回る必要があるので)高配当バリュー株が中心になってきます。しかし、金利が下がっていくのであれば、バリューよりもグロースを狙えます。だからこそ、ここが「絶好のグロースの買い場」ということです。実際にマザーズ指数を見ても “年初来安値を更新”し続けているわけで、私のここまでの考えが間違っていないことがわかります。私は10月は一貫して「グロース売り」をし続けていて、買いよりも売りでの利益の方が大きくなっています。(後で書きますが、買いは半導体くらいかもしれません)
あと、「コモディティ買い」という戦略も前回書いていました。私は、株は売り戦略でありながらも、コモディティに関しては先に買い始めています。株から資金が抜ければコモディティや債券に向かうことを考えていたからですが、株よりも「コモディティの上昇の方が先」で、その後になってから株に資金が向かいます。チャートを見てもわかることですが、ここから金利が下がれば さらにコモディティは上昇するでしょう。

先にコモディティのことを書いておきます。私が先週考えて実行したのは、「円建てによるコモディティ買い」です。普段はCFDで(ドル建て)ゴールドを買ったりするのですが、先週時点であれば円建て(ヘッジなし)にした方が期待値が高いと考えて、そのようにしました。具体的には、金・原油・小麦などを大きく買っています。ドル円は152円に達するまでは下がりにくいと思うのですが、そうは言ってもドル円買いするほどのトレンドでもないので今回コモディティを買ったということです。それ以外に、短期米国債もヘッジなしで買っています。
金がさらに上昇していくと、どこまでもインフレが続くかのように思えるかもしれませんが、これも11月がピークだと考えています。もしこれからインフレが最高潮に達するような雰囲気になれば、そこが頂点で一気に反転して暴落に繋がる気がします。そんな極端な動きになると考えているのが11月→12月→来年なので、マーケットを注意して見なければいけません。知識がない人はこの上下で振り落とされかねないので、タイミング判断を遅らせないようにしましょう。周りの雰囲気に流されると投資は失敗します。
(※ちなみにこれはイスラエル情勢や戦争リスクなどは考慮していません。最後に追記して書きますが、私はそれらには一切関心を向けておらずニュースも見ていません)

この流れで、現在のポジションについて書いておきます。
全体的には、「コモディティ買い・株売り」という状況です。コモディティに関しては先ほど書いた通りですが、ビットコインも買っています。ただ、この中ではビットコインと原油はあまり伸びなさそうなので早めに利確すると思います。(場合によってはドテン売りも検討) 小麦は安値割るまで放置で、金の上昇はここからだと考えます。
株の指数に関しては、S&P500を大きくショートしています。DAX(ドイツ)のショートも考えていたのですが、入るタイミングを逃してしまいました。あとは日経・マザーズの先物をショートしていたのですが、金曜ナイトで下げたところで利確しています。日本株に関しては、ショートがたくさん残って週を終えています。

それでは、日本株のトレードについて書いていきます。先週の日経平均はずっと下落というわけではなく、水曜までは上昇局面もありました。ですので、その時点では買いも大きく持っており、その大半が半導体株でした。特にいつものレーザーテックですが、レーザーテックは以前から相性の良い銘柄です。今年前半に下がり続けていた時にはずっとショート保有していて、その底打ちも前もって当てることができ、その後の上昇でもお世話になっています。単価もボラも大きいので慣れない人は手を出すべきではありませんが、トレンドになると大きいので私は常に監視しています。最近の株式市場は、日米ともに“半導体次第”の部分も大きく、日本株全体でもレーザーテックは常に売買代金の上位です。(半導体だけで日経平均が上下することも多々あり)
そんな半導体が先週の買いのメインだったのですが、バイデン氏が半導体規制?という報道があったことで17日(火)の朝には半導体株が一斉に下落スタートとなりました。その時点での買い保有がほとんど半導体だったこともあり、この時はさすがに損失を覚悟しました。が、動きを見るとその下落直後に持ち直す兆候が出たので、そのタイミングで逆に追加で買い増してポジションを増やしました。その判断が成功し、その日はレーザーテックだけで利益の大半を出しました。そして、その日の引けですべて手仕舞いしたのですが・・・ 実は、この日の “朝買い→引け手仕舞い” が先週一番うまくいったトレードと言ってもよく、なんと翌日にはレーザーテックは急落してしまいました。つまり、ほぼ天井で利確できたということです。このトレード判断をした理由は特に言語化できず、“なんとなく”なのですが、おそらくずっと見ている銘柄だから感じたのだと思います。偶然と言えば偶然ですが、その偶然も、何も見ていなければ生まれませんので、これまで見続けてきた銘柄だからこそだと思います。結局、投資というのは「相場を見ること」以上に重要なことはありません。相場を見ている人は投資で勝てますし、相場を見ずに周りの雰囲気に流された投資をしていると、いつまでも投資で勝てないと思います。(ですので、参考にするのであれば、せめて相場を見ている人の意見を参考にしましょう。相場を見ずに語る人の意見は、いつでも“逆指標”です) ちなみに、先週の半導体と言えば、ソシオネクストに材料が出て大幅上昇していましたが、これは2日前に手仕舞いしていたので乗れませんでした。
先週の買いトレードに関してはそれくらいで、それ以外のほとんどが「売り」になっていた一週間でした。“グロースの売り”ばかりですが、小型株のショートは板が薄くリスクも大きいので、私も小さいロットでしか入りません。それでも、「マザーズ年初来安値更新」ということからわかるように、長期の安値を割る銘柄が多数出ていたのです。
これに関して、今月の最初(10/1)に、このように書いています→『今サポートされているあたりを下抜けすると、ストップを巻き込んで大きく下に走ることになりますので、損切りだけはしっかりするようにしましょう。リスクリワードの面でも売りの方が優勢になります』
私がここまではっきり警告することはほとんどないのですが、それくらい危険なタイミングだったので警告できて良かったと思います。これが完璧に的中ということで、まさに “その翌日から” マザーズは下落を開始し、今月は安値を更新し続けています。
ということで、10月は小型株買いをメインにしている個人投資家にとっては厳しい月であり、“今年最大の損失”を出している人も多いようです。ですが、私の場合はシンプルに考えて、「リスクリワードで売りが優勢」なのであれば、素直に売りを入れるだけです。多くの人は「安値割れでロスカット」しますが、私はその「安値割れで売りエントリー」するだけなのです。(=“高値ブレイク買い”と同じように、“安値ブレイクでの売り”。売りと買いを逆にすれば理解できると思います)
決してこれが良いこととは思っていませんが、安値を割る銘柄が続出するために次々に逆指値売りが約定していきました。小型株なので小さいロットにしていたとしても、このように「銘柄数」が増えると、全体ではかなりの売りポジションになってしまいます。できるだけ抑えようとしてもそうなってしまうので、ヘッジで指数買いを入れたりしてバランス調整したくらいです。結果的に、多くの個人投資家の損失が私には利益となって、今月は売りで大勝ちしていることになります。
ただ、冒頭にも書いたように、“そろそろ底打ち”という判断ですので、底打ちということは逆に、それらの銘柄が「絶好の買いタイミング」ということです。(年初来安値=今年一番株が安い) 騰落レシオも順調に70台まで下がってきました。(理想はできれば60台) もしここで損しているという人も、ここからは良い銘柄を見つけて今後の利益にして頂きたいと思います。(※今週すぐに上がるわけでもないと思うので、焦らないようにしましょう。ほとんどの人があきらめて投げたところが最大の投資チャンスです)
先週の終わりでは、買いを入れてもストップにかかってポジションが減ってしまう展開に。かろうじて今買いで残っているのはINPEXや大阪瓦斯などで、それは“コモディティ上昇”と同じ考え方になります。純粋なリスクオンで株を買っていけるのは今週からになりますが、今週は基本的に長期買いできそうな銘柄を見極めてピックアップすることにして、来週(月末まで)で最大限の買いポートフォリオを組めればと思います。

・・・以上。今回はあまり書くこともないと思っていたのですが、思ったより長くなりました。本当は、トレードについて書くことは少なそうなのでイスラエルに関する話でもしようと思ったのですが・・・ ただ、この分野は繊細で慎重に書かなければいけないことです。ですので、曖昧な書き方にしておきます。(※その内容も意外と長くなったので、コラムにして分けておきます↓)

【10月16日(月)〜】 メインシナリオ


前回『今週は基本的に様子見になりそうです』と言っていたのですが、これだけ大きく動いた一週間なのです。参加しないわけにはいきませんでした・・・ というより、基本的には「(前回更新時では)わからない」つもりだったのですが、週明け早々「確実に日経32000円は超えるような強い仕掛け」が入ってくるのを確認できました。そのため、小さいロットで入っているつもりでも買いポジションばかり膨れ上がりました。そして、あの急騰・・・ということで、さすがにそれなりの利益になりました。
後出しにはなってしまいましたが、これは本当に先週末時点では書けないことで、前日でも予測できませんでした。残念ながら今の相場は事前予測が不可能なので、目の前の動き(=大口の仕掛けや個人ポジションの逆)にベットしていくしかありません。そして、あくまで“わからない”が前提だからこそ、私もポジション全体は小さいままでした。それでもそれなりの利益になったのは「銘柄選定とタイミングが合っていたから」です。

さて、1週間を振り返ってみると、先週の相場は「SQ前」と「SQ後」に分かれてきます。実際、日々の動きを見ている中でも、「SQまでが上昇、その後下落」というのがイメージとして出来上がっていました。ですので、それぞれに分けて解説していきたいと思います。
まずは「SQ前」ですが、前週あれだけ海外が売り込んで下げたわけなので、大きめのリバウンドは予想していました。しかしながら、それでも予想以上の急騰で、SQ値を押し上げるようにどんどん上への仕掛けが入り、あそこまで上がるとは思っていませんでした。(=SQならではのゴールドマンのオプションターゲットを目指す強い動き)
銘柄で印象的だったのは、何と言っても「レーザーテック」です。レーザーテックは前週からの持ち越しでした。と言っても、事前にポジション全体を小さくしていたため100株だけです。それでも、このSQ前の急騰を作り出したのは半導体だと言っていいほどで、それが圧倒的な売買代金からもわかります。100株を握っておくだけでも数十万円の利益になりました。
そして、前回に引き続き「ギグワークス」です。前回『株価1000円を目指す勢い』と書いていたのですが、それは“いずれ目指しそう”というつもりで軽く書いただけなのに、なんとあっという間に超えてしまいました。当初は入るつもりはなかったのですが、途中で上がりそうなタイミングがあったので買ってみたところ、すぐに1149円のストップ高に達し、そこで利確しました。(=20%以上の利益)
正直、この株に関してはなぜ上がっているのかもわかっておらず、出来高とチャート、そして板を見た上での需給判断で買っただけです。(※先々週、最初に買ったのは470円あたり) それでは、なぜストップ高で手放したのかというと、理由は2つあります。1つは、SQ後からは相場全体が下落想定だったので、念のため手仕舞いしておこうと思ったこと。もう1つの理由は、たまにストップが剥がれることがあったのですが、その時の板が不自然だったからです。(不正に近いような怪しい動きがありました) そのため、リスクを感じてもう手を出さないことにしたのですが、このような理由がなければ、ここで利確していなかったかもしれません。というわけで、偶然このタイミングで手放したわけですが、その翌日には“ストップ安”に。地合いも悪いので、一旦ひと相場終えたのかもしれません。
「SQ前」の“日経平均”を見ると、大きく上昇しているので地合いが良いように見えるかもしれませんが、実際には半導体などのセクターで押し上げていただけで、小型株は弱い銘柄も多かったです。(=マザーズは弱い) そのため、強い上昇相場で買いを増やしていても、空売りもある程度残して継続していました。

次に、「SQ後」です。「SQまでが上昇、その後下落」というのは、SQ直前に考えていたことなのですが、実際にSQを迎えた段階では、私は売りも買いも減らしてポジション全体をかなり縮小していました。つまり、先週の流れはこうです→
「小さいポジションでスタート⇒ 地合いが良いので買いが増えて上昇を取る⇒ (SQ直前に)再度ポジション全体を縮小」
そして、SQを過ぎた後には売りを増やすことにして、指数の方も日経225先物を大きく売りました。しかし、思ったより下がらない・・・その原因はユニクロ(ファストリ)。“ユニクロだけ”が強いため、本来なら何百円と下がってもおかしくないのにほとんど日経平均が下がりません。そこで、頭を切り替えることにしました。ユニクロだけが強いなら “素直にユニクロをヘッジとして買いながら指数を売れば良い”と。そして、指数を売る場合も、ユニクロが含まれる日経225よりマザーズ指数の方が期待できるのでは?と思い、「ユニクロ買い、マザーズ売り」をしました。この判断は正解で、SQ後の下げをうまく利益にできました。(※売り買い比率では同程度だったのですが、今の利益の大半がショートによるもので、買いではほとんど利益になっていません)
その後、マザーズ売りは清算して、現在は普通に日経225先物をショートしていますが、そのままマザーズ売り継続でも良かったかもしれません。小型株には底抜けしたようなものが目立ってきています。

・・・というわけで、早速振り返りから始めてしまいましたが、今週どう考えているのかもここで書いておきます。
これまでずっと「10月中盤に買っておけば11月には上がる」というような想定を書いてきました。ですので、そろそろ買い場という想定なのですが・・・ なぜ先週の時点で“買い”と書かなかったのかというと、“今週また下がる”と考えていたからです。もちろん、それでも先週の安値まで下がるとまでは言えません。もしかすると“先週の安値が本当の買い場だった”のかもしれませんが、それは後になってから言えることです。
「下がって→上がって→また下がる」と想定していた場合に、理想は、買って→売って→また買えばいいのでしょうが(私はそうしますが)、それはタイミングが難しいと思います。それなら、やはり“二度目の下げで買う”のが無難な戦略だと思うのです。また、確かに“日経平均”の指数だけを見れば先週が買い場に思えるかもしれませんが、ほとんどの銘柄・・特に小型株に関しては、ずっと下がり続けているわけです。ですので、それらはまだ底打ち=買い場は来ていないと言えるわけで、その底打ちがそろそろだと考えます。
今週は「底に向けての下げ」を考えた売りメインの戦略にして、月末までの安値で買いを仕込めば良いと思っています。(※上目線でも短期では下目線。すぐに上がるという話ではなく、完全に雰囲気が良くなるのは11月だと考えて、それまでに買いメインのポートフォリオを作ります。たくさん買いたいので、ここで十分に下がってくれれば良いのですが…)

さて、日本株以外を振り返っておくと、『もし原油が上がればその後にショートを狙うかもしれません』と書いておきました。前回の更新時点ではイスラエル情勢の影響が不明だったのですが、もしそれをきっかけに原油が上昇することがあればショートするつもりだったということです。これは実際にショートして、利確もできました。一応解説しますと、原油に関しては(イスラエルに関係なく)もともと下落想定でした。そんな時にこのニュースが入ってきたので、もしそれで上がるなら、そこは良い売り場になると考えていたのです。(=ニュースに対しては逆張りが基本)
あと、その話で言えば、前週から持ち越していた天然ガスは、週明け急騰して大きな利益になっていました。(原油よりも相対強かったです) これはしっかり利確済み。それ以外に、ゴールドのショートも狙っていたのですが、一度入ってほぼ建値撤退。
「ビットコインショートを狙う」ということも書いていましたが、実際にエントリーして利確。ドル円は相変わらずジグザグ修正波なので特に触らず。

まとめると、あくまで最初は“わからない”が前提だったのでポジション全体は小さかったのですが、銘柄選定やタイミングなどがうまくいったことで、それなりにプラスで終えています。(=チャンス相場でもっとロットを張れば良かったかもしれませんが、それは結果論です。もともと“わからない”がスタートだったのでプラス推移できただけで満足です)
そして、ここからは前々から言い続けている中期シナリオ想定で、「来週あたりで金利が落ち着いて、株だけでなくゴールド・ビットコイン・原油などのコモディティが買いになる」と考えます。“10月の安値で買っておけば11月SQに向けて市場全体が上がる”というイメージですが、円安銘柄に関しては為替の影響で下がる可能性はあります。金利が下がるなら、バリューよりもグロースを買うべきでしょう。
(※これはイスラエル情勢に関係なく、当初からのシナリオです。ニュースなどは不確定要素なのでトレード判断に使いません。あくまでマーケットに従うようにして、念のためストップだけ入れておけば良いです。実際に11月に上がれば、12月からは大きな下落波動になるでしょう)

・・・以上で書くべきことは書いたと思うのですが、最後に、先日ふと気づいたことを書いておきます。
ビットコインのチャートを見て分析していたところ、確かにここから一旦上がるとは思うのですが、「長期」で見た場合にさらに大きく上昇するようなシナリオが現時点で見つかりません。“上げても今年の高値水準まで”で、それ以降は下げていくシナリオパターンしか考えられないのです。もちろん、今後の動き次第で軌道が変わってシナリオを覆す可能性はゼロではないのですが、それにはかなり特殊な材料がないと難しそうです。今知られている以外の何かがない限り、「来年以降の仮想通貨は下げていく一方」に思えます。もしそうだとすれば、今後、今年の高値水準まで上昇することがあれば、そこが絶好の利確&ショートタイミングになるかもしれません。
未だに仮想通貨に次のバブルを期待するような話がありますが、そんなことがこのマーケット(チャートパターン)であり得るのでしょうか?私の知識では理解できません・・・
(※都合の良い上昇というのは存在せず、上がる場合にはその「形」があるのです。今は完全に“下がる形”ができ始めているので、上げるためにはそれを崩す必要があります。もし想定が変われば事前に訂正しますが、現時点での考察は以上です)

【10月9日(月)〜】 メインシナリオ


(※イスラエルの報道がありますが、それは考慮せずに文章を用意していました。どちらにせよ無理なトレードはしない予定ですが、もし原油が上がればその後にショートを狙うかもしれません)
多くの投資家にとって厳しい1週間だったかもしれませんが・・・私にとっては、そのままお伝えしていた通りの展開でした。『金利上昇の再開』『米国株の下落はここからが本番』『ゴールドショート、ダウショートがメイン戦略』ということで、まさにこの展開を狙って待っていたわけです。一部小さいミスはありますが、それ以外 “ほぼすべてうまくいった”と言っていい1週間でした。今月どこかのタイミングでこうなると考えて事前に書いていた通りなので、改めて説明することもありません。
現時点では、“金曜夜に雇用統計→三連休”を控えていたこともあってポジション全体を縮小しています。 引き続き10月中旬までは警戒しますが、それを過ぎれば来月にかけて上がっていくという想定で、久しぶりに中長期目線で買えると思います。(年末までには再度大きな下げがあると思うのですが、それまでは保有できると見ています)

再確認になりますが、もともとの想定シナリオは、「10月前半のどこかで金利上昇=株下落。その後はよくわからないが11月には上がる」というものでした。すでに先週の段階でそれなりの下落になったこともあって、今週さらに下がるかどうかはわからないのですが、一応「10月前半まで」を警戒する想定だったので、積極的に買うのはもう少し待ちます。(=下がりそうであれば売りを狙います)
・・・ということで、今週の投資戦略に関しては特に書くことがないので、あとは先週のトレード報告の内容になります。興味のない方はここで閉じて頂いて結構です。

それでは、ここから先は私のメモ代わりに履歴として書いていくことにします。
先ほども書きましたが、雇用統計→三連休があったので現時点での私のポジションはかなり軽くなって終えています。ダウ・ゴールドの大きなショートポジションも利確済み。日本株に関しては、大きく下げている間は売りメインのポジションで、底打ちの後にはもちろんドテン買いしましたが、それも金曜の引けである程度手仕舞いしています。(そのため、今は売りも買いも少なくなっています) ずっと大きなショートポジションを持って少しストレスを感じるくらいだったのですが、無事に利確することができて、ポジションだけでなく気持ちの面でも軽くなりました。
(※雇用統計後に上昇していますが、これには参加していません。手口的に日経31500円の可能性が高いことはわかっていましたが、上下狩る動きでギャンブルにもなるので避けました。事前にゴールドショートだけ持っていたのですが、それはストップにかかって終わりました)

何から書いていくか迷うのですが、思いついたことから書いていきます。先週のように相場全体が下がっている時は、逆に上がっている(逆行高)の銘柄が目立ちますので、それを探します。そのような一部の銘柄に資金が集まるので、上がりやすいのです。
そこで印象的だったのが「ギグワークス」。実は何の会社なのかも調べていないのですが、出来高とチャートだけを見て買いました。先週ずっと上昇が続いており、2日で30%上昇した段階で一度利確。その後、少し下げたところで再度買い直して、それが20%近く上昇してストップ高に。(ストップ状態でしたが)週をまたぎたくなかったので引けで手仕舞いしました。つまり、「数日で50%近い利益」ということです。(※その後もPTSの出来高1位で上昇していますが、株価1000円を目指す勢いです)
もう1つ印象に残っているのがドコモと資本提携を発表した「マネックス」。このニュースを知ったのが4日(水)の引け前でした。普段はニュースでは飛びつかないのですが、チャートを見るとまだ買える形をしていたので買おうと思い、急いで注文したのですが、ボタンを押した瞬間に15時になりギリギリ間に合いませんでした。仕方がないので翌日の動きを見てからにしようと思ったところ、翌日5日(木)はストップ高でした。ですが、一応買い注文を入れておくと、一時的にストップが剥がれて約定。そして6日(金)に手仕舞いしました。
あとは、空売りの踏み上げで15%損失になったものもありますが、それ以外は大きな問題もなく、日本株全体ではうまくいきました。

それでは、失敗のことも書いておきます。まず普通に失敗したのが原油ロング。大きく下げたところでの底打ち判断で2回入ったのですが、ロスカットで終わりました。おそらく普通に失敗したのはこれくらいだと思います。それでは、“普通ではない失敗”についてですが、それはビットコインです。
ビットコインは『ここで下がらないなら、もう大きくは下がらないと思います。今後は“このあたりが下限水準”と考えて、買っていっても良いかもしれません』『(今上がっても)また相場全体が下がる局面があると思うので、買うのはその時にします』と書いていたように、上抜けもその後の戻りも想定通りと言って良いでしょう。基本的に“乱高下”の想定なので入るつもりはなかったのですが、確度の高いポイントがあったので1-2日程度のつもりでロングしました。・・・のつもりだったのですが、実は買いと売りを間違えて注文していました。ストップも間違えていたので、気づいた時には大きい損失になっており、読みは合っていたのにつまらないミスをしました。
(※ビットコインは証券会社とは違う口座なので操作方法も違いますし、普段からチェックするわけでもないので気づくのが遅れました。ビットコインの値動きだけを見ていて、上がってるから大丈夫と思っていたのに、実際の口座で損失になっていたので一瞬理解ができませんでした…)

ビットコインに関しては、そろそろショートを狙いたいところです。前回も書きましたが、買うなら株と同じタイミングで今月中盤以降を考えます。
あと、原油ロングでは損したのですが、天然ガスが上がったのを見て、「天然ガスを少しロング」しています。普段手を出さない商品なのでお試しのつもりでロットは小さいですが、これはまだ保有中で含み益になっています。いつ売るかはまだ考えていないので、とりあえず建値で逆指値だけ入れて放置しています。

最後にドル円の話をします。前回も書いたことですが、“金利上昇だからドル円ロング”するよりも、“ゴールドショート”の方がやりやすいです。それは日本円との兼ね合いがあるからです。それでも「150円は到達する」と見ていたので、それまではドル円ロングで入っていました。“150円で利確指値”を入れていたのですが、それが約定した後に急落がありました。為替介入か?という話もありましたが、実際はそうではなさそうで、私も違うと思っていました。その理由は、私が150円で指値を入れていたように、その時点では“150円までが限界”に見えたからです。私と同じように考えるトレーダーも多かったでしょうから、“150円で一斉に売りが入る”のはあり得ることです。その後、147円台まで下げてリバウンドしたわけですが、前回ドル円に関してはこのように書いていました→
『当初の想定では、“147円まで下がってから次の上昇波で152円”と見ていました。ですので、先週の148.5円付近で完全に押し目をつけたのかどうかわからないのですが、どちらにせよ152円まではロング目線、152円に達したらショートで考えます』
と書いていたように、波動的には150円を超えるためには一度「147円までの下落」が必要なのです。今回の急落では147.3円あたりまで下げたので、想定通りの下落とも言えます。ただ、それでも150円達成後は一旦下がりそうな気がしたので、リバウンド後にはショート、それを利確して、次はロング、それも利確して、今はノーポジションで現在に至ります。どちらかと言えば “上”だと思っていたのですが、先の急落で形が悪くなり、よくわからなくなったのでその後はあまりチェックしていません。(=147.3円という値が、“147円を達成した”と見て良いかどうか判断が難しいため) もし147円まで下がればロングしますが、それ以外の動きはその時々の判断になります。今の為替はどう動くのかわかりにくい水準なので、無理に触るつもりはありません。

・・・以上。“イメージしていた調整”を先週でほぼ終えたようなものなので、今週は基本的に様子見になりそうです。数日以内の小さいトレードはするかもしれませんが、今週の段階ではまだ買いより売りを狙いたいです。“今月前半は警戒”の想定だったこともあり、相場急変の可能性はまだあると思っています。買い目線で考えるのは来週以降のつもりです。
おそらく、今月後半にもなれば金利も落ち着いて、地合いが良くなって買いやすくなると見ています。(その時にはゴールドは買い転換。ビットコイン・原油も買えるでしょう) 11月にもなれば上昇局面でバイ&ホールドを続けることになって、このnoteで書くこともなくなるかもしれません。それならそれで良いのですが、その可能性だけ先に言っておきたいと思います。いずれにせよ、月初からお伝えしていたように「10月に下げたところが絶好の買い場になる」ということです。先月からずっとシナリオ通りに進んでいるので、このままうまくいって欲しいところです。いずれ噛み合わなくなる時はやってきますので・・・

【10月2日(月)〜】 メインシナリオ


いよいよ重要な10月相場が始まります。(その理由は後述) 先週は、難しいながらも“想定していた展開”でうまくトレードできていたのですが、最終日にいくつか失敗してしまいました。(それさえなければ満足できたのですが…) とはいえ、想定自体は合っていたと言えるので、解説していくことにします。
前回、このように書いていました→
『まだ下落リスクは残っています。一度上がってからの次の戻り下落波動で、今回の安値32000円付近を割るかどうかはわかりませんが、再度そこまで下がる可能性はあります』
・・・というわけで、実際に週明けに一度上がってから下落が始まり、32000円を割る展開になりました。前週の最後は、下ヒゲをつけて底を打ったような雰囲気だったので買いに向かった人も多そうですが、やはり下がりました。(※本当は “32000円を割る可能性が高い”と思っていたのですが、外してしまうと申し訳ないので軽い表現に留めました。「ゴールドマンも含めた海外が売って個人が買い」という局面では上がらないでしょう)

それでも、「どちらかと言えば下」というはっきりしない言い方にしていたのは、単純な下げではなく“上げ下げ両方ある”という想定だったからです。というのも、9月の月末というのは1年の中でも特に難易度の高い週なのです。権利落ち・再配当・リバランスのような急変する要素が多い上に、さらに大口の手口を見ても難解で、何がどう影響するのかプロでもわからないでしょう。私も先週末の段階で1週間の動きを想定することなんてできず、おそらく前日の予測でも難しかったと思います。その時々の動きを見て、この上げ下げが何の要因に相当するのかを確認しながら、それが想定と合ってるのか間違っているのか、次はどうなるのか常に考えながら対応するしかありませんでした。(※日経平均が “2分で200円下がった”と思ったら、その後には全戻ししたりして、私も結構損をしました)
このような相場なので、1週間の相場予測としては「どちらかと言えば下」という表現で間違っていなかったと思います。私のポジションも、買いが多くなったり売りが多くなったり忙しく増減していました。

ただ、それでも明らかな傾向としてあったのは「バリュー売り・グロース買い」です。これに関しては、週が明けて月曜始めにすぐ気づきました。というのも、月曜すぐに(おそらく寄り時点で)それまで持っていた銀行などがほぼすべて手仕舞いになりました。そして、これまでメインだった高配当銘柄が逆に「空売り候補」に入ってくるようになり、反対に、グロース銘柄はたくさん買っていける状況に。そのため、私の日本株ポジションも自然に「バリュー売り・グロース買い」の構成になっていました。(※実際、先週のマザーズ指数は悪くありません)
ということで、日経平均が下がっても、グロース銘柄はそのまま買いホールドで問題なかったと言えます。レーザーテックなどのハイテクも買えましたし、このような傾向から、前週より持ち越しの「ナスダックショート」に関しては一度利確した後、次に入る時には「ダウショート(SP500も少し)」にしました。(=米国3指数の中でもナスダックは相対強いため)

このように、金曜の途中まではその場その場でうまく対応できていたのですが、金曜ナイトに何かとミスを連発してしまいました。難しい相場なのに無理に参加してしまい、“天井や底でロスカットした後にまた戻る”ということがいくつかありました。方向の読みは間違っていなかったのに、余計なトレードで損失を増やしてしまい反省です。
(※先週の特徴的な動きとしては、「金曜ザラ場終了後のドル円急落」があります。しかし、これに関してはうまく回避できており、金利上昇に合わせて持っていた“ドル円ロング・ゴールドショート”は、その直前に利確済みでした)

さて、慌ただしいトレードでしたので、途中経過をここで説明しても意味がないと思います。「バリュー売り・グロース買い」ということで、これまでお世話になった“銀行・自動車・鉄鋼・海運”などのインフレ銘柄を今度はショートしていたのですが、それは金曜後場でほぼ手仕舞いしています。そして、本来であれば “ポジション全体を縮小して売り買いニュートラルにして” 週を終えたかったのですが、引け後にやや売りが多く残ってしまったため、直後に先物ロングを入れました。(→その後、利確済み)
金曜ナイトでは、ダウショート・ビットコインショートがロスカットになったのですが、その後またロット下げて入り直したりして、そんな無駄なトレードによる損失が痛いです。

先にビットコインのことを書いておきます。ビットコインに関しては、“ここで下がらないなら、もう大きくは下がらない” と思います。今後は「このあたりが下限水準」と考えて、買っていっても良いかもしれません。現時点では私は少しショートを持っていますが、念のため週明けの展開だけ確認して、期待できなさそうであればもう手仕舞いします。(←追記:この記載後ストップにかかりました)
その後にドテン買いしても良いかもしれませんが、(今上がっても)また相場全体が下がる局面があると思うので、買うのはその時にします。基本的には乱高下が続くことになると思うので、買いは明確に下がってからで良いと考えています。

・・・それでは、大事なのはここからです。
最初に前提を言っておきたいのですが、9月相場に関しては「急騰→急落」という想定で、前もってシナリオをお伝えできました。(おかげで大勝ちできました) しかしながら、10月相場はよくわかりません。“よくわからない”ということを前提にしながら、その中でも確度の高そうなことだけを書くようにしたいのですが、まずは、改めて「金利上昇の再開」を考えています。
先週は「バリュー売り・グロース買い」だったのですが、またグロース売り・インフレ銘柄が買いになるかもしれません。(※ただ、今の日本株は影響する要素が多すぎて予測が困難で、“銘柄による”としか言えません。私も買ったり売ったりすると思いますが、あくまで小さいポジションにします)

今の相場の最大テーマは“金利”です。そして、「米国株の下落は“ここからが本番”」と考えています。というのも、そもそも金利が下がらない限り、今の相場の雰囲気は変わらないからです。
この10月中に改めて金利がピークをつけて→ そこから本格的に「株から債券へ」という資金移動が起こって→ 金利が落ち着く・・・積極的に株を買えるのは、その段階になってからだと考えます。
(※それまでは銘柄選定次第。ちなみに雰囲気が悪くなると様々な悪材料が後から出てきますが、それを知ったところで仕方ありません。いつも言うように、それよりマーケットを見るべき。マーケットが先で、理由は後付けです)

金利上昇の継続でドル円がどう動くのかわかりませんが、今の波動から分析すると「ドル円は152円」を目指している段階です。ただ、当初の想定では、“147円まで下がってから次の上昇波で152円”と見ていました。ですので、先週の148.5円付近で完全に押し目をつけたのかどうかわからないのですが、どちらにせよ「152円まではロング目線、152円に達したらショート」で考えます。
ただ、円との相関を考えなければいけないドル円よりも、今はゴールドの方が簡単にトレードしやすいです。ドル円ロングもいいですが、今週は「ゴールドのショート」をメイン戦略にしたいです。週足の長期線を割れて、まだまだ下がっていくのではないでしょうか。(その他、ダウ・SP500のショートも引き続きメインで継続。ただし原油は上目線です)

「米国株が下がって→債券が買われて→金利が落ち着く」というのが、10月のどの段階になるのかわかりません。前回も書いたように、“日本株は割安で相対的に強い” というのは変わらないと思うのですが、それでもマーケット全体としては “本格的な下げ”を待っている状況かもしれません。
遅くとも11月には上がると思うのですが、10月前半の段階ではまだ積極的に買えず(※銘柄によっては買えますが)、米国市場の底打ちを待ちたいと思います。あと、これは将来的な可能性の話ですが、いずれ日経平均とダウの値が逆転することもあり得るかも?と思ったりします。米国市場から資金が抜ければ、その資金が日本株に向かうことも期待できるのではないでしょうか。(=バブルというのは、このような大きな資金移動によって引き起こされます)
なお、今サポートされているあたりを下抜けすると、ストップを巻き込んで大きく下に走ることになりますので、損切りだけはしっかりするようにしましょう。リスクリワードの面でも売りの方が優勢になります。

・・・今回は以上です。あとは久しぶりに株主優待のことでも書いておきます。
私は細かい作業は妻に一任しているのですが、「優待クロス」でいろいろな優待を受け取っています。この9月の優待でも、トリドール(丸亀製麺)3000円、やまや3000円、マツキヨ2000円、王将2000円、カッパ3000円などがありました。逆日歩でマイナスになることもありますが、全体ではほぼ確実にプラスになると思います。(※1名義でこの内容なので、例えば夫婦2名義であれば、この2倍の内容になります。ちなみにクオカードはコスト割れすることが多いので基本的に避けています)
上記の優待を得られる9月権利日は終わりましたが、また6ヶ月後には同じ優待があります。例えば、各ドラッグストアの優待だけでも受け取るようにすれば、最低限の生活必需品は優待で揃うのではないでしょうか?興味がある方は、このページの下の方に掲載しているコラム【確実な利益!?株主優待のタダ取りについて 2022.12.19】をご参照下さい。

【9月25日(月)〜】 メインシナリオ


三連休が明けて、“下落を想定していた週”が終わりました。『ビットコインがピークをつければバイイングクライマックス』と書いていたので、そのタイミングも明確だったと思います。ARM上場も天井を作るのに最適な材料でした。(→SOX指数急落。SBGは空売りしていました) 海外も売ってきたことで、先月より言い続けてきた「9月は下げ相場」というシナリオはダブルトップを作ってこれで完成です。 ただ、少し想定と変わってきた部分もありますので、そのあたりも含めて解説していきます。

まず、9月に入ってからここまでの大きな流れの予測は完璧だったと思います。下げるためには一旦上げる必要があるので、「上げてから下がる」と解説していました。実際には、“FOMCが起点になった”と言えるでしょう。ただ、正直なところ、私も十分な確信があったわけではありません。というのも、FOMC前に持っていたCFDの売りポジションが、直前の上昇でストップにかかったりしていたからです。その時はダウのショートがメインだったのですが、それがストップにかかったことで、どうすべきか迷いました。考えた結果、その時のチャート判断で「ダウよりもナスダックの方が期待値が高い」と考え、ナスダックに集中させて大きくショートを入れました。結果的には、想定通りに米国株は下落・・・ということで、現在の私の一番のメインポジションは「ナスダックショート」です。

このように下落タイミングは完璧だったのですが、想定外だったのが “マザーズの反発”です。もともと「金利上昇」を考えてドル円ロングをして、日本株に関しても(どちらかと言えば)「バリュー買い・グロース売り」の構成だったのですが、これが失敗でした。考え方自体は間違っていないはずですが、米金利よりも日銀を好感なのでしょう。せっかくのショートも大した利益にならず、半分近くがロスカットになりました。そのため、ずっと狙っていた下落タイミングだったにも関わらず、期待していたような利益を出せませんでした。(実際の利益の大半は、ナスダックのショートによるものです。あとはドル円ロング)

というわけで、これまでの想定から変更したい点は、「思ったほど下がらない」ということです。これは今になったから言いたいわけではなく、先にそのような展開に気づいていました。理由は、本来なら、ここは大口がもっと仕掛けてきても良いタイミングなのですが、実際にはそれほど仕掛けが入って来なかったからです。私は、今月最初のシナリオ考察では、日経30000円に近づく下落も(可能性としては)あり得ると考えていたのですが、下がるべき時に下がらなかったので、今回は大きく下がりません。一応、今月の間は時期的な理由でまだ “どちらかと言えば下”と考えますが、来月になれば上昇に転じていくと考えています。ですので、もし買うとすれば「来週(来月)の始め」あたりでしょうか。
(※別に今から買ってもいいかもしれませんし私も少しずつ買っていますが、まだ下落リスクは残っています。一度上がってからの次の戻り下落波動で、今回の安値32000円付近を割るかどうかはわかりませんが、再度そこまで下がる可能性はあります)

この9月シナリオに関しては、大きな上→下を予想していたので (1)(2)(3)と時期を切り分けて説明してきました。そして、その中でも一番の狙いが「(3)の下落」のつもりだったのですが、思ったより利益を出せませんでした。(=グロース売りで失敗) “ゴールド買いを検討”というのも言っていましたが、やはりまだ「ドル買い」の方が期待できる気がします。実際、ドル円は通常より大きいロットでロングして、十分な利益を出せました。その前にはポンド円ショートもしていて、この両方は最近のFX利益の中でも大きい部類になります。
前回 「ドル円はよくわからない」という話をしていましたが、それは 今がトレンド時期ではないからです。ただ、ある程度チャートが固まれば、次の軌道を予測することができます。この数週間で、徐々に想定軌道が切り上がってきており、ドル円は150円に達するシナリオが濃厚です。(その後、152円の可能性も1つのシナリオで出てきています。もしそうなればそこが天井ですが) ドル円ロングは一旦手仕舞い済みですが、また介入などで下がるなら買いたいと思います。(※145円台までは下がる可能性あり)

まとめると、これまではっきりと「下」と言っていたのが、今は「どちらかと言えば下」という程度になっており、そこまで強気でショートを狙う局面でもありません。ナスダックのショートに関してはメインのポジションとして引き続きホールド(※場合によっては一度利確してから入り直し)しますが、日本株に関しては弱いわけではなく “その後には上がる”というのが見えてきています。10月になってすぐに動くとも思えないのですが、それでも “10月はどちらかと言えば上”で考えるので、長期的には「このあたりで買っておけばいずれ上がる」というイメージです。

・・・さて、大きな流れの説明をしましたので、ここからは追加で細かいことを書いておきます。
先週は、途中でかなりポジションを入れ替えることにもなりましたが、(途中経過を省いて)現時点で言えば、「銀行」などの金融セクターは相変わらず買い保有のままです。売りはだいぶ減りましたが、まだハイテクやグロース売りが残っています。売り買い比率で言えば、やや売りが多め。それ以外にはナスダックショートが大きいのは前述の通りですが、ダウ・SP500もショート中。金曜には少し原油ロングしましたが、上値が重いのですぐに手仕舞いすると思います。金も原油も、買ったり売ったりしていましたが、今後も上がるとも下がるともどちらとも言えない感じです。(=手を出すとしても数日以内にします)
そして、ビットコインですが・・・天井を見極めた後に大きめのロットでショートしたのですが、こちらも思ったほど下がりません。トライアングル形成後の下抜けに期待します。もし一週間様子を見ても下がらなければ、あきらめてノーポジションにしようと思います。買いを考えるとすれば10月中旬でしょうか。10月後半には、相場全体が強くなってくると思えるからです。

さて、この先の想定に関して曖昧な言い方が続いていますが、再び “よくわからない相場”になりそうだからです。「9月(の残り)はどちらかと言えば下」だとすれば、「10月はどちらかと言えば上?」くらいしか現時点では言えません。もしかすると、10月はSQに向けて上がるのではなく、SQを過ぎてから上がるかもしれません。
9月相場は結構リスクを取って大きめのトレードをしましたが、10月はまたポジションを落として次のチャンスを待とうと思います。秋ということもあって、今は“変わりやすい相場” なのかもしれません。ただ、どちらにせよ「弱い米国株に対して 相対的に強い日本株」という傾向は続くと思います。8月の時点で “米国市場はピークをつけた”とはっきり言いましたが、日本株は、まだまだ割安で上昇期待で買っていけます。来月からは “下がれば買い”を考えたいと思います。

(★お知らせ:【本当の投資】あなたが失敗しないために(最終結論) というnoteを公開しました。これをお読み頂いている方にとっては目新しい内容ではありませんが、投資を知らない人のために、まとめておきたいと思って作成しました。よろしければ、こちらも“スキ”を押して頂ければ嬉しいです。また、投資を知らない人に教えて頂いたりすると参考になると思います)

【9月18日(月)〜】 メインシナリオ


【追記】19日(火)のザラ場が終わりました。なるべく追記はしないつもりなのですが、三連休明けということもあって少し書いておこうと思います。買いのまま持ち越したポジションは、大きくプラス推移となっていたので結果的には良かったです。(※祝日にヘッジで少し先物ショートしていたのですが、それはすぐ手仕舞いしてドテンロングしました) 一部入れ替えたり追加した銘柄もありますが、それでも「銀行・建設・エネルギー・海運・通信・食料」というように、やはりインフレ銘柄が中心です。(食料が上がっているのが気になります…) 一方、今日でハイテク・グロース・米国株指数の売りを増やしたのと、金をドテン買いしています。雰囲気が良いとは言えませんが、それでもビットコインが上がっている間はまだ上目線です。そろそろビットコインがピークをつけると思うので、それがバイイングクライマックスの合図と考えて、そこから売りメインにする予定です。


順調にシナリオ通りに進んでおり、トレードも非常にうまくいっています。前回・前々回より書いている「9月の想定シナリオ」で説明するのがわかりやすいので、まずは引用します。(※ただし、1と2の間に(1.5)という形で、前回解説した部分を追加することにします)
『(1)円安で日本株バリュー買い→(1.5)円高で株売り→(2)円高で米国株・グロース買い→(3)株価ピークの後に下落転換(株売り・金買い)』 ・・・これが9月で考えている流れです。若干の修正と振り返りも含めて、解説していきます。

(1)に関しては、先に伝えていた通り9月に入ったタイミングでやってきました。想定していた上値(日経33300円・ドル円148円)を達成したことで終了。そして週末(前回更新日)を迎えたのですが、その時点ではまだ(2)に移るには早く、“1と2の転換点にある”ということで(1.5)の説明をしました。これは、円高にはなるけれど、まだ株は上がらないという段階です。実際に、週明けのドル円は1円以上の下窓を空けて大きく円高スタート。持ち越していたドル円ショートも、ここで大きな利益になりました。ただ、円高と言っても、一方的な円高が進むという話ではなく、あくまでジグザグ進行だという説明をしました。ドル円も日経平均も、それに合わせて上下しながら、上に抜けていく確率も50%で見ていました。(=33500円の可能性を考えていました)
このように、今のドル円は“トレンド”とは言えないため、日々の動きを正確に読むのは難しいです。それでも、下値と上値の想定はできるので、そのポイントに来た時だけトレードします。前回持ち越した147.7円のドル円ショートは146円近辺で決済→ドテンロング。そのロングを一度利確した後、再度入り直して今に至ります。(=今はドル円ロング中。そろそろ利確しますが、その先はどうなるかわかりません。短期の下値は144円台を考えるので、そのあたりではロング予定。その次の上昇波では148円を超えるかもしれません)
話を戻して、前回更新以降、先週は(2)への展開を待っていたわけですが、このきっかけになったのが水曜夜のCPI発表でしょう。CPI後に金利が下がって円高で米国株も上昇・・・ということで、これで(2)が確定しました。正直、なかなか上がらないのでシナリオ修正も検討していたくらいなのですが、無事に上がって良かったです。前回から持ち越していたダウ・ナスダックのロングもここで決済。日本市場に関しても、翌日の木曜・金曜に大幅上昇ということで、(2)のシナリオが完全に当てはまったと言って良いでしょう。
(※ここで一部訂正しておきたいのですが、「グロース買い」と書いていたことに関しては表現が適切ではなかったと思います。私は「金利低下で株上昇」だけ考えていたので、(何でも買えるという意味で)そのように記載したのですが、実際にはマザーズは弱いままで、私も一部空売りを継続していました。そのため、表現自体は正確ではなかったかもしれませんが、私の中では「金利低下で株上昇(特に米国株)」というのが伝えたかったことなので、これは想定通りということにさせて下さい)

というわけで、改めて書き直すとすれば「(2)金利低下で株買い」なのですが、これは“数日程度だろう”と言っていました。その理由は、あくまでこれは「下がった分が戻るだけ」なので、反発しても天井が近いからです。このように、ここまで予定したシナリオ通りに進んで上値を達成したので、次に考えるのは(3)の下落展開・・・そうなると、月末までは下目線になります。
さて、私がここで迷ったのは、(2)での日本株買いポジションを「金曜の引けで手仕舞いすべきか、三連休明けに手仕舞いすべきか」という判断です。悩んだ結果、まだ手仕舞いせずに買いポジションを持ち越すことにしました。金曜の引け前(14時)には銀行株が一斉に下がる場面があったので保有の銀行株もいくつかストップにかかりましたが、それでも日本株全体では大幅に買い越し中です。
・・・その後、どうなったのかと言うと、金曜夜には日経先物も下がってしまいました。ですので、これなら「金曜の引けで手仕舞い」の方が正解だったのかもしれません。先物・CFDの含み益もかなり減りました。ただ、“金曜引けか三連休明け”のどちらが良かったにせよ、今週からは下落の想定で、月曜(祝日)には先物CFDでドテン売りするつもりでした。おそらく、実際にそうするでしょう。

大まかな流れ(考え)としては以上ですが、ここから細かい話をしていきます。
先週の相場は “CPI以前と以後”に分かれると思うのですが、CPI前は「銀行・自動車・エネルギー買い、ハイテク売り」がメインで継続していました(売り買い比率は同程度)。それが、木曜からは“強気の買い”に転じることになり、チャンスの銘柄を片っ端から買っていくことになったのですが、それでもやはり以前からと同様、バリュー買いが中心になりました。“指数に連動するなら何でも買える地合い”なので、セクター的には幅広い銘柄になっています。銀行・自動車・エネルギーは引き続きホールドしつつ、建設・不動産・鉄鋼・商社なども再度買い。逆に、“指数に逆行する一部の銘柄”だけは少しショートのまま残しています。そして、とにかくここでは「指数上昇」で考えているため、シンプルに先物・CFDでも日経先物などをロング。
さらに・・・実は、今一番大きなロットを張っているのが「原油ロング」です。前回更新時でも原油ロングしていましたが、それは利食いした後、押し目で再び大きく買いました。(=大きな含み益になっています)
それ以外には「ビットコインもロング」しています。前回、ビットコインは「(2)のタイミングで上がると思いますが、買うつもりはありません」と言っていました。わざわざ言っていたくらいなので、本当に買うつもりがなかったのですが、チャートを見た時に明らかに上がるとしか思えない形だったため、“これは買うしかない”と判断して買いました。しかし、これも(3)で下がる想定ですので週明けにはドテン売りします。今期待値が高いのは、あくまで“買いよりも売り”です。しばらくの間は下目線しか考えられません。
(※その他、ゴールドを少しショートして含み益ですが、これはすぐにドテンロングすると思います)

さて、いろいろ“買い”の話をしましたが、これら全部を週明けには売ります。(原油も撤退します) 先月の段階から考えていた「9月シナリオ」は、(1)(2)を達成したことで(3)が始まろうとしています・・・というより、もう始まったかもしれません。
以前より「9月は下げ相場」だと言ってきましたが、(1)も(2)も、結局は(3)の下落を作るために必要な流れなのです。“大きく下げるためには大きな上げが必要”であり、ここで上昇することによって下落へのエネルギーを溜めなければいけなかったのです。(※トリプルウィッチングでも何でもいいのですが、下落の理由はその時になれば出てきます。ARMの上場も、“半導体相場のピーク”を作るのにちょうど良い材料だと言えるでしょう)
そして、さらに(3)を細分化すると、順番としては「米国株下落→日本株下落→最後はビットコイン下落」で考えていました。すでに米国株買いは先に撤退しており、日本株買いは週明けに撤退します。ですので、あとはビットコインの上昇がピークをつけて下げに転じれば、「全面安が開始」と考えています。

・・・以上が今の資金の流れを見た上での私の考察なのですが、もし下落が始まった場合、次に資金が向かうのが金(ゴールド)だと考えています。ただ、これは自信があるわけではなく、もしかするとそこまで期待できないかもしれません。(下がらないとは思うので、逃避的に選ばれる?と考えているだけです)
というのも、ここから一番わかりにくいのが為替(金利・債券)であり、私もはっきり結論が出ていないのです。今考えているリスクの中心は「米国市場の下落」です。これがメインとして、そこから他に派生することを想定しているのですが、その場合、「金利上昇でドル高」も「リスクオフで円買い」も考えられ、そうなると“ドル円”という通貨ペアがどうなるのかわかりません。ドルが下がるならゴールド上昇なのですが、ドルがどうなるかわからないため結論が出ないのです。(どちらにせよビットコインは下がると思いますが…)
テクニカルだけで考えるのであれば、先ほど書いたようにドル円は144円台まで下がっても、その後148円も超える動きが考えられます。その中間の値動きに関しては、上下して難しそうなので手を出したくありません。おそらく金利もそんな感じではないでしょうか。ですので、ゴールドが上がるとしても、途中の上げ下げはあると思います。

・・・というわけで、為替や金利が影響するものはなかなか判断が難しいのですが、それでも「株式市場全体であれば下方向」だと思います。前回、“理想のシナリオ”ということで、このように書いていました→『先週でショートが溜まったことで、それを燃料としてショートカバーによる踏み上げ急騰。それが落ち着いてからの反落』
おそらく、“この流れがその通りに起こっている” と思われます。日経平均で見ても、前回の天井と同じ「33300円付近でダブルトップをつけて下落」というのは、チャート形状もきれいです。中には、あまり下がらないセクター(電力など)もあるとは思うのですが、それでも簡単に利益を狙いたいのであれば“素直に売りメイン”でやっていくのが効率良いと個人的には考えています。(その際に何を売るかは為替・金利などで変わってきますが、無難なのは米国株指数)
わからなければ、「日本円のままノーポジション」で今は問題ないのではないでしょうか。(その上で、どうしても買いを検討するなら金(ゴールド)ですが、状況次第では“日本円建ての金買い”を考えても良いかもしれません)
前回、『無理に難易度の高いトレードをする必要はない』という話もしましたが、もしこの相場で持ち株が下げ始めたら、一度手仕舞いして しばらく様子見でも良いと思うのです。私は「月末は良い買い場になる」と見ているので、その時に全力で買っていきます。その際、何を買えばいいかわからない人は、前回書いた「PBR1倍割れ(2080)」「高配当アクティブ(2085)」を候補にしても良いかもしれません。ここまで監視してきた限りでは、悪くない動きをしていますので。(組入銘柄は、私も見ている銘柄ばかりです)
今現在、“日経35000円を目指す動き”があるのは事実ですが、その前に私は「9月中の下落」を想定し、雰囲気によってはプットオプション買いも検討しています。(※9月に下がれば、10月SQに向けて上昇予想) 実際に下がるのかどうか?どこまで下がるのか?わかりませんが、どちらにせよ、わざわざ今のような高値圏で買わなくても、安くなってから買えば良いのでは?と思ってしまいます・・・

(★最後に。そうは言っても、これは私の考え(相場観)を書いているだけです。「私はこう考えていて、こうする」ということを先出しで書くようにしているだけで、それ以上でも以下でもありません。基本的には週末のみの更新なので途中で考えが変わることもよくありますし、推奨もしていません。投資の判断は必ずご自身でお願いします。
そして、私自身はそもそも想定が合っていても間違っていても気にしません。間違って失敗した時には正直に書きますが、途中で損したとしても最終的にプラスになっていれば良いのです。しっかり損切りをしていれば大損することもなく、期待値の高いトレードさえしていればプラスにはできます。大事なのは予想や情報ではなく「スキル」ですので、その点は誤解のないようにして下さい。
いずれ改めてまとめようと思っていますが、“利確・損切りを考えない投資”というのは絶対NGです。これまでは良かったとしても、今後うまくいかない投資になります)

【9月11日(月)~】 メインシナリオ


『まずは円安を考える』ということで、完全に想定通りの展開・・・「銀行・建設・鉄鋼・電力・自動車・不動産」、特に銀行(地銀)と不動産には大きくベットする形で前週より持ち越し。そして、“最大限の買いポジション”ということもあり、久しぶりに大勝ちの週になりました。
「日経平均の天井想定は33300円」と言っていましたが、その目標値にほぼ達成したので水曜でほとんどの買いポジションは決済。と同時に少しショートを増やしたのですが、このトレード判断も大正解でした。(※『空売りするならテック系』と書いていました)
しかし、まだ明確な形になっていないのが米国市場の上昇です。週明けにアップルを少し買うと、直後に大きな下落となって即ロスカット。それ以降、なかなか米国株を買える状況にはならなかったのですが、金曜夜になってから、「ダウ」を中心にナスダックと個別株も少し買いました。

細かい解説を始める前に、前回書いた9月シナリオのイメージをまとめると、次の通りです。
『(1)円安で日本株バリュー買い→(2)円高で米国株・グロース買い→(3)株価ピークの後に下落転換(株売り・金買い)』
この中で、(1)は終わりました。終わるタイミング判断は、先ほど言った天井33300円付近達成とドル円148円達成。このように、先に上昇目処を想定しておくと、タイミングがわかりやすいです。ドル円は148円手前が上値だと考えていたので、147.7円あたりでショートしています。(今また戻ってしまいましたが)
ここで日経・ドル円の天井をつけたという判断で、次は(2)への移行を考えるのですが、実際には今はまだ(1)と(2)の間の転換点に思えます。ですので、現時点では一時的に「ドル円ショートと株売り」というポジションで週末を迎えています。(※株売りとは言っても、売りがメインではありません。銀行・不動産・エネルギー・工業などは引き続き買い保有しながら、ハイテクなどのグロースを売り。売り買い比率は同程度。それ以外には、ダウを大きくロング、ナスダック少しロング、原油ロング、ドル円ショート、ユーロドルショートという感じです。ちなみにPTSを見るとgumiが決算で急落していますが、直前まで空売りしていたのに引けで手仕舞いしてしまいました)
今週からは円高で(2)になると考えていますので、週明けには売りを手仕舞いしてバリュー買いも減らして、グロース買いにシフトするつもりです。つまり、これまでとは “上昇・下落銘柄が入れ替わる”という想定。このタイミングであれば一時的にビットコインも買ってもいいとは思うのですが、最近ミスが続いたこともあり、私はそれよりも株を考えることにします。(※前週からのビットコインショートは利確済みですが、基本的にビットコインはまだ下目線です)
もし実際に(2)で米国株・グロースが上がることになれば、次はその上値目処を考えます。上がると言っても本格的な上昇軌道ではなく、あくまで “下がった分が戻るだけ”と考えているので、上昇は数日程度ではないでしょうか。ですので、今週中にその上昇が終われば、あとは(3)の下落相場を考えます。そのタイミングでは「株もビットコインも全部売りで、ゴールドは買い」・・・というのが今月の投資戦略です。

前回の考察段階では、「レイバーデー明けからの米国市場上昇」を期待していたわけですが、それがどうも遅いです。ここで大きく上昇すればその後の下落幅も大きくなるのですが、ここで上がらないのであれば、その後の下落幅も小さいと思います。基本的には「9月は下落相場」で考えているのですが、“その前の一旦上昇” を待っているということです。(=下げるためには上げる必要があるため)
理想のシナリオは、「先週でショートが溜まったことで、それを燃料としてショートカバーによる踏み上げ急騰。それが落ち着いてからの反落」という展開で、この上げと下げの両方が取れればありがたいです。
『(1)円安で日本株バリュー買い(2)円高で米国株・グロース買い(3)株価ピークの後に下落転換』のうち、(1)では十分な利益を取れました。(2)が実際どうなるかわかりませんが、週明けの展開次第でドテン買いする予定。そして、ずっと注意喚起しているのが(3)の下落で、ここで損失を出さないことが重要です。とりあえず、この9月の激しい上げ下げを無事に乗り切ることができれば、また来月に向けての買い場が到来すると考えます。もしシンプルに考えたいのであれば、「今週上げたところで利確して、今月末に買い戻す」という形でも良いかもしれません。

ここで1つ、以前からの考えの訂正をしておきたいことがあります。半年以上前からだと思いますが、長期の波動分析で「今年の秋から下げ相場」と言ってきました。ただ、ここ最近の軌道を見ていると、確かに米国市場は下げ相場になりそうなのですが、日経平均はまた上がるシナリオがいくつか出てきています。(=ドル円に関しても同様) そのため、もしかすると「米国株が下がって日本株が上がる」という逆相関の展開も50%くらいあり得るので、一応早めにその可能性だけ書いておきたいと思います。いずれにせよ、まずは今週の米国市場の動き次第になります。“大きく上がれば大きく下がる”ということで、実際にここで上がるのかどうか?上がるとすればどこまでか?それを見極めることが今後のシナリオに大きく影響するでしょう。

・・・ということで、これで一通りの考察・トレード履歴を書いたと思います。これは私の自己満足でしかないので参考にして頂く必要はありませんが、私の中でも こうして書いていくことで考えがまとまる部分もあります。今週は「(2)円高で米国株・グロース買い→(3)株価ピークの後に下落転換(株売り・金買い)」を考えるということになります。(今はまだバリュー買い・グロース売りですが、週明けにその売り買いを入れ替える予定)

さて、それ以外に追記することは特にありませんが、あえて書くとすれば、ここからの為替(金利)は単純に上がる下がるではなく、ジグザグの軌道になると思います。(だから私のドル円ショートも、逆に動いてもそのまま放置しています) そのため、もし為替(金利)に連動する銘柄だと、日々のトレードが若干難しくなるかもしれません。一例ですが、私が以前よりホールドしている銀行や不動産などは、ずっと連騰・高値更新が続いていて動きがわかりやすいのです。たくさんある銘柄の中でも、細かい上下を繰り返したり何度も上値を抑えられたりするような銘柄はトレードが難しくなるので、それよりも「単調な上昇が続く銘柄をロング、下落銘柄をショート」した方がトレードでは勝ちやすくなります。(=形がきれいなチャートを探す) 結局のところ、トレードで勝つというのは、トレードが上手い下手というより “簡単な対象を選んでいるから勝てるだけ”だったりします。無理して難易度の高い銘柄でトレードする必要はありませんので、「簡単な相場で簡単な銘柄だけを選ぶ」のが賢明です。そして、それができる(許される)のが個人投資家の利点です。
あとはついでに書いておきますが・・・前々回紹介した新ETFに関して、「PBR1倍割れ解消(2080」と「MX高配日経アクティブ(2085)」が出来高ランキングに出てきたので、監視のためにほんの少しだけ買ってみました。組入銘柄も確認しましたが、やはり普段チェックしている銘柄ばかりでした。それでも、意外とこのETFに出来高があるのであれば、この組入銘柄も注目の意味で一通り見ておいても良いかもしれません。(※ETF自体は、まだチャートの形もできていないので買わない方が良いと思います。ただ、相場全体が下がったタイミングであれば、候補として考えても面白いかもしれません)

【9月4日(月)~】 メインシナリオ


メルマガでも書きましたが、8月が終わって、ついに9月がやってきました。最近はずっと「夏が終わるのを待つ」とばかり言い続けてきましたが、その夏がようやく終わるということです。前回は『9月に入れば上昇』 『9月に向けての上目線ということで、引き続き8月の押し目では買っていく』と書いていましたが、その想定に変更はありません。
そのため、先週はどんどん追加買いをしていき、買いポジションを最大限に増やしました。日本株だけでも億以上買って、さらに先物もロングしているのですが、そうは言っても、構成銘柄はこれまでと同様「銀行・建設・鉄鋼・電力・自動車・不動産」などのバリュー株が中心です。(※1日で10%20%動くような銘柄ではないので、グロースをメインにするよりはリスクは低いです) 昨年より注目してきた銀行株は強く、三菱地所や東急不動産などの不動産株も調子が良いです。その他、持ち株すべてが上がっているような状況です。

前回、為替について特に書きませんでしたが、それは引き続き『円安も円高も考える』ということだからです。そして、実際のドル円の動きを振り返ってみれば、上下繰り返してレンジが続いているわけです。このような相場状況で私が考えていたのは、「為替の影響を受けない銘柄を探す」ということでした。つまり、先週のようにドル円が上下しても関係なく上昇が続いている銘柄・・・それを監視リストに入れておいて、押し目が来る度に買い増していきました。(=円高でも上昇するのは、それだけ強いということです)

そんなドル円ですが、上下しながらも先週の下値としては「第1候補145円、第2候補144円台前半」で考えていました。金曜にはその水準に達したこともあり、ここで下値を固めて「まずは円安を考える」ことにします。
ただ、今週の相場において大事な転換点・起点になるのは “アメリカのレイバーデー”です。先ほどの「夏が終わる」という話で言っても、日本と米国ではその時期にずれがあります。「日本の場合は8月が終われば上昇」でいいのですが、米国の場合は9月最初の月曜日がレイバーデーで休日。そのため、その休日が明けて初めて“夏が終わり”ということになるのです。ですので、米国市場に関しては「レイバーデーが終われば上昇」と考えます。この日米間の期間のずれを考えておく必要があり、“そこで資金の流れが大きく変わる”と見ています。私自身、ここまでは日本のバリュー株をメインにしていたわけですが、米国市場が動き出すタイミングからは一斉に市場全体に資金が流れるという想定で、幅広い銘柄を見ていくつもりです。久しぶりに米国株も買いたいです。

というわけで、日米の期間のずれはありますが、ずっと言い続けていた「夏が終わって上昇」というのが ここからの想定シナリオです。となると、次に考えるべきは「その上昇がいつまで続くか?」ということなのですが、1週間くらいは続くと思うので、下落(※おそらく急落)に転じるのは 来週中盤以降で考えます。その時までには、目標としている天井ポイント(日経33300円付近)まで上がっていることが理想です。
(※ただし、9月SQ値として予想していた32500円をすでに超えていることもあって、この目標値も少し曖昧になってきています。1つ注意しなければいけないのは、もしSQ前に予想値を超えていた場合、目標SQ値に到達させるために、直前に“大口の売り”が入る可能性もあります。(以前もありました) 指数に連動する銘柄を売買する場合、SQ直前の変動にはご注意下さい)

続いて、株以外の話をします。
先週はどこかで “コモディティ売り”をしたいと考えたのですが、原油は強かったのでそれ以外で見たところ、「大豆」がちょうど良かったので少しショートしたりしました。コモディティに関しては、この先「株が下がるタイミングで買い」を考えたいです。仮に株のピークが9月中旬だとすれば、そこがコモディティの買い場でしょうか。その時には「株を売って、ゴールド買い」をメインにしたいです。(=このように資金の流れが変わるという考えです)
そして、問題のビットコインです・・・最近はビットコインには振り回されてばかりなのですが、先週もそうなってしまいました。『27500ドル(400万円付近)は売り』と言っていたにも関わらず、ETFのニュースによって急騰し、その時点で持っていたショートポジションがロスカットされました。またまた損失が続いてしまったのは痛かったですが、チャートを見ると大きな上ヒゲをつけていたので、“改めて上からのショート”を入れ直しました。現在は再び下がってきたということで、一応 損失分は取り戻すことができました。別に自信のあるトレードでもなかったのですが、(結果的には)とりあえず安心しました。
以前も解説したことがありますが、ビットコインは基本的に「材料が出て上がれば売り」です。材料に対して素直に反応する“初心者の参加者”が多いので、そのような突発的な動きには逆張りなのです。そして、ビットコインを考える上で、本来それよりも優先しなければいけないのが、“金利や株との逆相関”という部分です。そもそも、なぜ私が最近ビットコインを頻繁に売り買いしているのかというと、その“逆相関の特性”があるためです。他に代わりになる銘柄があまり見当たらないので、ヘッジの意味でも使っているということです。ですが、このビットコイン下目線の考えも、先ほどの“レイバーデー”を起点として変わります。レイバーデー以降は市場全体が上がると見ているので、ビットコインに関してもショートは終了して(一時的に)買い目線を考えることになります。

以上。夏枯れが明けてからの直近想定シナリオを書いてみました。
再度まとめると、週明け直後(月曜)は、まだ先週からのバリュー中心のディフェンシブ買いを継続。(空売りするならテック系) 米国市場が動き出すのは火曜の夜になるので、そこからは他の銘柄へのシフトを考える。今保有している銘柄はストップにかかったものから自然に減らしていき、良いタイミングの別の銘柄を積極的に買っていきます。1週間くらいはこのような強気相場を想定し、この勢いで天井を目指せば、その後は急落に備えて「株売り・金買い」を考えるというのが今月の投資戦略です。
この夏の間、長らく「ずっとレンジ」と言い続けてきましたが、それを抜けての大相場が年末まで続くと見ています。ここまで満足に利益を出せていない人も、ここからは “上にも下にもチャンスがある” と思いますので、ここでしっかり稼ぎましょう。年末までには暴落する可能性が高く、買いだけでは稼ぎにくい相場になっていくと個人的には考えています。
(※今後大きく相場が動くと、シナリオ変更の可能性も高まります。判断を間違えないためにも、“夏が明けて一斉に動き出す大口”が、実際にどのような戦略を取ってくるか見極めることが重要でしょう)

【8月28日(月)~】 メインシナリオ


先週どのように書いていたのかというと、「日経32000円に戻るまでの上目線」「円安も円高も考える」「押し目は買っていく」ということでした。“ジャクソンホール会議もあるので積極的な売買はする気がない”とも言っていたのですが、実際には(前週下がったことで)押し目買いチャンスの銘柄が多かったため、かなり買いポジションを増やしてしまいました。木曜夜には米国市場が崩れたので、金曜はどうなるかと思ったのですが、マザーズはプラ転して特に問題なしでした。金曜の引けでは少しポジションを調整しましたが、それでもまだ買いが多めです。

「円安も円高も考える」というのは曖昧な言い方でしたが、先週の為替の動きを見れば理解して頂けると思います。特に、私が追記した時点では“ドル円146円に達して円安方向しか考えられないような流れ”でしたので、「(そのまま147円に向かわず)円高も考える」というのは先に書いておく意味がありました。その後にはドル円が下落してゴールドが上昇ということで“円高”。しかし、また“円安”になり・・・ということで、このような上下の展開を想定していたということです。そのため、取引していた銘柄も日によって異なります。円高局面ではグロースですが、円安局面にはバリュー中心に・・・
週末を迎えた現時点の銘柄構成を見ると、久しぶりに銀行株(地銀含む)が増えました。あとは電力・鉄鋼の一部、飲食・エネルギーなどインフレ銘柄が中心でしょうか。金曜には半導体をいくつか空売りもしていたのですが、テック系が弱い気がします。以前、『今の相場はSOX(半導体指数)が崩れれば全部終わる』と言っていたこともあり、これは少し気になるところです。(※SOXは、もう少し上がってからの長期下落を考えています) ただ、以前から繰り返しているように、今は「夏が終わるのを待っている」という状況です。指数チャートを見れば形は悪いですが、実際には“一部の銘柄で下げているだけ”ですので、個別を見ればそこまで悪くはありません。おそらく現物買いのヘッジとして先物ショートしているのではないでしょうか。(私も現時点で少し先物ショート入れています) だとすれば、この下げは一時的で「9月に入れば上昇する」というのが現時点の見立てです。(→その急騰の後に急落というシナリオ)
短期の波動から考えて今週はどちらかと言えば下がるかもしれませんが、その場合はまた“押し目”で買っていきます。9月に向けての「上目線」ということで、引き続き8月の押し目では買っていくつもりです。(=9月SQ値は32500円付近を予想。日経平均の天井想定は第1候補が33300円、第2候補が32500円)

さて、株以外の話としては、先週は「原油」が下がる場面がありました。原油は、前々から(82ドル付近の時に)「このあたりがピーク」という判断で“ショート狙い”という話をしていました。しかし、なかなか下がらないのであきらめていたのですが、今回ようやく下げたので一時的にショートしました。ただ、“シナリオ変更”も伝えていたように、「下がるべき時に下がらない場合は、基本的にはもう下がりません」。ですので、今回の下げも限定的だと考えていたので早めに利確。今後も大きく上がることも下がることもなく、このあたりで上下するのだと思います。そして、9月に入れば株の上昇に釣られての上昇を考えています。(その後に下落というのも株と同様)

そして、最後に私にとって問題になっているビットコインに関して。一旦の上昇を待っているのになかなか上がらず、まだ含み損を保持している状態なのですが、この週末(本日中)には“確実に”ロスカットして、その後はドテンショートをしていきます。できれば「27500ドルまでの戻り」を待ちたかったのですが、ここで上がらなければもう期待はできません。しばらくは下目線でショートだけを考えます。(※「27500ドルで売り」を考える人は多いと思いますので、もしそこまで戻ることがあれば買いポジションは逃げた方が良い気がします) 次に買いを考えるのは株も何もかも下落した後で、10月以降になるかもしれません。

・・・以上。今回も簡単ではありますが、ここまでにします。本当は日々の細かいトレード報告をしてもいいのですが、入れ替えが多くて、どんなトレードだったのかを一言で言えません(思い出せません)。正直、何が利益で何が損失になっているのかもあまり把握していないくらいです。(=連騰で含み益になっていると思ったら、翌日には下落していつの間にかストップにかかっていたりするため。感覚的には、ショートの方が利益になっていた気はします)
この数ヶ月間は「ずっとレンジ」と言い続けてきましたが、今年の残り4ヶ月は、上にも下にも激しく動く(=急騰と急落あり)と考えています。(暴落するとすれば12月?) これはチャンスでもあり、同時にリスクでもあります。ここで利益を出せるかどうかでトレーダーの実力が問われることになるでしょう。買いのみの人は、いずれやってくる下げ相場に備えて、どこで利確・損切りするかを決めてストップを入れておいても良いかもしれません。

<最後に。参考までにトレードのアドバイスを書いておきます>
上昇相場の場合は、基本的に「強い銘柄を買っていく」ということになります。積極的に“上値を追っていく”というトレードです。しかし、下落(調整)相場では「押し目を買っていく」ということになり、その場合は安くなっている銘柄を探すことになります。このように、“その時の相場によって正しいトレード方法も変わってきます”。
そして、今は高値更新するような強い相場ではないので、「大きく下げて、底値圏から反発しようとしている銘柄」を拾っていく時です。8月中はまだこのような展開が続くと思いますので、下がれば押し目を拾って、上がればストップを置いていくのが良い戦略だと思います。
少し前であれば、ずっと高値圏で続いていたために 一時的に調整しても買いにくかったのですが、今はそれなりの調整をこなしたことで、(底値で)買いやすい銘柄が多いです。ただ、“押し目を買う”としても、完全に長期線を割って長期トレンドまで変わっているものは手を出さない方が良いです。それだと、買ったとしても戻るまで時間がかかるからです。あくまで「長期線付近まで押したものを狙う」というのがポイントです。同じ逆張りでも、“効率の良い逆張り”があるということです。(=あくまで「上昇トレンドの押し目買い」ということ。長期線を明確に割ったものは手を出さない。長期線を割ると、逆に空売りの候補になります)

あと、以前もご紹介しましたが、金利上昇局面で仮に日経平均を買いたいと思った場合には、「日経高配当ETF(1489)」の方が良かったりします。指数と見比べると、アウトパフォームしていることがわかると思います。インフレ対策で買うのに具体的な高配当銘柄がわからない場合も、このETFを買っておくと良いかもしれません。ただ、あくまで“日経平均よりは良い”と言っているだけで、下がる時には下がりますので誤解のないようお願いします。(そして、私自身はインフレはそろそろ終わるという考えです。バブルが終わってデフレになれば、そもそも投資先自体がなくなっていきます・・・)
ETFと言えば、「PBR1倍割れ解消推進ETF(2080)」というものが9/7より新設されるようです。昨年末あたりから「低PBR銘柄に注目」と言ってきて、私も積極的に投資対象にしてきましたが、このETFは面白そうです。出来高は小さいでしょうし買うつもりはありませんが、どんな銘柄で構成されるのか興味があります。(※普段から買っている銘柄のような気もしますが) それ以外には「投資家経営者一心同体ETF(2082)」も、どうなるのか気になります。組み入れ銘柄次第では、当たれば大きいのかもしれません。どちらも名称がユニークです。どんなことでも、市場が盛り上がるのは良いことです。

【8月21日(月)~】 メインシナリオ


【追記】21日(月)のザラ場が終わった段階で追記。一点変更するとすれば、今週に関しては円安(ドル高)ではなく円高も考えることにします。ショートしていたゴールドはドテン買いして、ビットコインもそのままホールドするかもしれません。今週はジャクソンホール会議で相場急変もあり得るので積極的に売買する気はないのですが、押し目のグロース銘柄は買っていっています。


完璧に理想のトレードができた・・・はずが、ビットコインでミスした1週間でした。(※私にとっての理想のトレードというのは、大きな利益を得ることより、毎日少しでもプラス推移させることです)
前回どのように書いていたのかというと、『円安シナリオを想定』『木・金まではストップだけ入れて放置してポジション縮小→そこから買い』という戦略でした。実際、これはそのまま正解だったと言えるでしょう。ですので、私のトレードもうまくいきました。
まず、月曜から早速下落スタートでしたので、その時点で、前週から持ち越したポジションはある程度ストップにかかりました。微益・微損でカットしても、残ったもので利幅を伸ばすことで“損小利大”になります。確か、水曜にはポジションは半分以下になっており、木曜にはショートの方が多く残っていたと思います。そして、木・金になって買いを増やすということで、当初の予定通りのトレードになりました。そんなトレードでしたが、前週からの持ち越しで一番利益が大きかったのが「ゲオ」で30%以上、「コメ兵」が20%以上で利確できました。(※ゲオは月曜にストップ高) それ以外には、実は「グロース銘柄のショート」による利益が多く、“十数%の利益”がいくつもあります。指数チャートを見ても「先週はずっと下落トレンド」だったわけなので、買いだけでは利益を得るのが難しい相場だったと思います。 私も、もし売りポジションがなければマイナスで終わった可能性もあります。
私自身は別に、空売りで利益を出す行為が良いことだと思っていませんし、私がやっているような短期トレードは、経済・社会にとって何のプラスもないことは自覚しています。そのあたりの考え方については、「【コラム】投資とトレードの違い(2023.2.27)」に書いていますので、そちらをご覧下さい。(このページの一番下に掲載しています↓) ただ、“利益を出す”という観点だけで言えば、「下りのエスカレーターを上るのと下るのと、どちらが楽か?」という話になります。利益獲得だけが目的なら、わざわざ厳しい手段を選択しなくてもいいと思うのです。私はきれいごとは言いたくありません。良いか悪いかで言えば、良いこととは思わない。それでも有利か不利かで言えば、有利だから選択しているだけです。(※そんな“トレーダー”の私ですが、せめてトレード以外では何か人の役に立ちたいと思い、このような情報発信をしています)

さて、中国・恒大集団の件はもう言わなくても良いでしょう。ニュースや相場解説よりも、マーケットを見ればいいだけの話です。恒大集団に限らず、市場全体に影響するような悪いニュースは時々出ますが、このような時は“絶好の買いチャンス”。というのも、その要因に直接関係のない銘柄までもが売られたりするからです。そして、平常時であれば落ちてこない“押し目”になっている銘柄がたくさんある・・・ということで、金曜には積極的に買いを入れていきました。
そんな現在の保有銘柄を見てみると、業種は様々で、あまり一貫性がありません。セクター等で考えるよりも、チャート判断だけで“売られすぎ”を拾っていったためだと思います。
(=同じセクターでも、この銘柄は長期線タッチしているけど、別の銘柄ではまだだったりするのです。ちなみに、このような局面が来た時に「割安」で買えるように、決算が良かった銘柄などをあらかじめリスト化しておくと便利です)
あと、まだ完全に下落から抜け出した形ではないため、売りポジションもある程度残っています。ただ、目先の下値目標までは下がったので「日経先物はロング」しましたし、ここからは反発という想定です。基本的には「個人が投げて、大口が買う」という、いつもの展開になれば上昇するのではないでしょうか。
(=以前、『日経32000円は強いサポートですが、31500円のターゲットは一度どこかのタイミングで回収しそう』と言いました。そのため、前回も『もし32000円を割るようなことがあれば先物でヘッジは入れるつもりです』と書いていたのですが、実際に32000円割れではショートしました。その目標としていた31500円に達したので、ここからは再び上目線でドテン買いということです)

ただ、上目線とは言いましたが、レンジを少し下に抜けたから(戻るという意味で)上と言っただけで、実際にはまだレンジ想定です。というより、以前 米国株指数は “天井をつけた”と言ったように、(米国は)すでに長期下落に入ったという判断なのですが、日経平均に関しては「“円安によって”まだレンジで留まっている」と考えています。(ですので、円安恩恵のないグロースは引き続き厳しいと思います。相場全体としては「円安・株安」も想定しなければいけません)
ここで為替について書いておきます。今の円安に関しては、「ドル円147円台(=148円手前)まで」を考えています。そして、日経平均の天井想定は前回書いたように「33300円」。このあたりまでは上昇余地があり、そこに達したら下落というイメージです。とは言え、今は“夏枯れ”という時期的な要因は忘れてはいけません。8月中は上がったり下がったりしても、夏を終えて9月に入れば急騰するタイミングがあり、暴落するとすれば その後になる気がします。(=暴落の前には急騰が必要なため) いずれにせよ、細かい予測をするには21日(月)の動きが重要で、それを確認しなければ何も考察できません。週明けの展開には要注目です。
現在、為替はノーポジションですが、「ゴールドのショート」を持っていて含み益です。ただ、これは短期のつもりなので、週明けには手仕舞い予定。ドル円は、今のところ下がっても143円台止まりで考えています。その後、“長期”では円高想定なのですが、最近になって、シナリオの1つとして円安が続く可能性も出始めていることは書いておきます。
(※あくまで優勢なのは円高シナリオです。インフレを心配する人ばかりですが、私はデフレ経済になることを考えています。株などの金融商品を買っても資産を増やせない時代の到来です)

最後にビットコインの話です・・・ 非常にうまくいった1週間だったはずが、このビットコインで大きな失敗をしてしまいました。前回の更新時に『ここからは上目線』ということで実際に買ったことを書きました。ただ、木・金には市場全体が下がることを想定していたので、ビットコインも一度下がると考えて、先週から持ち越したポジションは一度利確をしています。その後、木曜の午前中だったと思いますが、下ヒゲを確認したところで改めて買い直したのです。しかし、翌朝には大きく急落・・・
通常であれば「ストップを入れてカットするポイント」を超えてしまっているのですが、まだホールドしているため10%程度の含み損になっています。それでは、なぜストップを入れていなかったのかというと、もともと数ヶ月程度の保有を前提としたポジションのつもりだったからです。(※買いホールドを基本としながらの売り買い調整という予定でした)
ただ、今のような形になってしまったのであれば、「当初のシナリオが崩れている」ということなので、中期だとしてもここからはINしないかもしれません。本来であれば私は含み損を持たないスタンスですので、今のこの状況には非常に後悔しています。(※むしろ、この下落をショートで取りたかったです。チャートだけで判断するなら、そうしていました)
それでも、時間は戻せず、現時点から考えるしかないので、“ここからどう考えるか”ですが・・・“週明けに一旦反発”を想定しているので、そこでロスカットしたいです。理想は「27500ドル(400万円付近)までの戻り」でしょうか。もしノーポジションだった場合、短期の動き次第で そこまでの戻りならロングで狙っても良いと思えるからです。(※そこまで戻らなかったとしても週明けにはカットします) その後はまた下落になりそうで、どこかで明確な底打ちサインが出ない限り、再びビットコインを買うのは難しいです。8月中は下目線で、またショートを狙うかもしれません。それでも、9月には上がるという見立てなのですが・・・ドル円(=金利)次第だと言えるでしょう。

【8月14日(月)~】 メインシナリオ


先週は金曜が祝日でしたので、日本市場は4営業日だけでした。『8月SQ値は32000円あたりを想定』と書いていましたが、実際のSQ値は「32013円」ということで、これは正解だったと言えるでしょう。(※「6月SQ:32018円→ 7月SQ:32484円→ 8月SQ:32013円」なので、“ずっとレンジ”と言い続けているのも納得して頂けると思います)
その直前の値動きを見ていると、半ば強引に32000円を目指そうとするような動きもあり、やはりゴールドマンの思惑通りになったと言えます。(だからこそ、ゴールドマンの手口を無視できません) しかし、大事なのはその後です。木曜朝にSQ値が決まった後に急上昇なのです・・・ 以前より『日経32000円は強いサポート』とは言ってきましたが、それでもこの展開は想定していませんでした。当初の私の予定では、三連休~お盆に入るということで、ポジションを小さくして週末を迎えるつもりだったのです。しかし、次々に指値・逆指値が約定していき、結果的に “大きな買いポジション”で終えることになりました。特に、引け間近になってからの(上抜け)約定が多く、そこからポジションを再調整する暇もありませんでした。振り返ると、8/10(木)は直近の中では「絶好の押し目=買い場だった」と言えるかもしれません。それくらい、エントリーチャンスが多かったです。

ただ、その銘柄というのは、大半が大型バリュー株でした。保有で目立つのは不動産・建設・商社・エネルギーでしょうか。前回、私は『円高』『バリューからグロースへのシフト』と言っていたにも関わらず、実際には「円安でバリュー買い継続」だったということで、事前の想定は外れていたことになります。トレード自体はうまくいっても、想定が外れているために素直に喜べず、複雑な心境です。
(※中国の件でインバウンド関連が盛り上がっていましたが、インバウンドは少し前に上がる兆候があったので仕込んでいました。今回急騰したことで一旦手仕舞いしましたが、また次のタイミングを待ちます。(←追記:まだ一部残っていましたので訂正します) 以前より注目のUFJ銀行は、25日線タッチで買っています)

今回想定を外した理由は為替です。もともと円高想定でゴールド買いなどをしていたのですが、それは早々にロスカットでした。まずは「ドル円140円台への円高」を想定していて、その下落が始まる高値は先週と同様「144円の手前」だと考えていたため、“144円には到達しない”と考えていたのです。しかし、その144円を抜けた段階で、そこまでの円高シナリオが否定されることになりました。現在は一時的に(1週間程度?)円安シナリオを考えることにして、円高を考えるのはその後にします。(※ドル円144円を超えたところではロングしましたが、今は撤退済みです)
ということで、今は短期的な流れに乗るという意味で「再びインフレ銘柄を買う」ことになりました。ただ、これは意図して(狙って)そうしたのではなく、条件に合わせたスクリーニングをすると “そうなってしまった”という感じです。その中にはエネルギー関連も含まれているわけですが、もともと原油は(どちらかと言えば)下目線でした。しかし、先ほどの「円高シナリオは否定」と同様、これで「原油の下目線も否定」ということになります。そして、本来なら買いは考えないところですが、短期で原油ロングも少し入れています。(※あくまで短期であり、基本的な目線は上でも下でもなくニュートラルです)

以上のように、前回の週末時点では予定していなかったトレードばかりになってしまいましたが、唯一 “想定通りだった”と言えるのがビットコインです。これまでは下目線でショートを繰り返していたビットコインですが、「週明けから買い転換」と言っていましたので、これは合っていたと言えるでしょう。私もしっかり買いました。ここからは、(上下するでしょうが)上目線になります。

まとめると、今は「ビットコイン買い、日本株は円安目線でバリュー買い・少しグロース売り」となります。(※原油ロング・ダウロングも少しありますが、それは週明けすぐに手仕舞いすると思います)
それでは、ここからどう考えるか?ですが・・・ 新たに追加で売り買いするつもりはありません。先週の最終日8/10(木)の時点であれば、はっきり「買い」と言えたのですが、今は言えません。かと言って、すぐに下がるとも思えず・・とりあえず “勢いは落ち着いていく”のではないでしょうか。ですので、私の今週の戦略もその想定に合わせるような形で、「新規ポジションを取るのではなく、ストップ位置だけ調整するようにして、自然にストップがかかってポジション縮小するのを待つ」ということにします。今週 多少下がったとしても、来週また上がると考えているので、「今週の木・金あたりから再び買っていこう」と考えています。その時点でどんな銘柄にするのか現時点ではわかりません。もしかすると、このまま方向感なく継続するかもしれませんが、その場合は、その時点で安値だと思えるものを買っていくかもしれません。(=上昇の上値を追うのではなく安値を拾う)

というわけで、本来なら “円高”を考えたいのですが、今は時期的にイレギュラーな相場なので仕方ありません。この円安は投機的な勢いでしかないと考えていますが、“短期で” 円安についていくことにします。そして、今週はまだ大きな下落にならないと考えていますが、もし32000円を割るようなことがあれば先物でヘッジは入れるつもりです。(※日本株のポジションは変更せず、ストップだけ入れて放置です)
今のところ、下落するとすれば8月最後のような気がします。そして、9月に入って急騰した後に急落でしょうか。これは前回書くつもりで書き忘れていたのですが、「日経34000円の達成が難しく」なっています。以前は『34000円に達した時が下落のトリガー』と言っていましたが、「今の天井想定は33300円」となっているため、34000円には到達することなく市場全体が長期下落波動に入るシナリオが濃厚です。今の相場はSOX(半導体指数)が崩れれば全部終わると考えているので、それで米国市場も崩落するのではないでしょうか。いずれにせよ、長期で見れば今は高値圏であることは間違いありませんので、来年に向けては「買いより売りを考えるべき相場」になるでしょう。長期ポジションの手仕舞いも検討した方が良いかもしれません。(利回り目的の投資も、暴落すれば元が取れなくなりますのでご注意下さい)

・・・今週は以上です。どこに資金が向かうのか?上がるのか下がるのか? 動きがなければ考えようがないので、今は何もわかりません。とりあえず “ストップを置いて放置して、週後半にポジション追加する予定” ということです。そして、おそらく次回の更新も(トレード報告以外)特に書くことがないと思います。次週の週明け21日(月)の動きを見なければ新しい考察ができず、今はそんな時期なので相場のことは忘れても良いのではないでしょうか。
(※やることがないのでPTSランキングを見てみると、買い保有のポラリスが21%の上昇でした。これはプラスです。しかし、売り保有のサンウェルズが10%の上昇。これはマイナスです。その他、先日まで買い保有していた銘柄が急騰、売り保有していた銘柄が急落しているのを見ると少し残念にも思いますが、目線自体は間違っていなかったということでしょう。(←いずれも決算結果によるもの) 円安が進んだこともあって、週明けは調子良くスタートできそうです)

【8月7日(月)~】 メインシナリオ


8月相場が始まりましたが・・・「8月SQに向けて乱高下」と言っているように、改めて特記することもなく、大きなレンジが続くのだと思います。多少の変化はあるでしょうが、どちらにせよ上げ下げを繰り返すことになるので、それを踏まえて参加するならするということになるでしょう。(※薄商いの時ほど、突発的な仕掛けや動きも起こりがちなので、そのリスクは考慮しておいた方が良いと思います)

前回は何度も追記してしまったので、まずはその部分の整理をしておきます。そもそも、なぜ最初に追記したのかというと、「上への仕掛けが多くなり、日経34000円も早めに達成しそうな雰囲気になったから」でした。当初の予定では、34000円はまだ先のイメージだったので、この変化は書いておいた方が良いと思って追記したのです。しかしながら、これは書かない方が良かったと思っています。結局、その後には下に向かったわけで、やはり元通りのシナリオに戻りました。(ですので、混乱させてしまったのと、追記による修正を繰り返す必要が生じただけでした。追記部分はすべて忘れて頂いた方が良いかもしれません)
当初の予定に戻すと、「短期下落・中期上昇」と書いていたように、もともと“先週は下げ想定”でした。それでも、前提となるのは大きなレンジ(日経32000~33500円)です。YCCや米国債など市場を動かすニュースが続きますが、それらについては一切考える必要はありません。相場を考える上で大事なのは、結局のところ「買われるのか売られるのか」という需給のみ。要するに、買われれば上がるし売られれば下がるだけなのですが、その理由や解説をどれだけ知っても意味がありません。それらを知ろうとするくらいなら、マーケット自体を眺めて「買われるか売られるか」を考える方が何倍も重要なことです。(=すべての投資は需給で決まります。需給を構成する要素の1つが材料であり地合いなのであって、それらだけで決まるのではありません。理想を言えば、考えうるすべての要素をトータルで考えて需給判断しなければいけません)

引き続きレンジが継続する中で1つ変化があるとすれば、“レンジを下げるような仕掛け”は出てきました。「日経31500円」は大口クロスもあってターゲットになりそうですし、さらに下もあり得るのですが、その一方で、上もありますし、“結局は乱高下”が想定できます。例えば、上と下に仕掛けがある場合には、「上に達してから下に向かうのか?下に達してから上に向かうのか?」どちらかのパターンを考えることになります。その場合に、相場の雰囲気を見て、先にどちらに向かうかがわかれば その方向へのポジションを取ればいいのですが、それがわからない場合には、「上値か下値か、どちらかに達するのを待つ」というのが適切な戦略です。(=32000~33500円のレンジなら、32000円付近で買い・33500円付近で売りということ) 今のようにずっと続いているレンジ相場では、あらかじめ“レンジの範囲”を想定しておかなければ、買っても売っても損してしまうので注意が必要です。一番良くないのは、悲観や楽観のニュースに翻弄されることです。動いた方向にその都度乗ってしまうと、損失を繰り返すだけでしょう。

さて、何度も追記を繰り返してしまったことからわかるように、先週も 日々変化の激しい相場でした。ただ、私のポジション推移を考えてみると、これまでの相場との若干の違いに気づきます。前回、『バリューからグロースへのシフトを考えたいタイミング』と書いていたように、この部分の変化がありました。つまり、これまで長く買い保有を続けてきたインフレ銘柄をかなり減らすことになりました。鉄鋼はまだ少し残っていますが、ここまで調子が良かった海運も、金曜の引けですべて決済しました。(※金曜の場中決算で、日本郵船が自社株買い発表して年初来高値更新の大幅上昇でした) そして、久しぶりにグロースを増やすことになりました。誤解しないで頂きたいのですが、まだ“グロース売り”もそれなりにあるので、決して“グロース買い”と言うつもりはないのですが、少なくとも“バリュー買いは減った”ということ。その理由としては、円安(ドル高)が終わって円高への転換があります。円安恩恵のインフレ銘柄は手仕舞いということです。(※銀行や海運は買う可能性があります)
(「長らく持っていたゼンショーがストップにかかった」と書きましたが、あのような急落があるので、今は常にストップを入れるようにしています。きっかけとしては、昨年の為替介入でせっかくの大きな利益を飛ばしてしまったことで、常時ストップを入れる形に変更しました。そうすれば、どれだけ銘柄数が多くても対処できますし、パフォーマンスも良くなりましたので、もっと早くやるべきだったと思っています。ちなみにゼンショーは5000円台で買ったので、2ヶ月近く持っていたことになります。私にしては長い保有銘柄でした)

もう少し追記部分の説明を続けます。金曜の追記で『本日引けで大部分を決済して(場合によっては売りを増やして)』と書いていました。あらかじめこのように書いていた通り、本来なら売り目線にして週を終えるつもりだったのですが・・・一部ロット計算を間違っていて、結果的に買いを多く残してしまいました。仕方がないので、リスク調整のつもりで、その後に先物でショートを入れておきました。ここからは細かい話なのでどうでもいいことかもしれませんが、夜の雇用統計で下がったところで、先物ショートは利確。上がったところで再度ショートしようと思っていたのですが、そのまま上がっていったので、もう下がらないかと思って就寝しました。しかし、その後、夜中2時頃から下げに転じたようです。(※本来なら、そこでショートしたかったです。今考えると、下抜けで逆指値だけ入れておいても良かったと思います)
まとめると、もともと売り目線だったにも関わらず、ミスによって、私の日本株は買い多めで週をまたいでしまっています。週が明けてプラススタートなのかマイナススタートになるのか、現時点では読めません。事前想定は合っていたのにポジションを間違えてしまい残念です・・・
株以外のポジションでは、「ゴールド買い・ビットコイン売り」が残っています。(※原油売りも狙っているのですが、なかなかタイミングが来ません。このあたりが天井だと思うのですが…)

先にビットコインの話をしておきます。これまでのビットコインはずっと下目線で、何度も何度もショートしていることを伝えていました。私にとって、今は株よりもビットコインの方が動きがわかりやすく、最近のビットコインのトレードはほぼ全部プラスになっています。「上がれば売る」というのがメイン戦略だったわけですが、8月に入ったことで、今週からようやく「下がれば買う」に切り替えることになります。もちろん、ここから上昇トレンドというわけではなく、“どちらかと言えば上目線”という意味なのですが、8月の安値で買っておけば後で上がると考えています。
そして、このビットコインの目線の変化は、今後の相場転換としてわかりやすい部分です。そもそもの話になりますが、なぜ私がずっとビットコインに対してネガティブだったのかというと、金利(=ドル)と逆相関だからです。ビットコインがどう動くか?と考えていたのではなく、「金利上昇(円安ドル高)だから売り目線」だっただけです。そして、ビットコイン(仮想通貨)市場に参加している人というのは、マーケットの知識がない人が多いです。そのため、何か仮想通貨の好材料があると安易な買いが入りやすいです。そうすると、そこが “絶好の売りタイミングになる”ということです。
(※これをお読みの皆さんは、私の考えをたくさん書いてきたので、十分に理解して頂いたと思います。もう説明はしませんが、仮想通貨というのは、マネーが余っていれば上がるだけで、仮想通貨自体の材料なんて関係ありません。だからこそ、中期的には上昇でも、長期的には今よりも暴落して終わると言っています)
話を戻して、そんなビットコインもここからはひとまず買い転換になります。そして、これはつまり “相場の雰囲気が変わる”ということにもなり、先にも書いた『バリューからグロースへのシフト』にも繋がります。“夏枯れ”なので強気になるということではなく、すぐに上がるわけでもないですが、ビットコインもグロース株も「8月中の安値で拾うこと」を考えれば良いと思います。現在持っているビットコインのショートも、週明けに下がったところでドテン買いするつもりです。

続いて、為替のことを書いておきます。1週間前に書いていたシナリオは早々に変更してしまったのですが、とりあえずの軌道分析でドル円が天井だと考えていたのが「144円手前」でした。ですので、そのあたりで折り返すタイミングを狙っていて、143.7円のほぼ天井でショートを入れました。次の下値目標は137円台なので、そこまで持っていても良かったのですが、142.5円あたりで止まったので一旦利確。143円で再度ショートするつもりで指値を入れていたのですが、わずかに届かず下落してしまいました。ですので、現在はノーポジションになります。ただ、雇用統計後は為替よりもゴールド買いを狙っていて、そちらの方は約定したので、現在 “ゴールド買い”をホールドしています。(=どちらも目線は円高ドル安という点では同じです)

・・・ここまで、振り返りの解説でした。
楽観か悲観か?今の相場をどう考えるのかは、視点によって意見が分かれるところだと思います。金曜ナイトの米国市場の下落は、不安材料です。特にアップルの急落は影響が大きく、テクニカル的にはピークをつけて下落波動に入りそうな形に見えます。ただ、それでも今は “夏枯れ”という時期特有の影響もあるのです。事実として、日米ともに決算は全体的に良く、そう考えると、今下がっているのも業績で下がっているのではなく時期的な理由で下がっている面もあり、もしそうなのであれば、この時期を過ぎればまた上がるように思えます。結局、様々なニュースや材料の影響でこのような相場になっているだけで、それらをトータルで考えると、やはり「レンジ」で上げ下げを繰り返すだけでは?というのが私の意見です。だとすれば、あとは個々人がどのような時間軸で考えるのかです。例えば、大まかなイメージとして、「8月中盤から上がって、終盤には少し下がって、9月に本格上昇」というシナリオだった場合に、今週から買うのか?8月終わりに買うのか?どちらでも良いとは思います。いずれにせよ “夏枯れ相場”ということで無理に参加しなくても良いとは思いますし、実際、このような動きが続けば余計に参加者も出来高も減っていくと思います。

以上。ここまでで、だいたいの目線はお伝えできたと思います。「円高=グロースやビットコイン買い」というのが新しい目線。ただし簡単にそうなるというわけではなく、レンジの範囲内で上下しながらなので、タイミングを間違えると損失に。“日経32000円は強いサポート”ですが、31500円のターゲットは一度どこかのタイミングで回収しそう。8月SQ値は32000円あたりを想定(ゴールドマンのポジションで予想)。中国株には注目。米国株指数では、SP500はこのあたりが天井に思えますが、ナスダックはまだ少し上昇余地あり。なので、ナスダックに連動(※為替影響は別)する日経平均はまだ上がる可能性あり。これらの考察からまとめると、「夏枯れが明けて、9月に上がった時が下落の始まり」に、(今のところ)思えます。はっきりしない相場が続くので、この状況が終わらなければ何も分析できません。突発的なニュースに振り回されないようにだけ、ご注意下さい。

最後に。あとは私の相場メモとして、直近の決算を見ていて思うことを書いておきます。前回、ドリコムの解説で “スマホゲーム市場が厳しい”と書きましたが、スクウェアの決算を見て、その見解が確信に変わりました。数年前はセルラン上位であれば株が買われて急騰というパターンが通用したのですが、もう無理でしょう。今後は市場サイクルが早くなって“提供終了するゲーム”も増えそうで、そうなると将来的リスクを先取りして一層売られやすくなる気がします。
リスクと言えば、先週ビッグモーターのことを書きましたが、あの後すぐに「SOMPO(損保)を空売り」して、うまくいきました。これは比較的簡単に連想できました。
1つ意外だったのが任天堂。確実に好決算になることは想定しつつも、チャートが悪かったのでポジションは取りませんでした。決算では実際に“過去最高益”となる数字が出たのですが・・・その後、急落。決算結果は予測できても、その後の動きは予測できませんでした。“織り込み済み”と言ってしまえばそうなのですが、それでも「決算勝負は難しい」と思わされました。決算というのは、結果が良くても悪くても下がる可能性の方が多く、よほどでなければ分が悪い勝負になります。やはり今後も決算は気をつけた方が良いと、改めて思いました。

【7月31日(月)~】 メインシナリオ


【追記】31日(月)朝の時点で取り急ぎ追記しておきます。週末時点でドル円が上がりそうな形だったこともあり、すぐにドル円ショートは利確しました。上への仕掛けが多くなり、日経34000円も早めに達成しそうな雰囲気になっています。
(→その後、引け時点で完全に上目線のポジションになりました。売りたくても売れる銘柄がないためです。本日の下げも良い押し目だと思います。ドル円が上抜けしたことで137円台への下落はなくなり、今後のシナリオが変わりました。次のドル円の調整が141円台で止まれば、その次は高値(143円台)を目指すのではないでしょうか。つまり、“二度目の138円で下値は達成した”という考えになります)
8/2追記→】「今年最大の下げ幅」とのことで、少し追記しておきます。昨日のゴールドマンの売りが不自然で、おそらく米国債格下げを知っていたのでしょう。私は昨日すぐにヘッジとして日経先物と中国株を大きくショートしていて、今日の引けで全利確しました。昨日の時点では売り買い同程度(+先物売りによって売り長)で、今日の引けでまた買いを多くしたことになります。ゼンショーなど、長く持ち続けた銘柄も今日でストップにかかって手仕舞いとなりました。為替はヘッドラインで動くのでほぼ触っていません。本日の引け間際で(鉄鋼・エネルギー等)いろいろ買いましたが、まだ上げ下げが続くことを想定しておかないと、今の相場は乗り切れないと思います。(難しいと感じるのであれば手出し無用です)
(さらに追記→)「ゴールドマン売り・個人買い」となっており、これは厳しいです・・・すでに想定していた下値も割っているので、今日の安値より下がればカットした方がいいかもしれません。当初の予定では、“明日(8/3)上げてからの今週下落想定”でした。理想は日経33000円あたりまで戻してからの下落。もしその軌道通りになれば、明日で売りポジションにします。そして来週から買い転換の予定。“ずっとレンジ”と言っていますが、日経32000~33500円を乱高下するイメージで考えており、32000円を割ることがあれば完全に売りです。
【8/4追記】金曜の朝に追記。何度も書き直しているので、これを最後にしておきます。一時的にヘッジを入れていましたが、32000円で抵抗したので結局買いポジションになりました。本日引けで大部分を決済して(場合によっては売りを増やして)、来週から改めて買っていくつもりです。まだ乱高下すると思いますが、形は良くなってきています。


激しく動いた7月相場も終わります・・・前回(追記含む)どのように書いていたのかというと、「基本的にレンジでよくわからない」という考えでした。ただ、下目線というわけではなく、どちらかと言えば上目線を継続ですので、私も“下がれば買いを増やし、上がれば買いを利確して売りを増やす”わけですが、その時でも “売り買い同程度”であって、売りの方を多くすることはありませんでした。
細かい予測をしても意味がなく、事前予測したところでほとんど当たらなかったと思います。私も細かいトレードでは損切りが多かったかもしれません。それでも週単位では十分にプラスで終わることができたのですが、何がうまくいったのかというと、“大きな流れの想定”です。
前回、ドル円の動きとして『143円まで上がる軌道になりつつある』と書いていました。実際には143円にはならず当初予定していた142円止まりでしたが、まずはこの円安が収まるのを待っていました。そして、この円安の後は『再び140円を割るでしょう』と書いていたように、円高に動くことを想定していました。140円を割れば、目標下値は138円で考えていたので、 「142円までの上昇→138円で反発」というのが、大きな動きとして想定していたことです。そして、これにあわせて日経平均の動きも考えることになるのですが、日経の方は大口のオプション推移も見ながら予測精度を高めていきました。追記した火・水の段階ではほとんどレンジの範囲内でしかなかったのですが、木曜に上のコールが買われているのを見て「33000円を超える」というのがわかったので買いを増やし、引けで利確。上げ下げ激しい相場だったこともあり一言では説明できませんが、その上と下の売買タイミングがほぼ完璧にうまくいったのが勝因です。
とはいえ、損したわけではないのですが、“大きな利益を取り逃したもの”があります。まずは「ドル円140円割れ狙いのショート」です。これは狙っていたにも関わらず、実際にやってきたタイミングが夜中だったため、朝起きた時にはすでに140円を割っていて入れませんでした。もう1つが「33000円を超えたところからの日経先物ショート」。これは具体的には“33200円が天井”と予測していて、実際にその付近でショートを入れていました。そして、直近の高値超え(確か33220円)でストップを入れてから寝たのですが・・・なんと、そのストップにかかった直後に1000円近い下落となりました。高値は33240円でしたので、わずか20円の差です。一晩で1000円幅を取れていれば・・と思うのですが、仕方ありません。天井予測は的中していたということだけ良しとします。日銀会合で乱高下した金曜の相場についてはまったく問題なく、「下がったところで売りを利確して、買いを増やす」という予定していた通りのトレードをしました。ですので、今は買いポジションが多めになっています。(※何度か言っているように “日経32000円は理想の押し目ポイント”ですし、もともと日銀会合さえ終われば積極買いする予定でした。その後の金曜ナイトの様子を見る限り、週明けは含み益も増えていることでしょう)
詳しい取引の流れは後ほど解説しますが、とりあえずここで言っておきたいのは、「YCCの結果に関しては一切考えていない」ということです。いつも言うように、ニュースや情報を見たところでトレードでは勝てません。見るべきはマーケットで、「どこまで上がればどうする、下がればどうする」ということを先に考えて準備するだけです。(結局すべての動きはチャート上に現れます。YCCに関係なく、ここまでテクニカルで説明できる動きになっています)

それでは、もう少し詳しい解説をしていきます。まず、日々の株価・為替の上下はありますが、相場全体の傾向としてはしばらく何も変わっていないと思います。前回『7月はバリューをロング、グロースをショートが正解だった』と書きましたが、引き続き、この流れを継続していました。監視するセクター・銘柄も、多少の売り買いの変化はありますが基本的に変わっていません。鉄鋼・エネルギー・食品・飲食・海運・電力など。つまり、価格転嫁できるセクターということですが、それらは指数が下がった時でも堅調だったので、ストップにかかることなく長く買いホールドが続きました。あとは日銀YCCの件があったので銀行ですが、銀行株に関しては(地銀は動きが怪しかったので)「ほぼUFJ銀行のみ」に大きなロットを集中させていました。以前、「UFJは5月の金融不安で下がった頃から長く持っていたのを利確した」と書きましたが、その後、再度買い直していました。ステーブルコイン期待もあり、地合いが悪くならない限りはずっと持ち続けたい銘柄です。それ以外には、金曜にJRを決算またぎして、うまくいきました。(他社決算が良かったので狙いました)
それから、『個人に人気ありそうなグロース銘柄がいくつもショートポジションに入っています』と前回書きましたが、先週はショートの利益も大きくなりました。そして、このような話はあまりしない方がいいのかもしれませんが、私のトレード履歴として書いておくと、「ドリコム」がショートに含まれていました。決算日を知らなかったのですが、決算直後から連続ストップ安となっており、おそらく30%くらいの下落になるのではないでしょうか。(=それが利益となります) 買いポジションがストップ高・ストップ安になることはあっても、売りポジションでストップ安というのはあまり経験がないので、個人的にはラッキーなのかもしれませんが、もちろん企業やホルダーにとっては決して良いことではありません。決算説明資料にも目を通してみたのですが、見れば見るほど内情は厳しそうで、今後のスマホゲーム市場自体が期待できなくなっている気がします。(※インフレで生活コストが上がればゲーム課金は減るかもしれませんし、また、行動が制限されていたコロナ禍の頃と違って、今は他の選択肢もあるのでゲームにかける時間も減るかもしれません)
ただ、このドリコムに関しては、チャートを見れば明らかに長期下落トレンドになっており、テクニカル的には買える理由がありません。先日のソシオネクストのように、明らかにチャートの形が良いのに急落したのであれば“運が悪かった”と言えるのですが、今回のドリコムに関しては、このチャートで買っている人が悪い気がします。どう考えても売る銘柄ですので、これで損するような人は勉強が必要だと思います。(※そうしなければ、他のトレードでも失敗してしまいます)

このように、ここまでは「レンジ想定」ということで上下しながらも大きな戦略は変わらなかったのですが、マザーズ指数が6月の窓を埋めたこともあり、そろそろ雰囲気が変わりそうです。(※金曜ナイトではナスダックも好調ですし、大きく崩れる展開はなさそうです)
ただ、“雰囲気は変わる”と言いながらも「レンジは続く」という想定です。上にも下にも仕掛けが入っているため、以前書いた「8月SQに向けて乱高下」という考えに変更はありません。ここからすぐに日経34000円に向かうことはなく、上下しながら目指していくのでしょうし、8月中には一時的な安値もあると思います。ですので、結局は「安くなったところで押し目買い」という戦略を今後も取ることになると思います。小さい変更点があるとすれば、レンジはレンジでも “そのレンジがやや上向きになる”というイメージでは考えています。
それでは、先ほど“雰囲気が変わる”と言ったのは何なのかというと、ここまでメインで取引してきたインフレ銘柄(鉄鋼など)を、そろそろ利確する時だと思えるのです。つまり、「バリューからグロースへのシフト」を考えたいタイミングです。
・・・少し説明がややこしくなりましたが、全体としては「レンジだけれど上目線」ということ。しかし、それでもレンジということは、金曜ナイトに上げたのであれば、次は(=今週は)下げを考えるタイミング。・・・以上をまとめると、「全体的には上目線だけれど、直近の今週は下落想定」としたいと思います。(※そして、グロース銘柄への入れ替えや米国株・指数買いを検討します)

金曜ナイトを終えた時点の日経平均先物・CFDは33100円あたりです。これはちょうど目先の天井ポイントなので、ここから一旦の調整を考えても良いタイミングです。また、ドル円141円に関しても ぴったり想定軌道の天井なので、次はここから “137円台への下落”を考えたいところです。(※金曜夜に指値がかかり、現時点ですでにドル円141円のショートを持っています) ただ、軌道だけで考えればそのような想定なのですが、それでも私の方で少し迷いがある点があるので、そのことを書いておこうと思います。(※ですので、週明けの動き次第では考えが変わるかもしれません。エントリーする際は、あくまでマーケット判断が優先です)
それでは、迷いとは何なのか?ですが、それを説明する前に、現在の私の日本株以外のポジションを書いてから説明したいと思います。

まず、前回から継続して「ダウをロング」と書いていましたが、先週のダウは、他の指数と比べても相対的に強かったです。「36年ぶりの13連騰」ということで、このタイミングでダウ買いを選択した判断は大正解でした。ただ、このようなニュースが取り上げられると、ちょうど良い“売り時”になるものなので、その後に利確して今は撤退済みです。それでは、現在、ダウではなく何を持っているかというと、ゴールドと原油のロングです。以前より何度か「ゴールドのロングを狙いたい」と書いていましたが、実際はなかなか入るタイミングがなく、入ってもロスカットした気がします。ですが、ドル円141円に急騰したタイミングでゴールドが下がり、ようやくロングできる状況になったので1948ドルでロングしました。原油も同様のタイミングでロングして、どちらも含み益になっているのですが、これを“早くも利確する時”だと思っています。そして、その後は再度(どちらかと言えば)下目線になりそうなのですが、この想定が、ドル円の下落予想と矛盾してしまうのです。
もし「ドル円も金も原油も下落」という動きがあり得るのであれば、それが一番のシナリオなのですが、相反する組み合わせなのでどうなるのかわかりません。どれかは逆の動きになるかもしれませんが、実際のマーケットを見て、当てはまる動きだけをトレードするつもりです。(※先ほど書いたようにドル円ショートはすでに約定しているのですが、高値を超えればカットします。(現時点では上がりそうにも見えます…) なお、ドル円が下がれば日経平均は下落ですが、ナスダックにはプラスとなって“グロース優位”にはなりそうです。その場合は“イベント通過でリスクオン”と考えれば良いのでしょうか。もしそうなのであれば、「ドル円も金も原油も下落」もあり得るのかもしれません)
・・・このように、文章で書いていても若干複雑な相場で、どうなるかわからないので、うまく乗り切るには的確な相場観も必要になると思います。いずれにせよ、ここからは“雰囲気が変わる”ということを想定して、トレードに望みたいと思います。

改めて、大きなメインシナリオも話しておきますと、「8月に安値をつけながらも日経34000円を目指す(=8月に下がっても9月に上がる)」「34000円に達した時が下落のトリガーになる」という可能性を第一に考えています。ただ、先日すでにそれより上を目指す手口も出ていますので、実際どのように考えるのかはその時の判断になります。(可能性が高いというだけで、まだ確定ではありません。週明けからどう動くかによっても変わります)
ビットコインも同様の考えで、8月にマーケット全体が下がって連れ安した時が買い場。昨日、ビットコインが少し上がりましたので、再度ショートしました。そして次の週末あたりでドテン買いするようなイメージです。(=ビットコインは週末が起点となってポジションを入れ替えることが多いため)
ただ、ビットコインも株価指数も、来年以降の長期では大幅下落想定です。特にビットコインに関しては、半減期やETF期待で今後上がることしか考えない人がいますが、最終的には今の安値割れどころではなく大暴落して終わると思っています。これは理屈ではなく、軌道分析していけば、そうとしか考えられないのです。マーケットの知識や相場観がない人は材料だけを信じて投資しがちですが、マーケットには相関性があるので1つの材料(要因)だけでは決まりません。とりあえず今は上昇を考える局面なので暴落は考える必要はありませんが、上がった時にしっかり利確しなければ利益は残せませんので、どんな投資であっても、やる以上は「どうなれば買い・どうなれば売る」ということは必ず決めてから参加するようにしましょう。“相場の世界で生き残る” というのはそういうことなのです。今は、何十年と続いた相場が次のフェーズに移る大転換期です。長期から見れば今は十分に高値圏ですので、それは前提として理解した上で買っていくようにしましょう。

・・・以上、説明が難しいながらも一気に書いてみましたが、これで伝わりますでしょうか。「上目線だけれど、まずは下を考える」「ドル円と商品市場との矛盾」ということで、実際どうなるかわからない部分もありますが、あくまでマーケットに合わせてできることをやっていきましょう。
そもそも、1日で1000円幅も上下する相場なんて、無理に参加して良いことはありません。乱高下する相場についていけない人は一旦利確を考えて、「8月の夏枯れで下がったところで買い直す」という形でも良い気はします。そうすれば、9月になる頃には上がって利益になっているのではないでしょうか。「短期下落・中期上昇」だとすれば、見ている時間軸や銘柄によって売り買いの判断は違ってきますので、くれぐれも逆のトレードだけはしないようにご注意下さい。レンジ相場では、“上がったから上がる・下がったから下がる”と考えてしまうと勝つことはできませんので・・・(※一手先・二手先を読むように、“上がったら下がる、下がったら上がる”を考えなければいけません)

最後に。相場とは直接関係ありませんが、ビッグモーターの不正問題が報じられています。経済が崩れる前というのは、「これまで通用していたグレーなことが通用しなくなる」ということが前兆(サイン)として起こります。企業の不正会計などもそうですが、このようなニュースが増えてくると、先の景気動向には注意が必要になります。ホワイト(=クリーンで公正)に向かうというのは資本主義が崩れるということであり、(表向き)ホワイトなのが社会主義・共産主義です。今後の方向として意識しておくと良いかもしれません。

【7月24日(月)~】 メインシナリオ


【追記】7/25(火)ザラ場終了時の追記です。想定が日々変化しており、週末になると忘れそうなのでメモ代わりに書いておきます。下の本文で「今週はレンジでも来週は下落」と書いていたのですが、“来週下落”とも言えない感じになり、相変わらずよくわからない相場です。明日のことを予測しても あさってのことは不明なので、なかなか先のことが書けません。(上がるか下がるかわかりません。強いて言えば、大きく上がれば売り・下がれば買いでしょうか) ビットコインは大きくショートが取れましたので、ここから一時的な反発狙いで先ほどドテンロングしました。(数日すればまたショートすると思います。何度も言いますが、中期で買えるのは8月になってからです) 本日引けで、先物買いを手仕舞いしたり株のポジションはかなり入れ替えました。
(→その他、いろいろ書いていたのですが、結局すぐに見立てを変更したので削除しました。原油の下狙いもやめています。今はFOMCを警戒しており、そこで下がれば買うつもりです)


“発言1つで変わる”ということで、この相場で勝ったとしても負けたとしてもギャンブルでしかないでしょう。そんなヘッドライン相場はどうしても苦手です。(得意な人なんていないでしょうが…) 週明け早々から雰囲気が違ったので、2回の“追記”をしました。どのように書いたのかというと、「想定より弱くなった」「円安に動いたことでシナリオが崩れた」「今はレンジを想定」という内容です。『金曜の引けではポジション縮小するか、下目線で終えるつもりです』とも書いていたのですが、結果的に私のポジションは日本株はロング・ショート半々。それ以外に日経先物とダウをロング中なので、ポジション全体では上目線になっています。(※後で書きますが、週明けにはレンジの下目線に切り替える予定)

金曜の引け時点で、週末に向けてのポジションをどうするのか非常に悩みました。どちらかと言うと(レンジの中の)下目線なのに、上への仕掛けも見られ、確かに上がる雰囲気がある・・・ 結局、日本株のポジションはニュートラルで持ち越すと、ザラ場終了後、円安への急騰なのです。これは可能性としては理解しつつも、確信を持って乗ることはできませんでした。(ちなみにヘッジファンドは円高を仕掛けていたようで、踏み上げられています) その後すぐに先物ロングを追加で入れたのですが、やはり難しい相場に思えます。(※その時にゴールドをロングしていたのですが、円安に動いた時点でロスカットになりました)

今は、このように“よくわからない相場”だということを前提にさせて下さい。ただ、それでも「7月中旬が買い場」と言っていたことに関しては、おそらく間違いにはならないのでは?と思っています。日経32000円は、押し目として理想のポイントだと言いました。ダウに関しても、(ここから上下したとしても)7月中旬よりは上回って推移するように思えます。
ただし、ここからの想定を先に書いておくと、「今週はレンジでも来週は下落」という見立てです。この想定に至る根拠は、円高シナリオです。私自身はYCCがどうなるかは一切予測しませんが、市場がどのように考えるのかは推測します。今、YCC修正はないという方向で円安に進むのであれば、逆に、その思惑が外れての円高になる可能性はあると考えます。というわけで、そのタイミングで日経平均も円高によって下落。ただし、ダウの方は関係なく堅調だと考察します。(その時にはゴールドも上がると思うのですが…)
正直、今は指数だけで相場を考えても仕方なく、指数が上がっても個別株では下がるものも多かったりします。そのため、指数が上目線の時でも、私は多少はショートポジションも残すと思います。(=夏枯れが近づき、個別株に新規買いが入りにくく下がりやすいため) 結局は相場に合わせたポジションを取るだけなのですが、とりあえず今週に関してはレンジ想定なので、売ったり買ったりの展開になる気がします。(週明けに下落で、その後上がり、金曜引けには翌週の下落に備えるようなイメージ)

それでは、先週の振り返り(私のトレード履歴)として書いておきますが、大部分のトレード判断は間違っていなかったのですが、少しミスもしました。前回の週末の時点では「海運」や「鉄鋼」が保有で残っていると書きましたが、先週の「海運」は非常に強くて大幅上昇。天井も見極めることができたので、ベストな位置で利確。「鉄鋼」に関しては、今現在も(PTS含め)上昇中で利益を伸ばし続けています。その他、食品や飲食なども比較的長い間 保有に残っています。・・・というように、銘柄選定では間違っていないのですが、それでも少し失敗してしまったのは、“円高→円安”への変更段階で、慌てて遅れたタイミングでポジションを取ってしまったものがあったからです。要するに“高値掴み”をしてしまい、それが余計な損失になりました。平常時であればリスクリワードを考えてエントリーしないのに、ポートフォリオを早く入れ替えようという焦りで判断を間違えたのです。これに関しては、今後の対策も考えましたので、次からは同じ失敗を繰り返さないようにします。当たり前ですが、「高値掴みするくらいならエントリーしない方が良い」です。リスクリワードで有利なトレードを繰り返さなければ、利益を残すことはできません。

結局、突発的に動く為替に振り回された1週間という印象です。このような動きは読めないので、基本的に為替は触らないようにしていたのですが、『ドル円139円付近でのロングだけ入れました』と追記の時点で書きました。これは139円付近の抵抗を感じたので入ったのですが、140円を少し超えたあたりで利確。その後、そろそろショートを狙うつもりでタイミングを待っていたのですが、さらなる円安が進んだことで、また入りづらくなりました。一応141-142円が想定していた天井なので、142円あたりでショートしたのですが、動きが怪しかったので撤退。現在は、“143円まで上がる軌道”になりつつあるため、もう少し動きを見極めてからショートを狙いたいです。(=大きな上ヒゲの天井サインを待ちます。それで下がれば、再び140円を割るでしょう)

話を整理すると、今週はあくまでレンジ想定で、上げ下げ両方があると考えています。(どちらかと言えば上だと思いますが)振り回されないように注意です。ですが、来週からは円高による下落を警戒しているので、それに合わせたポジション調整をして週末を迎えたいところです。
つまり、今は円安で日本株高に動いているわけですが、これは一時的だと考えているということです。ただ、現時点でダウをロングしているわけですが、円高でも下がらないポジションはそのままロングで大丈夫だと思います。ビットコインと原油の下目線に関しては、引き続き継続します。気になるのは半導体ですが、少し前に下がりそうな兆候を感じたところ、やはり下がりました。(※ただし、ここから下がるとも思いません)
原油は、今は上がりそうに見えますが、ここから直近の高値を抜けない場合、下落転換すると見ています。以前のビットコインでも説明しましたが、もし高値を超えるのであれば、勢いで一気に超えないと上昇にはならないのです。上値を超えないことがわかれば徐々に弱気になっていくものなので、いずれ戻り売りという雰囲気になっていきます。最近、そんなビットコインはわかりやすいので頻繁に取引していて、ほとんどのトレードがプラスになっています。今は「上がればショート→下がれば利確」を繰り返しているだけなのですが、それは7月中までの戦略で、8月になれば雰囲気は変わると思います。8月に入れば夏枯れもあって底値に近づき、買っても良い水準になると思うので、そこが“中長期の買い場”と考えて安値を拾うつもりです。(ちなみに現在はショート中で、本日下がってきたので利確します。短期ならドテンロングでも良いかもしれません)

さて、現在、新興株を中心に触っている個人投資家は厳しいのではないでしょうか。私の保有を見てみると、個人に人気ありそうなグロース銘柄がいくつもショートポジションに入っています。“完全に長期線を割って下抜け”しているものもあるので、これを買いで持っている人は辛いと思います。ただ、以前も解説しましたが、トレードというのは、このように「どちらが楽か?どちらが辛いか?」を考えるものです。そのポジションが辛い人は、いずれカットすることになります。楽なポジションであれば保有を残したままです。その両者を比較して考えると、方向感は明らかになります。だからこそ、下値を抜けたタイミングではいち早く損切りしなければいけませんし、逆に、私がショートでエントリーするのはそのタイミングになります。(※ロングはその反対。逆指値を入れておいて、「高値を上抜けでロング」「安値を下抜けでショート」。損切りも同様です)
そうは言っても、私も偉そうなことは言えません。先週は想定が違って、損切りをたくさんしました。今週もそのような相場になると思いますし、日銀会合が終わるまでは小さくトレードすることにします。

・・・これで話を終えてしまうと何の参考にもならないと思いますので、「レンジ相場の対策」を書いておきます。
レンジの時には、もちろん上限と下限を想定して売り買いする・・・でもいいのですが、それ以外に、「市場全体がレンジでも、トレンドが出ている銘柄を探せば良い」です。(=そのような銘柄にとって、市場全体が下がるタイミングは“押し目”になります) 例えば、今は為替で上下振られている相場なので、“為替の影響を受けていない銘柄”ということになります。探し方は簡単です。7月に入ってから大きく円高→円安のV字で動いたわけですが、「それでも関係なく上昇や下落が続いている銘柄」を探すのです。私がメインで取引し続けているのはそのような銘柄で、だから為替が急変しても(ストップにかからずに)ホールドが続いています。
「鉄鋼」などは先ほど紹介しましたが、それ以外ではINPEXがあります。ただ、原油は前述の通り下落転換を予想しているので、そろそろ利確で考えています。1800円あたりは天井としてちょうどいいポイントでしょう。(※鉄鋼などのインフレ銘柄も、同時に利確タイミングになるかもしれません) 7月中の下落銘柄であれば、マザーズが下落基調だったので新興株でたくさん見つかります。つまり、「7月はバリューをロング、グロースをショート」が正解だったということです。(※もちろん例外はあります)
実際のところ、今の私が日本株をメインでトレードしている理由は、取引対象がたくさんあるため、たくさん探せばチャンスの銘柄が見つかるからです。200-300くらいの数を見ていけば、数十銘柄は候補としてピックアップできます。私は週末にまとめて作業していますが、具体的な手順はすべてこちらに書いています。資金管理・銘柄選定・売買タイミングなど具体的にまとめているので、細かく知りたい人はそちらをご参照下さい。

最後に、改めて長期的な目線の話をしておきます。先日、わざわざ“追記”したように、当初の想定よりも相場全体が弱くなっています。(=上がると思っていた水準に達する前に失速するなど、想定軌道に弱気の変化があります) 為替が予期できなかったり夏枯れに入る時期だったりもしますが、それらを踏まえても、おかしな動きが多い気がします。大口の手口からは8月SQに向けて上にも下にも大きく揺さぶる展開になりそうなので、途中で利確して、下がってから買い直す形にしても良いかもしれません。7月中旬は良い押し目ポイントだったので、それ以下まで下がるとは考えていませんが、“もし一旦利確するのであれば” 今週の高値ではないでしょうか。そして8月に入って1週間くらい経って再度買うという感じです。
そして、繰り返しになりますが、市場全体が想定よりも弱くなっているのです。『日経34000円が今年の最高値となる可能性は、10%くらいで考えています』と書いたのを、以前 “その可能性が上がった”と言いましたが、今回でまたさらに上がってしまいました。再び日経34000円に達する可能性は十分にあるのですが、もし達した場合、それを超えることなく「下落の起点」になる確率が非常に高いと言えるでしょう。(※今年前半の時点では、その高値を再度超えて年内最高値を目指すような想定だったのが、今は厳しくなっているということです) 同様に、為替の軌道も変化しつつありますが、来年に向けて「長期的に下がるシナリオ」の可能性が高まっています。とりあえず今の相場はランダム性が高いので、“日銀会合”と“夏枯れ”を乗り切ってから、積極的なトレードと相場分析を再開するということでも良い気はします。相場急変に注意しながらトレードに望みましょう。

【7月17日(月)~】 メインシナリオ


【追記】三連休明けの7/18(火)。気になる変更点があるので、ザラ場終了後に追記しておきます。当初の想定より弱い雰囲気で、未だに私のポジションは売りの方が多いです。(※条件に合った銘柄で買えるものが少ないため) 基本的にはまだ円高ドル安を考えているので、日本株にとってはマイナス要因だと思います。(※下がっても上がると見ていますが、買うなら円高の影響を受けない銘柄で考えています) 昨日からゴールド、SP500・ナスダック指数を大きなロットで買っていて、日本株よりもCFDでのポジションが大きいです。米国株に関して、先日より言い続けているように一応は“買い場”と判断しているのですが、そこまで良い買い場ではないかもしれません。(どちらかと言えば上ですが、そこまで強い上昇にならなさそう) MACDのダイバージェンスも気になるところで、今後トレンド転換となる可能性もあります。とにかく「想定よりも弱くなった」ということが、この追記で伝えておきたいことです。8月限に向けて上にも下にも振れそうなので、大局観が大事になるでしょう。ビットコインのショートは本日利確して、上がればまたショートします。
【さらに追記】なるべく追記の追記はしたくないのですが、必要な展開になりました・・・ 上記の記載後、夜に植田総裁の発言をきっかけに“円安”に動きました。私の想定はあくまで“円高”でしたので、これで当初のシナリオが崩れることになりました。ただ、ゴールド・SP500・ナスダックは上がりましたので、一旦利確撤退。為替は難しいので触っていませんでしたが、ドル円139円付近でのロングだけ入れました。ここからが大事なことですが、こうなった以上、今の相場は「レンジ」を想定します。上とも下とも言えず、“今日上がれば明日下がるような展開”を考えておかないと、損失に繋がりそうです。株価だけでなく為替も上下しそうなので、そうなると上がる銘柄と下がる銘柄が日々入れ替わるようにもなります。私自身は、今は円安想定のポジションにしていますが、金曜の引けではポジション縮小するか、下目線で終えるつもりです。その先のことはまた週末に考察します。非常に難易度の高い相場だと思います。ビットコインが上がってきたので、そろそろショートします。


“非常にやり甲斐のある相場”で、売ったり買ったりの一週間でした。前回どのように書いていたのかというと→
『(今のところの予定では)週明けスタートで買いを入れますが、週全体としてはどちらかと言えば“下目線”となり、「積極的に買うのは来週から」で考えているということです。(=今週狙いたいのはダウ売り) この一週間でも、毎日のように見立てが変化しましたので、今は想定が外れやすく、もしかするとトレードするには難しい1週間になるかもしれません。来週からの展開に備えて、ここでは無理して損失を出さないようにしたいところです』
・・・ということで、もともと「難しい1週間になる」という想定でしたので、私も普段の2分の1、3分の1のロットで小さくトレードしていました。毎日・・というより、1日の中でも激しく上げ下げするような相場だったので、大半の人にとって“無理に参加しなくても良い週”だったのではないでしょうか?(=あれだけ動いたのに、1週間単位で見ればほとんど変化のない週でした) 上がる銘柄・下がる銘柄も日々入れ替わり、“今日買っていた銘柄を翌日には空売りする” ようなこともあって、トレード自体は楽しめた1週間でした。

先に触れておきますが、「ダウ売り」は狙っていたのにエントリーチャンスがありませんでした。(※仮にエントリーしても損切りでした) このように想定通りにならない場合は、特に何もせずスルーです。(=反対のポジションは取りません) 週明け(月曜)もショートのチャンスを待ちますが、そこで下がらなければ今後は普通に買っていくつもりです。
週明け・・と言えば、実は、前回更新時に17日(月)が祝日ということに気づいていませんでした。月曜が日本の祝日なのであれば、なおさら月曜は警戒しておいた方が良いということで、当初の予定通り、日本市場にとっての週明け(=三連休明け)から買うという戦略で良いかと思います。

株価は慌ただしい1週間でしたが、振り返れば、結局「円高(ドル安)」が一番わかりやすいトレンドだったことになります。これに関しては、正直なところ ここまで一気に下がるとは思っていなかったため、前回は『ドル円140円まで下がってから反発でしょうか』と軽く触れただけでした。本当は、移動平均線の判断で「138円までの下落」を想定していたのですが、その前に“一旦140円で反発する”と見ていたので、そのことだけ書いてしまいました。(※その次の更新で138円と書けば良いと思っていました) ・・ただ、仮に「目標下値138円」と書いていたとしても、実際は137円台まで落ちてしまったので、想定外の下落だったことには変わりません。
「138円を割れば次は137.2円」と考えていたので、そこでのロングは入りました。一応私のトレード履歴として書いておくと、ドル円140円までのショートと、137.2円あたりからのロング。大きい値幅では、その2つが取れたことになります。(※138円でもロングしましたが、それはロスカットでした) そして、週末に入るまでの動きが難解だったので、今はノーポジションにしています。現在の為替に関して言えば、当初想定していたポイントで反発しなかったこともあって、簡単には考えない方が良いと思っています。改めて この週末に分析し直して、現時点では「136円まで下落→反発して141円→再下落」というような動きを見ています。(※今回でかなり軌道シナリオが乱れたのですが、来年に向けて「110円台の円高」という見立ては継続中です)

1つ、前回書いた内容から予定変更して、急遽エントリーしてしまったのが「原油買い」です。前回、原油・コモディティに関しては『動きが読みにくいので、あまり手を出したくありません』と書いていたのですが、少し想定と異なる動きになって一時的に買える形になったので買いました。ただ、あくまでこれは一時的な買いなので、今週からは再び下目線でショート狙いになります。(※金曜に下落したため、この買いはロスカットで終わるかもしれません)

ビットコインについては、イメージ通りの動きが続いていて、ロング→ショートの繰り返しでレンジを2-3往復取ったと思います。今の大きな下げも天井の指値から全部取れて、完璧なトレードができました。前回・前々回も書いたことですが、一気に下げるのではなく「上下しながら切り下げていく」という想定をしていますので、中期的に買えるポイントはまだ先です。それまでは、何か材料が出て上がれば “売るタイミング”になります。(=今はショート中なのでここからドテン買いしますが、その後 またすぐドテン売りすることになります) 細かいトレードをしない人にとっては、この夏の間に市場全体が下がったタイミングで、(買いたいのであれば)仮想通貨も買うというイメージで良いと思います。

さて、いつもは株のトレードのことを先に書くのですが、冒頭にも書いたように、先週は売ったり買ったりで一言では書けないので、説明を後回しにしました。
「バリュー買い・グロース売り」もあれば、逆に「グロース買い・バリュー売り」になる日もあった気がするのですが、そうなると、直前まで買っていた銘柄を今度は空売りすることになったりします。具体的には、少し前まで主力だった電力株をショートしましたし、他にも、先週末時点で持っていた海運は月曜すぐに手仕舞いし、その後空売りし、また金曜には買った気がします。今保有で残った銘柄を見てみると、久しぶりに鉄鋼が入ってきました。銀行株も少し残っていますが、それは先週末と同じ銘柄ではなく、構成が入れ替わっています。以前も言いましたが、一言で銀行株と言っても同じ動きをすることはなく、円安で上がる・下がる、円高で上がる・下がるなど様々です。それでも、市場全体が下がった時には金融銘柄がアウトパフォームする場面があったりするので、昨年から銀行株だけを区別してリスト化しています。いずれはYCC修正もあるでしょうし、銀行株に関しては今後も注目です。
あと、これは個人的な感覚ですが、「半導体を買える日と買えない日」というのがあります。買える日の場合は、“半導体がマーケットを牽引するような展開”になるので、半導体株を買わなければパフォーマンスが落ちることになります。先週の最終の金曜日は“買える日”だったので半導体株をたくさん買っていたのですが、引けですべて手仕舞いしたところ、買いポジションがごっそり減ることになって、結果的に今は“売りポジションの方が多く残って” この週末を迎えています。つまり、現時点の私のポジション構成からすると、市場をネガティブに見ていることになります。もし火曜の朝を上昇相場で迎えるとマイナススタートになってしまうのですが、“個人は買いポジションのまま三連休を迎えている様子”なので、大丈夫のような気もしています。(※先にも書いたように、今のところ月曜の相場は警戒しています。月曜に下がりそうなら、先物かCFDでショートを入れたいです)
その他、細かいことですが、今は決算シーズンということで、金曜に1つ決算をまたぎました。そちらは若干のプラスとなり、PTSで全売却しました。期待していたほどの結果ではなかったですが、決算は基本的に負けることの方が多いので、負けなかっただけ良しです。直近の決算を見ていると、好決算が素直に株価に反映されているようなので、今の雰囲気は悪くなさそうです。積極的に狙うつもりはありませんが、良さそうなものがあればまた決算勝負することも考えます。

・・・以上。もともと小さいロットで参加した週なので大した利益にはなっていないのですが、特別うまくいったこともうまくいかなかったこともなく、無難に終えた1週間でした。正直、今の相場は直前でなければわからないことも多く、なかなかこうして事前に解説することができません。ただ、そんな中でも一番のトレードの根拠になったのは「個人のポジション」でした。個人が買っていたら売るし、売っていたら買うということで、これ以上に有効な指標はありません。あと、前回の時にも気にして書いていましたが、ゴールドマンサックスの手口です。私自身も疑いながら見ていたので確信までは持てなかったですが、「相場が下がってもSQに向けて上がり、そして、その後に崩れる」というイメージを持てたのは、ゴールドマンが日経32000円の時点でもSQ値32500円あたりを見ていたからです。(=実際にSQはその水準になりました)

参考までに、もう少し細かい解説をしておきます。少し前まで溜まっていた売りポジション(=燃料)が解消されたことで、今の相場は「上にも下にも仕掛けやすい雰囲気になっている」というのが前提条件としてあります。そうなると、大口が主導して「相場操縦」してくることが予測できます。それはつまり、どうなるのかというと、一言で言えば “ダマシが多くなります”。大口がチャートの形を作って個人を誘い込んで(はめ込んで)その後に崩してくる展開に。ですので、ここでは仕掛ける側の視点で考えるようにして、個人がどのように誘い込まれてポジションを取るかを推測しながら(自分は一歩先にその逆を取るようにして)トレードするというのが対応する戦略になります。要するに、普通にチャートを見て素直にトレードをすると、上にも下にも狩られるということです。
このような相場で勝つには、かなりスキルが必要で難しいので、一般的におすすめできるものではありません。勝っても負けてもストレスになるでしょうから、やはり先週から言っているように、ここは無理に参加せず様子見で良かったのではないでしょうか。そして、この動きが終われば(=残念ですが、個人が狩られれば)今週からは積極的に買えるタイミングになると考えています。以前より私が“7月中旬が買い場”と言ってきた理由は、金利です。金利が落ち着けば地合いも良くなりますので、ここからは久しぶりに米国株も買いたいと考えています。

さて、振り返って確認してみると、日経平均は32000円割れまで下げたわけですが、以前、天井予想していた34000円を達成した後に『できれば日経32000円あたりまで下がるのが理想』と書いたことがあります。ですので、これでちょうどよい理想の調整になったと思います。(=ボリンジャーバンドで考えても、-2σでの反発ポイントです)
ここからの展開としては、(また変更するかもしれませんが)前回の最後にも書いたように 8月リスクは低下しているような気がしています。(※ただし、8月の終わりの方はまだよく調べていないのでわかりません) 今は、下げるとすれば7月の最後を警戒しています。
あと、前回『今はこれだけ中長期シナリオが切り替わる“節目”のような時なので、今週の展開には特に注目です』と書いていました。今はそんな転換点なのですが、実は、想定していた以上の値動きでドル円が下げたことで、今後、“長期的に株価も下げる可能性”が高まってしまいました。(※ダウがここで下がらなかったことも重要な変更点です) 以前、『日経34000円が今年の最高値となる可能性は、10%くらいで考えています』と書いたことがあるのですが、この“10%”という数字が上がってしまったということです。今は長期予測がかなり難しくなっているので今後のシナリオをはっきり言えないのですが、短期予測を重ねながら、直近の展開に関しては精度を高めていきたいと思います。
(=株は今は売りポジションですが、その後からは買い。原油・ビットコインは上下しながら下目線。それ以外には、久しぶりにゴールド買いを考えます。今月中のゴールドは良さそうです)

最後に。話は変わって、「トレードのコツ」として書いておきたいことがあります。よく “株は安くなって買う”というような考えがありますが、この「安くなって買う」という視点だけでは、失敗してしまう確率が高いと考えています。それよりも、少し見方を変えて「上昇の起点で買う」という意識を持ってみて下さい。ほんの小さな違いかもしれませんが、これを意識するだけでエントリーする際の判断基準が変わると思います。市場全体が下がれば “安い銘柄”というのはたくさん出てきますが、単に安いだけではそのまま下がる可能性もあります。しかし、その中から「上昇の起点」という探し方をすれば、より対象を絞ることができてトレードの精度を上げることができるはずです。(※上位足のラインにタッチして買うという場合でも、さらに下位足も確認して、下位足での反発・上昇を確認してから買うべきです。つまり何が言いたいのかというと、その安値で「しっかり買われている」ということの確認が必要だということです)
・・・以上、ふとお伝えしておきたいと思ったので、ここに書いておきます。このようなアドバイスになりそうなことも思いつけば書いておいて、後でまとめるのも良いかもしれません。

【7月10日(月)~】 メインシナリオ


まさに想定通りの展開に・・・偶然の“運”もあって、うまくトレードできた一週間でした。(※ただし、金曜夜の雇用統計は想定外) 詳しくは後ほど説明することにして、前回・前々回どのように書いていたのかと言うと→
『ドル円は145円台がピーク』『マザーズはしばらく下目線』『週の中盤から下落(=5月以来、初めて下目線)』というように、イメージしていた通りの動きになりました。そして、『7月中旬が買い場』という想定ですので、それに向けて今週は下げていくと考えています。

先週の私のトレードの流れは、水曜までは買いポジションが多く(3-4割が半導体関連)、引けで買いポジションの大半を手仕舞い。木曜に大きく下げた時には(買いがストップにかかったことで)売りポジションの方が多くなっていました。(=ほぼショートで利益を出しました) 金曜の寄りで売りはほぼ手仕舞いして、そこからは買いを増やす。そして、金曜引けで買いをある程度手仕舞いして、週末を迎えた現時点では “ニュートラル”なポジションにしています。(=指標発表があったのでポジション全体を縮小しました) 買いは銀行や海運などが残り、このポジション構成から考察すると「金利上昇」という雰囲気です。

というわけで、先週それなりの調整があったことで、前回の想定とは微妙に変化が出ています。また、正直に言いますが、雇用統計後の「円高」に関しては想定外でした。というのも、金曜の引け時点では “金利上昇でまたドル高”になる気がしていたのです。(※雇用統計後の売買は、ほとんどロスカットで終わり、「ビットコインのドテン買い」だけ残りました。後で書きますが、こちらはまたドテン売り予定)
為替の動きが難解ですが、基本的には「(相場は)7月中旬に向けて下がる」と見ているわけです。ただ、それは金利上昇=米国市場の調整の話であり、その場合、ダウよりもナスダックは比較的強い可能性があります。そうなると、ナスダックに連動する日経平均も同様に相対的に強い可能性があるため、日経平均は“米国市場の下落と比べればそこまで下がらない可能性もある”ということは言っておきたいと思います。(※日経に関しては、ゴールドマンもSQに向けて“上”を見ている感じなので、とりあえず私も週明けからは一旦買い再開です) そのため、今週は米国市場の調整を意識したメイン戦略として「ダウ売り」などを考えたいのですが、日本株に関しては、売りも買いも地合いに合わせて調整すると思います。(※ここからマザーズが良さそうに見えるのですが、どうでしょうか)
わかりにくい説明になりましたので改めてまとめると、(今のところの予定では)週明けスタートで買いを入れますが、週全体としてはどちらかと言えば“下目線”となり、「積極的に買うのは来週から」で考えているということです。(=今週狙いたいのはダウ売り) この一週間でも、毎日のように見立てが変化しましたので、今は想定が外れやすく、もしかするとトレードするには難しい1週間になるかもしれません。来週からの展開に備えて、ここでは無理して損失を出さないようにしたいところです。

さて、それでは、最初に書いた「偶然の運もあって」という話をしておきたいと思います。先週のような相場でも損失を出さず乗り越えることができれば、トレーダーとしてなかなかのものだと思ったりしますが、実際のところ、私の場合は“運”に助けられた部分がありました。
株式トレーダーにとって、先週の株の話題と言えば「ソシオネクスト」ではないでしょうか。この銘柄は半導体関連ということもあり、私もこれまで頻繁にトレードしてきた銘柄です。昨年10月の上場時から株価は最大5倍以上に。IPOセカンダリーで触ってきたくらいなので、私自身それなりに利益を得てきました。そんなソシオネクストですが、水曜の引け後に大口が一斉に売ったことがわかり、株価急落。連続ストップ安で最大30%くらいの下落になりました。下落前の株価は2万円を超えていたので、最低の100株であっても200万円必要です。その30%が下がればマイナス60万円なので、大半の人にとって大きな損失です。そして、前述の通り、私も先週の前半には半導体関連がポートフォリオのメインだったので、この銘柄も含まれていました。(※先週前半はアドバンテストが最高値更新するなど、半導体が指数に対してアウトパフォームしていたのです)・・・が、これも前述した通りですが、元々「積極買いは水曜まで」と考えていたので、水曜の引けで半導体株はすべて手仕舞いしました。というわけで、なんと、この偶然のタイミング判断によってソシオネクストを売却していたのです。すると、その直後に急落・・・まさに “命拾いした”と言ってもいいくらいで、これを回避できただけでも私の先週のトレードは(他がどうであろうと)大満足です。
さて、もしかすると、“こんなリスクの高い銘柄は買うべきではない” “買った投資家が悪い”と思われるかもしれません。しかし、それは間違いなので解説しておきたいと思います。確かに、誰かが買い煽っているような“仕手株”であれば、手を出すべきではありません。(※先週急落したヘリオステクノなどは典型的な仕手株です) 仕手株は(後で売られることが確定しているので)期待値の低い投資であり、そのイナゴ投資で失敗したのであれば、それは自業自得で買った人が悪いです。しかし、今回の銘柄は時価総額が7000億もある上に、大口も保有しているのです。さらに、急落直前のチャートの形は「押し目買いタイミングとして100点」と言ってもいいくらい完璧な位置でした。この状況なら、何回遭遇しても私は買い判断するでしょう。つまり、平常時なら間違いなくそのまま保有していましたし、一日ずれていれば私も大損失でした。
このような銘柄が一晩で急落するというのは不運でしかなく、誰も予期することができません。“大口が一斉に売った”という事実の方が不自然で、むしろそちらが問題に思えるほどです。「株とはそういうもの」と言ってしまえばそうなのですが、これだけの時価総額なので買っていた人も多く、かなり被害者はいそうです。(※株は自己責任なので普通なら“被害”なんて言いませんが、これは被害のようなものです)
それを、まったくの偶然で回避できたという事実だけで、私にとって“今年一番のナイストレード”と言っていいほどです。そして、ストップ安が続いた後は、「寄ってからすぐ買えばプラスになるだろう」と思っていたのですが、完全に安心しきっていたこともあり、そのタイミングでの買いは逃しました。もちろん、それは気にすることでもありませんし、とにかく損失を回避しただけで十分です。
そして、何度も言いますが、これは “ただの偶然”であって、投資の実力とも関係がありません。もし同様のことがあれば、次は被弾してしまうでしょう。ただ、私は翌日に向けてのポジション調整として “引け”で売り買いすることがよくあるのですが、これだけ長年やっていれば、“引けに買った直後にストップ安もストップ高も” 両方経験があります。どちらもスキルや実力とは無縁の、ただの運。結局、「株とはそういうもの」ですし、これが嫌ならデイトレのみにするしかないでしょう。
(※ですので、突然の不運で資産を失うリスクを避けるためにも、少資金の人にはデイトレをおすすめしているのです。長期投資になればなるほど予期せぬリスクがつきものです。できるだけ銘柄の分散もするべきでしょう)

あと、先週はもう1つ、たまたまうまくいった話があります。
何度かお伝えしていますが、“トレードの基本”として、木曜のように市場全体が下がった時には「相対的に強い銘柄」を探します。全体が下がっているのにプラスになっている銘柄・下がらない銘柄は、目立つので見つけやすいです。木曜の急落後は、そんな銘柄をピックアップしていくつか買っていったのですが、その中に「オンワード」がありました。特に意識せず拾っていたのですが、ちょうどその日が決算だったようで、好決算が出て翌日ストップ高に。金曜だったので翌週に持ち越したくないこともあって、夜間のPTSですべて売却済。20%以上の利益になりました。
・・・というわけで、「一日で20%以上の損失を回避して、20%以上の利益を得た」という話でした。どちらも運でしかなく再現性もないのですが、とりあえず私のトレード履歴として残しておきます。これを読んでいる人の中には、株式投資をしていない人もいるかもしれませんが、“これが株の世界”だということを認識して、何が起きても大丈夫なようにリスク管理は徹底するようにして下さい。1つの銘柄だけに集中するのは危険ですし、余裕があればショートも混ぜた方がリスクの偏りがなくせると “私は”考えています。

さて、説明が長くなってしまいましたが、続いて、ビットコインの話もしておきたいと思います。
ビットコインに関しては、中期目線では『32000ドルを超えることはなく、これ以上上がるためには、6月安値を割る下落が必要』と言ってきました。これはテクニカルでの軌道を分析した上での話ですが、もう1つの根拠として、前回このような説明もしていました→
『(ETFなど)好材料もあって大口の買いが入っているのも確認しているのですが、それでも上値は重く、簡単には超えていかないような状況だと思っています。このような状態が続くと、いずれあきらめて下げる形になるかもしれないので、その下落は狙いたいです。しかし、その下げもまた反発して、結局、ビットコイン自体の見立てとしては「乱高下する」という感じだと思います。安易に買いも売りもするようなタイミングではなく、もし入るとすれば、先ほど書いたような一旦の下落→その次の反発ということで、いずれも短期になります。中期的には下目線で考えるわけですが、それは別に仮想通貨が弱いというよりも、先ほど書いたように7月中に全体がリスクオフに傾くと考えているからです。というわけで、今のビットコインは方向感がなく、積極的なトレードはしない方が良いというのが私の判断です』
長い文章ですが、そのまま引用しました。そして、その後、実際にビットコインは下がることになり、ショートポジションも利益になりました。ですが、今は上昇でも下落でもなく、あくまで「乱高下」という見立てです。その後(雇用統計後)ドテン買いして今はロングポジション。そして、これも上昇してきたので、本日ドテン売りするつもりです。(※そろそろ反転ポイントです) とは言え、前回の繰り返しですが、このようなトレードはすべて“短期”であり、長期的な買い場は「3月の安値付近」で考えます。そのあたりまでの下げがあれば、次の上昇波ではしっかり高値を超えていけるという考えです。

ちなみに、上記の引用箇所に関して、少し補足説明しておきます。ビットコインの最近の動きを見ると、「何度も上値を押さえられている」のがわかると思います。ETFにしろ半減期にしろ、大きな好材料があるにも関わらず、この状況が続いているということは、“今の勢いでは超えられない”というのが感じられます。これで上値を超えないのであれば、いずれ下がるのは時間の問題です。何か少しのきっかけ(他の市場も含めたリスク要因等)があれば下がりやすいことがわかるので、先週時点のタイミングではショート判断になるのです。そして、実際に下がれば、下ヒゲが出るのを確認して、またロングです。短期線にタッチするところまで戻れば、また再下落して、いずれ下に抜けるのではないでしょうか。
(=そんな値動きを繰り返すような時期なので、わからない人は無理に手を出さない方が良いということです。なお、上値を押さえつけられることなく “抵抗線を一気に突き抜けるような上昇パターン”の場合は、強いと判断して買ってもOKです)

さて、先週のトレードの振り返り解説だけで、かなり長くなってしまいました。あとは簡単に済ませますが、為替に関してはドル円やユーロ円だけでなく、久しぶりに“カナダドル円ショート”もしたりしていました。すべて短期ばかりでしたが、プラスもマイナスもありながら、トータルではプラスで終えたと思います。一方で、原油ショートでは損失。雇用統計後のいくつかのトレードも失敗して、FX・CFDともに現在ノーポジション。ここから原油の上抜けを考える人が多そうですが、私はまだ為替もコモディティも上げ下げを繰り返すことになって、方向感がなくなると見ています。動きが読みにくいので、あまり手を出したくありません。(=ビットコインと同様です。原油は8月に買いたいです)

先にも書きましたが、今週はトレードが難しい週になりそうなので、トレードする際は注意しましょう。冒頭の方で、現時点の私のポジションに “銀行株が残った”と書きましたが、長らく持ち続けたUFJ銀行に関しては水曜のポジション縮小時に手仕舞いしました。確か銀行破綻が続き金融不安が広がったタイミングで大きく買ったので、私にしては長く持っていた銘柄です。きれいな上昇が続いていて、理想的な保有株でした。それは売却したのに、今はなぜか「地銀」の保有が増えています。日本の金利上昇を想定しての上昇でしょうか。どこまで保有することになるかわかりませんが、下がらないのであれば持ってみようと思います。(下がればすぐカットです)

あと、金利上昇のことで追記しておきたいことがあります。“金利上昇”と言っておきながら、ドル円がそこまで上がらない(※145円台がピークだと言いました)理由の1つに、「ヘッジファンドが(利上げ終了を織り込んで)ドル買いポジションを大幅に縮小した」という話があります。私がもともと「145円台まで」と考えたのは、テクニカルの軌道からの判断でしたが、偶然にもヘッジファンドの動きと一致していたかもしれません。仮にここから円高だとすれば、ドル円140円まで下がってから反発でしょうか。
ここから先のシナリオに関しては、「実際に今週下がるかどうか」で大きな影響が出てきます。実際、すでに先週の調整があったことで、前回更新時よりも想定軌道に変化がありました。前回の時点では「8月に下落」という想定を言いましたが、このあたりで調整があったのであれば、8月はそれほど下がらない方向になってきています。今の軌道パターンであれば、「(下がるとすれば)7月の最後」という感じです。(そして、その後上昇)
またその時になれば変わるのかもしれませんが、現時点ではとりあえず「7月中旬が買い場」という見立てで、今週の下落シナリオを継続していきます。いずれにせよ、今はこれだけ中長期シナリオが切り替わる“節目”のような時なので、今週の展開には特に注目です。(=今週下がらなければ、再度シナリオを考え直す必要があります。ゴールドマンがSQに向けて“上”を見ているというのが、若干わかりづらい点です。途中でこの手口に変化があるかどうかです)

【7月3日(月)~】 メインシナリオ


7月になりました・・・ メルマガの方でも書くつもりなのですが、この「毎週更新」のnoteが、なんと1年間続いたことになります! 最初は読んでくれている人がいるのかどうかもわからない状態で、とりあえず「続ける」ということだけを意識して続けてきました。かなり長文になったり、コラムも書いたりしながら、“よく続いた”と自分でも思います。もしハートマークの「スキ」を押していない人がいましたら、この機会にぜひ押しておいて下さい。それだけの人が読んでいると思って、今後も続けることができます。

さて、今の相場は毎週同じことを言い続けていますが、「金利上昇(=ドル買い・ゴールド売り)」が最大のテーマです。先週もそれが続くという想定で、実際に続いてきました。株価の動きとしては、“先々週に下げた分を持ち戻した1週間”だったと言えます。つまり、前々から言い続けているように「押し目買い」で正解でした。(※ただし、「マザーズは今後しばらく下目線」と書いたように、戻りは弱いです)
そして、いよいよ今週からはその動きが変わることになります。というのも、ドル円の軌道から推測して、金利上昇のピークが近づいているからです。前回更新の時点では “ドル円の目標値がわからない”と書いていましたが、月曜の動きを見て、想定シナリオを組み直しました。その月曜時点でのドル円目標は「145~146円」と考えました。(=145円は介入を意識されるところなのですぐに超えることなく、一旦の利確ポイント。そこで下がれば、再度の買いポイントですが、その上昇も146円には達しないだろうという考えです。(実際は145.5円あたりまで?) すでに145円は達したので、今は再度の反発狙いです)

というわけで、この考察をもとにして、今週以降のシナリオを考えていきます。今週は、この金利上昇が落ち着くことで、これまで上昇してきたインフレ銘柄(日経平均も)が下落に転じると考えます。ただし、金利が落ち着くこと自体は株価にとってプラス材料ですので、すぐに相場全体が崩れるわけではないと思います。米国株や新興株は問題ないかもしれません。しかし、(実際の影響は不明ですが)“ETFの換金売り”もありますし、今週中盤から来週にかけては全体的に下落があると見ています。(ですので、押し目買いを続けるフェーズは終わって、今週上がれば利確を考えるタイミングです)
5月以降、私はずっと「地合いは良い」と言ってきました。一貫して上目線を続けて、日経34000円達成した後は一時的に調整と言いましたが、それでも下目線までにはなっていません。そのため、ロング・ショート同程度になることはあっても、ショートの方を多くする場面はほとんどありませんでした。あくまで買いがメインで、“そのヘッジとしての売り”という位置づけです。しかしながら、今週末~来週あたりは下目線を考えて、売りを増やす可能性があります。もし、その下落で7月中旬あたりに押し目が来れば、“そこが再度の買い場になる”というシナリオを考えます。その時には、ドル円も下がるでしょう。もし実際に7月中旬に下落があれば、その後は(金利が下がっているので)何でも買っていけると思います。金も含めたコモディティ、米国株なども ここで買えそうです。
しかしながら、その後どうなるか?に関してはわかりません。その時の市場の雰囲気次第だと思います。「夏に下がる」というのが市場全体のコンセンサスになったとして、どのタイミングで下げ始めるのか?もし「8月下落」という意見が多くなるのであれば、その前の7月下旬には警戒が必要でしょうし、なるべく早めに対応したいところです。(=悲観視されていない段階から早々に撤退検討)

さて、先に今後のシナリオを書いてしまいましたが、話を戻して、先週の振り返りをしたいと思います。
まず、金利上昇を想定した「ドル買い・ゴールド売り」に関しては、そのまま継続していました。何度か利確を入れて、下がったところで再度拾うことはしましたが、“ほぼずっとポジションを持っていた”と思います。(ドルに限らずユーロ買いも)
ゴールドに関しては、前回このように書いていました→『今の軌道では1900ドルを割るシナリオも出てきたので、しばらくロングはせず、さらに下がるのであれば引き続きショートを狙いたいです。買いを考えるのは株が下がった後でしょう』
実際、早くも(CFDで)1900ドルを割る場面がありました。“買いを考えるのは株が下がった後”ということは、もし今月中に株価が下がれば、その時がゴールドも買いタイミングになります。(※先に説明した通りです) ただし、一度1900ドルを割った今、“最終的には1800ドルまで下がる可能性” が出てきています。

続いて、ビットコインについて。前回このように書いていました→
『この上昇波動では上がったとしても32000ドルまでと考えており、それ以上上げるためには、このあたりで一旦下げる必要があると考えています。もしここから6月安値を割る下落があれば、その後からは“上目線”で考えることができます』
↑これは中期シナリオになるので今は意識しなくてもいいかもしれませんが、短期的には“今から入るとすればロングよりはショートの方が期待できそう”と書いていました。そのため、先週の時点では私は (入るとすれば)ショートを考えていて、実際に逆指値売りを入れていました。実は、この文章は金曜にある程度作成していて、その時には「まだ下がらないようなので、エントリーには至っていません」と書いていたのですが、金曜ナイトで仮想通貨が急落したことで “ビットコインショート”が約定しました。参考までに、金曜午後のエントリー前の時点ではこのような文章を用意していました→
『好材料もあって大口の買いが入っているのも確認しているのですが、それでも上値は重く、簡単には超えていかないような状況だと思っています。このような状態が続くと、いずれあきらめて下げる形になるかもしれないので、その下落は狙いたいです。しかし、その下げもまた反発して、結局、ビットコイン自体の見立てとしては「乱高下する」という感じだと思います。安易に買いも売りもするようなタイミングではなく、もし入るとすれば、先ほど書いたような一旦の下落→その次の反発ということで、いずれも短期になります。中期的には下目線で考えるわけですが、それは別に仮想通貨が弱いというよりも、先ほど書いたように7月中に全体がリスクオフに傾くと考えているからです。というわけで、今のビットコインは方向感がなく、積極的なトレードはしない方が良いというのが私の判断です。(※材料をすべて織り込んだ後に、一度調整すれば買いやすいですが)』
・・以上が今回の約定前に用意していた文章です。ETFにしろ半減期にしろ、材料のことは一般に知られれば織り込まれるものなので、あとはチャートを見て考えることです。(=材料だけを参考にして投資してはいけません) 今は下落→反発→下落のようなイメージで、その後は下目線で考えます。いつ買うのかは時間軸によって変わってきますが、まずは7月中旬に下げたところかもしれませんし、さらに夏の間に押し目があると思うので、その時でも良いと考えています。いずれにせよ今は上昇や下落トレンドとは言えず、上げ下げが続くと見ているので、無理に取引しなくても良い気はします。今回約定したショートに関しては、反発したので一旦カット→再度ショートしました。
(※トレードの基本として、“中長期買い”は地合いの悪い時にエントリーするものです。今のように上がっている時に取るポジションは、すべて短期になります)

株に関しては、「上目線の中での調整局面」のようなイメージで考えていたので、基本はロングしながら、ショートを増減してリスク調整して継続していました。前半は金利上昇による円安インフレ銘柄が多かったのですが、途中で銘柄を入れ替えることになり、インフレ銘柄を減らして金曜には半導体・AI関連が増えました。(※金利上昇の目線自体はまだ残しています) 金曜は月末のリバランス警戒もあって雰囲気は良くなかったかもしれませんが、銘柄を入れ替えるにはちょうど良いタイミングだったと思います。このような雰囲気の時に資金が集まっている銘柄が、翌週以降の展開に繋がるということで、積極的に買っていきました。(それが半導体・AIだったということです) これまで売っていたゴールドマンサックスも買いに転じたようで、週明けは上昇スタートでしょう。個人的には、たまたま買っていた三光合成がPTSで12%急騰しているので良かったです。
その他、細かいことですが、引き続き「インド買い・中国売り」も継続しています。(私はCFDで取引していますが、「中国H株ベア(1573)」を買えばETFでも中国売りができます。とは言え、そろそろ中国株も持ち戻しそうで、このポジションも終わりになりそうです)

それでは、最後にまとめに入ります。ここまで長く続いてきた「金利上昇(ドル買い・ゴールド売り)」が今週で終了するという見立てです。(=押し目買いは終わって利確するタイミング) すぐには崩れないでしょうが、その後、来週にかけて下落に転じるという想定。もし7月中旬に下落することになれば、そこでは金利も落ち着くので株・コモディティ・米国株も買い場に・・・
それ以降は、その時の雰囲気次第ということで、相場が崩れる前に早めの撤退を考える。(=“8月に下落”の意見が多くなるのであれば、7月下旬には警戒が必要) おそらく、この時になると、テクニカルで分析して判断するよりも「市場の雰囲気の逆」を考える方がシンプルに正解になりそうです。
ここまでは“金利上昇”というテーマが一貫して続いてきたので、ある意味、銘柄選定しやすくイージーな部分もありました。しかし、7月後半以降はまた資金の流れが読みづらくなり、トレンド的には上昇よりも下落を狙った方が利益を取りやすくなるかもしれません。(=上昇銘柄より下落銘柄の方が多くなる可能性があるため) それでも、暴落とまで言うつもりはなく、年内にはまた高値更新を目指すというのがメインシナリオです。(暴落するのはその後でしょう)
とは言え、日経3万円を超えた今、300円下がっても1%の下落でしかなく、1000円下げてようやく数%。何円下がれば“暴落”と言うのかは人それぞれの感覚によります。それだけボラが大きくなっているので、リスク管理を失敗する人も出てくるかもしれません。数年前と同じ感覚で続けている人は、一度資金管理のルールを見直しても良い時期かもしれません。(=利益が大きくなるということは、リスクも大きくなるということです)

【6月26日(月)~】 メインシナリオ


今はとにかく「金利上昇(ドル上昇)」想定。日経平均は「34000円を達成したので調整入り」・・・ということで、当初の見立て通りの展開となりました。(=今のところ天井予想は的中) しかしながら、私は久しぶりにマイナスで終わった週になりました。やはり金曜に日経平均1000円幅で下がったから?・・・ではありません。その時はショートが利益になっていましたし、基本的にずっと金利上昇想定で、それに合わせた銘柄をロング・ショートしていたので、そのトレードはそこまで問題ありません。私の失敗は、その前段階(前回の時点)にあり、米国株を買っていたことです。米国株のリスク局面は乗り越えたと思って買ったのですが、それが間違いで、先々週に買った米国株がほぼロスカットで終わりました。テスラはプラスだった気もしますが、とりあえずドル資金のまま置いておいても悪くないこともあり、一旦すべて撤退。また、前回このようにも書いていました→
『ドル円はまだ下がらない気がしているので、円建て(ヘッジなし)のETFも買いました。ドルと米国株、両方とも崩れることはないと考えたためです。(=どちらかは強い状態、つまりインフレ想定)』
この円建てETFに関してはプラスでした。これに関しては短期目線ではなかったのでそのままホールドでも良かったのですが、週明けに再度考察して仕切り直そうと思い、一旦手仕舞いしました。(=おそらく月曜にまた買います)
1週間のポジション推移としては、最初は“買いメイン”だったのが徐々に減っていき、金曜には買いポジションの大半がストップにかかったことで“売り多め”になりました。そして、金曜の引けで、その売りをある程度手仕舞いして売り買い同程度に調整。この週末時点の目線は“ニュートラル”ですが、週明けからはまた“上目線”を再開して買いを増やすつもりです。今のところ「月曜は買い場になる」ようなイメージで考えています。

前回・前々回も言ってきましたが、今一番のテーマは「金利上昇」に尽きます。先々週はマザーズ指数上昇が続き、“何でも上がるイージーな相場”と表現しましたが、「それが続くかは疑問」と言いました。そして、このように書きました→
『基本的には“指数連動の相場”になるような気がします。(=小型株だから上がらないという意味ではなく、何でも上がるわけではないという意味)』
ここで何が言いたかったのかというと、高金利を上回れる銘柄でなければいけないということです。いわゆるインフレ銘柄です。(※例えば「日経高配当ETF」というものがありますが、それを見れば日経平均指数よりも堅調に推移しているのがわかります)
先週は商社・電力などを多く買っていたのですが、金曜の下落でほぼカットして、最終的には金融・食品などが残っています。あとは地合いに関係なく上がっている材料株。そして、もちろんずっとショートしているのは、この金利上昇に勝てない銘柄ということで、ハイテクや景気敏感株などになります。週の途中まで買っていた半導体株も、一部ドテン売りしたりしました。
先週は、開示される手口を見ていると、“上下することになる”というのは想定できました。実際には、ここまで下がるとは考えていませんでしたが、良い水準まで調整したと思っています。できれば日経32000円あたりまで下がるのが理想ですが、これくらいの調整があるとまた買いやすくなります。ちなみに、いつでも基本は「個人が考える逆」です。連騰続きでマザーズも急騰し、楽観的な雰囲気になって個人が買いに転じたから “売り”ということです。(※マザーズは今後しばらく下目線です)

さて、株の方はそんな感じなのですが、やはり一番わかりやすく基本となったのは「ドル円ロング」でしょう。これは結構取れたのですが、正直、143円台に達するとは想定しておらず、“142.7円が天井想定”だったので、そのあたりで利確しました。しかしながら、さらに超えたため(円安牽制発言で下がったタイミングで)再度ロングで入りましたが、これ以上の上昇は私には想定できないので一度抜けました。(※今はノーポジション)
そして、目標値がわからないドル円よりも、今は“ゴールドのショート”を考えています。前回、『ゴールドが下抜けするようであればショートしたい』と書いていたように、ゴールド売りは狙っていました。狙い通りに下抜けしてきたので、大きめのロットで入りました。ゴールドに関しては、何ヶ月前も前から「1900ドルを目指す」と書いてきました。現時点では1910ドルで反発していますので、ほぼ予想通りだと言えます。(※ゴールドのショートは一度利確して、再度入り直し、今もホールド中)
それでは、この1900ドル付近が底なのか?ドテン買いすべきか?ということに関しては、まだ判断できません。今の軌道では1900ドルを割るシナリオも出てきたので、しばらくロングはせず、さらに下がるのであれば引き続きショートを狙いたいです。買いを考えるのは株が下がった後でしょう。(※その他、原油もショートを考えています。今は短期で少しロングしているのですが、今週からまた下目線です)

一方で、ビットコインに関しては前回の時点では“短期的に上目線”で書いていました。その時にロングしたポジションは25000ドル割れでロスカットになったのですが、実際にはそこが底打ちだったことになり、今は30000ドル超えの上昇になっています。このロスカットは非常に残念でしたが、目線自体は合っていたことになります。ある程度上昇した後に遅れてロングを入れたのですが、それは昨日利確して撤退済み。この上昇波動では上がったとしても32000ドルまでと考えており、それ以上上げるためには、このあたりで一旦下げる必要があると考えています。もしここから6月安値を割る下落があれば、その後からは“上目線”で考えることができます。(※ですので、今から入るとすればロングよりはショートの方が期待できそうです)
何ヶ月も前に、「ビットコインを買うなら7月頃」と言ったことがあります。正直、その時からかなり条件が変わってしまったので、その段階で考えた根拠とは違っているのですが、いずれにしても“6月安値が底とは考えていない”ということだけは言っておきます。7月ではなく8月になるかもしれませんが、「3月安値が下落目標」で、そこが長期の買い場になると考えています。

・・・というわけで、前回からの意見変更は特になく、引き続き“金利上昇インフレ”を考えることになります。
株は週明けから買い目線ですが、前回と同様「指数連動の銘柄が良い」と思います。米国株もまた買うかもしれませんが、指数に負けているものは避けたいです。そして、6月中は堅調に推移したとして、来週には7月になるわけですが、7月に入ればおそらく“下目線”で考えると思います。最終判断はその時の雰囲気を見なければ何とも言えませんが、場合によっては売りを多くするかもしれません。上昇が続くドル円も、そのタイミングで下がるのではないでしょうか。特に警戒しているのが、7/7の雇用統計です。ここまでの上昇・下落セクターを見ていても、景気後退が想像できます。言い忘れましたが、インド株を買いながらも “中国株はショート”していたりもします。中国経済はかなり悪く、下目線が続いているからです。最近まで強かった相場も落ち着いて、また難しくなるかもしれませんが、世界的な“金利上昇”を想定しておくだけでもトレード戦略が立てやすいのではないでしょうか。

さて、私としてもマイナスで終わってしまった1週間でしたが、特に見立てが間違っていたわけでもないので、このまま継続してトレードしたいと思います。そう言えば、そろそろ「小麦が買い」だと思っていながら、入るタイミングを逃してしまいました。長期線を超えれば買うつもりだったのですが・・・この見逃しは失敗・反省点です。逆指値を入れておけば良かったです。
ドル円に関しては、すでに想定していた目標値を超えているので、これ以上の上昇は難しくなる気がするのですが、かと言って下がるとも思えないので、高値圏で揉み合うかもしれません。もしまた円安牽制の発言等で下がることがあれば買うというように、レンジをイメージして取っていくのも良いかもしれません。私は引き続き、ゴールドのショートを中心に狙おうと思います。
そして、今買うとすればインフレ銘柄です。円建て(ヘッジなし)の米国指数も良いかもしれませんが、この戦略を7月に入るまでは続けます。その先の8月相場は高い確率で下げ相場になることが想定できるのですが、その前の7月相場がどう推移するのかははっきり判断できず、難しいです。とりあえず7月上旬に下落したとして、その後の軌道次第になると言えるでしょう。中盤から上がるのか、それとも7月中の段階で早くも下がるのか・・・やはり軌道が読めない時には “個人のポジションの逆”が一番確度が高そうです。なお、日経34000円が今年の最高値となる可能性は、10%くらいで考えています。(=まだ上がる可能性の方が断然大きいのですが、天井の可能性も少しあるという意味です)

【6月19日(月)~】 メインシナリオ


買えば何でも上がるイージーな相場が続いていますが、そろそろ少し落ち着きそうです。私が残念なのは、上昇スピードが早すぎて、結局 後出しになってしまうことです。前回、日経平均に関して「次は33000円」「いずれ34000円もあり得る雰囲気」と書いていました。そして、実際に33000円は通過点でしかなく、月・火曜にどんどん上のコールが買われているのを見て、今回の週末更新では「34000円はほぼ確実」と書くつもりでした。・・・が、金曜ナイトのCFDで、すで34000円を達成してしまいました。先に想定していても、こうして書く頃には後出しになっています。(→34000達成後に少しショート入れました)

目標としていた34000円を達成したことで若干の調整が入りそうで、ここからは予測が難しくなります。下目線になるわけではなく、売り長にするつもりもありませんが、弱い銘柄はポジション落としてから、また“押し目買い”を考えると思います。今週軽く調整すれば、6月中は堅調な推移になるのではないでしょうか。ただ、先週の雰囲気では “マザーズ大幅上昇”で大型株から小型株に向かうような流れが見られ、私もそのようなポジション構成になりましたが、その動きが今後も続くかに関しては疑問を感じます。予測の難しい時期なのでマーケットに合わせるだけですが、基本的には“指数連動の相場”になるような気がします。(=小型株だから上がらないという意味ではなく、何でも上がるわけではないという意味)

先週は、「CPIかFOMCによる押し目を狙う」というのがメインの戦略でした。想定していた米国市場の下落がありましたので、そこで米国株(指数含む)を仕込みました。その際、ドル円はまだ下がらない気がしているので、円建て(ヘッジなし)のETFも買いました。ドルと米国株、両方とも崩れることはないと考えたためです。(=どちらかは強い状態、つまりインフレ想定)
日本株の方はずっと強気で、ほぼ全力に近い大きな買いポジションを保有中。マザーズが強いので、わかりやすくマザーズ指数ETFを買ったりもしました。指数が下がった日でも半導体中心のポジションになっていて、特に問題なくプラスで乗り越えられました。(→週明けに一旦ポジション減らします)

私のトレード手法としては、今のようなボラティリティの高い相場でこそ、大きく利益を伸ばしていくことになります。というのも、基本的にどんな相場でもやることは同じで、「ストップを置いて買う・売る」ということの繰り返しです。相場の転換点ではそのエントリー頻度が多くなるわけですが、「利益幅」という点で言えば、ボラティリティがあった方がリスクリワードが高くなります。なぜかというと、“ストップ幅はいつもと同じ”でも、“利確する時の上昇幅が大きくなる”からです。そんなわけで、今のような相場で調子が良いのは当然で、ここが稼ぎ時だと言えます。(※先週だけで30%以上の含み益になっている銘柄もあったりしますが、その銘柄も何度か入っているのでトータルではもっと利幅を取れています)
ただ、このように言うと、ロング(買い)ばかりと思われるかもしれませんが、私は買い・売りにこだわりはなく、どちらでも優位性があればベットするだけです。ですので、実は今でも(日本株で)3割くらいショートがあります。投資家の中には、買いのみで売りはしない人も多いと思うのですが、私はそこに特別な優劣はないと考えています。例えば、今買っている銘柄のチャートを「上下逆転」してみるとどうでしょうか?その場合には、下がっているのだから売り目線になるはずで、だからショートするというだけです。そして、日本の場合、どうしても突発的な大災害等があれば、どんな銘柄でも一斉に売られるという事態になります。そのような万が一のケースも考えると、多少売りを入れておいても悪くないと思うのです。もちろん、明らかな下落トレンドだから売っているだけであって、売買ルール自体は買いの場合と何も変わりません。今のような相場であっても、指数の上昇に反して下がっている銘柄はあります。少し前なら化学セクターは長く売っていましたし、金利上昇すれば、新興株は弱くなります。いずれにせよ、先入観なしでマーケットを見てロング・ショート判断するだけです。(そして、それがヘッジにもなるかもしれません。売買ルールは有料版にて

さて、前回・前々回同様、シナリオ分析では未だにはっきり判断できない状況が続いています。上も下もあり得る状況が継続中なのですが、それでも海外の動きから見ても、強いことが明らかなので買い続けるだけでした。(※35000-36000円のコールも買われていました) その中でも一番の判断材料になったのが“個人の逆を考える”ということですが、実際、個人が買い転換したタイミングでは調整になりました。
先週は、金利上昇を想定したドル円ロング・原油ショートなどどれもうまくいっていたのですが、1つ失敗したのが、ビットコインをショートしていた後に“ドテンロング”したことです。これが、25000ドル割れでロスカットになりました。現在は上昇しているわけですが、仮想通貨に関してはこの先、さらに大きく下がる可能性があると見ています。ロングするとしても、短期にするのが良いと思っています。(※何度か書いていますが、私が仮想通貨を売買しているのは法人口座だからです。個人であれば(税金面で不利なので)取引自体しないでしょう)

・・・それでは、まとめですが、今週調整したとしても そこは「押し目」と考えて買い目線を続けます。来月になれば下落もあり得ますが、今月はまだ堅調だと思えるからです。 ただ、どちらかと言えば金利上昇と見ているので、指数に連動している銘柄の方が優位かもしれません。株以外では、ゴールドが下抜けするようであればショートしたいです。(とは言え、判断が難しいので、あくまでマーケットに合わせることを優先します)

最後に。以前書いたことの訂正をしておきたいのですが、「半導体にはそこまで期待していない」と書いたことがあるのですが、これは撤回します。理由としては、SOX指数の軌道が変わりそうで、大相場に入る形にもなりつつあり、もしそうなれば「今が初動」と言えるくらいなのです。半導体銘柄を買って放置しておけば、倍とまで言わなくても、それに近いパフォーマンスになる可能性もあります。“長期線を明確に抜けてくるかどうか” が判断のポイントになるでしょう。こちらも決めつけはせず、上がるならついていくだけです。
(※以上。最近、長文ばかりでしたので、今回はここまでにします。特に何もなければ、本来はこれくらいの分量で終えたいと思ったりします。読まれていないのであれば、前回・前々回の内容も参考になるかもしれないので目を通してみて下さい)

【6月12日(月)~】 メインシナリオ


先週は “まさにMSQ週”と言える動きでした。「日経平均32500円まで上昇」と言っていたように、想定していた高値に到達してからの調整。(←32500~800あたりを想定していたのですが、細かくなるので32500円と言いました) 私自身は若干マイナスの日が1日あっただけで、あとはロング・ショートがうまく噛み合って理想的なトレードができた1週間でした。(=上で利確してから再インできました)
先に言っておきますと、今は買いメインで大きなポジションになっていますが、週明けからは少しポジションを落とすつもりです。もし今週押し目があれば、そこが「中期的な買い場」というシナリオ想定です。

前回、1つ説明不足だったと感じているのが、何度か書いている“米国リスク”のことです。何度も“米国リスク”と書いているのに株価は上がっていて、全然リスクではないと思われるかもしれません。確かにその通りなのですが、私は実際には「ダウが下がっても、日経やナスダックは強いかもしれない」と言っています。ナスダックに関しては半導体やビックテック等で強いと見ており、日経に関しては、“円安”で強さは維持されるという考えがあったので そのように言っていました・・・
つまり、この”円安(ドル高)”ということで理解して頂けるかもしれませんが、私がずっと言っている米国リスクというのは “金利上昇(国債下落)”のことです。(=先日の雇用統計を疑っています) そのため、円安によって日本株は買い目線でも、ダウや仮想通貨に関しては売り目線で考えていたのです。よく考えると、このリスク内容の説明をしていなかったことに気づきました。ということで、もともと「米国リスク=金利上昇」を考えてきたのですが、実際には、ドル円上昇してもダウは下がっていないわけですし、特に問題ないのかもしれません。なので、今週のイベントも通過しても問題なければ、ここからは強気で買っていくということにします。以前から言っていたシナリオ通り、「6月中旬~7月いっぱい」が買い場とします。
(注※ ただ、このシナリオにも気になる点が出てきました・・・ 私自身は「7月まで買える(→その後下落)」と考えていたのですが、どうやら最近になって「夏に下がる」と言う人が増えているようです。もし個人が警戒して売りポジションを持ってしまうと実際の株価は下がりませんので、状況によっては下落時期がずれてしまうかもしれません。こればかりはチャートだけでなく実際のポジション推移を見なければ判断できませんので、随時確認していく必要があります。どうしても、同じ目線の人が増えてくるとシナリオの確度は下がりますので、あらかじめご了承下さい。基本はいつでも “個人が考えることの逆”です)

さて、メジャーSQということで興味深い動きも多々あり、トレードを楽しめた1週間です。何から説明すべきか迷いますが、全体的には先ほど説明したように「金利上昇を考えていた」ということなのです。そのため、ドル円上昇で日本株買い、その一方でビットコイン売り。以前より言い続けている「株と仮想通貨が逆相関」が、もっともわかりやすい流れとして見ていました。(そのため、株は買い増しする一方で、ビットコインはショート継続でした)
ただ、金利上昇を想定したとしても、ずっとドル円ロングを持つことはできませんでした。理由は、円との相関があるからで、だから前回も “(為替に関して)自信はない” と言っていました。それならゴールドのショートを検討しても良いのですが、ゴールドは強いサポートがあるのでなかなか下がりません。だから消去法的にも “ビットコインのショートに優位性がある”ということで選択したのです。(※ゴールドも、本格的に下抜けすることになればショートしたいです)
今の相場は独特でわからないことが多いのですが、将来的には円安よりも円高の方が可能性が高いことは間違いないでしょう。今は「円高局面の中での一時的な円安」という認識です。この円安がいずれ落ち着けば、次の下落ではドル円131円が目標。120円台に入るのは、その次の波動になると思います。(円安を考えるのは、さらにそれ以降の段階)

先週の中では水曜・木曜が陰線で調整になりましたが、これこそSQらしい動きだと言えます。前回、「“ゴールドマン次第”だとすれば、仕掛け1つで相場急変もあり得る」と言っていましたが、実際にその仕掛けで下がった面もありますし、あとは信託銀行経由の売りということで、“年金のリバランス”でしょう。いずれにせよ、ロールオーバーもあって荒れるのが普通ですし、下がったとしても目線は上で継続です。“下がれば押し目”ということで、次は33000円を見ていくことになります。(ロールオーバーでそのまま期先が買われ、高めのコールも買われていて強気を感じます。いずれ34000円もあり得る雰囲気です)
今は正直、「個人投資家の逆で、ゴールドマンサックスに追随する」というのが無難な戦略だと思います。実際のところ、私のシナリオ分析では未だに上がるのか下がるのか判断できない状況が続いています。それでも、現実の資金の流れを見るのが最優先なので、結局「買われるから買っている」というのが実状です。もしくは「買わされている」と言ってもいいのかもしれませんが、トレーダーとしてはそれに付き合うしかありません。
ただ、間違ってはいけないのは、すでに「円安だから上がる」という段階は終わっています。過去10年見たことのない展開で、ブラックロック(=ロスチャイルド)が大量に日本の個別株を買っていることもわかっています。日銀のETF売りの話も出てきていますが、そんなことは海外は承知の上で買ってきているのです。この動きから考えれば買うしかありませんし、いずれさらなる海外マネーが入ることで「円高株高」のバブルが現実化するかもしれません。相変わらずインフレや暴落を煽る人もいますが、大きなマネーの動きを見るのが一番間違いないことです。(どんな理屈よりも、資金の流れが確実です)

それでは、先週の私のトレードを振り返ってみます。
週の中盤に一時的にショートが多くなるポジションにもなったのですが、すぐに買いを増やして買いメインになりました。(=下落局面では、市場全体が下がっているのに買われているセクターに着目します。私は、電力や商社株、一部のグロースを買い増していました)
その調整を除けば非常に良い地合いで、どんどん買いポジションが増えていきました。正直、勢いのある相場では、チャートと出来高だけ見て片っ端から買ったりするので、何の会社なのか知らない銘柄も多かったりします。(=仮に1銘柄100万円だけ打診買いしたとしても、それが20、30銘柄になれば数千万円のポジションになるので、必然的に大きな買いになってしまいます)
それだけたくさんの銘柄を買っているからなのですが、ストップ高もあって全体的に好調でした。印象に残っている銘柄をいくつか挙げると、まずは「ヘッドウォータース」。これは数ヶ月前、株価1万円になるかならないかの頃に買っていてストップ高を取れました。その時は何の会社かわからず持っていたのですが、調べるとAI関連であることを知り、その後、何度か買っています。今は3万円目前まで上がっていて、先週だけでも大きな利益になりました。(※今となっては100株で300万近く必要なのですが…) 他には、ソシオネクスト、プログリットも何度か入って調子が良いです。ソシオネクストに関しては、IPOセカンダリーでも触っていたので、去年から注目していた銘柄になります。最初は株価5000円くらいなのでもう4倍です。あとは、GMBという銘柄も詳しく知らずに買っていてストップ高でした。・・以上、いくつか印象に残っている銘柄を挙げましたが、すでに手仕舞いしたものもありますので参考にはしないで下さい。もちろん推奨もしていません。
(※基本的には地合いの良い時に入っているだけなので、長くは保有していません。また、たくさん保有するからたまに“当たり”が出るというだけで、その分ハズレもたくさんありますので、私が特別上手いわけでもありません。それでも、含み損の“ハズレ”をすぐカットして、当たりだけ伸ばすようにすれば、資産を増やすことはできます)

そう言えば、月曜の時点の話で、書いておきたいと思ったことがあります。先週の月曜寄りの時点では、連騰が続いた後でかなり強気の雰囲気がありました。日経平均のチャートを見ればまったく押し目がないような上昇で、どこで入れば良いかわかりません。当然、中途半端な位置で入るのはリスクです。しかし、それでも私は買いポジションを増やしていきました。その時の考え方としては、「すでに上がってしまったものではなく、“出遅れたものを買う”」ということです。
すべてのトレードは「ストップ探し」という話をしたことがありますが、それはつまり、「ここから下がらないから (ストップを置いて)買う」「ここから上がらないから (ストップを置いて)売る」ということです。ですので、もし上昇続きのチャートを見た場合、押し目がないので”ストップ”を置きようがありません。半導体でもAIでも、どれだけ今注目されている株だったとしても、上昇の途中から入るのは (ストップが置けないから)リスクが高いのです。それよりも、今まで上がらなかった出遅れ銘柄を探せば、「これ以上下がらない」というストップ位置が明確なので入ることができます。先ほど “市場全体が下がっている時には上がっている銘柄を探す” と言いましたが、“市場全体が上がっている時には、すでに上がったものではなく、これから上がり始める出遅れ銘柄を探すべき” なのです。
説明のための一例ですが、月曜に私はファーストリテイリングを買いました。日経平均の指数チャートでは連騰が続いて押し目がありませんが、ファストリであれば、前週に下がっていたので押し目がある(=ストップを置ける)形だったからです。その場合、指数を買う場合と比較して “リスク限定で買える”ことになります。トレードの考え方として参考にして下さい。あとはもちろん、「時間軸を短くして短期の押し目で入る」という方法もあります。(※具体的な方法は有料版にまとめています→

今回はまとまりが悪いですが、前回持ち越したポジションのことを最後に書いておきます。
まずは、前回失敗談として書いた「ダウショート」に関して。これは結局、前週の終値を上回ることがなく、下げてからのスタートでした。ですので、含み損が少なくなってカットすることができたため、思ったより悪い結果にならず良かったです。(→引き続き、ダウのショートは狙っています)
「原油ロング」に関しては、“週明けに撤退するかも“と書いていましたが、ちょうど、月曜の朝に「OPEC減産」のニュースが入りました。それによって一時的に急騰したので、すぐに利確しました。これはトレードの基本ですが、このようなニュースによる急騰は、絶好の利確タイミングです。株でも同様で、“何か突発的な内容で急騰した時には、一旦利確” を考えます。たいていはその反動で戻るので、もし買いたい場合はまた買い直せば良いのです。
(=つまり、「ニュースや情報に対しては逆のトレードをする」というのがセオリーです。常日頃から “ニュースや情報をもとにトレードしていけない”と言い続けていますが、それをすると失敗するのは当然です。下のコラムでも書いていますので読んでみて下さい) 今後の原油に関しては下目線で考えています。週が明けても下向きであれば、ショートで入るかもしれません。
「ビットコインショート」に関しては、バイナンスの一件もあって、またしても大正解だったと言えます。思い返せば、昨年のFTX破綻の時もビットコインをショートしていました。(=きちんと先出ししています) 当然、そのようなニュースを事前に知ることはできませんが、市場を見ていれば下がりそうな予兆ならわかります。資金が抜けているのが明らかで、上か下かで言えば“下”だと思えるからショートしていたのです。
(→前回持ち越したビットコインショートは一度利確した後、再度戻り売りでショート中。この週末まではホールドで考えていましたので、本日中に撤退します。良いところまで下がったので、日足の安値を割らなければ短期でドテン買いするかもしれません)

そして、今週のトレード戦略としては・・・(個人が買い転換したこともあって)少し調整しそうなので、利確を入れてポジションを軽くしてから、引き続き米国市場に注視します。今はVIXが低くて楽観的な雰囲気となって買いにくいので、CPIかFOMCで一度押し下げて欲しいのが本音です。(←これを想定しての警戒です) そのイベントを過ぎれば、今週からは積極的に買っていくつもりです。ここまでは日本株しか見ていなかったのですが、そろそろ米国株も買いたいです。今後は決して単純な上昇トレンドとは思っていませんが、リスクイベントさえ終われば、上下しながら上がっていくのでは?という考えです。今後はIPOもたくさんあり期待しています。
先にも書きましたが、私のシナリオ分析では未だに想定軌道の判断ができません。本来であれば “わからない状態”が継続しているはずなのですが、それでも「買われるから買っている」「“結果的に”買いが多くなった」というのが実際のところです。仕方ないので、目の前の動き(雰囲気・勢い)と、大口・個人のポジション推移から日々の戦略を考えることにします。これを読んでいる皆さんには何の参考にもならないかもしれませんが、今はマーケットに合わせるだけだということです。
なお、もし今後 “夏に暴落”というシナリオが意見の主流になってしまうと、その後のシナリオは改めて考え直さなければいけないかもしれません。個人の考えを読んで、その逆を選択しなければいけないからです。買い場は買い場であっても、これまでの簡単な買い場とは違ってくるかもしれません。シナリオ変更の可能性は念頭に置きながら買っていくという感じです。

【6月5日(月)~】 メインシナリオ


今回、ある程度の文章は金曜午後に作成していたのですが・・・ナイトの動きで書き直すことになりました。当初はうまくいった話だけで終わっていたのが、そうはならなくなりました。“トータルプラスなら良い”という都合のいい考えは通用しません。失敗・間違いは認めなければトレーダーとして失格ですので、自戒を込めて書いておきます。

こうなってしまうと何から書いていくか迷うのですが、最初に前提を書いていくことにしましょう。(用意していた文章は削除です)
今の相場予測は非常に難しいです。複数のシナリオパターンが考えられ、どの軌道になるのか未だに確定ができません。確認として、前回どのように書いていたのかというと、「今週~来週は、明確なトレンドだけ売り買いする。わからないものは触らない」「もし可能性があるとすれば、ダウ売り、ビットコイン売り、コモディティ買いなど(日経平均はドル円の影響があるのでよくわかりません)」。
・・・つまり、相場全体としては “よくわからない”と書いていたのです。わからないということは、上がることも下がることもあるということです。そして、そのような場合には「明確なトレンドだけ売り買いする。わからないものは触らない」としか言いようがありません。

ただ、全体としては(前回の話での)今週~来週(=5/29週・6/5週のこと)は米国リスクを考えていて、その警戒をしているという説明をしました。にも関わらず、金曜ナイトでダウは急騰しており、それが今回の失敗話につながるのですが、それでも、このリスクシナリオは「現在も継続中」というのが私の意見です。というのも、そもそも“今週~来週”としてまとめて書いてしまいましたが、5/29週と6/5週では、考えていたリスク材料は異なります。
「5/29週」で警戒していたことは、前々から書いていた“月末リバランス”です。これを想定していたので、前回更新(5/28)時点では“警戒”ということになります。これはやはり実際に発生しましたので、合っていました。そして、もちろんこれは月末だけの話ですので、“月が変われば買っていける”ことになります。後でも説明しますが、そこが絶好の買い場となりその後の全面高につながりました。(ただ、“ここまでの上昇になると思わなかった”ということは、先に言っておきます)
一方で、「6/5週」のリスク・・・これが米国なのです。つまり、先週はまだ米国リスクを考慮していません。(※エントリータイミングとしては探していましたが) 私が米国の警戒をしているのは、今週です。もし今週も何もなければ、その時はその後買っていけるようになります。ただし、このシナリオを難しくしてしまったのが、金曜の雇用統計後の急騰です・・・

本来の私の投資戦略はこうでした→「5/29週~6/5週はわからない。その後から買っていく」。だからこそ、その前段階でポジションを減らしていたのです。(※後述しますが、現在は買いポジションいっぱいになっています…) しかしながら、現時点ですでに上がってしまったわけです。そもそも「5/29週~6/5週はわからない。その後から買っていく」という話は、もう少し正確に言えば、「5/29週~6/5週はわからない。(どこかで下がるだろうから)その後買っていく」というものです。つまり、“どこかで下がる”という考えが前提にあるのです。しかし、もし今週(6/5週)上がってしまうと・・・その場合はこうなります→「5/29週~6/5週に上がれば、その後は“わからない”」。
ご理解頂けますでしょうか?まとめると、「今週下がるなら来週から買える」のですが、今週上がってしまうと「その後がわからなくなってしまう」のです。長くなりましたが、これが前提としてお伝えしておきたいことです。私は引き続き、週明けからの米国の動きに注意することにします。今後どのような展開になるか?その判断は、今週次第となります。

もう1つ、大局(長期)としての前提をお伝えしておきましょう。
今は、ご存知のように「バブル後の最高値更新」をしています。となると、“長期”の軌道を考える場合には、当然 “バブル期を含めた”大きな波動から考えないと意味がないのです。私も含め、多くの人は長期のチャートを開いて確認するとしても、せいぜい5年10年だと思います。しかし、今はその軌道を抜けてしまっているわけですから、それでは全然足りません。それこそバブル後の何十年であったり、場合によっては戦後からを考えなければいけないかもしれないのです。もちろん当時とは、為替にしても金利・物価にしても全然異なります。しかし、そのようなデータも “すべて判断材料”として含めなければ、正しい長期予測にはならないということ。そのため、昨年までの相場予測とは、“まったく難易度が違っている”ということです。もし今までのように数年程度のチャートからしか考察していない人がいれば、その人は何もわかっていないことになります。今の長期予測は、これくらい大きな歴史的な変動になってしまうので、正直、日経平均何千円動くとかが “誤差”と言えるくらいです。今の相場が大きなボラティリティで動くのは、このような背景があることを理解して下さい。

ですが、現時点で考えられる様々なシナリオパターンから見て、ほぼ確実にわかるのは、「来年からは大きな下落局面」に入るということです。(※これを覆すシナリオは現時点では確認できません。もちろん今後の動き次第でゼロとは言いませんが、かなり可能性は低いでしょう) これはこの何十年という流れの中での下落局面なので、非常に規模の大きな話であり、“これまでの経済拡大が縮小に入る”ような壮大な話になります。もちろん私たちの投資経験では初めてのことであり、「資本主義の崩壊」と言えるかもしれません。
そして、今年2023年に関しては、その大きな軌道に入る前の “最後の上昇局面”となります。そうなると、あとは「年内、いつ・どこまで上がるのか」という話でしかなく、今はこれを考える段階です。今年も残り半年程度しかありませんが、投資家としてはここが勝負所。ここで勝って生き残るために集中しなければいけないのです。
(→その後の相場というのは、“多くの人が資産を失っていく”というフェーズになります。お金の価値をなくして富を増やし続けてきた長い長い投資の歴史が逆転するのです。ただ、そうなると最終的にすべてリセットするだけなので、私たちが対策を考えたところで仕方ないでしょう)

・・・さて、前置きとして、2つ前提の話をしました。2つ目はとても大きな話になりましたが、頭を切り替えて、直近の相場に目を向けることにしましょう。(※今は「最後のバブルを作り出している」ということだけ理解しておけば大丈夫だと思います)

最初の話に戻して、今は「明確なトレンドだけ売り買いする。わからないものは触らない」というのがトレード戦略でした。全体が不明瞭な時は、どうしてもその時々の判断でしかトレードできません。だから“明確なトレンドだけ”と言っていたのです。
例えば日経平均のような指数であれば、それは “雰囲気”で考えます。雰囲気とは、シンプルに「個人が買ってるなら売り、個人が売ってるなら買いが正解」ということです。
(※確か木曜のザラ場が終わった時点だったと思いますが、かなり興味深い手口が出ていました。極端に言えば「個人が売って、ゴールドマンだけが買い」のような構図です。そうなると、ある意味 “ゴールドマン次第”とも言えるので、黙ってついていくしかありません。個人投資家だけでなく、ゴールドマン以外の大口も買い戻すことになるので、大きな踏み上げが推測できます。そして、その後も “ゴールドマン次第”だとすれば、仕掛け1つで「相場急変もあり得る」ということになります。どこまで上げて、落とすのか?注意すべき地合いだと言えるでしょう)

そして、指数全体が「雰囲気」だとすれば、個別の方は「勢い」を見ます。これは結局、それぞれのチャートを見ての判断です。早い話が、“資金が向かって勢いのある銘柄” を買ったり売ったりする。これが、先週の金曜には新興株にも資金が向かっており、これまでに見られた“グロース売り”とは違う展開になりました。マザーズは崩れると思っていたのですが、実際はそうならず、久しぶりに“イージーな相場”だったと言えます。
(=その一方で、「株に資金が向かえば仮想通貨は下落」という、以前も話したわかりやすい展開です)

・・・それでは、ここからやっと先週のトレードの振り返りをしたいと思います。
想定していた「月末リバランス」の後からは 買いを増やしていくようなトレードになりましたが、金曜には“全面高”の雰囲気になったことで、結果的には非常にうまくいきました。(※実は、先日のレーザーテックの機会損失を反省して、少しトレードルールを変えました。おかげで無駄なトレードがなくなって、今後パフォーマンスを上げられる気がします)
振り返って確認してみると、保有銘柄がかなり入れ替わることになりました。長く持ち続けていた建設・医薬品などはもう残っていませんし、銀行や電力を買ったり、何より半導体関連をきっかけとして新興株が多くなりました。前もって持っていたSBGも大幅上昇でした。この好地合いのおかげで10%近い上昇銘柄も出てきたりして、気づけば “ほぼ買いのみのポートフォリオ”が出来上がっていました。
(=ショート候補はあっても条件が合わないので売れず、結果的に買いばかりになったということです。1つ、ショートで大きな含み益になっている銘柄がありますが、あまり良いことではないので書かないでおきます。悪い決算が出たことで下がり続けています)
前々から言っているように、本来であれば今は大きなポジションで週をまたぎたくはないのですが、それでも、あまりにも全体が強いので手放すべき銘柄もなく、今回は “大部分を買いのまま” 持ち越すことになりました。正直、これは想定外の上昇だったのですが、この地合いでは利益を伸ばすべきという判断です。(→その後、ナイトで急騰したので正解でしょう。ラッセル指数も上がっていますし、週明けは期待できそうです)

そして、「ビットコインの下落」に関しても大正解でした。一度ショートを利確した後、昨日再びショートしていますが、今週には下落が止まると見ています。(もし26000ドルあたりまで下がればドテン買いするかもしれません)
「コモディティ(原油)買い」に関しては、月末の下げが良い買い場となって大きくポジションを取りました。ただ、少し想定とは違っている動きが見られます。ですので、当初はここからしばらく買いホールドできると思っていたのですが、週明けに撤退するかもしれません。その場合、その後は買いでも売りでもなくニュートラルという意見に変更となります。(おそらく上下すると思います)
続いて、先週は為替に関しても “よくわからない”という意見でした。ドルも円も弱いような動きだったので、ユーロやポンドで何度かトレードしましたが、プラスとマイナスで終わって、大して利益にはなっていません。現在は少しだけドル円・ユーロ円をロングしていますが、特に自信はないので反転するようであればすぐにカットします。
(※ドルも円も弱いのであれば、今は円安・円高というのはあまり相場に関係がない気がします。いずれは「円高株高」に向かうと考えていますが、それが本当のバブルです(←海外からのマネー流入で円高))

そして・・・最後に「ダウ売り」の話ですが、これが今回の反省点です。
週の途中でもショートしていたのですが、それは一旦ロスカット。その後、改めてショートで入るタイミングを待っていました。
私のトレードルールはあくまで“トレンドフォロー”なので、トレンドが下方向にならなければショートで入ることはありません。しかしながら、そろそろどこかでショートポジションを取りたいという考えがあったので、75日線タッチで指値を入れていました。それが金曜ナイトの雇用統計で約定したのですが、その後、あの急騰なのです・・・
本来のトレンドフォローのルールであればロスカットも明確なのですが、まだ下方向になっていない時点でエントリーしてしまったため、明確なロスカットを考えていませんでした。そして、日経先物や原油のロングで利益が乗っていたので良いかと思い、(大きいロットだったのに)そのまま放置しました。また、前述した通り、私の考えでは「下落シナリオのメインは今週(6/5週)」ということもあって、できれば持ち続けたいという考えもありました。しかし、その後、あれだけの急騰になってしまいました。
一部はロスカットしたのですが、まだ大部分は保有しており、それなりの含み損になっています。他が利益で “トータルプラスだから良い”というのは、自己都合の考えです。そのような考えだと、いつか失敗につながります。今回のダウは、MACDでも明らかなゴールデンクロスとなり完全に上昇軌道に入っています。チャートを見れば “買い”を入れるような場面なのに、当初のシナリオを優先したことで間違ったトレードをしてしまって今に至ります。本来のルールにないトレードをして “ロスカット位置を決めていなかった”のは大きなミスです。「間違ったら1秒でも早く撤退」「含み損は持たない」 普段から私が言っていることなのですが、大きな失敗として反省したいと思います。(=今はちょうど水平のサポートで止まっていますので、これより上に抜けるのであればカットし、その場合には、再度明確な下方向になるまでタイミングを待とうと思います)

すべてのトレードは、「トレンドに乗る」ということが本質です。波動(軌道)から天井と底を当てるというのは、トレードの目安・シナリオ予測としては良いのですが、あくまで目安に過ぎず、予言者ではないのでそのトレードだけでは成功できません。
トレンドフォローに徹してさえいればトレードは簡単にも思えるのですが、このようにトレンドに反したトレードをやってしまうと、途端にトレードが難しく苦しいものになってしまいます。損切りしたり想定が外れることは、トレード自体が間違っているわけではないのでまったく気にすることではありませんが、今回に関しては「トレード自体が間違っている」ので、これは絶対にやってはいけないことです。結果的にプラスになるかマイナスになるかは関係なく、ルールを守らないのはトレーダーとして失格です。トレードする資格がありません。投資の世界はミスが許されるような甘い世界ではありませんので、この場にしっかり履歴として書き残しておきます。
というわけで、いくら利益が出たとしても、この行為1つで台無しにしてしまった1週間でした。

・・・さて、思ったより長い話になってしまいましたが、ここでまとめに入ります。
今週の動きに関しては、米国次第ということです。ここで下がれば、その後買っていけるのですが、下がらないのであれば、よくわからなくなります。当初のシナリオでは「6月中旬から7月いっぱい」が買い場だと考えていたのですが、想定外の展開が続いているので、徐々に確度が低くなりつつあります。今後意見変更する可能性もあるので、あまり参考にしないで下さい。今は、先のことを想定するのは非常に難しいです。(=今回上昇したことで、今後下がるパターンも出ています)

ただ、前回「今週・来週で下がったとしても、そこが押し目となってメジャーSQにはまた戻る」と書いていたように、もともとメジャーSQは高値で終わると考えていました。「日経平均も32500円までは上昇」・・・とも書くつもりでいたのですが、すでにナイトで32000円に達した今となっては、大した予想ではなくなってしまいました。あとは、上の方でも書きましたが「年内どこまで上がるのか」という話になります。今後の軌道を見ながら、半年間の上昇の上値を見極めていくことになります。

今は「米国債を買ってもらう時期」ということで、おかしな動き・出来事は起こり得ます。雇用統計くらいは操作するでしょうし、その後の急落の可能性は全然あります。それでも、前回の最後に「ダウが下がっても日経・ナスダックが上がる可能性もあります」と書いていたように、米国リスクがあっても市場全体が下がるようなことは考えていません。引き続き、買える銘柄は買っていくという判断です。
ちなみに、先日メルマガに少し書いたのですが、半導体セクターに関しては私はそこまで期待していません。個別では上がるものはあるでしょうが、市場を牽引しているエヌビディアの上値余地を考えると、限度がある気がするからです。ファンダ視点で煽る人も出てくるかもしれませんが、私自身はそこまで強気で考えることなく、各銘柄ごとの個別で見極めた方が良いと思っています。トレーダーとしては、あくまでマーケットに忠実に、マーケットに合わせたトレードをするのみです。

(・・・最後に。これは宣伝ではありませんが、少し時間がありましたので、有料版の方に『さらに勝率を上げる!絶好のエントリータイミング(※全投資に対応)』を追加しました。すでに購入済みの方はご確認下さい。
私は別にnote販売で利益を得たいとは思っていませんが、「無料情報との切り分け」だけはしておきたいと思うのです。具体的な手法・ノウハウに関しては、有料マニュアルの方に随時追加していくことにして、有料情報を充実していくかもしれません。一度購入された方は、追加料金はかからず追加記事をそのまま読める形で継続しますので、どうぞご安心下さい。
ただ、すでに内容の割に安すぎることもあるので、毎月金額は引き上げていきます。内容的には後で購入した方が充実なのでしょうが、それでも先に購入して頂いた方には (値段が安いという)メリットを得て頂きたいというのがあります。ご了承下さい。株式トレードの具体的な方法を、すべてまとめています→

【5月29日(月)~】 メインシナリオ


やり甲斐のある相場です。慣れていない人にとっては難しく感じるかもしれませんが、このような相場を頭を使って乗り切るのがトレードの楽しさでもあります。
前回書いていた展開の中で、とにかくメインだったのが「円安の再開」です。(=一時的に円高に動いても、すぐに円安が始まる) 「ドル円はまずは140円。その後に少し押してからさらに上に向かう」と書いていましたが、具体的な数字を仮に当てはめるとすれば、「140円→136円→147円」のようなイメージです。今はその140円に向けての上昇期間と考えており、その後から弱くなり始めるということで、このように書いていました→
「今週中盤から失速することになり、月末~来月上旬あたりが下落調整の時期」「そろそろ一方的な上昇も落ち着いて、上にも下にも振れるようになる」。(※一方で、“日経は3万円を割らない水準を維持して推移するかも”ということも言いました)

日々変化があり、細かいことを書くとキリがないくらいです。私自身はロング・ショートともにどんどんポジションが増えていくような流れで、うまくトレードできた一週間でした。(→かなりポジションが大きくなったので、金曜引けで大幅に縮小しました。今は極力 持ち越したくありません)
今回はあまり具体的な相場予測が書けませんので、先週の細かい話からしていきます。(※興味ない人は読み飛ばして下さい)
まず、前回エーバランスを買ったと書いていましたが、それは早々に撤退しました。1万円を割った時点で手を出せない形になったので、監視からも外しています。次に、火曜日の引けでトヨタが突然急落しました。その後すぐに戻ったわけですが、ちょうどその時には自動車株をそれなりに保有しており、その中にトヨタも含まれていましたので、引けでストップにかかってしまいました。大型株なので%にすれば大した額ではないのですが、急な出来事で驚きました。理由はわかりませんが、今後何かあるのかもしれません。
そして、最後にエヌビディアは凄かったです・・・金曜の上げ要因は、“エヌビディアの半導体セクター押し上げによるもの”だと言って良いでしょう。ハイテク関連は少し買っていたので多少の恩恵はありました。この要因だけでナスダックも市場全体もすべて押し上げたわけですが、いつも言うように、このような一部の銘柄やセクターによる上昇というのは、非常に不安定で簡単に崩れやすいです。指数が上がっても決して良い地合いとは言えず、「悪材料で崩れる状態が継続している」と言えるのではないでしょうか。
(※半導体と言えば、レーザーテックを買っていなかったのは残念でした。4月からGW明けまで長くショートで利益を出していて、「そろそろ底打ち」と言ったタイミングは完璧に合っていました。しかし、その時点ではショートを手仕舞いしただけでドテン買いはしなかったのですが、底打ちがわかったのであれば買っておくべきでした。さすがにここまでのV字回復は想定できませんが、(仮にすぐに上がらなかったとしても)資金に余裕があるのであれば買って放置するという選択もありでした。今後のトレードで考えたいと思います)

この一週間、買いも売りも増減しながら、銘柄・セクターも入れ替えてトレードしていました。そして、大きなポジションのまま週またぎしたくなかったので、金曜引けでポジションを大幅に縮小したのですが、それでも保有で残ったのが、半導体以外ではそーせい・エーザイ・中外といった医薬品セクターなど・・・(※アステラスは手仕舞いしましたが大きな利益でした) 建設も少し残していますが、このディフェンシブな銘柄構成が今の相場を表している気がします。グロース株のショートはたくさん残り、「景気後退は確実」という雰囲気です。(※グロースのショートではハイカラ(1日信用)も使ったくらいなので、新興市場は厳しいと言えます。マザーズは安値更新となり、指数を空売りしたくなる形に。今後も下がりそうです)
とりあえず、思い出せる範囲で細かい内容を書いてみました。他には米国株も買っていましたが、テック銘柄1つ残して手仕舞いしました。やはりドルが上がる間は、なかなか米国株を買う気にはなりません。(ドル資金のままで良いです)

細かい話はここまでにして、ここから相場全体の話に移ります。
前回、「円安が再開(=ゴールドやビットコインは下がる)」と書いていましたが、実際にビットコインがわかりやすい動きだったので、ショートしていました。(→一度利確して、再度のエントリーはストップに) ゴールドの方もショートしていたのですが、そちらは75日線タッチで利確。ゴールドは以前より「1900ドルに向けて下落」と言っていますが、今回の下落だけではまだ1900には達しないと思います。為替に関しては、ドル円とユーロ円のロングをしていましたが、ドル140円・ユーロ150円で利確して、そこから上は触っていません。現在はノーポジション。
あとは、「コモディティ(基本的には原油)を買いたい」ということも前回書いていました。実際に買ったのですが、残念ながらロスカットにかかってしまいました。ただ、それでも上がると見ているので、今週も引き続き買いを狙いたいです。ちなみに、なぜ “コモディティ買い” と言っていたのかというと、今の雰囲気のままリスクオフになって株から資金が引き上げられると、次はコモディティの方に資金が向かうような気がするからです。今週・来週は基本的にその展開を考えており、どこかのタイミングで相場の調整が始まると考えます。(単純な下落ではなく上下すると思うので、自信のない人は無理に参加しない方が良いとは思います)

・・・ということで、先週まではまだ大丈夫と考えていましたが、今週からは徐々に下目線を意識することにします。日本株の方は、すでに金曜引けで売りの割合を増やしましたし、スクリーニングしたリストにも売り候補の方が数が多いです。
ただ、指数に関しては、日経平均よりも「ダウのショート」をメインに考えています。実際にダウのショートポジションは取っていたのですが、金曜ナイトでストップにかかったので、現在はノーポジションになっています。また下に振れるようであれば入りたいと思います。(=逆指値を入れています) 29日は米国が祝日ということで、何かあるとすればこの時期だと思うのですが・・・(注※ ニュースや報道は参考にしません。なるべく逆を意識するようにします)

さて、まとめになりますが、基本的には今週~来週は予測が難しいです。あらゆる判断材料から考えれば、本来なら崩れてもおかしくない状況なのに、一部の銘柄・要因だけで引き上げている状態(相場)というのは読みづらいです。今は日本市場だけ見ても仕方がなく、米国の雰囲気に注意しなければいけません。しばらくはトレードするとしても、小さめのポジションでやっていくと思います。
それだけ、どうなるかわからない時期だということなのですが・・・例えば、細かい話になりますが、長期運用の1つとしてiDeCoの口座があります。頻繁にスイッチングはできないので、ここで一旦手仕舞いした資金を次にどうしようかと考えたのですが、何も思いつかないので、結局キャッシュ(待機資金)で待つことにしました。それくらい、今の相場の正解が見えないということです。
ということで、今週~来週は「明確なトレンドだけ売り買いする。わからないものは触らない」ということを徹底したいと思います。もし可能性があるとすれば、ダウ売り、ビットコイン売り、コモディティ買いなどでしょうか。(日経平均は、ドル円の影響があるのでよくわかりません)
どうしても、米国が暴落前夜のように感じてしまいますが、今週・来週さえ無事に過ぎれば、また積極的に買っていけると考えています。基本的には、今週・来週で下がったとしても、そこが押し目となってメジャーSQにはまた戻るような気はします。警戒はしますが悲観的に考えているわけではないということです。景気後退だからと言って、必ずしも株価が下がるわけではありません。(=ダウが下がっても日経・ナスダックが上がる可能性もあります)

【5月22日(月)~】 メインシナリオ


やはりバブルです・・・大事なタイミングだったので、“追記”しておいて良かったです。まずは前提ですが、今のような相場は「売りがなくならない限り、上がり続ける」ということです。これは原理原則の話にもなりますが、相場というのは “苦しい方向に向かうことはなく、楽な方向に向かう” という性質があります。どういうことかというと、今のような相場で売りポジションを持っている人は、踏み上げられて「苦しい」わけです。逆に、買いポジションを持っている人は利益が増えて「楽」になっています。「苦しい売り手」vs「楽な買い手」この両者の需給が対立すれば、「売り手があきらめて買い戻す」というのが明らかに可能性が高いはずです。だからこそ、“売りがなくならない限り 上がり続ける”・・・ということで、次の文章を追記として書いたのです→「売り手が完全にあきらめて、長い上ヒゲの達成感が出るまで売りは禁物」。
そして、現時点でも状況は変わらない(=個人の売りは増えている)ということで、上がる燃料はまだ残っているわけです。私は、その状況を確認した上で、確信を持って買いポジションを増やしていきました。(※このような需給の性質があるからこそ、逆に動いた際の損切りはすぐにしなければいけないのです)

さて、簡単に需給の説明をしましたが、そうは言っても、金曜になって多少の変化も出ています。この変化はもともと予想していたことですが、“金曜で円安は一旦落ち着く”と見ていました。
これも説明が必要なので説明します。もともと前回(1週間前)更新時には、136円台までの円安を想定しており、そこまでが“5月の上昇”と見ていました。しかし、136円に到達しても止まることなく、137円台に突入しましたので、その時点で目標値は変更となりました。先日よりお話ししている“5月の上昇”というのは、基本的に円安(ドル高)を想定したものです。「円安が続く限りは日経平均の上昇が続く」という考え方なので、だからこそ(137円台に入った時点で目標を引き上げて)“日経3万円は確実、さらに上がる可能性がある”と考えるようになりました。
繰り返しますが、ここまでは「円安による株高」という考えだったのです。その円安が先週で一旦落ち着くということは、次は流れが変わり、それが、前回書いていた「逆になる展開」の話になります。どういうことかと言うと、“円安が落ち着けば資金が向かう先が変わる”ということです。ここまでは大型株を中心とした上昇でしたが、次は小型株であったり米国株も上がり始めると考えます。
ですので、金曜引けの時点で私もポジションを整理することにして、円安銘柄はある程度利確して新興株を増やしました。ショートも少し増やし、日経平均に関しては、下がるとは言わないまでも “少し勢いが弱まる”と考えます。(ちなみに、オプション手口でも変化は出ていますが、SQはまだ先なので参考にならないと思います。今はあくまで先物主導での動きを考えています)

今回で「バブル後の最高値更新」ということですが、実際には全面高というわけでもなく、下落している銘柄も多いです。そのため、個人投資家にとっては恩恵を受けていない人も多いようです。(※私も、買いポジションだけではなく、化学セクターや一部グロースなどはショートポジションで利益を伸ばしていたりします) ですが、ここからは小型株にも資金が向かうと考えて、久しぶりにエーバランスなども買いました。(→その後、エーバランスはストップ高。ただ、タイミングを外すと大損すると思いますが…) あと、これも久しぶりのことですが、米国株でもビックテック等を買いました。
株以外には、ドル円はわかりやすい動きでしたので、ずっとロングをホールドでした。135円→136円台後半まで取った後、137円で再度インして、金曜に138円台で利確しました。(その後、短期でゴールド買いも)

さて、このように “円安は一旦落ち着く”とは言いましたが、実際にはそれも一時的で、またすぐに円安が再開すると思います。(=ゴールドやビットコインは下がる) ただ、実際のところ、そうなると「中長期シナリオの変更」が必要な展開になってしまい、これまでにお伝えしてきたシナリオ全体を考え直さなければいけません。
そもそも、当初の想定シナリオでは、日経3万円達成はまだ先だと考えていたのです。確か「11月頃にドル円140円台で日経3万円」と書いていた気がします。今回、ドル円は138円台なのにすでに3万円到達していますので、もしこれ以上ドル円が上昇するのであれば、日経平均はさらなる上値余地があります。ドル円はまずは140円、その後に少し押してからさらに上に向かうという軌道で考えれば、日経平均は32000円くらいまでは上がると見ています。

そうは言っても、そのまま上がり続けるのではなく、一時的な調整は挟みます。今考えている流れとしては、「今週中盤から失速することになり、月末~来月上旬あたりが下落調整の時期」と見ています。米国デフォルト懸念もあるかもしれませんし、それがなくても、これだけ上昇したわけなので、月末リバランスで多少の調整はあると思います。
それでも、以前より何度も繰り返しているように、今は“暴落”は考えられない地合いなのです。特に、今回の上昇は近年稀に見る強い勢いで、本来なら抵抗するはずの節目も機能せず上昇し続けたのです。(※通常、上昇・下落局面であっても節目では少しは抵抗するものなのです。私も今回その節目ごとに短期ショートを狙ったりしましたが、ほとんどロスカットで終わりました。このような相場は非常に珍しく、異常だと言えます)
ですので、ここから調整すると言っても、決して暴落という話ではなく “勢いが弱まる”という程度だと思います。それでも、その際には上がる銘柄・下がる銘柄が入れ替わったりして、少々難しい相場になるかもしれません。私は短期売買を中心に対応すると思うのですが、いずれにせよ、今はシナリオ全体を考え直す時期なので、あまり先のことを言うことはできません。この上昇がどこで止まり、どこまで折り返すのかを見てから、今後の軌道シナリオを考えたいと思います。

・・・さて、わかりにくい説明になってしまったので、改めて整理します。
そもそも、この“5月の上昇”で ここまで上がることは想定していなかったということです。方向や展開は間違っていなかったのですが、“想定以上の上昇幅”だったのです。その原因を考えると、GWあたりの金融不安やセルインメイなどで “ショートが溜まっていたこと”もあると思います。前回も言いましたが、あれだけ売りが溜まっていると、上がる以外考えられないのです。不安が煽られれば煽られるほど売りポジションが積まれ、それが燃料となって想定以上の上昇につながる・・・ だからこそ、いつも言うようにニュースや情報などの雰囲気に影響されてはいけない(むしろ逆に捉えなければいけない)のです。
とは言え、これが大事な話なのですが、実際には、ショートカバーだけでは今のような強い上昇は説明がつきません。(※ショートカバーだけなら、当初のシナリオ通り3万円で反落したでしょう) この異常な雰囲気はアベノミクス初期と似ていて、“海外からの大きな買い”によって、そのままバブルに向かう可能性があります。そのため、今後は下げても “3万円を割らない水準”を維持して推移するかもしれません。
(※いずれは割るでしょうが、ある程度は維持されるという意味です。今回の高値更新をきっかけに証券会社の口座開設が急増しているようですが、その人たちの買いが増えてきた頃には下落を考えることになります)

なお、G7も行われ、世界情勢は大きく動いています。私は今月の最初に「5月は重要な転換点になる」とお伝えしましたが、表側でも裏側でも様々なことが起こりすぎています。
世界の景気後退は確実なのに、この状況・・・ これで、いわゆる“グレートリセット”がますます進んでいきます。「不景気の株高」「日経平均の高値更新」「日本のバブル→崩壊」など、前々からお伝えしていることが実際に起きているのです。マーケットの知識がなければ乗り切れない時代がやってきています。理解していない人は、改めてこちらを読んでおいて下さい→
(※銘柄選定でも、“上がっている銘柄を買わなければいけない”と書いています。例えば金融セクターであれば、上がっているメガバンク等は買い・下がっている地銀などは売りという感じになります)
それでは、そろそろ一方的な上昇も落ち着いて、上にも下にも振れるようになると思いますので、注意するようにしましょう。ここからは読みが難しい相場です。私もポジションを入れ替えたり一旦縮小することも考えます。
(※書き忘れたので付け加えておきますが、今週はコモディティ買いを検討します)

【5月15日(月)~】 メインシナリオ


【追記】5/17(水)の前場が終わりました。昨日の時点で日経3万円到達はほぼ確実と見ていましたが、本日で達成しました。30000円で試しにショートしたのですが、それはロスカットになりました。
(引け後更新→)非常に強いです。海外の買いは止まらず、一方で個人の売りが溜まっているので、かなり上がりそうです。売り手が完全にあきらめて、長い上ヒゲの達成感が出るまで売りは禁物。私は結局、今週は買いを増やしています。(※売りたくても売りチャンスがなく、個別では買いチャンスの銘柄が多いため買いが増えてしまいました。以前は下がっていたハイテクや金融も買えるようになっています) 今後のことはまた書きますが、この動きだと大きなシナリオ変更もあります。世界の景気が悪いのに日本はバブル?本当に何が起きても不思議ではない状況になってきました・・・【←追記ここまで】


先週はとにかく「地合いは良い」「日経は相対的に強い」という見立てで、「買い増していく」という戦略でした。年初来高値更新、金曜ナイトも含めて日経先物は上昇し、正解だったと言えるでしょう。ダブルインバースの買い残は大きく、“個人売り・海外買い”という構図が出来上がっており、上がる以外考えられませんでした。強い仕掛けも見られ、私もここは勝負だと思って、久しぶりに大きなロットで先物買いしました。(→後述しますが引けで利確済み)
個別株に関しては、以前より注力している建設セクターは好調、不動産セクターの方も東急が一時ストップ高。月曜には電力・ガスなどのエネルギーを買い増したのですが、それも上昇し、銘柄選定が完全にマッチしました。(他にも日本たばこなど全体的にディフェンシブ系が多いのですが、どれも上昇しています。そして、海運や非鉄をショート。1ヶ月近く保有したレーザーテックのショートは、追記で書いたタイミングで手仕舞い。やはり底打ちでしょう)
決算は多すぎて見てられませんが、なるべく回避するようにして、またいだのは任天堂くらいだと思います。(※地合いが良かったので大丈夫かと思い、またいでしまいました)
また、ビットコインのショートも非常にうまくいきました。一度利確したのですが再度入り直しており、この週末中に手仕舞いする予定です。(※今週は一旦上がると思います)

先にうまくいった話をしてしまいましたが、難しかったのがCPIです。CPI発表直後にドル円が下がりましたが、そのタイミングでゴールドと原油をロングしました。しかし、ドルが下がっているのにゴールド・原油も下がることになり、結局、それらがロスカットになりました。為替がわかりにくかったためゴールドで対処すれば良いと思って取引したのですが、失敗でした。その後、ゴールドはドテンショートすることにして、現在もショートでホールド中です。
(※後で振り返って考えると、先週の相場の中で「CPIがイレギュラー要素」だったと感じます。もしCPIがなければドル円も日経も下がることなく、素直に動いていたのではないでしょうか。また、もちろんSQの影響もあります。SQで押さえつけられていたのが、SQを抜けたことで本来の動き(=ドル・日経上昇)になったというイメージです。仕方ないことかもしれませんが、今回のCPIは難しくて読めない動きでした)

それでは、今週の戦略を話しますが・・・ 今週からは、「先週とは逆になる展開」を考えます。逆ということは、先週まで日経が相対的に強かったのが、今週は弱くなる。逆に、弱かった米国株やグロースを買えるようになると考えます。(=ここまで上昇してきた銘柄は売り転換かもしれません)
もともと、大まかに言えば「(日経は)先週は買い、今週は売り」と見ていました。先週 日経が上昇したことで、これが “想定通りに動いている”とすれば、今週からは反落するのが想定シナリオになります。(現時点ではまだ強い上昇圧力があるので、それが収まってからです)

・・・というような考えでしたので、個別株に関しては、先週増やした買いポジションは金曜引けである程度手仕舞い。そして、売りポジションを少し増やしました。あとは日経先物で対応すれば良いと考え、“大きくロングした”と冒頭に書きましたが、それは金曜ナイトの「引けで決済」しています。つまり、週末に入る前に買いポジションは減らすことにして、ここからの相場転換を冷静に見極めることにします。
あとは、ゴールドとビットコインのショート、ドル円ロングが残っています。(※ドル円は135円上抜けで入りました)ビットコインは本日中に、ドルとゴールドも週明けには手仕舞いするつもりです。前回の追記で書いていた転換点(ドル円136円)に近づきましたし、このあたりから逆の動きになると考えています。
(※今週はゴールドもビットコインも一時的なリバウンドを想定していますが、基本的には7月までは下目線です。ゴールドは5月の高値を超えることなく1900ドルまで下がると見ています)

以前から書いているように、「5月の再上昇が終われば7月に向けて下落」というのが今想定している長期の流れです。そうなると “今週あたりが相場の転換点”になってくるので、そろそろ方向が難しくなると思います。“5月の再上昇”がどこまでになるのかわかりませんが、もう無理なトレードはしない方が良いと思いますし、ここからは徐々にショートも検討する時期だと思います。
ただ、あくまで「逆になる展開」ですので、これまで上昇していなかった銘柄には目を向けます。特に、しばらくドル資金(MMF)のまま放置して、見ていなかった米国株を見ていくつもりです。(=ずっと日本株が強かったので、日本株ばかり見ていました)
日本株の場合は、先週とは逆にグロースに注目。銘柄選定次第では、日経平均が下がっても買えると思います。とにかく “先週までとは逆の展開”を想定するということで、ここまで上がってきた銘柄(や指数)は、天井を見極めてショートするタイミングを狙いたいです。
もし日経3万円達成することがあれば、それはわかりやすい天井でしょう。絶好のトリガーとなって、25500円までの下落波動が始まると考えます。もし今回3万円達成しなかった場合でも、この後7月に向けて下がった後、次の上昇波では確実に3万円を超えてくると思います。そうなれば、その次の下落はかなり大きな波動になるので、来年にはコロナショック安値を目指す流れになるのではないでしょうか。
つまり、中長期投資としては今は利確タイミングで、次の買い場は7月頃で考えます。ビットコイン等も、買うならその時で良いかと思います。
(注※ あくまで現時点でのシナリオですので、今後の動き次第で修正の可能性はあります。また、強い上昇が続く場合は3万円を超えていく展開もありますので、実際のマーケットを見て判断することにします)
引き続き決算ラッシュが続きますが、決算トレードに関しては、私は「決算が良いのに売られたもの」を中心に探すようにしています。そのような“ギャップ発生”にこそ妙味があるからです。
(※決算が良いから上がる・悪いから下がるというのは普通のことなので、そのトレードに優位性はありません。上がったものを監視リストに追加することはありますが、その銘柄に入るタイミングはまだ先になります。すぐ入るとすれば “売られすぎたもの”ということです。下ヒゲの先をストップ位置にすれば、リスクリワードの高いトレードになるでしょう)

・・・さて、ここまで一気に書いてみましたが、これからは相場難易度が高くなっていきます。日経が相対的に強い状態であれば単純に日本買いで良いのですが、上昇して節目に達すると、そこで利確された資金が次はどこに向かうのかを見なければいけません。また、今は “何が起こるかわからない時期”でもあるので、だからこそ、週末に入る前にポジションを縮小したというのもあります。強い上昇で天井をつけた後は、無理なトレードはせず、しばらくキャッシュ多めで乗り切るのが正解かもしれません。(=良い投資先が見つからないので、私自身は短期売買のみにします) いよいよ来月はメジャーSQということで、ここから1ヶ月は上にも下にも荒れるはずです。単純な下げ相場だとは思いませんので、振り回されないように注意しましょう。

ちなみに、ご理解頂いていると思いますが、「個人投資家は一番の逆指標」です。特に最近は、投資を知らない人が金融不安を煽っていたりするのを目にします。上がる・下がるなんて言い続ければいつか当たりますが、それでは相場で利益を出すことはできません。「いつ上がる・下がる」「どこまで上がる・下がる」というシナリオを立てて、それに当てはまるからこそ利益を出せるのです。ニュースや情報、一般的な雰囲気に対しては “逆に捉える”ようにすれば、大きな失敗はしないと思います。マーケットに忠実に、マーケットだけ見るようにしましょう。損切りは絶対に必要です。

【5月8日(月)~】 メインシナリオ


【追記】5/8、GW明け初日の相場が終わりました。“上がるなら利確売り、下がるなら買い”と言いましたが、上昇から始まりましたので、私自身もある程度利食いしていきました。(→やはりその後下がりました) ただ、地合いは悪くないと感じましたので、引けでまた買い戻しています。
今週はSQ週なので(指標も挟んで)上下に振ってくるとは思いますが、それでも「地合いは良い」という見立てです。ただし、注意すべきは為替です。ここまでは基本的に円安インフレを想定したポジションにしており、建設・不動産などの保有銘柄が今日も順調に上がっています。(※一方で、レーザーテックは本日も売買代金1位で下落です。ショート含み益が増え続けているのですが、そろそろ底打ちでしょうか。利確を考えます)
円安によって相対的に日本株が強い状況でしたが、今週でこの円安も落ち着くと見ています。(=ドル円136円台が転換点) 金利が下がれば全体の地合いが良くなって、外国株やグロースなど「強気買い」できると考えていますので、“銘柄を入れ替えて買い増していく”のが今週の戦略になりそうです。(特に米国株は買いたいです。逆に、円高になれば日経平均は下がると思いますので、円安銘柄は売り対象になります)
「5月中に再上昇」というシナリオを言い続けていますが、軽く調整した後は、その上昇がやってくるという考えで良いのではないでしょうか。そして、その上昇が終われば下落相場と考えています。(6月相場はかなり難しくなりそうです)
今日はビットコインを短期ショートしました。(※ショートはしないつもりでしたが、確度が高かったので入りました。あくまで短期です) お伝えしていた通り、トライアングルを形成しつつあります。原油に関しては、そろそろ買っても良さそうです。【←追記ここまで】


「やっぱり上がりました(戻しました)」・・・想定していた展開なのですが、それでも、これは金曜ナイトの最終的な動きでそうなったため、今のタイミングで書いても結果論でしかなく、どうしても後出しにはなります。ただ、それは仕方のないことなのであきらめることにして、私が考えていたこと・実行したことを今回は「履歴」として報告することにします。
(=実は、祝日で日本市場が動いていなかったこともあり、今回の文章は “金曜の昼の時点で”ほぼ用意していたのです。その時はまだ上昇していなかったわけなので「ここからは上目線」という見立てと、その理由についての考察をしていました。しかし、すでに上がってしまったため、その考察は今後の予測ではなく“結果解説”になってしまいました…)

そして、先に言っておきますと、“ここまで上がる”ことは想定していたとはいえ、“ここからどうなる”ということに関しては、これだけ連休&指標が続いた後なので何も言えません。(※もし下がっていれば “上がる”とは言いましたが) ですので、今回に関しては、ここまでの解説と今後の“大まかな予測”ということでご了承頂きたいと思います。(=直後の動きは判断できかねます)
(※あと、これははっきり書かなかったのですが、私の一番の懸念材料は“突発的な災害”でした。ただ、そのような話をしても変な感じに捉えられるだけなのであまり言いたくありません。そのため、メルマガの方でも曖昧な形で書くだけに留めました。今月からは “本当に何が起こってもおかしくない時期”に入ります。ただ、そればかり気にしては相場に向き合えないので、その点は割り切って、私の相場予測は “現実的な部分だけ”考慮することにします。今後は言いませんが、「突発的な出来事が起こり得る」ということは念頭に置いておいて下さい)

・・・さて、そうは言っても、前回更新時から“追記”を重ねていていたこともあり、前回内容からの解説が必要になると思います。(私が見ても二転三転していると感じます) まずはそのあたりの解説から始めていきましょう。
前回更新時(4/30)の時点では、「GW中は↓」で考えていました。そのため、「4月からの上昇はGWに入る前で終了」という見立てをお伝えしており、中長期投資としてはこのあたりで終了です。ですが、5/1の雰囲気や仕掛けを見て、(短期的に)「GW中は↑」に変更となりました。ここまでが前提の確認です。
ですので、私のポジションも中長期は一旦精算。それでも、GW中の短期ポジションは“買い多め”でまたぐことになりました。(※買いでまたいだ理由は、連休前と後で比較した場合に “後の方が高くなっている”と考えたからです) その時はドル円136台でしたが、“138円を目指す”と考えてドル円ロングもしました。(→その後137円台に上昇)
ですが、5/2の後場からプット買いの動きが目立ったため、「一旦押す」と考えて先物・CFD・FXのロングポジションはすべて精算しました。(※ただし、個別日本株は取引終了していたため買い保有のまま) 米国市場が崩れ始めたのはその後からです。そして、そのヘッジとして選択したのが「ゴールド買い」でした。(→その後、急騰したので大正解)・・・ここまでが、“追記”で書いていた内容です。

以上を踏まえて、解説することにします。
「4月からの上昇はGW前で終了」とは言いましたが、それでも、そのまま下がるのではなく『今月はもう一度買いチャンスがあると思います』と言っていました。つまり、「5月中に再上昇」というのが継続している考えです。そして、その上昇に関して、ドル円で言えば“138円を目指す”と考えていたのですが・・・ 実は、これが判断を難しくしている部分です。
というのも、136円台の時点で “138円を目指す”と考えた上昇波動が、その後どこまで上がったのかというと「137.78円」なのです。さて、これは目標に達したのかどうか?それが微妙なところで、137.78円は「ほぼ138円に達した」とも言えるし「達していない」とも言えるのです。これをどう判断するかで、その先の想定が変わってきます。もし “ほぼ138円に達した” ということになるのであれば、これが高値となって下落波動に入ります。しかし、厳密には達していないわけなので、可能性で言えば、もう一度この水準まで上がる余地は残っています。

というわけで、「5月中に再上昇」というものが、どこまで上がるか正確に判断できません。例えば、137円あたりまで戻って そこで折り返せば、次の下落波動は大きくなり、今後130円以下もあり得る展開になると思います。もしくは、もうそこまで戻らないというシナリオも考えられ、その場合はすでに下落波動に入っていると言えます。また、ジグザグ上昇するなら140円もあるかもしれません。
ただ、この数日の動きを見ていると、ドル円・米国株に対し、日経平均は相対的に強く、“日本株はドル円とは別で考えた方が良い” 感じになっています。ですので、“138円を目指す”と書いていたのでややこしくなってしまったのですが、それは一旦忘れることにして、改めて日経平均・その他の動きを考察したいと思います。

まず、日経平均に関しては、“相対的に強い”という考えに変更はありません。さらに米国株指数に関しても、ドル円が下がって金利下落していたので、そこから安易にショートはできませんでした。だからこそ、連休中の下落ヘッジとしては「新規ゴールド買い」をしただけで、株のショートはしておらず、むしろ株は “反発”を狙っていました。これがこの数日の私のトレード戦略で、「金融不安で下がっても “ずっと上目線だった”」ということです。
ところで、反発を狙いたい場合には、逆の発想で「どこまで下がるのか(=どこからは下がらないか)」を考えます。(つまり、何度か話している「ストップ探し」です) 前回の追記で『よほど底抜けするような出来事が起こらない限り、押し目では買いを考えたい』と書きましたが、手口から判断して、私はその“底”を28500円で考えました。そうした場合、「28500円を背にロング、そこを割ればロスカット」というトレードができます。そして、実際に28700円・28600円と2回に分けて先物ロングで入りました。結果的に、これは上昇して今現在は大幅に含み益。ヘッジのゴールド買いも手仕舞いし、連休中のトレードは何とかうまくいったことになります。
(その他、ナスダックもロング中。ちなみに、もし万が一28500円を割った場合には、かなり大きな下落になったでしょう)

・・・わかりづらい部分もあると思いますが、ここまでが前回更新&追記の解説と、トレードの振り返りでした。
要するに、「今現在は買いポジション」ということになります。さて、ここからの展開予想に関しては、さすがに週明けの動きを見ての判断とさせて下さい。「29000円を回復」までは考えていましたが、それ以上はわかりません。上がるにしても、このままの勢いで上がるのか、一旦下がってから上がるのかもわかりません。私としては、週明けすぐにポジションを取ることはせず、まずは様子見するつもりです。(※相場状況も変わったので、どちらかと言えばポジションを整理したいです)

正直なところ、このタイミングでの金融不安が想定外で、余計な出来事でした。これがなければ「GW中に上昇して、GW明けに少し調整した後に再上昇」というのが今月のイメージでした。(そして来月にかけて下落)
もともと “金曜昼間には文章を用意していた”と言いましたが、その文章をそのまま使っても後出しにしかなりません。(=「売りは考えられない」「29000円までは上がる」と書いていましたが、もう上がってしまいました) それでも、私の考えとして書いておきたいのですが、「日本の連休中に金融ショックで下落」というのは、どうも安直な展開すぎて違和感を感じていました。一時的にそうなったとしても、本格的に下げるにはまだ早い(=大口の動きが追いついていない)と感じていたからです。「セルインメイ」「金融不安で金買い」のような誰でも思いつくようなことが単調に続くとは考えられないので、だからこそ連休中は「リバウンド狙い一択」でした。仮に連休中に上がらなかった場合でも、“1~2週間以内には戻る”と考えていました。

さて、それでは、ここから今週以降の話をすることにします。週明け “直後”の動きに関しては、わからないので様子見・ポジション整理すると言いました。
ただ、今は決算シーズンなので、この連休中にもいろいろ決算を見返しているのですが、なかなか買いたい銘柄が見つかりません。今後の地合いをアウトパフォームするくらいでなければ買いたいと思えないのですが、私が見る限り見当たりません。そして、短期的に買えたとしても、その後の下落相場を “買い”で利益を出すイメージがなかなか湧きません。もしかすると、しばらくトレードを控える時期がやってくるかもしれません。
ちなみに、今後 “下落”は考えても “急落”とは考えていないので、だからこそ難しくなりそうです。急落であれば、下がった後に買えばいいだけなので、それは逆に買いチャンスだったりします。しかし、中途半端に戻りを入れながら下がっていく相場だと、途中では買いを入れたりするので損失を出してしまう可能性があります。難易度が上がるので、トレンド銘柄が見つからない場合はトレードを控えるのも大事な戦略だと思います。

今後、直近で可能性があるとすれば、「ビットコイン短期買い」はするかもしれません。最近ビットコインについて書かなかったのは、基本的にレンジで “方向感がない”と考えていたからです。(※実際は何度か入りましたが、動かないので即撤退) 引き続き上下を繰り返してトライアングルを形成することになり、“5月中旬に上抜け”という展開を考えています。もしかするとトライアングル下抜けの可能性もありますが、その場合は手を出しません。あと、原油に関しても、同じようなタイミングで反発を狙いたいです。
以上のように、週明け直後の動きはわかりませんが、「今週か来週あたりで上昇」というのが大まかな考えです。そして、その上昇が終われば下落軌道になるのでは?と考えます。

先ほども言いましたが、このタイミングでの金融不安が想定外でした。これによって当初の想定軌道が崩れてしまい、せっかく定まっていたシナリオも確度が落ちてしまいました。具体的には、本来は「ドル円が下がって米国株指数が上がる」という展開を考えていたのですが、もしかするとドル円が下がっても反応しない可能性があります。
私自身、しばらく米国株を買わない(買えない)状況が続いていたので、そろそろと思っていたのですが、どうなるでしょうか。とりあえず、個別株を選定するより前に「ナスダック指数だけロング」しています。(→その後、年初来高値更新) ここからの相場が動き出してから、今後のトレード戦略を考えることにします。(=今の日本市場の動きは、地合い全体を判断する上でかなり重要です)
今のところは「5月中に上昇、その後下落?」というシナリオで考えてみます。久しぶりに日本市場が動き始めるのが楽しみです。まずは “上がるなら利確売り、下がるなら買い” が入るような気がしますが、バイアスは排除して観察したいと思います。

【5月1日(月)~】 メインシナリオ


【追記】変更点があるので追記しておきます。「GW中は警戒」と書いていましたが、本日(5/1)の動きを見て、“GW中はまだ強気で継続”という想定に変更することにします。(=連休明けから下落想定) 理由は、大口の手口が完全に上を向いてきたことと、一番の理由は、ドル円の軌道が変わって138円台まで上がる可能性が高くなったことです。(本文でも書いたように、今は円安が上昇要因です。136円を割らない限り、日経は下がらないでしょう) そのため、ドル円ショートは入れませんし、原油買いも撤退済み。ドル円ロングしていない代わりに、ゴールドショート中。本日は日本株買いを大幅に増やしており、明日(5/2)の引けには多少縮小しても、基本的には買いポジションのまま連休を迎えることにします。(=もし連休中に突発的な出来事があれば、先物・CFDでリスク対応します) 個人投資家の売りが減っていれば話は別ですが、相変わらず売りが多いので、これでは下がらないのではないでしょうか。もし売りを狙いたい場合は、完全に下抜けしてからでも十分に間に合います。(→その後、さらに追記: これを書いた後に「ドル円137円」になりました。そして、結局ドル円ロングもしました。138円まで狙います)
<5/2追記> 日本株は買い多めのポジションで連休突入することにしました。(建設・不動産など買い。売りは海運・レーザーテック等) ただ、今日はプットが買われていたので、一旦押すと考えて先物・為替・CFDは精算しています。商社の決算も多少影響するかもしれませんが、よほど底抜けするような出来事が起こらない限り、押し目では買いを考えています。
(→夜に下がっているので一応追記します。新規ゴールド買いだけしていますが、指数は売り買いせず、明日以降の相場で対応します。明日以降、急に変わる可能性があるためです。売り目線になるのはドル円136円を割ってからです)【←追記ここまで】


先週の展開も「想定通りだった」と言って良いのではないでしょうか? しかし、一部よくわからない部分もあり、日銀発表以降は “かなり特殊な相場状況”です。織り込み済みだと思っていたのに、この上昇。手口は“下”なのに、この上昇・・・ こうなると、小難しい理屈抜きに、シンプルに “ショートカバーによる踏み上げ”と考えるのが妥当だと思います。そもそも今の相場が難しいのは、「影響する指標が多すぎて、何がどう影響しているのか理解できない」ということです。どのファクターが影響して今の動きになっているかわからない・・・ このようにファンダメンタルが難しいため、結局は“今目の前の動きに対応すること”が正解になっていると言えます。(=大口の手口で考えても役に立ちませんし、後付けの理由はもっと意味がありません)
今週の日本市場は2日間しかありませんが、「これからのGW期間が重要な相場の転換点になる」と考えています。詳しい説明は後でするとして、まずは先週の振り返りからしていきます。

先週は “お伝えしていた通り”だったとはいえ、かなり難しい相場だったのではないでしょうか?というのも、お伝えしていた内容は次の通り→
『今にも崩れそうなチャート状態で(=そのような演出をされて)上に下に振り回すようなレンジが続く』『実際の資金の動き=需給を見れば“上”で継続』『下げても28000円は割ることはない』『(好決算が続けば雰囲気も変わり)レンジが続いた末に上抜けしてくる展開』『長らく続いてきた抵抗線を抜ければ強気相場になって日経29000円も超える』
・・・そして、それに対する基本戦略は、『週前半のレンジ相場を無事に乗り越える』『前半数日間のレンジ下値でドテン買い』ということで、“言うのは簡単でも行うのは難しいこと”を言っていたと思います。

実際の動きは、まさに書いていた通りの展開でした→
「レンジが続いたと思ったら急落し、それでも28000円を割ることはなく、そこが買いチャンスとなってその後29000円を超える」・・・そして、私自身のトレードもそれに合わせた推移でした。最初はどちらかと言うと下目線でショート多めに。水曜に下がったので、引けでショートを減らしてロングを増やしました。そんな話をすると、“完全に読み通りでうまくトレードしている”と思われるかもしれませんが、それでも週前半のレンジ時期では失敗もあり、天井と底でのロスカットが何度かありました。もちろんロスカットは必須なのでトレード自体が間違ってたわけでもないですが、それだけ「(事前にわかっていても)レンジ相場は難しい」ということです。(※レンジだとわかっていなければ、もっと損失が出ていたと思いますが…)

具体的に売買していた銘柄セクターはいろいろあるのですが、最近の上昇で印象に残っているのが、建設・不動産・電力、そしてゲームセクターです。(任天堂・スクウェア・カプコン等。特に任天堂に関しては映画ヒットの初動から乗れています) 売りでは一部の鉄鋼・金融・資源株、個別ではレーザーテック。レーザーテックは先日の決算が良かったので上がるかもしれませんが、上がればそこで手仕舞いです。それでも、4月中ずっと売りポジションを持っていたので、一番大きい含み益になっています。
私はその時々でチャンスの銘柄を淡々とトレードしているだけですが、このようなポジションを眺めて考えると、“4月は円安インフレによる上昇だった”と言えるかもしれません。その一方で、SOX指数が下がり続けているという事実を考えれば、決して景気が良いとは言えません。“好決算が続けば雰囲気が変わって上昇”と言いましたが、実際はごく一部の企業だけで牽引している部分もあるので、まだ不安定な相場だと言えます。金曜の日銀発表後の急騰に関しても、本質は「円安で上がっただけ」と言っても良いのではないでしょうか。(=EPSは低いまま)
・・・このような状況を、まずは今の相場の雰囲気として認識しておいた方が良いと思います。(※あと、ユーロ高が話題になっていますが、私は先日よりドイツ株ETFを買ったりしています)

・・・以上の内容を踏まえて、ここからが重要な話です。
まず、正直なところ、ここまでの急騰は想定外でした。上がること自体は想定していましたが、本当なら日経29000円に到達するのは先週ではなく今週の「GW中」だと考えていたのです。ですので、“当初の想定よりも上昇スピードが早い”ということは最初に言っておきます。
(=そのため、今後の軌道修正が必要になり、細かい部分でシナリオ変更することになります。前回は「今後しばらく上昇が続く」と言っていたのですが、もう目標値付近に達したため、ここからは上昇が続きません。5月中旬にリバウンドした後は下落転換かもしれません)
なぜそこまで上昇スピードが早くなったのかというと、何度も言うように円安でしょう。冒頭にも書きましたが、“日銀発表は想定内で、市場は織り込んでいる”と私は思っていました。それなのに “ショートカバーを巻き込んだドル円急騰”が起こり、それが原因となって “日経はオーバーシュートした”と感じます。しかしながら、この為替の動きは、あくまで日銀発表をきっかけとした一時的な動きだと見ています。その直前の雰囲気を考えても、“連休入りしたかのような薄商い”になっていたので、突発的に反応しやすい状況だったのかもしれません。
そして、このような急騰があったにも関わらず・・・ 金曜の時点での大口の方向感は“下“ですし、波動シナリオから考えても「ドル円136円台は天井」ということも言っておきます。

前置きが長くなりましたが、そこで考察できるのが、「GW中が今年の天井になる」というシナリオになります。私は以前より “GWまでは上昇”と言ってきましたが、この当初のシナリオ想定と、現在の軌道(波動)が一致してきました。こうなると、おそらく “日本の投資家が売買できないGW中に何らかの大きな仕掛けがされる” と推測します。つまり、「“4月は買い場”としてお伝えしてきた中期投資は、ここで終わることになります」。今週の週明けの段階ではまだ強い雰囲気を演出し、連休に入ってから “行って来い”の形になって、“GWが明ける頃には下がっている”というようなイメージです。
なお、この“GW中の天井”というのは、日本だけでなく全市場のことを言っています。私は金曜に原油(75ドル)を買いましたが、これも含めて、GW明けにまた下がると見ています。それでも、再確認になりますが「週明けの2日間はまだ強い」と考えて買いを継続します。売り手が完全に諦めるくらいまで上げてくるかもしれません。ですので、連休入りするまでは強気買いをした後、連休に入る直前に売り買いポジションを縮小し、連休中は “祝日取引が可能な先物・CFD・FXで実際の相場の動きに対応する”というのが私のトレード戦略です。
特に、ドル円136円中盤ではショートしたいです。(※金曜にエントリーしても良かったのですが、マイナススワップが大きくなる時期なので避けました。また、月・火曜はまだ下がらない気がしていたのもあります) 為替が崩れれば、日経平均も下がりやすくなるので要注意です。(=4月中に上昇した株が下がることになります) 逆に言えば、取引銘柄を考えなくても、指数だけ売買すれば上下対応できる相場なので単純ではあります。

さて、もし本当にこのシナリオ通りになった場合・・・ その動きが、中長期でも影響してくることになります。細かい部分は日々の動きを見て修正していくことになりますが、もしそうなった場合の今後の長期的なイメージとしては次の通りです→
『GW中のどこかが天井となって、(5月中盤に一度リバウンドしても)7月にかけては下落相場。秋頃に上昇しても、5月の高値を超えるか超えないかくらいの水準で再下落。冬頃に今年の大底。そこが今年一番の買い場になるが、来年になればコロナショックの安値を目指す大幅下落』

・・・ということで、日本人が休暇を楽しんでいる間が狙われやすいタイミングでもあるので、今年のGWは警戒しておいた方が良いと思います。(注:別に毎回GWを警戒する必要はありませんが、今年は警戒ということです。なお、“上がってから天井をつけて下がる”という話ですので、下落だけとは考えていません。起点になるのは5/3でしょうか)
それでも、とりあえず週明けからは(2日間の短期だけかもしれませんが)出遅れた銘柄の買いを狙いたいです。特に、これまで下がっていた原油が上がり始めたのは1つの変化なので、新規で狙う銘柄選定のポイントになると思います。(※円安恩恵の銘柄はすでに上がってしまっているため、ここから新規では手を出さない方が良いと思います)
現時点ではっきり判断できないのは、円高になれば日経平均は下がるでしょうが、他の市場はどこまで下がるか(または下がらないか)あまりわからないということです。現在は“金利が下がってるのにドル円上昇”という状況なので、そのあたりがイレギュラーで難しかったりします。(※外国株は下がらずに上がる可能性があります。少なくとも今月はもう一度買いチャンスがあると思います。インド株あたりは狙い目です)

仮に下落相場になったとしても、上昇する銘柄は必ずあります。そして、そのような時にはその一部の銘柄に資金が集中することも多いので、銘柄選定を間違えなければ“買い”で稼ぐことはできます。とは言え、わからなければ、無理にトレードせずポジションを縮小すれば良いと思います。今年は1月・4月を買い場としてお伝えしましたが、そのタイミングだけでも十分に利益を残せたはずです。「稼ごうとするより、損しないことが大事」というのはトレードの大原則です。
さて、そうは言ってもGWです。私はチャンスがあれば狙いたいですが、休暇を楽しむ予定の皆さんは、相場のことなんて気にせず、どうぞ良い連休をお過ごし下さい。

【4月24日(月)~】 メインシナリオ


何から書いていくべきか悩みます・・・ 大まかな部分ではシナリオ通りに進んでいると思うのですが、若干イレギュラーが発生していることを説明しなければいけません。基本的には “今週が買い場”で考えるのですが、当初の想定よりもチャートの形が悪いため まだ手を出せない状況で、数日間は形が整うまで待たなければいけないという感じです。

とりあえず、前回の振り返りから始めることにしましょう。先週は「ドル円135円までの上昇」というのがメインシナリオで、それに合わせて相場を考えるとお伝えしていました。実際にドル円は135円に到達することになり、ちょうどその付近が天井となって下落していますのでシナリオ通りだと言えます。ただ、問題は “それに合わせた相場”を考えるのが難しいということなのですが・・・
週明け月曜の朝。寄り前の雰囲気を見て、早速“イレギュラー”に気づいてしまったので、すぐにシナリオ変更することになりました。その月曜朝の時点でのシナリオ想定は、「19日頃まで上昇、その後下落」というものです。もちろん、その時点では仮のイメージに過ぎませんが、先週はこのように考えていたということです。

先々週から書いていた内容とまとめると、結局のところ「4/10~4/19が上昇想定」というのが事前にお伝えしていた内容になります。今振り返って確認してみると、「日経平均はその間、連騰続きで1000円幅の上昇」でしたので、ぴったり合っていたと言えます。(=4/10の買い判断は正解) また、目標としていた「ドル円135円」も、ちょうど19日に達成していました。途中変更もありましたが、なんとかここまでは事前の予測通りの展開となりました。
しかしながら、難しいのがここからです。私の考えでは、“19日の後は下落想定”だったのです。そのため、そこからショートを多くして完全に下目線のポジションにしていたのですが、その翌日20日には株価上昇となりました。“ドル円135円をつけた後は株価下落”と考えていたこともあり、この上昇が私の中では想定外で、わかりにくくなってきました。ショートの大部分がロスカットとなり、結局は「ロング・ショート同程度(というよりポジション全体が縮小)」というポートフォリオになってしまいました。つまり、「下がるはずなのになかなか下がらない」という状況で、そのまま週をまたぐ形になりました。

前まで “今の相場は為替が重要”と言っていたのに、今はそうではなくなりました。今の相場を表現するなら、“上も下も狩られる局面”と言えるのではないでしょうか。というのも、「個人の売りが多すぎる」のです。(※減ってもまた増えているのかもしれません。私もその一員ですが。一方で、海外投資家は大幅買いです) そのため、“下がる局面でも下がりようがない相場状況”であり、それがまだ数日は続きそうです。個人投資家というのはチャートを見て判断しがちなので、今にも崩れそうなチャート状態で(=そのような演出をされて)上に下に振り回すようなレンジが続くと見ています。(※確か2月頃にもそんな相場があった気がします)
現時点では私はまだ先物ショートポジションを持っていますが、とりあえず “この数日間のレンジ下値でドテンする” というイメージで考えています。それ以外ではあまり手を出したくないので、“チャートが落ち着くまで静観する”というのが今週の基本戦略になると思います。これから日米とも決算が続くこともあって かなりランダム性が高く、どこに資金が向かうかもはっきり言えず、「今日上がっても明日下がるような展開」が続くのではないでしょうか。下げても28000円は割ることはない様子ですが、そんなレンジが続いた末、一旦の底打ちの兆候が見られれば、そこからようやく上抜けしてくる展開を考えています。(※好決算が続けば雰囲気も変わると思います) 長らく続いてきた抵抗線を抜ければ強気相場になって日経29000円も超えるでしょうし、その時点で、当面の下落シナリオは消滅します。月が変わればGWがあるので多少の調整はあるでしょうが、全体的には “暴落しようがない形”になって上昇相場が続く気がします。
ですので、とにかく今週大事なのは「週前半のレンジ相場を無事に乗り越えること」だと考えます。想定シナリオだけで言えば確かに下ですし、チャートを見れば売りたくもなるのですが、実際の資金の動き=需給を見れば“上”で継続しているのです。それだけ強いということなので、ニュースや雰囲気には騙されないようにして、無理なポジションを取らず冷静にタイミングを待つのが無難ではないでしょうか。

以上のように、現時点では株がわかりにくい状況になっているので、私の株ポジションはかなり縮小。仕方ないので、“唯一わかりやすい動き”ということで、「ビットコインのショート」を入っています。ビットコインに関しては、月曜朝の追記で(買いを)手仕舞いしたと報告しました。(※実際には日曜の夜に手仕舞い) そして、本来であれば、その後しばらくビットコインは触るつもりがなかった(それよりも株を考えていた)のでビットコインのことは特に書かなかったのですが、株がこのような状況なので、消去法的にビットコインのショートをしたという感じです。もう1つ考えていたのが“ゴールドのショート”なのですが、そちらも一時的に入りましたが、ドル円との相関がわかりにくくなったので現在は撤退しています。(※参考までにゴールドは今後1800ドルまで下がると見ています)
なお、このビットコインのショートは長く持つつもりはありません。週明け早々には手仕舞いすると思いますし、不安定な相場が落ち着けば反発の可能性もありますので、場合によってはロングも検討します。(それでも、そのロングもまた短期の予定で、中長期では “ビットコイン自体に手を出すつもりはありません”。その理由は、一旦株の上昇が始まれば、「株に資金が向かう」と思われるからです。コモディティに関しても同様の考えです)
最後に為替ですが、「135円までの上昇」までは想定できましたが、その後の動きはよくわかりません。おそらく「ドル円下がって株上昇」だと考えているのですが、それでもまたドルが上がるような雰囲気もあったので“ユーロドルショート”したりもしました。基本的には、ここからは為替を考えるよりも株の動きに注目したいです。

・・・先週の振り返りから、今後の展開もまとめてお伝えしました。改めて整理すると、「今週前半はレンジで手を出しにくい状況。週後半に一旦底打ちが見られれば、そこから上昇開始」という想定になります。(とりあえず“今月中”に関しての話です。月が変われば少し調整するかもしれません。また、今の想定軌道だと7月頃が天井で考えています)

さて、ここから、株トレーダーとしては触れておかなければいけない問題があります。何度か書いたことのあるエーバランス、アースインフィニティに関してです。同じタイミングで急落したので、この2銘柄を同じような扱いで見ている人もいるかもしれませんが、実際はまったく違います。何が違うのかというと、「アースは完全な仕手株ですが、エーバランスはそうとも限らない」ということです。
そもそも「仕手株」というのは、トレードスキルがある人以外手を出すべきではありません。別のところで解説しましたが、仕手株は “一度下がれば、上昇開始地点まで崩落して終わります”。(※元値を割るまで下がるケースもあり) 需給だけで上がったものは、一度需給が崩れれば完全終了ということです。ですので、“トレーダー”にとっての理想的な銘柄は、“投資家”にとっては避けなければいけません。そのようなことは大前提なのですが、私自身は(トレーダーなので)上がる確率が高いと判断すれば 理由に関係なく手を出しますし、今回も最終的に大きな利益で終えています。(※少なくとも、上がっていない銘柄よりは、上がっている銘柄の方が上昇確率が高いです) 一番大事なポイントは、何度も言うように「ストップを明確にすること」です。トレンドが終わればストップにかかって終了・・・という形にしておけば良いのです。

まず、「アースインフィニティ」に関しては、上昇トレンドが終わった時点で私は手を出しておらず、候補からも外していました。つまり、先週の段階では、私にとっては入る要素がない状態だったということで、ほぼ終了したような扱いです。今後は半値どころか、何分の一にまで下がるのではないでしょうか。一方、「エーバランス」に関して解説していきますと・・・ 増し担保になった時点で、そろそろ天井が近くなりそうだと推測できました。(その時点ではまだ可能性を考えるだけです) その後、18日には「日足で上ヒゲ」をつけて引けました。そうなると、ここで「天井の可能性が大」と考えることになり、トレンドが終了するポイントでしっかりストップを設定します。翌日19日には5日線を明確に割ったので、その段階で私自身のトレードは終了です。12000円割れあたりで手仕舞いしました。その後は、オシレーターも下向きになって “完全にショートを狙える形”にもなりました。ただ、その時はまだ地合いが良い感じだったので私はショートでは入りませんでしたが、地合いが良くない状態であれば、確実にショートを狙ったと思います。そして、ストップ安となり・・・ その後は、“大きな乖離を埋めるための急騰”になるのは当然です。ただ、この急騰場面でのロングは、私は入るつもりがありません。相場を見ておかないと撤退タイミングを逃す可能性があるからです。ずっと監視できる人なら入っても良いトレードだと思います。
今後に関しては、“需給次第”です。もし再び上向きになるようなことがあれば “よほど強い”と考えてまた入るかもしれませんが、しばらくはデイトレーダーが売買を繰り返すような銘柄になると思います。(=短期売買は難易度が高いので手を出してはいけません) つまり、完全な仕手株だったアースとは違い、エーバランスはまた狙える可能性があると見ています。というのも、エーバランスは、あくまでIRをきっかけに急騰した銘柄だからです。直近で上がりすぎたために一斉利確で下がりましたが、もしかすると売られすぎで戻る可能性はあります。一度大相場を作った銘柄に またすぐ資金が向かうのは難しいですが、もし再び上がる気配があれば狙いたいと思います。

いずれにしても、この2銘柄に限らず「常にストップを入れる」ということをトレードで徹底すれば良いのです。以前も説明したことがありますが、トレードとは「ストップを探す作業」だと言い換えても良いでしょう。「“ここからは下がらない”と考えるから、そこにストップを置いて買う」「“ここからは上がらない”と考えるから、そこにストップを置いて空売りする」・・そのストップの位置が遠い場合には、リスクリワードから考えてロットを落とすか、できれば入るのはあきらめて他のチャンスを待つべきです。このように、“負けないトレード”を徹底するようにすれば、必然的にトレードは勝てるようになります。昔から言っていることですが、トレードというのは「確実性の高いことを繰り返すこと」で、期待値の高いところにベットしていく作業です。だから、最初は “勝率”を意識しなければいけないのです。
(=慣れれば勝率が低くても勝てるでしょうが、慣れないうちは、まず勝率を上げて「(小さくても)勝つトレード」ができるようにならなければいけません。負けるトレードを繰り返していると、資金が減る一方だからです。ちなみに、一番確実性の高いトレードチャンスというのは、“たくさんの損切りが発生したポイント”です。もし徹底的に勝ちだけにこだわりたいのであれば、そんなポイント(=大きな上ヒゲ・下ヒゲの発生)をいつまでも待てば良いでしょう)

私は昨年の失敗経験がきっかけで、それ以降「すべてのポジションに常にストップを入れる」ようにしています。実際のところ、私の普段のトレードというのは、その作業だけだったりします。1日数回程度 相場をチェックして、(監視リストの銘柄に)エントリーチャンスがあれば入りますが、一度入れば、あとは “ストップ位置を動かすだけ”。1日1回確認すれば十分です。
ストップにかかればポジションがなくなっていきますので、(先週がそうでしたが)上昇相場になればショートは自然決済されて相対的にロングが残ることになります。(逆に下落相場ではロングが決済されてショートが残ります)
ちなみに、このように自動的に決済されるため、私はそれぞれの銘柄でどれくらい利益・損失なのかは把握していません。結果的に利益が残っていればトレードは成功ということでOKです。小型株を扱っていると1日10%の上下も珍しくありませんので、「ストップ(逆指値)は必須」と言えるでしょう。
(先週の話ですが、長らくショートし続けて含み益を増やしていた銘柄が、1日で10%急騰してしまいました。もちろん逆指値で決済されたわけですが、もしストップがなければ、そこまでの利益が吹き飛んだことになります)
“損切りしない投資”というのは、私には考えられません。ロスカットせずに投資で勝ち続ける(生き残る)のは、絶対に不可能だと断言します。

(※最後に・・・これは相場とはまったく関係のないことですが、先日「noteを始めて3周年」という通知がありました。コロナをきっかけに、これからの時代の変化を感じて“新しい情報発信の場”として始めたのがnoteでした。つまり、コロナから3年ということ・・・ あれから世の中も変わったと感じていますが、このnoteという情報発信の場があって良かったと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いします)

【4月17日(月)~】 メインシナリオ


【追記】今は月曜の朝、“寄り前”です。これは・・・「上」です。下目線のつもりでしたが、“為替が崩れない限り”今週は上昇スタートでしょう。今日動かなくても明日から上がると思います。となると、下がるタイミングも押し目タイミングも後にずれることになるのですが・・・ とりあえず、ビットコインは早々に撤退しました。

(※その後補足= 今の相場で重要なのは為替です。現在は「ドル円上昇」という想定で、株・為替・コモディティなどその方向のポジションを取っています。(=ゴールドは売り) しかし、135円あたりで下落に転じると、そのタイミングで日経も下がると考えています。(19日から下落?) その下げが終われば“買い場”ということなのですが・・・ 実際のところ、この流れでいくとあまり日数がありません。来週の週明けに買ったとしても、GWまで1週間もないのです。となると、日経平均にとっての買いチャンスは数日で終わるかもしれません。
ただ、ドル下落というのは金利低下なので、米国株やグロースにとってはプラス要因です。日経平均は強くなくても、銘柄選定によっては“買い場”と考えて良いのではないでしょうか。このリスクオンが始まると「強気の株買い」の雰囲気になりそうです)
(←追記ここまで)


「指標&SQ週」ということで予測難易度の高い1週間でしたが、個人的には非常にうまくいきました。前回(1週間前)更新時の見立てから大部分の変更はなかったのですが、CPI発表後に変更内容があったので追記をさせて頂きました。いつも思うのですが、“追記”するのは難しいです。変更があるから追記したとしても、変更したものはまた変更になる可能性があり、そうなると“追記をまた書き換える必要”が出てきます・・。私としては、失敗・間違いもそのまま残しておきたいので なるべく書き直しはしたくないのですが、それでも、一度追記してしまうと その次の修正も必要になってしまいます。ということで、本来であれば “追記も書き直しもしたくない”という思いがありつつも、結局このようなスタイルで継続してしまい、前回は2回追記してしまいました。申し訳ございません。

さて、それでも正しく“先出し”しておくためには今回は追記する必要がありました。追記した理由は、前回書いたシナリオに修正があったからで、「週の後半に下落」という考えがなくなったからです。むしろ週の後半にはポジティブな変化が想定できたので、「週の終わりには買いを入れる」と追記し、実際そのようなポジションで終えています。このように、シナリオ変更となった理由・今後の展開予想など、説明することがたくさんありますが、順番に進めていきます。
なお、先に言っておきますと、先週「上」だったとすれば今週は「下」。そして、その押し目が、以前よりお伝えしてきた「買い場」だと考えます。

まず、前回の内容を振り返ると、「週明けからポジティブになる想定」と書いていました。また、ビットコインも「良い買いタイミングになる」と言っていましたので、いずれも的確だったのではないでしょうか?ビットコインは、前の急騰タイミングも事前にお伝えできました。ビットコインに関しては、目標32500ドルなのでそこまでは上目線(その後下目線)なのですが、今週は“全体的に調整が入る”と考えているので、私はここで一旦利確します。ゴールドも、同様の理由で撤退。ドテンショートするかもしれません。(※ちなみに今はビットコインと金の相関性が比較的高くなっています。これは以前まで見られない傾向でした) ただ、原油に関しては、今はドルが上がっても簡単に下がらない気がするので、ストップだけ入れてホールドで良いと考えています。

株の方は、以前より何度か書いている「エーバランス」が好調で、利益の多くを占めていました。私が買い始めたのは5000円台ですが、(何度か入り直して)今は11750円なので、1ヶ月ちょっとでバガー達成しています。(“買い増しました”と報告した時でも8000円台です)例えば、年始の時点では「日本製鉄」について“資産全部を投じてもいい”と書いたくらい注目していたわけですが、このような銘柄を1つ2つ見つけるだけでも資産増加スピードが全然違ってきます。そして、このような“高値更新し続ける銘柄”というのはバイ&ホールドしておくだけで良いので、トレードする上でも理想的な銘柄です。(=地合いが悪い時でも保有したままにして、他でショートヘッジを増やして乗り切ります。トレンドラインを明確に割れば撤退)
先週の株の反省点は、カジノ銘柄として気づいていたのに「大運」を買わなかったこと。3連続ストップ高で76%上昇しましたが、このような銘柄は打診でもいいので気づいた段階ですぐに買うべきだと反省。今後のトレードに生かしたいと思います。(※上がらなければ切ればいいだけなので、リスクリワードも高いです)
為替に関しては、最初はドル円ロングしていたのですが、CPI直後に(円もドルも弱いため)ポンド円ロングに切り替えたことを追記しました。(→すでに利確。同様の理由で「欧州株」には注目しており、ドイツETFを買ったりもしました) そして、「ドル円はまた上がる」と書いておいたのですが、実際、また上がってきました。つまり、その時の132円台は“買い”だったわけです。(※ドル円は135円が目標と言いましたが、ペースが遅いので、もしかすると今回そこまで上がらないかもしれません。時期的な理由で、そろそろ下落が近いです。現時点ではドル円ロング中)

さて、今回説明しておきたいことが2点あります。「なぜ週後半で上昇に変更したのか?」「次の押し目はどこか?」という2点です。
まず、先週は「指標&SQ週」だと言いましたが、指標については、基本的に“ノイズ”だと考えています。指標発表“直後”には影響しますが、しばらくすると“本来の動き”に戻ることが多く、シナリオ変更しなければいけないほどのことには、なかなかなりません。今回のCPIも、確かにドル円が下がったのですが、それは一時的だと見ていました。(=だから“また上がる”と言いました) ちなみに、指標の結果を予測することはまったく無意味です。実際、それは大口の手口を見ていてもわかることですが、指標発表前は機関投資家さえも動かなくなります。(=方向感がなくなります) プロでさえも仕掛けることなく回避しているのに、私たち個人投資家が予測するのは、ただのギャンブルでしかありません。また、そもそも指標というのは市場操作のために都合よく使われるものなので、指標の予想なんかするよりも“大局をとらえること”の方が重要なことです。誰にとってもわからないのであれば、条件は平等です。だとすれば、リスク管理だけ徹底した上で、いつも通りのトレードをすれば良いと思います。

その一方で、「SQ」に関しては無視できません。私の相場予想というのは、基本的に大口の仕掛けポジション推移からSQ値を予測してシナリオを考えています。前回の更新で「週の後半下がる」と書いていたのは、その時点でのSQ値予想からそのような軌道を推測していたのです。しかし、ゴールドマンのオプション手口(SQ目標値)が少しずつ上に推移しつつあるのを見て、想定が変わったので「今週は上がる」という意見に変更しました。また、もう1つ決定的な理由があるのですが、“個人投資家の売りが溜まりに溜まっていたから”です。本来なら下がるタイミングであったとしても、“これだけ個人が売っている”という事実を大口が見逃すはずがありません。どう考えても、ここから下がるより「一旦売りが踏み上げられる」と考える方が自然です。この売りが燃料となって“ショートカバーで急騰”という可能性が高まったことで、はっきり「買い」と書きました。私自身も、強気の買いポジションで週をまたいでいます。
ということで、「週後半も上昇」に意見変更したのは、個人の売りが一番の要因でした。(さらに追加で言えば、ファーストリテイリングの好決算です。あの決算を見た時に、「翌日(金)はユニクロで日経上昇」が確信できました。実際、寄与度から見ても “ほぼユニクロのおかげ”と言える上昇だったのではないでしょうか? この決算に気づいた時点でユニクロ株をPTSで買おうかと思ったのですが、すでに4%の上昇でした。それでも買っても良かったのですが・・・ また下がるのを待ちたいと思います。ちなみに、SBGは逆に今後の空売り対象です)

続いて、「次の押し目はどこか?」についてですが、実は、これも若干の変更があります。というのも、当初考えていた軌道パターンが、2つありました。(1)先週後半下げるパターン =この場合は、17日頃が底で考えていました。(2)先週後半上げてから今週下げるパターン =この場合、日柄的に20日頃が底になると考えます。
以前より「4月中旬が買い場」と書いてきたわけですが、実は、それは(1)パターンで4/17頃が底になる想定でした。ですが、先週下がらなかったわけなので(今週下がることになるため)今は「4/20-21頃が底」で考えることにします。(※多少ずれたとしても、どちらも“4月中旬”になるということでご了承下さい)

とは言え、長期的に見れば今が「高値圏」であることには間違いがなく、この上昇が終われば、次は下落トレンドが始まると考えます。相場の転換点なのではっきり予測するのも難しいのですが、今のところ考えているイメージとしては次の通りです→
『まずは週明けから下落開始。今週20-21日頃が押し目となって、金利下落→株価上昇へ。日経平均はGWがあるのでGW前に失速でしょうが、米国株は1ヶ月くらいは強くなる。金利下落=ドル円が下がるので日経は相対的に弱くなるかもしれませんが、グロースは買えるでしょうし、久しぶりに良い地合いになりそう。(=だからここが買い場だと言っています) 最近は好決算が目立ってきましたし、このあたりで日経29000円も超えてくるのではないでしょうか。そして、この上昇が終われば何らかのリスクが再燃して、6-7月頃に大きな底になる』・・・というのが、(仮の)想定シナリオです。

改めて今週の戦略だけをまとめますと、先週末の上昇というのは「個人の売りが踏み上げられているショートカバー」だと考えます。(=月曜は寄り天を警戒) 売り手の買い戻しが終われば買いポジションを手仕舞いして下目線に切り替えますが、それでも暴落するような地合いではありませんので、ここはあくまで“押し目”です。今週が買いチャンスだと考えます。

最後に。ウォーレン・バフェットの来日・日本株への投資のニュースがありましたので触れておきます。
実際の投資額はそこまでではないと思うのですが、これによって投資マネーが日本に向かうきっかけにはなるでしょう。私自身は、以前より「日本はバブルになる可能性がある」と言ってきました。(詳細はこちら→
これは大前提の知識ですが、バブルというのは「自然に起こるものではなく、意図的に引き起こされるもの」です。ですので、そこに理屈(ロジック)は関係ありません。それが、私が常日頃から “経済分析は意味がない”と言っている所以です。株価を押し上げるのはマネーのみで、それ以外の要因は関係なく、「マネーさえ集まれば株価は上がり、バブルにもなります」。と同時に、バブル崩壊というのは、“その資金が一斉に引き上げられること”を言います。(※例えば、ITバブル崩壊の理由は、その投資資金が一気に引き上げられたからで、次にその資金がそのまま中国に向かったために、中国バブルが起こりました。そう考えれば、次の動きもすでに見え始めているのではないでしょうか)
理由やきっかけは何であれ、相場というのは「資金が入ったから上がった」「資金が抜けたから下がった」という、それだけのことです。それ以上のことを考えても仕方がなく、後付けの理由を知ったところで意味がありません。相場で勝つためには “資金の動きだけ”を見れば良いわけで、そこに100%注力すべきなのです。私はいつも「マーケットを見ましょう」と言っていますが、そもそもマーケットを見ない人の意見なんて何の役にも立たない(むしろ逆に考えるべき)です。(=もしマーケットを見ていない人がニュース等で情報を知ったとすれば、投資妙味がなくなってきているということです)
当然のことながら、ウォーレン・バフェットは “仕掛ける側の立場”であり、次の展開を知っている人です。(※仕掛けるために必要なところに資金を移す役割) 日本の行く末も知っているからこそ、“商社”に投資しているのです。(=そもそも商社は日本国内をメイン市場にしていません。つまり、日本自体に期待しているわけではないということ) このあたりは昨年の記事でも書きました。日本のバブルのことも書いていますので、改めて読んでみて下さい→

【4月10日(月)~】 メインシナリオ


【追記】4/12の朝時点で追記。昨日一時的に追記した後、やはり追記するほどでもないと思って削除したのですが、改めて書いておきます。ビットコイン・ドル円上昇など想定通りに動いていますが、一部変更があるとすれば、今週の下げはそこまで警戒しなくてもよい気がしており、今週中は「買い」。円建てであれば金・原油など“コモディティも買い”で、「インフレで上がる」という感じです。(※バフェット氏に関係なく、商社が上がるのは当然です。ちなみにドル建てだと今後ゴールドは下がると見ています) 日経買い・ダウ売り目線で考えます。目標はドル円135円、ビットコイン32500ドル。
<4/13朝時点で追記> CPI直後は円高に振れ、ドル円ロングはカット。その後にポンド円ロング、ダウショートが約定しました。(ドルも円も弱いので、ロングするならドル以外の通貨がいいです) ドルが下がったのは失敗でしたが、原油は急騰して大きな利益。日経平均は下がっても、前日比プラスで朝を迎えています。(※グロースが好調です) 今は銀行株等のショートを増やしましたが、上記で書いた今週の見立てに変更はありません。ドルも今後上がると思います。今日明日は弱い相場でも、金曜引けには買いを入れて終えるつもりです。今、ビットコインが良い押し目です。(←追記ここまで)


前回、『本来ならここで下落調整が始まれば“4月中旬が買い場”と言えたのですが』と書いていましたが、しっかり下落してくれました。特に、追記でも書いたように『為替が崩れてこないのが違和感』だったのですが、円高に振れましたので、これで想定シナリオに合致してきます。なお、『AIで上下狩る動きが何度も続き、不自然な相場』とも書いたように、月・火曜の時点では手が出せないイレギュラーな相場状況でした。(※そんな不自然な相場が終わったので、水曜に追記したわけです)
そして、長かったですが、やっと買い場が到来します・・・「今週からGWまでは基本的に買い」で考えます。(ただし今週のSQと米国市場には警戒) 詳しくは後ほど説明することにして、まずは前回内容の振り返りからしていきます。

全体ではプラス推移で終われたのですが、それでも“うまくいったトレード”と“うまくいかなかったトレード”がありました。どちらも私のトレード履歴として書き残しておきます。
まず、うまくいったトレードというのは、前回から持ち越していた「ゴールドのロング」です。先週末の時点では含み損だったのですが、ドル下落でゴールド急騰。これはその時点では“ほぼメイン”と言ってもいいくらい大きなポジションでしたので、大成功でした。結局、2030ドル付近で利確した後に(ロットを下げて)“ドテンショート→利確→次はロング”という推移で入りました。“今の相場は為替に連動する相場”ということも以前書きましたが、ということは、ゴールドも(ドルと逆ということで)象徴的でわかりやすいため、メインのポジションにしていたのです。(※為替の動きが不自然だったので、為替ではなくゴールドにしました) そして、株のショートは言うまでもありません。はっきりと“下落想定”でしたので利益になりました。また、売りだけでなく買いの方でも「ストップ高」を1つ取れて、その銘柄は数日で30%以上の上昇に。それ以外に先物もプラスになったと思います。
ここまでは“うまくいったトレード”ですが、ここからはうまくいかなかったことです・・・私は木曜の引け時点で(為替の想定が変わったので)銘柄を入れ替えたのですが、その際に“金融銘柄”を主なショート対象にしてしまいました(しかも大きなロットで)。その翌日(金曜)は日経は全体的に弱かったのですが、よりによって金融セクターだけ強くなってしまいました・・。それ以外のセクターにしていればおそらく普通に下げていたと思うのですが、この選択ミスによってそれなりの損失が出ました。また、もう1つの失敗がアースインフィニティです。あれだけ調べ尽くして何度も買っていた銘柄なのに、次に買い直すタイミングを忘れていたところ、金曜にはストップ高になりました。(その後のPTSでも出来高1位で上昇が続いています)きちんと見ていれば確実に買っていたのに残念です・・・またチャンスがあれば考えます。

それ以外に(これはうまくいった話ですが)細かいことを書いておくと、久しぶりに米国株を買いました。最近は米国株で買いたい銘柄がなく、それよりはゴールドETFでも持っておいた方が期待値が高いのでそうしていました。が、ゴールドを利確した後、そのままドルで置いておくよりも(注:米国株口座はドル資金です)何か買えそうな銘柄はないかとチェックしたところ、唯一、グーグルがチャート的に良さそうだったので買いました。すると、ほとんどの銘柄が下落する中でもグーグルだけが強く上昇し、木曜に4%近く上昇していました。本来ならそのまま持っていたかったのですが、金曜は米国休場なので次に取引できるのは月曜の夜ということになってしまいます。雇用統計もあってそこまでの見通しが不明だったので、寝る前に利確して撤退しました。取引した段階では何も調べていなかったのですが、翌朝、“検索エンジンにAI搭載”のニュースを知りました。(※おそらくそうだろうとは思っていましたが) というわけで、材料を知らなくてもチャート(マーケット)を見れば気づくということで、「必ずしも情報が必要ではない」という良い例だと思います。特に、今のような“相場全体が悪い時に不自然に上がっている銘柄”というのは目立ちますので、何らかの強い材料がある可能性が高いということでチェックしておくべきです。(=それが、地合いが悪い時にすべき行動です)
あと、ビットコインに関しては、前回の追記で“ショートを利確済み”と書いていましたが、その後、またショートで入っています。ただ、最近下目線でショートばかり狙っていましたが、週明けには「買い」を狙うことにします。良いタイミングになるでしょう。(=仮想通貨に限らず、地合いが良くなると考えるためです。ただし、ビットコインは中長期的には「7月が底」になるシナリオが今のところ優勢です。例えば32500ドル→15700ドル)

金曜夜の雇用統計は、米国休場ということで薄商いになってほとんど動きませんでした。発表直後は上昇したので、その後に戻りを狙って先物ショート・ドル円ショートしたのですが、あまりにも動かないので(週またぎしたくないこともあって)撤退しました。そして、今この週末の現時点では“上でも下でもなくニュートラル”という判断で、ポジション全体は縮小し、ロング・ショート同程度にして終えています。
実は、前回の“追記”も何度か書き直していたのですが、想定が日ごとに変わっていきました。水曜の時点では「強い下落想定」だったのが、「弱い下落」に変わり、最終的に現在の「ニュートラル」になって終わったという感じです。このように、相場の雰囲気からは徐々に下落圧力が弱くなっているのを感じました。なお、「28000円割れがトリガーとなって27700円付近まで下落」という書き方をしましたが、もう少し正確に言うとすれば、27700円を少し割ったちょうど今の先物終値あたり(26650円)が本来目標としていた数字です。(※細かすぎるので27700円と伝えました) このように“事前に意識していたポイント”でぴったり止まっているということなので、ここから上抜けというのは、シナリオの確度として高いのではないでしょうか。再度28000円を目指すと考えています)

それでは、今週の戦略についてですが・・・ 2月は下落想定、3月も「荒れる」と言ったりしてきましたが、4月はようやく買い目線になります。この週末時点ではニュートラルでも、週明けからポジティブになる想定なので、まずはヘッジのショートの手仕舞いから始めます。ただ、SQだけは警戒しています。ゴールドマンのオプション手口を見ての推察なのですが、そのため今週に関しては「週明けは買いでも、週後半には売り」というのを考えています。また、波動シナリオから見ても、一番の買い場はあくまで「4月中旬」です。週明けに上がったとしても今月中旬にはまた下がるシナリオが優勢なので、「今週は短期的な買い」ということになります。
その他、米国株が(直近高値を抜けるまでは)下落基調であることも懸念材料です。(=GAFAMのように一部銘柄だけで引き上げている相場は崩れやすいです) これから決算シーズンを迎えることになり、全体が上がるのは今月中盤以降で考えるわけですが、それでも、今月は“買い目線”でポートフォリオを組んでいくつもりです。

・・・以上、現時点で私が考えている戦略を書いてみました。
まとめますと、日本株はGW前までは買いでも、今週に関しては“前半上昇→後半下落”を考える。米国市場も含めた相場全体の上昇は今月中盤以降で想定し、そこで中期ポジションも組みます。(※それまではどちらかと言えば円安ドル高でしょうか?そのため相対的に日経は強くなるかもしれません。全体的なリスクオンになればビットコインも原油等も買い目線になりますが、ゴールドに関しては下目線となります)
いずれにせよ、1月以来の久しぶりの「買い場」ということで、今月は資産を増やすチャンスになりそうです。

【4月3日(月)~】 メインシナリオ


【追記】4/5朝の時点で、メモ代わりに追記しておきます。(メモなので書き直す可能性もあります) 下の本文で「為替が崩れてこないのが違和感」と書いていましたが、昨日火曜でようやく円高に動きました。これが本来あるべき相場の動きですので、これで想定シナリオが当てはまることになります。(※ここまではAIで上下狩る動きが何度も続き、不自然な相場でした) 本日水曜で日経28000円も割れました。これがトリガーとなって、まずは27700円付近までの下落を見ています。ゴールドは昨晩急騰しましたので、そろそろ利確します。(また金利上昇で円安になると考えるため。ゴールドはこのあたりが天井でしょう)(→その後利確済み) ビットコインショートはすでに利確していますが、また再度入りたいです。株のポジションは、月曜強かったので引けでほぼすべて手仕舞いし、火曜から少しずつショートを入れ始め、今はショート中心です。今週は下落想定で、買い転換するのは来週で考えています。米国休場&雇用統計もあるのでポジション縮小しながら、グロース買い・バリュー売りで週をまたぐと思います。(※「4月が買い場」という意見に変更はありません。ちなみにエーバランスは買い増しています)(←追記ここまで)


3月=年度末が終わりました・・・ 今回は東京エレクトロン・オリエンタルランド・信越化学などの分割がありましたが、私もよく手出ししていた銘柄なので買いやすくなってありがたいです。この1週間の相場の感想としては、「思ったより強い」という印象です。毎日のように想定が変わっていたので、前回どのように書いていたか忘れていたのですが、以下のようです→
『もしここから“3月相場のクライマックス”となる上昇が起これば、その後から下落が始まるようなイメージを持っています』『なぜ3月末がクライマックスと言い続けているのかというと、年度末ということで“配当目当ての投資”が増えているように思うからです』『今現在は軌道シナリオの転換点でもあるので、“今後の動きは今週の動き次第”となり、そういう意味では今週はとても重要な週だと言えます』

以上の内容から振り返っていきますが、「まずは上昇」というのは合っていました。そして、先週で一番重要だったのが、3月権利日である29日(水)です。その日の朝の雰囲気を見ると、率直に“これは強い”というのを感じましたので、勢いのまま高配当を片っ端から買っていきました。・・が、それらを持ち越すのが目的ではなかったので、大部分は引けで手仕舞いしました。あくまで、権利日当日の勢いに乗ろうと思っただけです。(注:優待クロスはたくさんしました)
そして、私が想定していたのは、“その後から下がるだろう”ということです。(※その時点では、私はロング・ショート同程度にしたと思います)しかし、翌日になっても下がる気配がない・・特に、為替が崩れてこないのが違和感でした。今の相場は為替に連動する相場で、“為替次第”の部分があります。引け後のデータを見ても、海外は大きく売っているにも関わらずこの上昇ということで、今はデータも参考にならないかもしれません。正直、“配当落ち以上の上昇”になるのは予想外でしたし、それだけ“思ったより強い相場”だということです。
(※私は買い候補と売り候補のリストを用意しているわけですが、これだけ強いと、売り候補銘柄も上昇してしまって売れない。逆に、買い候補銘柄はほとんど上昇軌道に入ってエントリーが増え・・・結果的に、全体として大きめの買いポジションになりました)

さて、問題はここからです。“まずは上昇”したわけですが、果たしてここからリスクオフに傾くのかどうか?・・・当初の分析では“ここから下落”だったのですが、先ほど言ったように「データが参考にならない地合い」になっている可能性があります。もしここで海外の売りが踏まれて買いに転じた場合、“やはり強い”ということになって私の想定は当てはまりません。(実際、買いに転じるような雰囲気も見え始めています) というわけで、私も売りたくても売れないために、結局「買い多め」で週末を迎えたことになります。
先週のポジション推移を書いておくと、ビットコインをロング→ドテンショートして手仕舞いしました。ロングは利益でしたがショートで若干損失・・ということからわかるように、「“上昇が終わった”という判断ミス」ということになります。同じような理由で、ここからリスクオフだと思ってゴールドを買ったのですが、今現在含み損になっています。為替の方は、ドル円を頻繁で売り買いしていましたが、今はノーポジション。株に関しては、先ほど言ったように買いメインで週をまたいでおり、エーバランスが特に調子良く、大型株に関しては「鉄鋼・商社買い、海運売り」という感じです。(その他、金曜ナイトで少し先物ショートしましたが、ロスカットしました)

ご存知だと思いますが、年度末というのは配当落ち・再投資・リバランスなどの特殊な事情があるため、あまりこの動きだけ参考にしても仕方がないですが・・それでも、相場というのは理屈よりも“雰囲気”や“勢い”は大事な要素です。というより、それこそが「需給そのもの」と言って良いでしょう。そして、それを無視する人が、逆に相場で失敗してしまいがちです。(=だからロジック(理屈)だけにこだわる投資はうまくいきません。自動売買などシステムトレードが破綻するのも同じ理由です)
“下がるはずだった局面で下がらない”ということなので、このような強い場面で売りは狙えません。3月相場全体では、難しいとは言いつつも日々のトレードは噛み合っていたのですが、「年度末が終わってリスクオフに転じる」という点に関しては、そうならない可能性が出てきました。

・・・というわけで、本来なら、ここで下落調整が始まれば「4月中旬が買い場」と言えたのですが、この動きだとよくわからないというのが正直なところです。前回、『今現在は軌道シナリオの転換点でもあるので“今後の動きは今週の動き次第”』と言いましたが、それを未だに継続している感じです。複数シナリオの中から、現在は2つに絞れているのですが、どちらになるのかまだ判断できません。あくまで“今週の動き次第”ということが前提ですが、仮のシナリオを1つ書いておきます。
1つのシナリオが、「日経28000円割れが買いポイントで、その後28700円までの上昇」というものです。(その場合、28700円がピークというわけではないのですが、一旦の折り返しポイントなのでそう書いています) また、仮に「4月が買い場」だと言えたとしても、それは中長期ではなく1ヶ月程度になる可能性があります。(GW頃に再下落?) 私は、中期的な投資タイミングをお伝えする場合には1~数ヶ月程度の期間で考えているのですが、もし“1ヶ月”となると、それを中期と言えるのかどうか微妙なところです。「“1ヶ月”で見れば買い場だったとしても、“数ヶ月”で見ればやはり下目線」というのが可能性が高いシナリオの1つです。(※繰り返しになりますが、まだ確定のつもりはありません。そのまま上がるシナリオもあります)
週明けから下がるかどうか次第で今後の想定は変わってくるのですが、現時点では相場は強いので、もし下がっても狙うのは売りではなく“押し目買い”だということは言っておきます。(=大して下がらなくても、今週終わりまでには買いポジションを構築すると思います) なお、当初の想定シナリオを一応書いておくと、「今週はリスクオフ(ゴールド上昇)で今週~来週が買い場」のつもりでした。ビットコインもここで下がると思っていたのですが・・・ (※追記:やはり下がってきたのでビットコインショートしました。短期なので今週中にドテンすると思います)

今回は、判断できない部分が多いので以上となりますが、最後に少し付け加えたいことを書いておきます↓
前回も触れたことですが、今は金融機関の救済という名の「実質金融緩和」が始まっています。これは再び“お金が溢れ始めている”ということで、やはり波動で見た場合の“(昨年で)金利はピークをつけた”という考えとも一致するものです。今後も金融機関の破綻はあるでしょうが、最終的にはリーマンショックの時と同様、どこかの大きな銀行をスケープゴートにした○○ショックになるまで続くのだと思います。(そして、銀行の数を減らせば将来的な管理支配がしやすくなります)
このようにグレートリセットに向けた数々の出来事に対して、どうなるかを理屈で考えても仕方ありません。私たちトレーダーは、マーケットを見てマーケットに対応していくだけです。再びバブルになるのであれば、その後の“バブル崩壊”がわかっていても買っていくだけなのです。目安としては、日経3万円超え→その後暴落で考えています。(現状では、それまでは大暴落という雰囲気にならない気がします)

あとは、「優待クロス」の報告もしておきます。「3月の優待」は非常に数が多く、40近い銘柄を“制度信用”で試したのですが、ほぼすべて(優待価値と比較して)プラスになったと思います。この4月からも物価上昇というニュースがありましたが、このような知識があれば生活の足しになるのではないでしょうか?例えば、ドラッグストアの優待だけでも生活必需品くらいは揃いそうです。
(※通称「株主優待のタダ取り」については、このnoteの下の方にあるコラムを参照して下さい。なお、トータルではプラスになるでしょうが、個別ではマイナスになる可能性もありますので、ご自身でもよく調べた上で自己責任でお願いします)

【3月27日(月)~】 メインシナリオ


まず最初に・・・先週の週明け20日(月)の雰囲気を思い出してみて下さい。寄りから大幅下落となり、日経平均は27000円割れ。“リーマンショック再来”や“金融危機”のような言葉も飛び交っていました。「株はもう終わり」のような雰囲気だったからこそ、私は朝の時点でこのように「追記」しました→
『そろそろ折り返しポイントなので、チャンスがあれば株を買っていこうと思います。FOMCがありますし引き続き上下するでしょうが、今週は“意外と”リスクオンになる可能性があります』
というわけで、振り返ってみればその夜から大幅上昇することになり、その後 “上下”しながらも結果的には上昇で終わることになりました。

また、もう少し大局の話をします。今年に入ってから「1月は上昇」「2月中旬から下落」「3月は荒れる(高難易度)」と言っていました。3月もそろそろ終わろうとしていますが、この3月相場を振り返れば“非常に難しい相場だった”と言えるでしょう。日経平均は「27400円→28700円→26600円→27400円」というように、なんと2000円もの変動幅がありながら、結局、スタート地点まで戻っているのです!私が先月から何度も繰り返してきたことは、「3月はボラが大きい相場で急騰→急落があり得る。相場急変がストレスの人は4月からの参加がおすすめ」ということでした。「27400円→28700円→26600円→27400円」の値動きを見てみて下さい。さらに小さな動きを見ても、“ほぼ日替わりで”上昇・下落が交互にやってきたような相場でしたが・・・
このような動きがあらかじめ想定できたとして、そんな相場は参加すべきでしょうか?それは、やはり“人による”のではないでしょうか?私にとっては、“ボラティリティがあってこそ利益を出せる”わけなので、こんなやり甲斐のあるチャンス相場はありませんでした。でも、実際のところ、大半の人は振り回されてしまうことでしょう。急騰して乗り遅れまいと飛びついたら、金融ショックで暴落したかのような相場なのです。だから私は、多くの人は“参加しない方が良い”と言っていたわけで、それはある意味正解だったのではないでしょうか?(※そして、言うまでもありませんが、これは銀行破綻があってもなくても想定していたことです。ニュースや材料は後で追いかけてくるものなので、見る必要はありませんし振り回されないようにしましょう)

さて・・・以上の話を最初にした理由は、正直なところ、このような動きを仮に想定できたとしても「説明が難しい」ということなのです。(※だから私は、今月の相場予測は毎回「1週間のみ」にすることにしていました。それ以外で説明しようとしても、さらに難解になるからです) 例えば、「1月は上昇」「2月中旬から下落」というのは一言で言えるのですが、3月に関しては上下上=「荒れる」としか言いようがないということをご理解頂きたいと思います。そして、「そんな激しい3月相場のクライマックスが今週」ということなのですが・・・それも結局、“急騰と急落の両方があり得る”としか言いようがないのです。「上も下もある」なんて、言葉にしてみれば当たり前のことで何の予測にもなっていないのですが、“ここまでの経緯を踏まえた上での表現”ということをご理解頂きたいです。(※その時々にならなければ上なのか下なのかわかりませんが、いずれにせよ最後に大きな動きがあると思います)

それでは、そんな相場なのでトレード報告も難しいのですが、私も売ったり買ったりの1週間。買いが多くなったり売りが多くなったり、本当に“日ごとに”ポジションが入れ替わりました。ただ、比較的グロースを買える場面は多かった印象ですし、金融・不動産関連をショートしていた気がします。(※書く機会がなかったのでここで書いておきますが、私が昨年から一番ショートしているのが不動産セクター(REITも)だと思います。何度も何度も頻繁に入っていました)
指数では、日経先物以外にもナスダックをロングしたり、ダウをショートしたり。ゴールドは、先週日曜の時点では大きくロングと伝えていましたが、2000ドルを超えてからはショート。ビットコインはロング。原油に関しては、ずっとロング目線だったのですが、少し入って微益撤退した後、今は逆にショートしています。
為替に関しては、ドル円をショートする場面が多かったです。先週のどこかで130円割れを想定していたので、そこまではショートが狙えると思っていました。ただ、実際に130円割ってから、さらに落ちると思って追加ショートしたのですが、それはロスカットにかかりました。(→結局、想定通りの動きだったにも関わらず、ちょうど良い利確タイミングを逃したことで利益をなくした結果になっています)
この1週間通しての感想としては、連日上下するので難しさもありましたが、ポジション全体は小さめなので、そこまで気にすることなく純粋に相場を楽しみました。主に買っていたのは (一部グロースを除けば)ディフェンシブ銘柄、売っていたのは景気敏感株が多かったので、やはり景気後退の傾向を感じますし雰囲気的にはまだリスクオフと言えると思います。(※現時点では、ロング・ショート同程度で週末を迎えています)

さて・・・ここからのシナリオは複数パターンがあるのですが、私にとってもまだ結論が定まっていません。なので、今週は積極的には参加しないかもしれません。急騰のチャンスを取り逃すことになっても、わからない相場状況で無理したくはありません。(入るとしても、上昇後の下落狙いの方が良いです)
今私が考えていることは、3月に入って「上下しながら上昇」→「上下しながら下落」→「上下しながら上昇」となっていた、その“上下”の終了です。要するに、日ごとに上下を繰り返した相場が、ようやく方向感が定まってくる・・そして、それは「下方向」だと考えています。もしここから“3月相場のクライマックス”となる上昇が起これば、その後から下落が始まるようなイメージを持っています。タイミングが難しいのでなんとなくの雰囲気でしか言えませんが、「(まずは上昇した後)3月末~4月上旬に下落で、4月中旬くらいが買い場になる」と(今のところ)考えています。
(※ちなみに、なぜ「3月末がクライマックス」と言い続けているのかというと、年度末ということで“配当目当ての投資”が増えているように思うからです。安易な配当狙いで手を出している人が、そこで振り落とされる気がするのです)

以上、あいまいな予測なので参考にはならないでしょうが・・・あえて言うなら、(一旦上昇した後に)「株は売り。原油・ビットコイン売り。ゴールド買い」などを考えています。ですが、そろそろ今の一連のリスクシナリオが終わろうとしているのも事実です。実際に4月に入って下落が始まったとしても、それが底打ちして落ち着けば、そこで雰囲気はがらりと一変し、そこからは「株買い・ゴールド売り」にもなると思います。ですので、来月の4月相場を大まかに言うとすれば「前半下落、後半上昇」のような想定でしょうか。4月中旬からは久しぶりに大きく買っていきたいです。(=そこが、1月以来となる中長期投資タイミングです)
今現在は「軌道シナリオの転換点」でもあるので、“今後の動きは今週の動き次第”となり、そういう意味では今週はとても重要な週だと言えます。積極的な参加はしなかったとしても、“しっかり注視したい1週間”です。(※IPOが多いので、チャンスがあればIPOセカンダリーは少し狙うかもしれません。株価全体が下がったとしても、IPOに資金が向かう可能性はあります)

とりあえず、引き続き言っておきたいのは、ニュースや情報には振り回されないようにということです。(そもそも表に出ていて誰でも知れる情報なんて何の参考にもなりませんし、むしろ逆に考えるべきです。お金の流れに関しても、表には見えないお金で世界は動いているので、理屈で考えても仕方ありません)
前回、(昨年時点で)長期金利のピークをつけたことをお伝えしましたが、“超長期目線”で言えば現在は上昇相場のピーク(天井)付近であり、この数年続いた上昇は、来年に向けて下落基調になっていくと思われます。結局、インフレを煽るような風潮になった時がインフレのピークなのです。今は「金融機関の救済」を名目として実質金融緩和が再開しているわけですが、来年以降にはインフレよりもデフレを意識する時期(=キャッシュ価値の上昇)もやってくるでしょう。今の相場がずっと続くとは考えないようにしましょう。

最後に、少し補足事項です。
「今はドル円120円台までの円高波動」と言ってきましたが、先週ついに130円を割ったので“120円台になった”と言えます。それでは、ここからは上昇なのか?ということですが、上昇転換するにはまだ時期的に早い気がしますし、当初の想定でももう少し下がると考えていました。具体的に言うとすれば124円でしょうか。もちろん、すでに目標に達したということで上昇の可能性もあるのですが、このあたりになると軌道がわかりにくくなります。(※120円台の次は、年内140円台への上昇想定)
ビットコインは、数ヶ月以内に今年の安値付近(もしくは安値割れ)まで調整すると考えており、もしそうなれば、そのあたりが底となって、その後に今年の高値を大幅に超えていけます。(その調整がなければ大きな高値更新が期待できません)
そして、ゴールドに関しては、前回、軌道が変わったのでシナリオを「考え直す」と言っていました。まだ上昇軌道が終わったわけではないので確定はできないのですが、今の上昇の押し目があるとすれば1900ドルで考えます。ですので、そのあたりになればまたゴールドを買えることになります。その後、いずれ史上最高値を超えるでしょうが、その上値はそこまで大きく期待できないと考えており、次の高値更新が “今後の長期的な天井”になる可能性が高いです。たまに“金価格はどこまでも上がり続ける”ような論調を見かけることがありますが、それはマーケットを知っていればあり得ないことです。長年かけて上昇し続けた金価格は、同じように、長年かけて下がり続けることにもなります。それが需要と供給というものですが、私たちは拡大する経済しか経験していないため、その逆を考えられないのです。しかし、すべてが逆転するタイミングは必ずやってきます。そうなっても“資産”を増やせるかどうかが本物の金融リテラシーだと言えるでしょう。別に今の段階から考える必要はありませんが、今は “その時まで生き残れるかどうか”の方が重要な問題です。上がるものがあれば下がるものがあるし、永遠に上がり続けるものはないということだけは知っておいて下さい。
(=いつも言うことですが、相場は基本的に“騙し合い”の世界です。教科書通りに高校生でもわかるような展開には絶対になりません。そんな単純な世界であれば、誰も投資で失敗なんてしないのです…)

【3月20日(月)~】 メインシナリオ


【3/20追記】朝の時点で取り急ぎ追記しておきます。まず、ゴールド・ビットコインは早々に利確しました。(※また入る予定) 今は相場全体が崩れていますが、そろそろ折り返しポイントなので、チャンスがあれば株を買っていこうと思います。FOMCがありますし引き続き上下するでしょうが、今週は“意外と”リスクオンになる可能性があります。しかしながら週明けから本格的に崩れる想定なので、金曜引けにはポジション調整するつもりです。(←少し書き換えました)ちなみに、ニュース等は考慮していません。(←追記ここまで)

お伝えしていた通りの展開が続いています・・・
先月の時点で「3月相場は難易度が高い」ということをお伝えしており、だから「相場急変がストレスの人は4月から参加するのが良い」と言っていました。特に先週は「上げ下げしながら下落していく」という展開を想定していたわけですが、この1週間の相場を見て、私が言いたいことをご理解頂けたのではないでしょうか?
「上がっても上がると考えず、下がっても下がると考えないように」と言いましたが、多くの人は、上がれば“上がると思っていた”、下がれば“下がると思っていた”という感じで、後出しのように言いがちです。しかし、その考え方だと振り回されるばかりで、勝ち続けることなんてできないでしょう。「どこまで上がるのか・下がるのか?」「いつ上がるのか・下がるのか?」ということを前もってシナリオ立てて想定しているからこそ、それに応じた適切なトレードをすることができます。引き続き、ボラティリティの高い相場が続きますので、これを乗り越える自信のある人のみがトレードに参加するということで良いのではないでしょうか。(=4月上旬までを想定しています)

さて、このように「事前に」シナリオを伝えていることでおわかりの通り、ニュースやイベントというのは考慮していません。(※イベントがあってもなくても、この動きを想定していました) 私は常日頃から、経済ニュースを見ても意味がないと言い続けていますが、このような動きは、知識・経験があればある程度予測できることなのです。先にチャート軌道が予測できて、後からニュースや材料がついてくるというイメージです。ですので、どこかの銀行が破綻するというようなニュースを詳しく調べても仕方がなく、それよりもマーケットを見て、マーケットを知ることの方が100倍重要なことです。(ちなみに、金融機関破綻で不況に向かうことは2020年時点でお伝えしていたように、予定通りのシナリオです)

先週の動きではっきり確信したことは、昨年からのメインファクターだった米長期金利がピークをつけたということです。となると、今後、来年にかけては金利下落傾向になるでしょうから、銀行株はもう手を出せないどころか空売りの対象になってしまいます。(配当目当ての投資も終了) ただ、下がるものがあれば上がるものもあるということで・・・金利は下がったのですから、ここからグロースを買える相場にはなります。ですので、もしかすると相場の雰囲気はそこまで悪くないかもしれません。(注:ただし、日経平均は円高の影響で上がりにくいかもしれません。要するにグロース買い・バリュー売りです。直近の相場でも上昇している銘柄を選ぶのがポイントです)

私も、先週はロング・ショートを頻繁に入れ替えながら全体的には“下目線”でショート多めのトレードをしていましたが、金曜に逆転して、現在はグロース銘柄を中心としたロングが多めになっています。(ゲーム銘柄等)その一方で、ヘッジで日経先物ショートを入れています。
(※短期的なボラが大きいので、先週はFXだけでもかなりの頻度でトレードしていました。株に関しては、日々の見立ては合っていてほとんどのトレードで勝っていたのですが、ロットを大きくした一部のポジションで失敗したのが痛かったです。
それでも、金曜ナイトの下落によって先物ショートの利益、(後述しますが)ゴールド・ビットコイン買いの利益が大きくなりました。また、PTSを見る限り、決算を終えたアースインフィニティが週明けに上昇しそうです。アースインフィニティのことは昨年から注目していて、丸一日かけて調べたことがあります。いわゆる仕手株なので手を出すべきではないのですが、あるラインを下回らない限り上昇可能性が高いという判断で、何度かイン・アウトを繰り返しています。先のことはわかりませんが、今現在は買い保有ということです)

現在のポジションについて、まとめて書いておきます→
株はグロースの買いが多め。日経先物をヘッジでショート。ゴールドを一番大きく買い、ビットコイン買い。ナスダック・原油も買っていたのですが、金曜ナイトでロスカットされました。一方で、131.7円で指値買いしていたドル円が約定していました。(←これは短期決済します)

・・・それでは、ここから解説していきます。
先ほど「金利下落でグロース買い」と言いましたが、それと同じ考えで注目しているのがビットコインです。ビットコインに関しては、ちょうど1週間前、前回の更新時(3/12)に“買い”だとお伝えしていました。(=その時点で300万円以下) ただ、私自身はそのタイミングでは買っていません。確かにビットコインだけを見れば“絶好の買いタイミング”だったのですが、その時に買わなかったのは、(週明けに下がると想定していた)株との連動がどうなるかわからなかったからです。もしかすると株と一緒にリスクオフで下がる可能性も十分にありました。実際には、株が下がってもビットコインは強く、やはり「買いが正解」だったわけですが、それはそれで結果論でしかありません。もちろん、通常の相場状況なら確実に買っていましたが、その時点での“買わない判断”が間違いだったとは思いません。トレードチャンスはまたやってきますので、リスクを避ける方が大事なことです。(→結局、その後に上昇した後の下落押し目で買いました。トレードルール通り、抵抗線を抜けて押してからのエントリーです)

その他、「コモディティ(金含む)」に関しても、グロース・ビットコインと同じ考えです。前回、「株が下がれば金利が下がり、コモディティ買いのタイミングがやってくる」と言っていたように、原油等もしっかり下がりました。狙い通りの展開でしたので原油もゴールドも大きく買ったのですが、原油は今週安値を割ったためにロスカット。仕方ないので、次は安全に70ドル上抜けでのロングを狙おうと思います。
(※少し補足しておくと、私は基本的に逆張りはしませんので、ここで原油を買ったのは私のトレードルールではありません。本来なら、底を打ったのを確認し、実際に上昇を確認してからエントリーするのが私のトレードです。今回に関しては例外的に、底だと判断して入ったのですが失敗してしまいました。その後リバウンドしたので、このまま上昇すれば底打ち判断は間違っていなかったことになるのですが、一応まだチャート的には下落トレンド中ということもあり、やはり無難に上抜けを狙うことにします。
ただ、それでもコモディティは狙いたいと思ったので、原油がロスカットされた時点でゴールドの方に資金を入れました。同じコモディティでも、ゴールドの方が上昇トレンドに入っていて強いと判断したわけです。結果的にはそれは正解で、ゴールドはさらに上昇しました。その追加した分は週明けに手仕舞いして、また原油等を狙いたいです)

さて、以上のように、現在はグロース、ビットコイン、コモディティ(金含む)の買いを考えているということなのですが・・・先に言っておきますと、“そのままのポジションで週をまたぐつもりはありません”。これが重要なことなのですが、おそらく「週の終わり頃にはまた何らかのリスクが再燃する」と想定しています。(=今はそういう相場です) ですので、今週中には「また全部下がる」と考えて、週の終わりまでに一旦手仕舞いするつもりです。特にビットコインは28000ドルでは利確が入ると思います。
(※ビットコインに関して、年始の段階では今年28000ドルを超えないと言っていたのですが、金利状況が変わったので条件が変わりました。これは訂正させて頂きます)

・・・というわけで、今週の戦略は以上となりますが、今回も「この1週間のみ」の考察にしています。前回の追記で、「今の相場は上げ下げを繰り返し、しかも、その幅はさらに大きくなる」と書きました。だとすれば、その最大幅での上げ下げになるのが3月末~4月上旬あたりで、そこが今の一連のリスク相場のクライマックスだと考えます。(=上げ下げが終わって下落トレンド突入)詳しくは次回更新でお伝えします。
引き続き、“最高難易度の相場が継続中”ということで、上がってもまた下がると思われます。何度も言うように、楽にトレードしたい人は4月から参加するのが良いでしょう。そして、危機を煽るような情報に影響されないようにして下さい。それよりもマーケットに忠実にすることです。ストップは必ず入れるようにしましょう。

(※最後に。「米長期金利が(昨年で)ピークをつけた」に補足する形で、もう少し長期的な見立てを書いておきます。ピークをつけたと言ってもいくつかのシナリオがあり、おそらく今年後半には再び金利上昇してくると思われます。(その後、来年にかけて下落) ですので、今のところドル円で一番可能性が高いのは、「年内に再び140円台まで上がってから来年110円台までの下落」というパターンです。その場合は、今続いているドル円の下落は120円台までになります。ですので、大きな流れでいくと「年内に120円台→140円台なら、来年には110円台」ということです。
そして、ゴールドに関してはドル円と逆の動きになるのですが、これまで想定していた軌道と変わってきました。先週までは1700ドルへの下落途中(その中の一時的な上昇)と見ていたのですが、現在は上昇波動に入ったようなので変更となります。この上昇波がどこで止まるかで、今後の軌道を考え直すことになります。とりあえず、今の相場が落ち着く4月まで?はゴールド買いの相場です。
あと、株価全体の長期予想としては、米国の株価は(ここから上がっても最高値更新することなく)来年に向けて下がるシナリオが優勢です。ところが、日経平均に関しては(ドル円140円台まで上がる時点で)年内に一旦30000円超えになる可能性が高いです。(→その後、急落) このように、波動シナリオから考えると、今年の日経平均は相対的に強くなる雰囲気なのですが、果たしてどうなるでしょうか?)

【3月13日(月)~】 メインシナリオ


【3/14追記】大事な局面なので少し追記しておきます。私が今回、「短期の説明をあきらめた理由」をご理解下さい。また、“上がっても上がると考えず、下がっても下がるとは考えないように”も言っています。今の相場は、上げ下げを繰り返します。しかも、その幅はさらに大きくなります。ニュースも材料も、後付けでしかありません。それが4月上旬まで続く想定ですので、くれぐれもご注意下さい。(※例えば、今の私のポジションを書いても意味がなく、何度も入れ替わることになります)(←追記ここまで)

先週は、連日プラス推移することができ、満足のいく理想のトレードができた一週間でした。ただ、それには長い説明が必要になります・・・
まず最初に、前回書いたことをそのままコピー引用します→ “大前提は、先月から言い続けているように、「3月相場は難易度が高い」ということを忘れないで下さい。基本的にボラが大きくなるので、単純に上昇・下落というのではなく、今日上がれば明日は下がるという感じで上下を繰り返すことになると思います。そして、どこかのタイミングで“大きな相場急変”があると見ます。(=リスクもありますがチャンスも大きいので、私自身は積極的にトレードしていきます)”

以上の前提を踏まえておいて下さい。ですので、「相場の急変がストレスに感じる人は4月からの参加が良い」とお伝えしていました。私自身はトレードに参加して稼ぐつもりですが、それくらい“3月は激しい相場”になるということです。
そんな相場ですので、こうして説明解説していくのも難しかったりします。例えば、「数日」「今週」「今月」の戦略はそれぞれ違ってきます。今現在の私のポジションは “金曜ナイトから週をまたぐためのポジション”ですが、それは “週明けにはすぐにドテンする”くらいで考えています。しかしその後はまたさらにドテンし、それでも今月を通して見ればさらに急変があり・・・という感じになりそうなので、それを現時点で細かく説明していくには無理があります。
ですので、短期の上下に関しては、“説明をあきらめる”ことにします。正直、仮にここで書いたとしても、月曜には変わってしまう可能性もあります。また、「今月」の説明もやめておきます。“今月中は大変動する”と思うのですが、話が長くなってしまうので今回はひとまず「直近1週間のみ」の説明だけにすることにします。
とりあえず現段階では、「“今週こう動いたから今後もそうなる”という話ではない」ということだけ理解しておいて下さい。それだけ“ボラが大きく変動が激しい相場”ということで、それが完全に落ち着くには4月上旬までかかりそうです。

さて・・・何から説明していくか迷うところですが、「黒田日銀総裁の退任」や「シリコンバレー銀行破綻」などもありました。ただ、いつも言うことですが、そのような経済ニュースや解説を見るくらいなら “マーケットを見るように”して下さい。いつもマーケットの方が先に動き、マーケットだけに答えがあります。(※ニュース情報を見たところで、振り回されるリスクしかありません)
例えば、銀行株などは、上げ渋った時点で私はすべて手仕舞いしています。さらに、銀行株だけではありません。バリュー株全般をすでに手仕舞いしてしまいました。海運に関しては、入った直後だったのでロスカットになったと思います。また、ソフトバンクGのショートなど、結果的にショートが多めで週をまたいだ形になるのですが、これらに関しては “ニュース等を見る前に”動いています。つまり、単純に「上がらなくなったから手仕舞いした」「下がっているからショートした」というだけのことです。(その後、ナイトで先物もショートしました)

今の相場は、頻繁に状況が変わるので説明するのが難しいです。それでも、前回更新の後、3/7の追記をしました(←してしまいました)。
基本的に、先週は(その前の週と変わって)「金利上昇(ドル高)」を想定しており、実際にそう動きました。そして、後出しにならないように、そのポジションを書いておいたのです。ドル円ロング、ゴールドショート、原油ショート、ビットコインショート、すべてが正解となって大きな利益になりました。
そして、その後については、「3/10は下げるかもしれませんが、本格的に下がるのは来週からの想定」と書いたように、次は下がることを“前もって”想定していました。ただ、細かいことは「また週末に更新すれば良い」と思っていたので、その後の追記はしませんでした。(※その後、すぐに下落になるとは思いませんでした…)
今現在は「株はショートメイン、ドル円ショート、ゴールドロング」というように、3/7の時点と逆のポジションになって週をまたいだのですが、今それを書いても後出しのようになってしまい、それが説明が難しいと感じる部分です。先ほど少し書いたように、「この後はまたドル円ロング・ゴールドショート」になりそうですが、それも短期で終わるでしょうし、これ以上は書いても混乱を招くことになります。
・・・ですので、このややこしい一連の説明を一旦リセットして、今回は“今週限定”での考察を書くようにします。(※「数日」「今月」の予測とは異なることをあらかじめご理解下さい)

今の相場は上下激しいので、くれぐれも振り回されないようにして下さい。それでも、“今週”全体でどのように考えているのかというと、「株の下落」です。週明けの月曜は反発するかもしれないので、私はまだロングポジションも持っていますが、一度反発があれば、また“売っていく場面”になると考えます。おそらくその時点で、ショート中心のポジションになりそうな気がします。そして、もしその局面で買っていくとすれば、「コモディティ」を考えます。(※以前より「株が上がって→下がって→その後にコモディティが上がる」と言ってきましたが、株が下がることで債券が買われ、金利が下がるためです。コモディティを買えるのはこのタイミングなので、株の下落をずっと待っていました)
コモディティに関しては、「3月がコモディティの買い場になる」ということを、前回取り消しました。これについて少し補足しておきますと、3月がコモディティの買い場になって“その後、大相場になる”という中長期シナリオは難しいと考えたので否定しました。ただ、今回「今週」という期間内で考えるのであれば、今はタイミング的にも消去法的にも「コモディティ買い」だと思えます。
また、それ以外に、ビットコインも本日時点であれば買ってもよいタイミングだと思います。私自身は、ビットコインはしばらく手を出すつもりはないですが、“コモディティ買い”に関しては週単位で狙いたいです。ですので、日ごとに細かいことは変わる可能性はありますが、今週は基本的には「株売り、コモディティ買い」という感じで考えてみます。

・・・さて、今回は説明が複雑になったので、それ以外に書いておきたい内容をまとめて書いていきます↓

冒頭で「先週は満足のいく理想のトレードができた」と書きました。この考えを真似して頂く必要はありませんが、「私の理想のトレードというのは、“毎日プラス推移すること”」で、私自身はそれを目指しています。(※もちろん、あくまで理想です) 正直なところ、今の私は資産を増やす目的ではトレードしていません。資産を増やすことよりも「うまくトレードしたい」と思ってトレードしており、その“うまいトレード”というのが、私にとっては「毎日プラスにすること」なのです。(※そのため、放置してお金だけが増えていく資産運用には興味ありません)
ですので、例えば、日々資産の上下がありながらも“最終的に大きな利益”になることよりも、毎日少額でもいいので“着実にプラスが続くこと”の方が、私にとっては成功のトレードになるのです。(=毎日プラスにこだわることで利益を逃してしまっても気にならないくらい、資産額の増加自体には興味がありません。マイナスになる可能性があるならノーポジション(キャッシュ100%)で良いと思っています)

また、トレードしていると、たまたま買った銘柄がストップ高などで大きな利益になったりしますが、それにも特に興味がなく、そのような偶然の結果よりも「自分の考察・想定通りに動いたことで少しでもプラスになること」の方がずっと嬉しいことです。なぜそのように考えるのかというと、結局のところ、「偶然うまくいった結果には再現性がないから」です。一方で、自分の頭で考えて考察通りにうまくいったことに関しては、それはトレードスキルがもたらした結果ですし、今後の再現性にも繋がるので価値があります。
以上のような考え方なので、資産の増減は気にせず、“トレードでプラスを重ねていくこと自体が楽しいこと”として、私はトレードを続けています。
(※昔、資産だけを目的にFXしていた時、飽きてトレードをやめてしまいました・・。さらに、今はこのnoteという場で伝えることも、続ける理由の1つになっています。あと、今現在FXではなく株がメインになったのも、その方が幅広いトレードを楽しめるからです)
というわけですので、“毎日のプラスを重ねる”という目標のために、私はいつも「翌日の相場」を予測・考察してポジションを組んでいるのです。その意味で、先週は“翌日の予測・考察がすべて合っていた”ので、満足のいくトレードができて良かったということです。
実際のところ、「毎日のプラス」を意識して継続する限り、“トレードで大失敗”しようがありません。長期で塩漬けなどしないからです。少し前の仮想通貨がわかりやすい例ですが、一攫千金で大金を投じて「億り人」になれたとしても、それが偶然の結果であれば再現性なんてありません。そのトレード?では、いつかまた失うだけです。本当に資産を構築したいなら、少しでも着実なプラスを積み重ねることです。

以前も説明したことですが、仮想通貨に関しては「1月上がって2月下がる」と年始より言ってきました。それは材料などは一切考えておらず、単にテクニカルで軌道(波動)を考えた上での予測でした。そして、その天井の想定が25200ドルで、そこに達したので下落開始・・・というようなことは、すべて“テクニカルだけ”で説明できることです。(=実際、ロングもショートも完璧なタイミングでお伝えしましたし、直近のショートは270万円で利確しました)
このように、実際の動きを事前に予測・想定できるのがトレードスキルです。ちなみに、この後のビットコインの動きは少しわかりにくいのですが、年始の水準まで下がれば、その後は今年の高値更新が可能になります。(※年始の水準まで下がらない場合はレンジ継続かもしれません。また、仮に高値更新したとしても、最大28000ドルで上昇は終わりだと考えます) いつも思うのですが、仮想通貨の将来性を信じてトレードしている人は今どれだけいるのでしょうか? 一部だけのような気がします・・・
ついでに、それ以外の(現時点での)長期予測も書いておくと、「ドル円は141円まで上昇して折り返せば、大きな円高になる」と言いました。(=141円に達しない場合はそこまでの円高にはならない)。また、ゴールドに関しては、1700ドルまでの下落想定をしています。・・ですが、いずれも短期的には逆に動いていたりして、私も逆のポジションを取ったりします。どの時間軸で考えるかによって方向は変わってきます。どんな投資を行う場合でも、テクニカルを無視しない方が良いでしょう。

・・・最後に、今の相場に関して皆さんに言っておきたいのは、「目の前の動きだけを見て、上がる・下がると考えないこと」です。今はそんな単純な相場ではないからです。また、様々なニュースや情報も参考になりません。特に、マーケット分析をしていない人の意見はまったく不要です。相場予測というのは、日々のマーケットを見ながら、修正に修正を重ねていくものです。いつでもニュースよりも先にマーケットが反応しますので、“マーケットに忠実に”トレードするようにして下さい。起こった後の相場解説をどれだけ見たり聞いたりしても役に立ちません。ちなみに、銀行株に関しては、上がる気配があれば買っていきたいです。
(※知らない人のために言っておきますと、指標イベントで発表される様々な数字も意図的に作られるものですので、考えても仕方ありません。集計の仕方を変えたりしてマーケットを操作することが目的のようなものなので、指標自体ではなく“マーケットがどのように動こうとしているか”を先読みすることの方が大事です。“株価を上げたい時には好材料、下げたい時には悪材料が用意される”ということは、相場経験の長い人なら知っていることです。同じ出来事であっても、報道の仕方・表現が意図的に変えられたりします)

もう1つだけ、誤解のないように追加説明しておきたいことがあります。私は、先週は金利上昇で「低PBR高配当銘柄」と言っており、ここ最近、投資家の間でもその風潮は高まっていたように感じます。ですが、私はあくまで短期的に“今は”そうだと言っていただけで、まだ長期で高配当を仕込むような話は一切していません。ここからはまずは「下落相場」を考えていますので、中長期で仕込むとしても、それが終わってからになるからです。その意味で、“3月は上がってもまた下がる”という想定であり、だからこそ中長期目線の人に対しては “参加するのは4月からで良い”と言っていたのです。
年度末の3月相場が、無事に終わるとは思いません。本番はこれからで、“3月相場は急変する”という可能性を念頭に置いて、それでも参加したい人だけが参加すれば良いでしょう。相場の急変がリスクだと思う人は、今は静観するのが正解だと考えています。どうすべきかはご自身で考えてみて下さい。まずは今週は下落想定で、その後は上昇も下落も含めたボラティリティの高い相場を想定しています。(注:別に大暴落するような話ではなく、変動が大きくなるという意味です。上昇もあるでしょう)

【3月6日(月)~】 メインシナリオ


【下に3/7追記あり】(別にこんなことばかり言いたいわけではないのですが)再び想定通りで大勝ちの1週間でした。前回あまり書くことがなかったのですが、今回は重要な展開があります。“今後のドル円シナリオ”が変更するかもしれませんので、後ほど詳しく説明します。

前回どのように書いていたのかというと、「今週から3月にかけて金利が落ち着いて株価上昇。日経28000円を目指す」ということでした。それでも、2/28の時点ではレンジ継続していたので、ポジション縮小と追記。その後、メルマガを配信する機会があったので、3/1に「また買いました」とご報告しました。
この3/1がベストの買いタイミングとなり、その後も追加買いし、3/3(金)にはついに上抜けすることになりました。基本的には「金利が落ち着く」という考えでしたので、グロースもたくさん買っています。そして、本当はそこまで強気で買う考えはなかったため1つ1つのポジションは小さくしていたのですが、エントリーチャンスの銘柄が多かったので次々買っていると、保有銘柄の“数”がかなり多くなりました。30銘柄くらいになったかもしれません。
これだけたくさんの銘柄に手を出していたからですが、先週だけで「ストップ高を3つ」取ることができました。小さいポジションとはいえ“1週間で20-30%の利益幅”ですので、取れただけでも運が良かったです。また、ストップ高までいかなくても、神戸製鋼など10%以上の上昇をした銘柄は多数。
・・というように、良いことばかり書きましたが、週明け早々の月曜には驚きの出来事もありました。以前より何度か買っていた藤商事が、まさかの高値圏でのワラント発行。当然株価は急落してカットさせられました。これはさすがに想定外なので回避できないことですが、良い勉強になりました。

以上が振り返りとなりますが、まとめますと、「2月中は手を出さず、3月からは金利低下を見込んで買っていった」ということです。現在のポジションは、日本株は(保有数が多いために)全体としてはかなり多めの買いポジション。(すべて直近の安値でストップ入れています)
そして、それ以上に、日経先物を強気で買っています。これは“日足のパーフェクトオーダー”を確認し、そこから本格的に上抜けする(=28000円を目指す)と確信して、普段より大きい買いポジションを取りました。(→28000円で一部利食い) その他、金利が下がる想定だったので、「ドル円ショート」「ポンドドルロング」「ゴールドロング」も持っています。

さて、ここから重要な話になります。先週は「金利が下がる」という想定でした。前々回より「ドル円は上がってもせいぜい137円」と言っていましたが、実際に “ぴったり137円まで”上がったところで折り返しています。となると、ここからの軌道シナリオが重要になってきます・・・
この後の展開で考えているのは、「今週から再び金利上昇」ということです。ですので、今週のドル円は“上を目指す”と思います。(=週明けには今持っているポジションの大半を手仕舞いするつもりで、場合によってはドテンするかもしれません) そして、実は、この軌道になると、昨年から継続してきた「(152円で天井つけた後)125円までの円高」というシナリオを修正する必要が出てきます。今後のパターンはいくつか考えられるのですが、今のところ一番可能性が高そうなシナリオで考えると、次は「141円までの上昇」を想定することになります。

そして、これが大事なことなのですが、もし実際に141円まで上昇してから折り返す場合・・・次の下落波動は、“かなり大きいもの”になります。昨年から想定していたのは“125円までの円高”だったのが、この141円からの下落パターンになると、“それよりも下”があり得ます。(例えば来年110円以下もあります) ただ、先のことを今考えても仕方ありませんので、まずは「141円までの上昇」になるのかどうかを確かめていきましょう。(※もし141円に達することなく、ずるずると下がっていくパターンの場合はそこまでの円高にはなりません)

ちなみに、何度か言ってきたことですが、為替の予測というのは、株予測以上に難しいです。影響するファクターが多すぎて、為替専門のプロであっても的中し続ける人はいません。(注:言い続けていればいずれ当たりますが…) それでも確度の高い予測をするためには、軌道(波動)のカウントを繰り返すことです。“どこまで上がって、どこで切り返すか?”“ここで切り返せば次の目標はここまで?”というように、複数シナリオを用意しながら考察に考察を重ねます。もちろん、状況が変わればその都度シナリオを変更することも必要です。それだけ時間と手間のかかる作業ですので、為替においては単純なファンダメンタルズは参考にならないと思っておいた方が良いでしょう。為替に関しては、テクニカルの方が重要です。(=ファンダが使えないというより、為替のファンダは誰にもわからないため。今は円安・円高両方の可能性がありますので、どちらかの意見に偏らないようにして下さい)

・・・それでは、今週の戦略について書きます。大前提は、先月から言い続けているように、「3月相場は難易度が高い」ということを忘れないで下さい。基本的にボラが大きくなるので、単純に上昇・下落というのではなく、今日上がれば明日は下がるという感じで上下を繰り返すことになると思います。そして、どこかのタイミングで“大きな相場急変”があると見ます。(=リスクもありますがチャンスも大きいので、私自身は積極的にトレードしていきます)
前回はこのように書いていました→「日経28000円に到達しても、結局SQには元の水準に戻ることになるので3月中旬には下落」
正直、28000円はコール売りも入っていたのですぐには抜けないと思っていたのですが、金曜ナイトであっさり到達してしまいました。日経は相対的に非常に強く、海外から買われることによる円買い(=円高)もあったのかもしれません。ですので、ここからもう少し目標水準を引き上げて、28000円ではなく「28400円を天井」で考えることにします。その付近になれば「大きく売り」というのがメインシナリオです。

先ほども言いましたが、「今週は金利上昇(=円安)」という考えなので、(先週とは逆ということで)週明けには買いポジションを手仕舞いしていきます。あくまで“上下しながら”なので単純に下がると言うつもりはないですが、“上目線は週の前半まで”にして、金曜引けでは“下目線のポジション構成”にすると思います。ショートするとすればグロース。また、“金利に弱いビットコイン”の下落も想定しており、(円換算)280万円あたりまでの下落を狙ってショートで入るつもりです。(もう少し上がれば、本日中にでもエントリーするつもりで指値は入れています)←約定しました(追記)
以前ビットコインは「25200ドルから下落波動に入る」と言っていましたので、想定通りの軌道になったと言えます。また、「仮想通貨が今年の高値更新するためには年始の水準までの下落が必要」とも言いましたが、これがちょうど良い調整になると思います。ここで下がっておけば、今後の上昇波動で28000ドルを目指せるかもしれません。(※そこで買いは終了)
あと、ゴールドも今はロングポジションですが、週明けにはドテンショートしたいです。ドルもドテンロングします。

・・・さて、これまで「3月相場はまったくわからない」と言っていましたが、金曜ナイトに動いたことで、ようやく少しずつ雰囲気が見え始めました。基本的には“強い”と考えており、この後 3月中盤に大幅調整すれば、最終的には上昇で終わるような気がします。(それまでの上下が激しいということです。調整があれば買い場に。ただ、月末は年度末なので少し警戒が必要です。このような上下を避けたい人は4月から買えば良いでしょう)
1つ訂正しておきたいのが、「3月がコモディティの買い場になる」と以前から言ってきたことに関しては、取り消しにさせて下さい。まだ金利上昇が続きそうなので、普通に株の方が良いと思います。引き続き「低PBR高配当銘柄」で良いのではないでしょうか。まるでバブル期のような雰囲気ですが、今は銘柄選定が非常に重要だと言えます。(=高い金利に勝てる銘柄を選ぶ必要があるということです)
それでは、今週は “もう一段の上昇から下落に転じる週”になるのかどうか?確認していきたいと思います。日銀政策会合もありますし、相場が急変しても大丈夫なように必ずストップは入れるようにしましょう。

【3/7追記】取り急ぎ追記しておきます。すでに日経28400円を達成したので、当初の予定よりも強いと判断します。SQまで強いかもしれません。私自身は、現在も強気の買いポジション継続中。3/10は下げるかもしれませんが、本格的に下がるのは来週からの想定です。(ただ、先週と違って「金利上昇(ドル高)」を想定していますので、それでプラスになるポートフォリオに入れ替えています。ドル円ロング、ゴールドショート、原油ショート、ビットコインショート)


【2月27日(月)~】 メインシナリオ

【2/28追記】今の相場について、少し追記しておきたいと思います。どちらかと言えば上だと思うのですが、“方向感が見えにくい相場”になっていてはっきり言えません。上げ下げを繰り返すかもしれないので、無理に参加しない方が良い気もします。私も小さいポジションを分散して持っているだけで、今週は積極的なトレードはせずに終わるかもしれません。(←2/28追記ここまで)

インフレ再燃(=株安円安)シナリオ継続。前回に引き続き、想定通りの展開となった1週間でした。
以前よりお伝えしていたのは、「1月から上昇してきたものが (金・仮想通貨・コモディティ含め)何もかも下がる」という展開です。先週はその流れを待って警戒するという意味で「下目線」でした。結果的に予定通り下がってくれましたので、今週から買っていくことになります。(=金利が落ち着く流れに)大きなシナリオ変更はないので特記することもあまりないのですが、とりあえず振り返ってみたいと思います。

私自身はポジション全体を縮小していたので大きなトレードはしていませんが、保有の中では海運が特に強かった印象です。バルチック指数が上昇し、相場全体が下がった日でも海運だけはプラスだったりしました。週明けからはショートを増やしていき、多少は下落も取ることができました。為替は1回トレードしたくらいですが、原油のショートが大きく取れました。
前回から持ち越していた「ビットコインのショート」に関しては、下がったタイミングで利確済み。ドテンロングしても良かったのですが、あまり伸ばせなさそうなのでやめておきました。今後のビットコイン(仮想通貨)に関しては、おそらく上下に乱高下することになって、あまり上・下とは言えなくなりそうです。短期で入るとすればロングですが、上がればショートするタイミングでしょうし、今後、今年の高値を超えていくためには、一度年始の水準あたりまで下がる必要がありそうです。そのような激しい値動きが予想できるので、今は無理に仮想通貨に手を出さなくても良いと思います。
(※エヌビディアの決算結果でSOX指数が上昇し、それが仮想通貨にも影響しているかもしれませんが、私はこれは長続きしないと考えています。長期では半導体市場にはあまり期待していません。理由は、一度すでにバブルを作ったセクターだからです)

株以外に今私が期待して持っているのは、「ゴールドのロング」です。ゴールドは、前回1820ドルまでのショートを取った後に「ここからはロング」と言いました。1820ドルを下限として上昇すると思ってロングで入ったのですが、現時点ではなかなか上がりません。目線は上なのですが、完全に形が悪いので一旦ロスカットして入り直すかどうか、週明けの動きを見て判断します。
為替(ドル円)については、前回書いたことをそのままコピーしておきます→(一時135円に届きましたが、まだ自律反発の範疇であり円高局面です。もし勢いで超えることがあっても、せいぜい137円だと思います)・・・というように、全体的には前回書いたことと同じになります。日銀総裁の件は特に気にしません。全体の印象としては、業績が素直に反映される良い相場になりつつあると感じます。

あまり書くことがないので、中期シナリオについても振り返っておこうと思います。
ここまでで、中期シナリオは合っていたことになります。「年始から2月上旬まで上昇」「2月中旬から下落」この2点が当てはまりました。(※細かいことですが、私はiDeCoもこのタイミングで外国株→外国債にスイッチングしています) そして、ここからは一応、上目線になりますので再び買っていきます。“一応”と書いたのは、3月相場は非常に難易度が高いからです。
私は基本的に、毎月のSQ値を予測しながらシナリオを立てています。(それに軌道(波動)シナリオ、金利や為替等の相関を組み合わせて考察します) 1月SQも2月SQも、想定通りに動いてくれたのでシナリオが合っていたことになるのですが、次の3月メジャーSQに関しては、どうなるのかよくわかりません。それでも、現時点のオプション手口を見た上での(仮)シナリオを挙げるとすれば、日経平均は“結局レンジ”です。ですので、イメージとしてはこんな感じでしょうか→
「今週から3月にかけて金利が落ち着いて株価上昇。日経28000円に到達しても、結局SQには元の水準に戻ることになるので3月中旬には下落」・・・そして、その後はボラティリティが大きくなって「相場が急変」でしょうか?このあたりになると為替がどうなるのかわからないため、日本株と米国株の相関も複雑になり、場合によっては相関しなくなる(上昇・下落のタイミングがずれる)かもしれません。
思い返せば、コロナショックも3月に起こりましたので、3月は“いつでも逃げられる状態で買っていく”というスタンスが必要だと思います。チャンスであることは間違いないのですが、単調な上げ相場ではないため、逃げるタイミングを間違えれば大損するリスクもあるということです。(急騰→急落がありえます) そのため、前回も言いましたが、相場の急変がストレスに感じる人は4月からの参加が良いでしょう。

あと、これも以前書きましたが、3月には「コモディティ買い」のタイミングが来ると見ています。株が上がって、下がって、その後にコモディティに資金が向かうというイメージで考えているからです。(そのため、1月に買われる局面があった時にも “コモディティを買うのはまだ早い”と言いました)
私は何度も原油や資源株をショートし続けていますが、ここからは短期買いは良くても、どちらかと言えばまだ下目線。本格的なコモディティの上昇は、“株の上昇が終わった後”という考えです。そのタイミングでは相場の雰囲気がからりと変わって、買うべきセクターも変わるでしょうし、もしかするとそのまま数ヶ月続く大相場になる可能性もあります。まずは、3月に入って金利低下=株価上昇になるかどうかを、今週は確認していきましょう。上昇が見られれば、積極的に買っていきます。
(※その他、金曜が権利付き最終日だったので株主優待のクロス取引もしました。吉野家、壱番屋、ドトール、イオンモール、ウエルシアなど。明日「現渡」します。“優待のタダ取り”に関しては12/19・12/26のコラムで書いていますが、制度信用でお試し中です)


【2月20日(月)~】 メインシナリオ

全体的に想定通りの展開となり、非常にうまくいった1週間でした。CPI・PPI発表もありましたが、基本は前回書いていたように「インフレ再燃で金利上昇」というシナリオ想定でした。
まず、週の始めはロングの方が期待値が高かったため、自然と買いポジションが多くなりました。イギリスETFを買ったりもしましたが、鉄鋼・海運・銀行のように “グロースよりもバリュー”というのが前回考えていたことです。それでも前週から持ち越したグロースが強く、10%以上の上昇になったものもいくつかあり、特にキャンバスに関してはストップ高までいきました。1週間でなんと50%上昇で利確。バイオは新規で触るつもりはなかったのですが、この銘柄だけそのまま残し、ストップを入れて放置していました。するとこの結果ということで、正直ラッキーでしかないのですが、この利益は大きかったです。(※ただ、私が利確した後にはストップ安まで下がりました。それだけリスクが高いのがバイオセクターなので、明確なルールのある人以外は手を出さない方が良いでしょう)
また、「ビットコイン急騰」「ゴールド下落」も正解に。どちらも前週から持ち越したポジションが利益になりました。それ以外に為替もお伝えしていた通りで、「ドルが上昇」「133円までの可能性が一番高く、135円台までは難しい」と言っていましたが、実際にドル円133円では何度も跳ね返されていて強い抵抗になっていました。ですので、「133円からのショート」を何度か取った後、133円を明確に抜けてからはロングで入りました。135円台はまだいかないと考えていたので、その手前で利確。為替もメインではないにせよ、うまくいきました。(注:一時135円に届きましたが、まだ自律反発の範疇であり円高局面です。もし勢いで超えることがあっても、せいぜい137円だと思います)

このように全体的にうまくいった1週間なのですが、実は、先週一番の主軸ポジションとして考えていたのが「ゴールドのショート」でした。目標は1820ドルまでだったので利幅自体は小さいのですが、現在のシナリオ戦略の中心として確実性が高いと考えていたということです。
というのも、“インフレ再燃で金利上昇”を予測したとしても、単純にドル円ロングを狙うのは難しい局面なのです。(=円買いの動きも強く、133円の抵抗もあったため) さらに相場全体を見る限り、金利・株・為替の相関で不自然な点が多く、なかなか米国株も下がらない。そんな状況下で、もし金利に対して素直に動く可能性があるとすれば「ゴールドのショート」だと考えていたのです。(=ということで、実際に1820ドル指値で利確しました。ここからはロングを考えます)
今の相場は、本来の相関から外れた動きがところどころで見られ、“違和感”しか感じません。このどれかがフェイク(嘘をついている)になっているということです。しかし、少しずつ全体がかみ合い始めると、本来の動きに近づきます。今は「1月からの上昇が終わって、一度すべて下がる」という展開を待っています。だから「2月は下落」と言っていたわけで、コモディティを買うとしてもその後なのです。(※実際に原油は下落中)

おそらく、ここからわかりやすい動きになるのがビットコイン(仮想通貨)だと思います。私は年始から「仮想通貨は1月上がって2月下がる」と言ってきました。これは、仮想通貨の材料は一切考えずに、ただ軌道(波動)だけを見て判断していました。つまり、“上がるタイミングだったから上がっただけ”なので、その後は当然、“下がるタイミングになるから下がる”ことになります。そして、今回のビットコインの上昇波動でどこまで上がるかを考えた場合に、私が想定していたポイントが25200ドルでした。(※知識があればわかることです) 先日そこに達したので、次は下落波動に入ることを想定します。(←ここまで、完全にテクニカルだけで説明できることです) そして、もし実際にビットコインの下落が始まれば、全体的に“何もかも下がる”という展開になるかもしれません。
(※ちなみに、年始にも書きましたが、今年の仮想通貨は上がった時に利確しておかないと、大して利益を取れないと思います。ここまではあくまで“インフレピークアウト”の雰囲気で一時的に上昇したというだけで、相関する半導体セクターに関してもそこまで期待できないのではないでしょうか。最大でも28000ドルになれば買いは終了だと考えます)

・・・以上のことは、前回書いた内容に対する(途中の)答え合わせのようなものです。今週、ここから想定通りに下落相場になるのかどうか?(特に米国株指数が下がるかどうか?) 外れていた相関がはまり始めると、シナリオ通りの展開になっていくというのが私の考えです。現在の私のポジションは、鉄鋼・海運・銀行などを持ちながら、グロースのショートを増やしています。ビットコインも、想定していた天井でドテンショートしました。(※海運に関してはバルチック指数下落の関係で下がるかもしれませんが、下がれば何も考えずカットするだけです)

ただし、誤解がないように言っておきますが、今は別に暴落するような地合いではありません。あくまで1月に上がった分の調整があると言っているだけで、週明けには反発もすると思います。(そんな手口が見られます) それでも、とりあえず(今週は)日本もアメリカも祝日を含むこともあって少し警戒しておいて、来週・再来週にはまた買っていけるのでは?と今のところ考えています。(※一方的な下落ならわかりやすいのですが、下落中に反発が入るとトレードが難しくなるので避けたいです)
なお、前回お伝えしたように3月相場は“大変動”があるかもしれませんので、相場の急変がストレスに感じる中期目線の人は、4月からの参加でも良いと思います。(どうなるかわかりませんが、急騰→急落でしょうか…)

・・・さて、2月に入ってずっと“難解な相場”とは言いながらも、実はそれがトレーダーとしては面白みのある相場になっていて、私自身もトレードを楽しんでいる部分があります。
例えば、金曜後場では「テレビ局銘柄」が一斉に急騰する場面がありました。何らかの裏事情があるのかもしませんが、理由はどうであれ(早い段階で気づいたので)とりあえず入りました。そして、上ヒゲが出たのを確認して、短い時間軸での折り返しで決済です。今後の監視銘柄に入れておいて、短期線が追いつけばまた入るかもしれません。(※PBRが低く高配当の銘柄は注目しているため)
相場に参加していると、このような細かい異変に気づくことができます。その積み重ねが全体の相場観につながることもあるので、(私の場合は)完全には相場から降りない方が良いと思いました。

(参考:今回のテレビ局銘柄は、上昇の理由がわからないまま直感的に買いましたが、実際のところ “理由のわからない急騰”というのは、“理由がわかる急騰”よりも期待値が高いケースが多いです。というのも、相場というのは基本的に“知られると終わり”です。(=事実売り) しかし、調べても理由がわからない場合というのは、そんな“事実売り”にならないため、まだ可能性が残っていることにもなるのです。そのため、短期のトレーダーとしては、“不自然な出来高急増”を感知すれば とりあえず入るのが正解かもしれません。もしかすると、思わぬ材料があるのかもしれませんし、大したことがなければすぐ降りれば良いことです。上がれば大きく、下げても小さいのであれば、それはリスクリワードとしては高いことになります)

最後に、先日のCPIの動きを見ていて「指標発表時のトレード方法」をお伝えした方が良いと思ったので、コラムで書いておきます。これは指標発表時に限ったことではなく、トレードの知識として知っておくだけで勝ち残れる可能性が上がると思いますので、ぜひ知っておいて下さい。


【2月13日(月)~】 メインシナリオ

日銀の次期総裁が決まりました。私は誰がなるかは考えず・・と言うより、誰がなったとしても「セル・ザ・ファクト(事実で売れ)」で “荒れる”ということを想定していました。だから「ニュースには翻弄されないようにしましょう」と書いておいたのですが、今の相場状況とタイミングを考えれば “荒れる想定”しかないのです。

まず、前回(先週日曜)に記載した段階と、その翌日(月曜)ではすでに想定が変わってしまっています。ですので、その時点で取り急ぎの追記もしたのですが、それでも日ごとの変化もあり、非常に難しい相場だと実感しています。私自身もこの一週間どんなトレードをしたのか一言では言えず、ロング・ショート問わず毎日違うトレードをしていた感じです。
それでは、週明け早々にどのような変化があったのかと言うと、「強い上昇だったのが弱い上昇に変わってきた」ということです。当初は日経28000円を目指すような手口が見えていたのですが、それが徐々に弱まっていました。(そのため、SQは27500円を少し上回るあたりで予測していました) “下がる”とは言わないまでも “強く上がる”とは言えず、上がればショート・下がればロングのように対応。ポジション全体では大幅に縮小しました。というのも、日銀総裁の件もあって「手を出しにくい展開」だったためです。

実際、日銀総裁の報道がある度に為替が大きく反応しました。いわゆる“ヘッドライン相場”ということで、AIアルゴがその都度トレードを仕掛けてきます。そもそも、そのようなタイミングで出てくる報道自体が不自然に思えるのですが、それだけノイズが大きい状況ということで、ちょうど一年前のウクライナ侵攻を思い出します。私はあの時に損失を出してしまった経験があるので、このような相場ではどちらに動いても反応しないことにしています。まともに相手しても損しかありません。(※と言いながらも1回だけショートで取りましたが)
ですので、そんな場面でも手を出せるのは、指数や為替に影響しない“材料株”になってきます。そんな一部の銘柄を中心に売り買いしていました。また、日経先物・ナスダック・SP500などはナイト中心に取引しましたが、微益やロスカットで利益は残せませんでした。

日本株に関して、決算シーズンということで私が特に気になっていたのは日本製鉄とEDPです。どちらもこれまで利益を取ってきた銘柄で、今回決算勝負するか迷ったのですがやめておきました。結果的には、日本製鉄は上昇でしたがEDPはPTSで大幅下落のストップ安。もしかすると連続ストップ安もあるくらいなので、回避して良かったと言えます。ナスダックも崩れてきましたし、ハイパーグロースはそろそろ終わりなのでしょう。先日バイオも少し触ったのですが、やめておこうと思います。鉄鋼に関しては、JFEを除けば決算は良かったこともあり、また相場が落ち着けば買っていくと思います。週足・月足で見ても長期で期待できるのがわかります。(神戸製鋼がストップ高でした。少し前まで持っていたのですが…) 今後は鉄鋼以外に、銀行・商社は引き続き注目しています。逆に、不動産セクターなどは昨年から何度もショートしていたりします。
今回の決算ではプラスになったものもマイナスになったものもありますが、やはり前週の2つの決算ミスが原因でトータルではマイナスだったと言えます。ただ、私が買ったものが悪かっただけで、決算全体で見れば高値を抜けているものも多く、雰囲気としては良かったのかもしれません。東京エレクトロンの分割はありがたいですね。ビットコインを買うよりも良いのではないでしょうか?(SOX指数連動で、税金が安くて配当もありますので)
あと、一応触れておきますと、前回コラムで書いたスシローに関しては、“かなり悪い決算”だったにも関わらず株価急騰しました。株とはそういうものですので、ニュースで下がれば買いが基本。一般の人が考えることの逆をして、負けることはほとんどありません。

さて、それでも前回から変更のない考えとしては、「買い場はこれで終わり」ということです。ここから米国市場が崩れると、1月から続いた上昇は終わって全体的に下目線で考えることになります。
わかりやすい動きなので、ビットコイン(仮想通貨)のことから触れておきます。ビットコインに関しては「今週は一旦下がる」と書きました。“一旦”ということは、少しリバウンドするかもしれないと考えているのですが、その“一時的な短期リバウンド”が終われば今後はショートを狙うことになります。(以前より、仮想通貨は「1月はロング、2月はショート」と言っていました)
「今はナスダックを見るべき」と言いましたが、結局、すべてナスダックに連動して動いているだけです。(仮想通貨自体の材料なんて関係ありません) そして、そのナスダックは日足MACDがデッドクロスするため、これから相場全体が下がっていきます。金や原油は下げ止まったように見えるので、ここから買おうとする動きもありますが、私はまだ買い場とは考えていません。(短期ロングならいいですが、今手を出さなくても3月の相場が荒れた後に本格的にコモディティ買い相場が来ると思います)
ここからのシナリオとしては、インフレ再開ということで「金利上昇でドルに資金が向かうのでは?」と考えているのですが、今の為替は難しいので自信はありません。(=基本的には、円高トレンドの中での一時的な円安という想定です)

・・・以上のように、(何度か書いていますが)2月中には総崩れになる展開を考えています。
それでは、3月はどうなのかというと、3月は上昇も下落も両方あると考えています。そのため、もし“イージーな局面だけで投資したい”と思うのであれば、4月まで待つのが良いかもしれません。つまり、中期投資の買いタイミングをまとめると、昨年2022年は「3月6月10月」でしたが、今年は「1月の次は4月」で考えるということです。
トレードというのは、上がるのか下がるのかわかれば勝つことはできます。「1月は上昇」なら「2月は下落」と言えるのでしょうが、「3月は両方」となればかなり荒れることになるので、短期以外では手を出さない方が良いと思うのです。もし中長期トレードでゆったり楽に稼ぎたいなら、今のうちに株は手仕舞いして、とりあえず3月が無事に過ぎるのを待った方が良いかと思います。
(=3月は本当に何が起こるかわかりません。3月メジャーSQ値の予測も難しく、暴騰の後に暴落のような展開もあり得ると思います。ただ、“一週間”という期間であれば買える場面はあるかもしれませんので、その際はまたお伝えします。時期が近づけば、もう少し予測の精度も上げられると思います)

現在の私のポジションは、“今年最小の規模”にまで縮小して、ロング・ショートは半々。昨日ビットコインをロングで拾いましたが、週明け早々にドテンすると思います。それ以外にはゴールドをショート中。(日経先物もショートしていたのですが、金曜ナイトで手仕舞いしました)
というわけで、今週一週間でまとめますと・・・米国市場が崩れることがきっかけで、年始より続いた上昇が逆転。“株もコモディティもビットコインも下がる場面”がやってくるという想定で、ここからは「ショート多め」になります。ただし、米国株指数が下落でも、為替が円安になれば日経平均としてはプラス材料なので、“相対的に日経優位”ということはあり得ます。
(為替は不確定要素が多くて難しいので、あくまで仮で考えるようにして下さい。ファンダ無視してテクニカルだけで言えば、ドル円133円までの上昇可能性が一番高く、135円台までは難しい気がします)
しばらくの間は予測が難しい相場なのであまり参考にならないかもしれませんが、ご了承ください。

(※トレードで勝ち続けるためにも、「わからない時にはポジション縮小」がおすすめです。実際のところ、私も2021年は積極的に億のポジションを取っていましたが、2022年にウクライナ侵攻が始まったあたりから不安定な相場を意識して、大きく張る場面は少なくなりました。今年も、年始だけ大きくしましたが、その後は徐々に縮小させています。今の私の本音を言えば、(決算など)相場観を保つために参加してるだけであって、別にノーポジションで休んでも良いと思ったりします。それくらい今の相場はノイズが多い=ランダム性が高いということです。(ランダム性(ギャンブル性)を限りなく小さくすることが、トレードで勝つための鉄則です)
・・・ちなみに、「ランダム性が高い」というのは、“読みにくい”というだけであって、“下落リスクが高い”という意味ではありません。相場自体は堅調で底堅く、通常の調整や下落はあっても、大暴落の可能性は低いように思えます。もちろん、日銀総裁の件では大口も翻弄されて手口が遅れている部分もあるので、これから下への仕掛けが増えてくるとは思います)


【2月6日(月)~】 メインシナリオ

【下に追記あり】ここまでほぼ想定通りの展開が続いてきたのですが、金曜の雇用統計後の動きは想定外でした。(注※説明不要だと思いますが、今は経済が良ければ利上げ懸念で株価下落) 現在「円安(ドル高)・ゴールド安」で動いていますが、私の想定ではこの展開になるのは来週からだと考えていたので、予定より1週間早いです。私のシナリオでは、今週までが「円高(ドル安)・ゴールド高・米国株高」で、来週から“すべて逆転する”という想定でした。この点に関して、もしかするとシナリオ自体が変わった可能性もあるのですが、それでも、まだ一時的な動きである可能性もありますので、当初のシナリオをもとにして考察していくことにします。(変更があれば追記するかもしれません)
いずれにせよ「株はまだ強い」と考えており、年始より続いてきた買い目線は継続中です。中期の投資戦略としては、「1月から2月上旬までが買い場」という結論にしたいと思います。

詳しい説明は後ほどするとして、まずは先週の振り返りからしていきます。
日経平均に関しては「2月SQまで28000円を目指して上がる(超える可能性あり)」と言っていましたが、これは変更ありません。私自身も日々銘柄を入れ替えながら売り買いしていましたが、基本的には“上目線”でした。ただ、個人的には決算ミスを2つしてしまい、それが足を引っ張って(日本株では)あまり利益は残せていません。
決算に関しては、以前も書いたことがありますが、基本的には“またがない方が良い”です。マイナスになるケースの方が多いからです。それでは、どんな決算であれば狙っても良いのかというと、「他の人が気づいていないと思える場合」です。一般的には良いと思われていないけれども(何らかの要因で)自分は決算が良いと判断している場合。そのような場合には、サプライズで上がってくれる可能性があります。一方で、どれだけ決算の数字が良くても、誰もがそれを予想できる場合には“すでに株価に織り込まれている”ということで売られることの方が多いです。(今回の私の決算ミスもこのケースでしょう) つまり、“決算が良くても悪くても売られることが多い”ということで、よほどの好材料でもない限り、決算をまたいで勝てるのは少ないです。ですので、決算前には手仕舞いするか縮小するようにして、“決算後からまた買っていく”のがトレードとしては正解です。決算が良かった銘柄はあらかじめリストに入れておいて、次の押し目を狙っていくのが良い投資戦略でしょう。
(逆に、決算が悪ければリストから外します。チャート上では可能性が残っているように見えても、決算が悪いものはいずれ売られるからです。特に、大口は分割して売ってきますので、底打ちまで日数がかかる場合もあります。決算が悪い銘柄は、もうその時点で見る必要がありません)

要するに、これはどんなトレードでも共通して言えることなのですが、「誰でもわかるようなトレードはしない」ということです。(=一般投資家が考えることは逆指標) ニュースなどで普通に出回っている情報を見てトレードするというのは、“誰でもわかること”なのだから当然勝てません。決算の話でも、“同業他社の決算が良かったからこの会社の決算も良いだろう”と考えるのは誰でもわかることなので、(普通に決算が良かったとしても)すでに株価に織り込んでいます。誰でもわかるようなトレードはせず、“誰もが気づいていないことに先に気づく”というのが投資で勝つための鉄則です。そのために情報を探す・・・というのも良いのですが、実際には それだけでは限界があり現実的ではないでしょう。自分の得意分野ならわかっても、それ以外も含めて詳しく知るのは難しいからです。ですので、ニュースや情報をもとにしたトレードをしている限り、勝つことはできません。それではどうすれば良いのかというと、先ほど言ったような“決算が良かった銘柄や注目の銘柄”をあらかじめリスト化して監視しておくことです。その中で「下がりきって→底打ちして→折り返そうとしている」ものがあれば、それが他の人がまだ気づいていない銘柄です。そのような銘柄であれば、その段階で入れば期待値の高いトレードができます。業績が良いにも関わらず下がっている銘柄というのは、いつか下落が止まって折り返すタイミングがやってきます。すべては、その時点からの“期待値で考える”ということです。

さて、決算ミスで日本株はあまり利益を出せなかったのですが、ナスダック・SP500・ビットコインのロングでは十分な利益を出せました。これが先週の私の利益のメインだったと言えます。(※今の日本株は難しいです…) そして、この週末にビットコインは下がると見ていたので、金曜のうちにビットコインは一旦手仕舞いしました。再度 月曜から買っていく予定で、前回「ビットコインの上昇本番はこれから」と書いたように、今週が本格的な上昇局面だと考えています。また、米国株指数も上昇再開で考えているのですが、そのためには“金曜ナイトの動きが否定される”必要があります。つまり、「円安ドル高に動いたものが、再び円高ドル安に戻る」という展開です。その判断ポイントとしては、ゴールドを見ることにします。ゴールドは先週ロングで入ることを考えていましたが、実際には一度も上昇転換を見せないのでエントリーチャンスがないまま下がってしまいました。おそらく1850ドルあたりで下げ止まると思っていますが、ひとまず買い目線は終了。冒頭で書いたように、来週からはどちらかと言えば“売り目線”になります。(※ゴールドだけでなく、株もビットコインも来週から売り目線)
為替に関しては、前回「ドル円130円台からはショート」と書いていたように、実際に130円台からのショートを何度か取りましたが、最後のエントリーは金曜に上抜けしたためロスカットで終わりました。
先週の間にドル円131円台まで上がるとは思っていなかったのですが、それでもまだ円高シナリオの想定は変更していません。ですので、(今週に関しては)下がりそうであればショート狙いで継続し、上がる場合でもロングするつもりはありません。本格的に円安で考えるのは、来週(もしくは木・金あたり)だからです。

というわけで、今の注目ポイントは「雇用統計後の動きが一時的かどうか」です。もしこれが一時的であって、再び「円高(ドル安)・ゴールド高・米国株高」になりそうであれば、その方向に乗っていきます。そうならなければ、今週は静観することにします。
ただ、いずれにしても“円安恩恵”のある日経平均に関しては、上目線で良いと思います。2月SQに向けての強い上昇を想定し、“今週大きく上がって来週から崩れる”という想定です。(その段階で円安になるかもしれません)

現在の私のポジションですが、日本株はだいぶ縮小することになりました。年始よりホールドしてきた鉄鋼株も手仕舞いすることになり、最後は中山製鋼所だけ残ったのですが、それも金曜で手仕舞い。そして、実は残っている銘柄が円高銘柄のため、週明けにはそれらもストップにかかるかもしれません。そうなるとさらにポジション縮小になるのですが、改めて相場全体を見直した上で、月曜から積極的に買っていこうと考えています。
(※本当に円安(と言うよりドル高)になるかどうかの見極めが必要なので、月曜はその点に注目して監視するつもりです。もし当初のシナリオ通り円高継続なのであれば、ここまで持ってきた銘柄(鉄鋼・銀行など)を再度買い直すことになります。ちょうど良い押し目だったことになるでしょう)

日経先物は、金曜にロングで入っています。ナスダック・SP500も(一部利確して)まだロング中ですが、週明けにはSP500を追加買いしたいです。ビットコインも週明けから買っていきます。
一方で、原油だけはショートポジションを持っています。これは大きめのポジションで、それで株ロングのヘッジをしていたような感じです。原油は今週までが下目線。良い水準まで下がってきました。今後、全体的に売られた後には “コモディティ買いの相場”がやってくると考えていますが、おそらく来月ではないでしょうか。

まとめますと、ここからの展開予想としては「今週は最後の上昇」という感じで、それが終われば2月中旬から下旬にかけて総崩れになるようなイメージ。そうなると昨年末のような“手出し無用”の状況になって、ショートメインで利益を出すことになると思います。(※と言っても、暴落とまではならないでしょう) 実際のところ為替(ドル円)がどうなるのかわかりませんが 、“今週は最後の買い場”のつもりで積極的に利益を出していきたいところです。

【追記】月曜朝の時点で少し書いておきます。今週は上がるとも下がるとも言いづらい形になってきました。これでは手が出せないので積極的な買いも売りもしないと思います。強いて言えばSP500が上抜けでロングするか、週の終わり頃であればそれ以外も買えるかもしれません。ニュースには翻弄されないようにしましょう。
(一時的に上がっても期待値が低く、難しい相場です。ビットコインも一旦下がると思います。ドル円が上昇していますが、133.5円で折り返すと思います。最大でも135円でしょう。先物の需給にも変化が出てきており、強い買いが徐々に弱まっている感じです)


【1月30日(月)~】メインシナリオ

前回「日経27000円あたりから下落想定」と書きましたが、これは週明け早々の段階で「27500円が天井」という見解に変更していました。ですので、その水準までは買っていけるという判断で買い継続していました。ただ、最初に理解して頂きたいのは、“今の相場はかなり異常”だということです。数年に一度と言えるくらいの異常な過熱感があり、様々なデータから考えれば“いつ下がってもおかしくない”という状態です。それでも事実として上がっているわけですし、手口を見てもまだ上を見ている状況。28000円を目指す(最終的には超える?)ような気がします。つまり、「2月に入ってもまだ上がるだろう」ということが最優先の考えです。
ここまで来ると何かあるのかと疑いたくなりますが、とりあえず上昇が続く主な理由は“テクニカル要因”だと思います。細かい理屈は抜きにして、テクニカルで上を見ているから買われている。なので、今の相場における一番のファクターは「5日線より上か下か」だけだと考えます。それほどテクニカルが重要な局面であり、ここで専門知識をもって分析しても意味がないと思います。
そんな相場なので「どうなるかはチャート次第」であって、考えても仕方ない部分もあるのですが・・・ それでも全体の流れから見て、2月中旬あたりから“ここまで上がってきたものが全部崩れる”ような想定でいます。その展開に関しては月をまたいでから考察することにして、今回はとりあえず直近1週間のことだけ書くことにします。

まともに考察するには難しい相場ですが、とにかく「強い」ということには変わりないと思います。ただ、それでも私自身は「1月中は少し調整するのでは?」と考えています。理由としては、ここまであまりにも強く上昇しすぎたことで、月末に利確売りがそれなりに発生するような気がするからです。そのため、週明けには一時的に下がると考えて、私は金曜引けでポジションを縮小しました。ここで一旦縮小しておいて、2月に入ったタイミングで再度買っていくという考えです。ただ、このプラン自体は週の中盤で考えていたのですが、想定していたよりも下がるのが早かったです。私の想定では金曜の相場は強く推移して、(週明けに下がる想定なので)金曜引けで縮小すれば良いと考えていたのですが、実際には金曜ザラ場から下落が始まってしまい、ポジション調整のタイミングがずれてしまいました。また、これは私のミスなのですが、少しショートも入れておこうと思ったら、間違えてロットを大きくしてしまいました・・・ 仕方ないので先物でヘッジのロングを少し入れたのですが、失敗談として一応書いておきます。

さて、そんな実際のポジションはどうであれ、想定自体は「まだこの勢いは続く。けれども1月末に少し調整」という仮シナリオを立てています。これは、基本的には「下がったところは押し目」で考えることになります。ビットコインもゴールドも、下がれば押し目買いです。
為替に関しては、ドル円130円を超えた水準ではショートしたいです。(実際、何度かショートで取りました) 昨年から続く円高トレンドはかなりエネルギーが溜まっているので、本格的に上に抜ければ強い上昇になりそうで、そうなれば“今後の相場が入れ替わる起点”になると考えています。(※137円あたりまで上がりそう) それでも、“今はまだ相場が強い”ということで、今週中はこのトレンドは変わらないと考えています。2月SQまでこの調子で推移するのではないでしょうか。ですので、1月中の下がったところでは拾っておいて、「2月から上昇再開」というシナリオが一番あり得る展開だと考えています。ビットコインの上昇本番もそこからではないでしょうか。それまでは上下するかもしれませんが、振り回されないようにしましょう。

私自身はポジション縮小したとはいえ、鉄鋼株は相変わらず強いのでそのまま保有で残しています。それ以外には一時的に商社や銀行株を追加しました。強いものは残しつつ、弱いものを外したという感じです。
そう言えば、先ほど“テクニカル要因で上がっている”と言いましたが、前回このように書いていました→「金曜夜の時点では“大きな相場転換の可能性”に気づき、ナスダック指数のロングを入れています」 これがまさに “テクニカルでの買いサイン”だったということです。(=5日線の上抜けタイミング) そして、このタイミングでナスダックが上がったことで、仮想通貨でも何でも上昇したということです。このナスダックロング(とビットコインロング)に関してはポジション調整で一旦利確してしまいましたが、また今週中に入るつもりです。今はナスダックのチャートが重要なので見ておくべきでしょう。
もう1つ前回書いたことで、「今年に入って上昇している銘柄を中心に探してみて下さい」と言いました。銘柄選定に関しては、これがヒントになると思います。ゴールド、ビットコイン、ナスダックもこの条件に含まれることになりますし、それ以外には中国株やSP500も考えています。
先週は米国ではマイクロソフトの決算、日本では信越化学の決算など、注目の決算もありましたが、今はそこまで関係がないと思っています。理屈で考えると失敗する“異常な勢い”の相場なので、テクニカル判断で上昇が続くものに素直についていくだけで良いのではないでしょうか。実際、主要なチャートで次々にトレンドラインを上抜けしています。(注※ ただし、日経平均に関しては為替(円高)の影響があるので一概には言えません)

・・・以上。今回はここまでにして、今後の展開については次回改めて考えることにします。今は激しい相場なので日ごとに想定が変わる可能性もあり、あまり先のことを考えても仕方ありません。来週以降には、鉄鋼・ビットコイン・ゴールドなど、ここまで上昇したものが全部崩れるタイミング(=おそらくそこでドル円上昇)を見極めることになるのではないでしょうか。その頃には悪材料ニュースが出て市場コントロールしてくるかもしれませんし、もしかすると、決算シーズンということもあって悪い決算などがきっかけになるかもしれません。もちろん重要な指標発表やイベントもあります。本格的に崩れれば、買いよりも「売り優位」の相場になってきますので、ビットコインなどもショートを狙う考えです。


【1月23日(月)~】 メインシナリオ

お伝えしていたシナリオ通りとなり、週明けの展開も含めて大勝ちの週になりました。そして、今週からの結論を先に言いますと、「日経平均は売り、株は買い」です。この矛盾した言い方には説明が必要となりますが、とても重要な週です。そして、実はこれまで、“シナリオ自体は正しくても、伝え方が間違っていたこと”に気づきました。非常に長くなりますが、順番に解説していきます・・・
(※今回は、私のトレード履歴として残す目的もあるため、まとまりが悪く長いです。適当に読み飛ばして頂ければと思います)

何から説明すべきか迷うのですが、先週の振り返りから始めます。
前回どのように伝えていたのかというと、「ここまでとは逆で (今週に限って)円安で日経上昇」「仮想通貨は買い」など書いていました。そして、「17日から買っていく」と追記もしました。それで大正解だったとはいえ、実際にはとても激しい相場だったと思います。私も昨年12月以来となる大きなポジションを取っていたこともあり、普段より相場に注視していました。何と言っても、最大のイベントが18日の日銀会合です。“これが起点となって円安・株高になる”というシナリオ想定で合っており、17日の買いタイミングもぴったりでした。が・・・その直後に関しては、いわゆる“往って来い”の展開になり、その点は想定外でした。
日銀会合前、私は為替はノーポジションだったのですが、先に予告していたように“上抜けすればドル円ロング”で入るつもりでした。そして、エントリー後の決済もIFO注文で入れていたところ、想定の上値まで一瞬で上昇して100pips以上を抜いた後、急落となりました。この急激な戻りを見た時点で、“何か想定と異なる事象があるのかもしれない”と考え、強い銘柄は残して弱い銘柄は少し利確しました。ただ、これは後出しのようになってしまうのですが、その数日前に「もしかすると (円安ではなく)円高・株高になるかもしれない」と考え、実際に追記でも書いたことがありました。ただ、それを書いた後に為替の相関が元に戻ったように感じたので「やはり円安株高」と修正しました。今、こうして考えをまとめていてわかったのですが、私はこの時点で“為替のランダム性”に気づいていたのだと思います。だとすれば、おそらくこの傾向はまだ続くと思います。どういう意味かというと、“今の為替はわからないし、為替と株の関係もわかりづらい”ということです。そして、「株」の予測も、ここから非常に難しくなります。

私は前回、「相場予想が難しくなる」という話をしました。もちろん相場というのは普段からランダムウォークで難しいものなのですが、それでも“今の相場を動かすメインファクター”というものがあったりするのです。それを見つければ、それを基準にして相場考察することができます。このnoteは昨年から続けてきたわけですが、昨年からの相場で一貫して言い続けてきたのが“金利”。市場において、金利こそが最重要ファクターであることは当然言うまでもないことですが、昨年は米長期金利が上昇するフェーズだったので、特に金利を意識してきたのです。そして、私の相場予測というのも、この金利を中心とした為替の動向、為替・各指数の波動シナリオ、代表的なコモディティとの相関から考察してきました。ただ、今年になると、これまでの「金利(=米長期金利)」に加えて「日本の金利」も見なければいけなくなりました。アメリカの金利だけではなく(日本株をやるのであれば)日本の金利も見なければいけなくなり、そうなると当然、その両者の金利差によって為替の強弱にも影響することになり、非常に複雑さを増すようになりました。もし今の相場で簡単に円安・円高と言っているような人がいれば、その人は相場に対して無知だと言えるでしょう。わかる人ほど難しく感じるはずで、こんな難しい相場はありません。
円高トレンド中なのは間違いないのですが、今日この瞬間の為替の方向がわかりにくく(※上がってから下がる可能性あり)、おそらく市場参加者の多くもわからなくなっていると思われます。それがボラティリティを大きくしている要因かもしれません。FX取引をする場合の1つの対策としては、クロス円ではなく、ユーロドルなど円を介さない通貨ペアを考えるのは良い方法だと思います。ただ、今の私はFXがメインではなく、メインは株取引。そのサブとして、為替は“わかりやすいところだけ取っていく”というスタンスなので、そこまで見るつもりはありません。それよりも、どのセクターに資金が向かっているか、各指標がどう動いているかを見る方が私のトレードには影響してきます。
ということで、“日銀は大丈夫”ということは最初からわかっていたとは言え、それでも、ここからの為替に関しては“わからない”という考えに至りました。もちろん、より細かく分析すれば精度を上げられるのかもしれませんが、今の私はそこにエネルギーを向けるべきではないので考えません。このような相場でFXをするなら、“短期のテクニカルトレードのみ”が良いでしょう。(※短期のテクニカルは、ファンダが影響しないので初心者におすすめです。上がるか下がるか決めることなく、素直に需給に従えば良いです)

話を戻して、日銀会合後の“往って来い”の後の解説を続けます。日本市場が終わってからも、日経先物は下落しました。ただ、正直なところ、その日の資金の動きやセクターの強弱を見た私の結論としては、「なぜ下がったのか不思議なくらい」で「十中八九ここから上がるはず」という確信になっていました。なので、ナイトの先物で5日線近くまで下がったタイミングでは強気でロングを入れましたし、翌日には片っ端から拾っていきました。それでは、なぜ上がると判断したのか?その理由を思い出して並べてみます→
売っていたのは国内の個人投資家であって、海外投資家は大きく買い。ゴールドマンも上目線に変更なし。大口はオプションで買い仕掛けを入れていた。まだ(その時点では)円安になる状況だった、など・・・そして、その後「GPIFのリバランス売り」の可能性があるという意見を見ました。国債が大きく動いたことで株保有比率を下げる必要があったということですが、それならばこの下落理由も納得です。いずれにせよ、下げ要因よりも上がる要因の方が多く、リスクリワードとしても悪くないということでロングで入ったということです。そして、次は「日経27000円あたりから下落開始」という想定なので、そろそろドテンショートを考えます。

以上の説明でご理解頂けると思いますが、現時点ではまだ上目線であって、ほぼロングポジションのみです。(※これは前回の話とは逆で、前回は “ロングしたくても条件に合うものがなかったのでショート”が残りました。反対に、今回は “ショートするものがなかったのでロングばかり”が残っています)
さらに、金曜夜の時点では“大きな相場転換の可能性”に気づき、「ナスダック指数のロング」を入れています。 あと、予定していたビットコインも、数日前に下げたタイミングで大きく買っています。

さて、話が長くなるのですが、ここから仮想通貨の話をしておきます。私は年始より「1月は仮想通貨が上がる」と言ってきました。そして、その上昇は“ここからが本番”だと考えており、今週少し下げた後、次の上昇波では大きく上抜けしていくと考えています。ただ、こんな話をすると、じゃあ仮想通貨を買えばいいのか?と思われるかもしれませんが、そうではありません。私は単に、わかりやすく目立つ動きだから仮想通貨の話をしているだけで、実際には「仮想通貨が上がるくらいなら、何でも上がる」ということです。トレーダーであれば、この認識を忘れないで下さい。(※ちなみに当然ですが、仮想通貨が下がれば何でも下がるとはなりません。逆は真ならずです)
以前より説明していますが、仮想通貨というのは通貨としての将来性や半減期などは関係なく、「ボラティリティが大きいハイテク銘柄」と考えるように言ってきました。なので、なぜ私が今年に入って仮想通貨が上がると言ってきたのかというと、その理由は単に、昨年からの流れで「ナスダックやSOX(フィラデルフィア半導体)指数が上がる」と想定していたからです。
ここで、冒頭に書いた「私の伝え方が間違っていた」という話につながります。ここまで、そもそも“仮想通貨が上がる”と言っていたから説明が難しくなっていたのです。そうではなく、これを「ナスダックが上がる」と言い換えれば、今年に入ってからのすべてのシナリオが説明つきます。別に、わざわざ手数料や税金が高い上に取引所リスクもある仮想通貨を買わなくてもいいのです。ミーム株でも何でも上がるのだから、普通に「株を買い」で良いのです。
そして、ここまで、ダウや日経平均にこだわった考察をしてきたから、(指数は下がるけど地合いは良いなど)説明がややこしくなっていました。とにかく金利が下がるのだから「個別株を考えれば良い」ということです。このように、指数と個別株を切り分けて説明すれば良かったのです。これが私の間違いでした。(※ちなみに私は仮想通貨は法人口座なので税金面は気にせず取引していますが、そうでなければ仮想通貨よりも株を買います)

というわけで、最初から「今月はナスダックや個別株を考える」と言っておけば良かったのです。しかし、ここで注意があるのですが、それが為替です。ナスダックが上がる・仮想通貨が上がる・何でも上がる・・・はずなのに、ここから「日経平均は下がる」という想定なのです。先ほど、先物27000円付近でドテンショートと言ったように、日経は下目線です。これに関しては、日本とアメリカの状況の違いを考えなければいけません。(※このあたりは私以外の人でも解説できることなので簡単な説明にしておきます→) 私は先日、米国市場が全面安になった瞬間、ほぼ確信したことがあります。“これでアメリカはリセッション入りして、株価が上がっていくだろう”ということです。「経済と市場の逆相関」「経済にとって悪いニュースは、市場にとって良いニュース」という説明は、コロナ以降何度もしてきました。株価というのは、半年先を織り込むものです。経済が最悪の状況になれば、“これ以上は利上げしないだろう(必要ないだろう)”と市場は判断し、利下げ想定=株価が上がり始めます。だから真っ先にナスダックやミーム株、仮想通貨までもが上がったということです。テック企業のレイオフも株価にとってはプラスですし、FRBも市場をうまくコントロールできているのかもしれません。だとすれば、ここからのトレード戦略としては、「ここから来月上旬までの上昇に付き合って、その後から崩れていく」というシナリオ想定で考えたいと思います。
この流れはつまり、「アメリカは逆金融相場から抜け出そうとしていて、日本は反対に、利上げで逆金融相場に入った」という状況になります。そのため、今後利上げ局面から抜け出すアメリカとは異なり、日本市場は残念ながら下目線。昨年には何度か「(為替の影響で)日本株は相対的優位」という表現をしましたが、今年はこれが入れ替わります。ただ、そうは言っても、これを“日経平均”という指数で考えているから説明が難しくなるわけで、この説明をやめようと思います。少なくとも米国市場が良くなるのであれば市場全体は悪くないわけなので、「(日本株であっても)指数や為替の影響を受けない株は買い!」というのが結論です。複雑なことは考えず、“上がり続けているものを買えば良い”という話です。実際のところ、為替が変動するから日経平均も上下して多くの銘柄が上げ下げするのであって、“その影響を受けない銘柄は上がり続けています”。その1つが、今年に入って私の主力銘柄になっている「日本製鉄」。上昇の初動から入っていて、ずっとホールド中です。(※本音を言えば資金の全部を投じてもいいくらい条件が良かったのですが、一応他の銘柄も買いたいのでそれはやめました。それくらい上がる確信があったということです)
銀行株も大きく持っていましたが、先日保有を減らしました。現在は日本製鉄を主軸にしながらグロース株もたくさん買っていて、急騰しているものが多数あります。例えばEDP、東京通信、シダックス、農業総研など。このように、銘柄選定さえ間違えなければバブルのような上昇なのです。そして、週明けに一旦上昇が落ち着けば、次はコモディティ買いのタイミングが来るかもしれません。
というわけなので、指数が下がるから下目線という言い方は適切ではありませんでした。私の伝え方が間違っていました。ここからは「日経平均は売りでも、株・仮想通貨は買い」ということで、2月上旬くらいまではこの戦略にさせて下さい。(円高になりそうであればヘッジで先物ショート入れると思います) 今年になって、為替や日経・ダウの話をしていたから説明が難しくなっていましたが、シンプルに銘柄ごとの“需給”だけを見て、しっかり上昇に乗っていきましょう。まだ買い場は継続中ということで、今年に入って上昇している銘柄を中心に探してみて下さい。
(※ちなみに、2月中には全体的な下げ局面を想定していますので、長期では考えないようにして下さい。今は一時的に市場操作がうまくいっているだけだと思います。強気で買いではなく、銘柄によっては”買ってもよい”です)

(※週明けには全体的に上昇するでしょうが、くれぐれもここで焦って高値掴みはしないようにして下さい。現在のビットコインもそうですがショートカバーによる部分が大きいので、もし狙うとしても、出遅れている銘柄だけにしましょう。短期トレードならこの上昇は利確するタイミングであり(=私も利確していきます)、ここで買うのは典型的な失敗パターンです。
トレード手法の基本ですが、トレンドラインを抜けた直後にインできなければ、その銘柄は手を出してはいけません。正しいタイミングは、「その上昇が終わって、抜けた起点のポイントまで戻ったところでエントリー」です。それまでは「抵抗線」だったトレンドラインを抜ければ、次はそのラインが「下値支持線」になるからです。抜けて上がって、下がったところでインするのが正解。勝てる人は、このような基礎を大事にして、負ける人は、このような基礎をおろそかにします。高値掴みをやめるだけでも相場で生き残れる確率が上がりますので、ぜひ意識するようにして下さい)


【1月16日(月)~】メインシナリオ

(※「日銀YCC撤廃」という話が出回っていますが、以下はその件は考慮することなく書いています。誰もが知れる情報は参考にせず、どんなトレードであっても最終的には“需給”で判断です)
新年が始まってまだ2週間ですが、今の相場は本当に考察のし甲斐があります。何も考えずにトレードすると、振り回されて損してしまうのではないでしょうか?前回は「まだ上下するけれど来週から上がるだろう」と書いていましたが、実際にCPIをきっかけに“上がって→下がった”1週間でした。そして、(今のところ)その次の週(=今週)からは上がるというシナリオで考えています。
ただ、先に1つ訂正しておきますと、「今週金曜の引けで買いメインにする」と書いたことに関しては、実際にはそうなりませんでした。もちろん当初はそのつもりで考えていたのですが、金曜の時点ではまだ下方向に優位性があったため、ショートもかなり残る結果になりました。(※ロングを入れてもロスカットにかかって銀行・鉄鋼などしか残らず、逆にショート銘柄を増やしたことで、結果的にショートの方が多く残ることになりました。さらに、日経先物も5日線を明確に割ったのでショート中です)
そして、円高についても当初想定していたラインを下回っています。ドル円に関して、前回私は「おそらくこの下落は129円まで(125円を目指すのは次の波動になる)」と言っていました。しかし、早くも128円を割ることになり、そうなると別の軌道シナリオになる可能性も出てきます。今の相場は「為替(ドル円)主導」という部分があるので、まずは為替から説明していきましょう・・・

1週間前のドル円は132円でした。この時点で私は“131円台で一旦反発”を考えていたため、131円台ではロングして132円台で利確しました。その後、CPI発表後に131円を割ったところで、やはり当初のシナリオ通り「129円までの下落になる」と考えてショート。そして、実際に129円に到達したところでドテンロングしました。通常であれば私はこのような逆張りはしないのですが、129円は想定していた下値だったのでロングしました。・・・しかし、129円も明確に割ったためロスカット。その後も再度の反発を狙ったのですが、微益で撤退して今はノーポジションです。
さて、「今の相場は為替主導」と言ったように、円高か円安か?ドル円次第の部分があり、ドル円の動きを起点として相場が変わります。そして、先に言いますと、今週はこのドル円下落が止まることで “ここまでの相場とは逆の展開”になると想定しています。(※ただ、懸念点はすでに129円を割って推移していることです。本来ならこの129円で止まって、週明けから反発するシナリオでした。日銀政策決定会合次第ですが、まずは129円まで戻すかどうかがポイントでしょう)

それでは、「為替主導で逆の展開」について説明します。以前よりお伝えしているように、「円高(ドル安)=ダウ↑日経↓」「円安(ドル高)=ダウ↓日経↑」となります。そして、年始からお伝えしてきたシナリオというのは、「まずは円高でダウが上がり、それに釣られて日経も徐々に上がり始め、円安になることで本格的に日経上昇」ということでした。しかしながら、その“円安”という展開が始まらないので、日経の本格上昇が遅れているということです。(※とは言え、円高時には新興・小型株を買えるので、地合いそのものは悪くはならないと言いました。実際、マザーズ優位となって先週前半の雰囲気は悪くなかったはずです。ここでは私も買いメインで利益を出しました)
誤解して頂きたくないのは、今はあくまで「長期の下落&円高トレンド」の真っ最中です。ここからの上昇というのは、その中での “一時的な”日経上昇・円安タイミングの話をしています。それでも、このnoteでは1週間単位の話をしていることもあり、12月上旬で中期的な上昇トレンドが終わって以来 久しぶりに(今年初めて)日本株を買えるタイミングなので、こうして“短期的な買い場”としてお伝えしています。(※それまでの日本株買いは1週間も続かないのでお伝えできず、だから“ダウ指数ロング”だけを言っていました)

繰り返しになりますが、ここまで円高だったので「ダウ↑日経↓」だったのが、円高が止まって「ダウ↓日経↑」になるというのがここからの想定です。ただし、そのシナリオは今週限定であって、翌週からはまた戻る(ダウ↑日経↓になる)と想定。さらに2月からはダウも含めた相場全体の下落も考えています。ですので、逆に言えば「日本株上昇を狙うならここしかない」ということ。だからこそ今週は積極的に買いを狙うつもりで、週明けにショートを手仕舞いすれば、チャートで上昇転換した銘柄を片っ端から買っていくような戦略で考えています。そして、金曜引けですべて手仕舞いし、来週以降の相場(ダウ↑日経↓に戻る)に備えて、またダウ指数ロングすると思います。
(注※ 今週は“これまでと逆の展開”と言いましたが、今の円は強いので明確な円安にはならないかもしれません。もしかするとあまり動かない可能性もあるので、今は為替を触るつもりはありません。なお、これだけ大きく動いた後なので、すぐに上昇というわけではなく乱高下するとは思います。それも承知の上で、方向が確定した銘柄から買っていきます)

あと、“今月は上がる”と言ってきた仮想通貨に関しては、この週末に大きく上昇しています。私は軽くロングで入っていたのですが、昨日10%の上昇を見て一度利確しました。(※もともと短期の利確予定でした) 今週下がれば、再度買いを入れます。仮想通貨は「1月はロング、2月はショート」という戦略で考えており、年間通してはレンジ想定です。(※ちなみにどのように判断しているのかというと、金利やSOX指数を見ています。仮想通貨単独では考えておらず、仮想通貨の材料やストーリーなどは判断要因にしていません)
それ以外には、ゴールドのショートタイミングも待っていたのですが、まだ強いので難しいかもしれません。いずれにせよ、今週は基本的には「ここまでの逆」と考えて、実際の資金が向かう先が入れ替わるかどうかを見極めたいと思います。
(※先物で26300円あたりまで上がるかどうかがポイントです。そこを超えれば強気買いですが、仮にそうならなくてもセクターを絞って積極的に買いたいです。次にどのセクターが来るかわかりませんが、ここまで続いた銀行・鉄鋼以外に、海運・ハイテク・資源・エネルギーなどにも注目してみます)

金曜ナイトに下落したことで、果たしてどうなるでしょうか?市場が開いてみなければわからない部分も多いです。ただ、今年の相場はこのような展開が続くような気もします。一時的に上がってもまた下がり、1週間で雰囲気が変わるようになると “1週間先”を考察するのも難しくなり・・・ もしかすると、来月以降には何も見通せなくなって相場予想できなくなるかもしれません。そうなると毎週更新しても書くことがなくなるのですが、それはそれで仕方ありません。その都度どこかで優位性のある市場を探すしかありませんし、何も見つからなければ “休むも相場”ということなのでしょう。今年の相場は、プラス成績で終われば十分に成功と言える水準かもしれません。考えられる有効な戦略としては、暴落後の大底での高配当株買いなどでしょうか。
(=次に大きく下がれば、すぐには相場が戻らないと考えているためです。ここで、コラム「配当狙いの投資方法」について書こうと思ったのですが、今回は時間がないのでまた次回以降にさせて頂きます。不況時には有効な投資法になるのですが、注意点があります)
【1/17追記】メモ代わりの追記です。17日より今週中は日本株を買っていきます。日銀会合後かもしれませんが、当初のシナリオ通り「円安(ドル高)株高」と考えています。上抜けでドル円ロングでも良いと思います。(そして来週から下落想定) 仮想通貨は今月中は買いです。


【1月10日(火)~】メインシナリオ

新年が始まって1週間が過ぎました・・・ 1/2にnote更新したのですが、その時点では市場が開いておらず何も考察できなかったため、1/4に追記。そして、そのシナリオがそのまま完璧に当てはまりました。
基本的なシナリオとして考えていたのが、年始には円安推移。そこから逆に円高に振れれば、それがダウ上昇につながって相場全体が上がるという展開予想でした。(※ただし円高なので日経平均はすぐに上がらず、スロースタートになる) 先週狙うとすれば「ダウ指数ロング、原油ショート、ゴールドロング」と言っていましたが、金曜夜の雇用統計後、まさにその通りの動きになりました。年始からのドル円ロングも雇用統計後のショートも両方取れましたし、一連のすべての戦略がかみ合うことになって幸先の良い新年のスタートになりました。
(※もう説明不要だと思いますが、指標発表は相場が動くきっかけに過ぎません。指標の結果や数字自体は重要ではありませんので、後出しの相場解説を見るくらいならマーケットそのものを見るようにしましょう)

とは言え、日本株に関しては簡単ではないので、詳しい説明が必要になります。新年の相場が始まってからの大口の動きを見て私が考えていたのは、「まずは売られるだろう」ということでした。“ゴールドマンもアムロも下目線”と追記で書いていましたが、そんな雰囲気が変わったのが木曜の市場が終わった段階。ようやくそこで買い仕掛けが入り始めたので、“金曜は上がる”ということがわかりました。ですので、金曜から買い多めにしていきました。ここでの考え方としては、「連休前は個人が手仕舞いを考えるタイミングなので、逆に大口は踏み上げてくる」ということです。(=個人の逆を狙ってくるため) そして、ここで上げておいて、9日(祝日)に売り崩してくるという展開を予想しています。なので、私は金曜ナイトで上がった段階で、日経先物をドテンショートすることにしました。(※昨年から先物の祝日取引が始まったにも関わらず、1/9は取引できない祝日になっています。だからこそ狙われやすいと考えているのですが、現時点の私のポジションがロング多めなので、そのヘッジの意味でのショートでもあります)
ここからの日本株(日経平均)は難しい動きになり、まだすぐには上がらないと考えています。連休明けに下がるのであればそこは買いタイミングなのですが、また下がったりして、安易に“連休明けに上がる”とは言えなくなりました。1月SQはどちらかと言えば上で見ていますが、今週全体を通して見れば上も下も両方あり得るような展開で、結局「本格的に上がるのは来週から」になりそうです。ですので、また前回と同じになってしまいますが、引き続き “今週も仕込み場”ということになるでしょう。スロースタートの日本株なので、もう少し我慢の地合いだと言えます。

そんな難解な日本株なのですが、直近でわかりやすいのは“円高”ということです。ですので、私は金曜の引けの段階で、円高想定のポジションを組みました。それまでは円安だったので円安銘柄を中心に買っていたのですが、その銘柄をそのままドテンショートしていたりします。あと、グロースも買える地合いということで新興・小型株も積極的に買っており、そちらもうまくいきそうです。(ですので、指数が下がったとしても市場の雰囲気は悪くない気がします)
さて、それではこの円高がどこまで続くのか?ですが、長くは続かないと思います。前回、「ドル円125円を目指すには反発が必要」と書きました。今の勢いによる下げは、せいぜい129円あたりでしょうか。(先日までは131円で見ていたので、131円もあり得ます) ですので、またすぐに反発して円安に動き、本格的に125円を目指すのはその次の波動になると思います。これは数ヶ月くらいの期間で考えている流れなので、それまで細かく上下することになるでしょう。(注:125円より下がらないと言っているわけではありません。それ以上の円高になる余地はあります)
(年末年始を挟んだこともあり)少し前から為替は相関性に不自然な動きが多く、なかなか長期シナリオが立てられません。直近の波動がどこで止まり、どこまで反発するか?という実際の動きを組み合わせることで ようやく精度を高められるだけなので、今はあまり長期のことは考えない方が良いと思います。もちろん、言うまでもありませんが評論家の意見・予想などは何の参考にもならず、見ても仕方がありません。

・・・なかなかはっきりしない日本株の解説になりましたが、話をまとめると 「まだ上下するけれど、来週から上がるだろう」というのが現時点での見解です。(※それでも地合いは良くなりつつあります)
ここまでの戦略「ダウ指数ロング、原油ショート、ゴールドロング」に関しては、原油・ゴールドは良い水準まで来たので早めに手仕舞いします。(※円安になりそうなら、ゴールドはドテンショートも狙います) 一方で、ダウロングは、ここが“初動”となって上昇が続くと考えてさらに伸ばします。前回書いたように、この動きが起点となって“相場全体が良くなっていく”というのが今月のメインシナリオです。
というわけで、特に大きな変更がなければ、今週金曜の引けで買いメ